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32、星を見に行こう
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真島side
久美の病室には、大吾ちゃん、兄弟、秋山、錦山、峯…みんなが久美の周りで祈るように俯いとった
「兄弟!」
「はぁ…やっと来た」
「久美…は…」
「久美?兄弟来たで…久美…」
恐る恐るベッドの上を覗く
「…っっ!!」
そこに眠っているのは、俺の知っとる久美なんかじゃなかった…
「おい…久美?」
「なんで…なんでこんな姿に…」
柄本が
「何週間もほとんど何も食ってねぇ、おまけに寝れてねぇ、倒れてからは点滴だけで生きてるようなもんだ。本人が生きるのを拒否してる」
「久美っ!」
久美の横に座り込む
手を触ってみる
全く動かない…生気がない
「久美!久美!来たで!目開けろや!すまんかった…久美…」
「真島、酷だろうが…厳しいぞ」
「そ、そんな…どうにかしてくれや!なぁ!助けてくれや!久美…愛してる...久美っ!…」
「お前、なんでもっと早くそれ言ってやらんかったんや!!久美をこないなるまでほっておいて!」
兄弟に掴みかかられる
「冴島さん!落ち着いて!みんな…外に出よう」
大吾が、みんなを病室の外へ連れて行く
久美の頬を撫でた
あのパッと咲くような笑顔の久美
怒ってプーっと膨らませてた頬…今は頬もこんなにこけて別人みたいや
「久美…兄弟の言う通りや…俺のせいや…」