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27、覚醒
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桐生ちゃんの話を聞いて、出会った時って
【龍が如く】の記憶は無かったんだ…
桐生ちゃんや吾朗さんを見てもわからなかったんだ…
あの時、神室町のアーチの前で急に思い出した。そしたらそこまでの記憶が無くなった…何なんだ一体…
どうしてこの世界に来てしまったのかはわからない
戻れるのか戻れないのかもわからない
でも…今ここにいるアタシは
吾朗さんを、愛してる…離れたくない
「久美?大丈夫か?」
『あ、はい』
っていうか…最初は桐生ちゃんに恋してたんだ…
龍が如くの記憶があったら初めから吾朗さんに恋してたと思うけど…でも、桐生ちゃんが助けてくれたんだもんね…そりゃカッコイイし、声イイし、優しいし惹かれるのも無理はないか…
だから、桐生ちゃんに迫られると強く拒めなかったのかもしれない
あの時の自分には…何も言えない
「久美…俺の気持ちはあの時から変わらない、変えられないんだ」
「でも、久美の幸せは願ってる」
『桐生さん…あの…アタシ…』
「いいんだ。そもそも俺が勇気がなかった…それだけだ」
『…』
「ほら、兄さんが待ってるぞ」
久美の背中を押す
『あのっ!』
久美が振り返る…あの部屋を出て行ったときの久美と重なる
俺のことを見上げて、瞳が揺れる
そんな目で見るな…
「久美…幸せになれよ」
『…っ…』
もう一度背中を押して
そして、ドアを閉めた
「くっ… 久美…ッッ!」
胸が苦しくて、自分ではどうすることも出来ない感情が押し寄せる
今すぐにでもドアを開けて久美を抱き締めたい
だが…
「…もう遅いんだ… 久美は兄さんを選んだんだ…それでいいんだ」
俺は、この先も久美を見守り続けようと誓った
ずっと…俺の一番の女である久美を…
【龍が如く】の記憶は無かったんだ…
桐生ちゃんや吾朗さんを見てもわからなかったんだ…
あの時、神室町のアーチの前で急に思い出した。そしたらそこまでの記憶が無くなった…何なんだ一体…
どうしてこの世界に来てしまったのかはわからない
戻れるのか戻れないのかもわからない
でも…今ここにいるアタシは
吾朗さんを、愛してる…離れたくない
「久美?大丈夫か?」
『あ、はい』
っていうか…最初は桐生ちゃんに恋してたんだ…
龍が如くの記憶があったら初めから吾朗さんに恋してたと思うけど…でも、桐生ちゃんが助けてくれたんだもんね…そりゃカッコイイし、声イイし、優しいし惹かれるのも無理はないか…
だから、桐生ちゃんに迫られると強く拒めなかったのかもしれない
あの時の自分には…何も言えない
「久美…俺の気持ちはあの時から変わらない、変えられないんだ」
「でも、久美の幸せは願ってる」
『桐生さん…あの…アタシ…』
「いいんだ。そもそも俺が勇気がなかった…それだけだ」
『…』
「ほら、兄さんが待ってるぞ」
久美の背中を押す
『あのっ!』
久美が振り返る…あの部屋を出て行ったときの久美と重なる
俺のことを見上げて、瞳が揺れる
そんな目で見るな…
「久美…幸せになれよ」
『…っ…』
もう一度背中を押して
そして、ドアを閉めた
「くっ… 久美…ッッ!」
胸が苦しくて、自分ではどうすることも出来ない感情が押し寄せる
今すぐにでもドアを開けて久美を抱き締めたい
だが…
「…もう遅いんだ… 久美は兄さんを選んだんだ…それでいいんだ」
俺は、この先も久美を見守り続けようと誓った
ずっと…俺の一番の女である久美を…