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25、あの時、この場所で〜桐生side
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久美の体を離す
『はぁ…はぁ…』
「すまん、久美…」
『桐生さん…』
「じゃあ、またな、飯美味かった」
ドアに手をかけると
『…』
久美が、俺のジャケットの袖を掴んだ
「?どうした」
振り返ると、紅く火照った顔と潤んだ瞳で見つめられた
おい…それは駄目だぞ
「久美…これ以上は…」
『ハッ…す、すいません!』
「いや…俺こそ突然すまん」
そして、部屋を出る
扉に寄りかかり、フゥーっと深いため息が漏れた
頭を冷やそうと外に出てタバコを吸う
そこに兄さんがやって来た
この人はいつもスゲータイミングで来るよな…
「よぉ!桐生ちゃん」
「ああ、兄さん」
「久美ちゃんどや?」
「あ?ああ、元気だぞ」
「ほっか、ちょっと顔見に行くかのぅ」
「あ!兄さん!」
「ん?なんや?」
「いや、久美はこれから多分仕事だと思うぞ」
「そうなんか?なんやぁー残念やなぁ」
ホッとしてる俺がいる
あんな久美を兄さんに見せたくない
外で兄さんと一服してると、支度を整えて出勤していく久美と会った
「久美ちゃん、これから仕事なんか?」
『あ、真島さん!おはようございます』
「おう!おはよーさん!」
『はい!仕事行ってきます!』
「頑張りや〜」
『はーい』
「お、せや!仕事何時に終わるんや?」
『えっと…今日は5時ですね』
「ほぁか、んじゃそのくらいに迎えに行くわ!飯でも食いに行こか」
久美がチラッと俺を見た
『あ、はい!』
「んじゃ、後でなぁ〜」
なんでこうもみんな簡単に誘えるんだ?
いや、誘うどころか俺はすっ飛ばしてキスなんてしちまったんだが…
兄さんは、ルンルンでスキップしながら本部へ入っていった
それ以来、久美はよく兄さんと飯を食いに行ったり飲みに行ったりしてる
焦ってきてる…
ここの所よく、久美と目が合う
何か言いたげなその瞳はフルフルと揺れている
「久美…今日ちょっと付き合ってくれないか?」
『は、はい!』
「仕事終わったら、会長室に来てくれ」
『わかりました!』
なんつー笑顔するんだ…
期待しちまう
『はぁ…はぁ…』
「すまん、久美…」
『桐生さん…』
「じゃあ、またな、飯美味かった」
ドアに手をかけると
『…』
久美が、俺のジャケットの袖を掴んだ
「?どうした」
振り返ると、紅く火照った顔と潤んだ瞳で見つめられた
おい…それは駄目だぞ
「久美…これ以上は…」
『ハッ…す、すいません!』
「いや…俺こそ突然すまん」
そして、部屋を出る
扉に寄りかかり、フゥーっと深いため息が漏れた
頭を冷やそうと外に出てタバコを吸う
そこに兄さんがやって来た
この人はいつもスゲータイミングで来るよな…
「よぉ!桐生ちゃん」
「ああ、兄さん」
「久美ちゃんどや?」
「あ?ああ、元気だぞ」
「ほっか、ちょっと顔見に行くかのぅ」
「あ!兄さん!」
「ん?なんや?」
「いや、久美はこれから多分仕事だと思うぞ」
「そうなんか?なんやぁー残念やなぁ」
ホッとしてる俺がいる
あんな久美を兄さんに見せたくない
外で兄さんと一服してると、支度を整えて出勤していく久美と会った
「久美ちゃん、これから仕事なんか?」
『あ、真島さん!おはようございます』
「おう!おはよーさん!」
『はい!仕事行ってきます!』
「頑張りや〜」
『はーい』
「お、せや!仕事何時に終わるんや?」
『えっと…今日は5時ですね』
「ほぁか、んじゃそのくらいに迎えに行くわ!飯でも食いに行こか」
久美がチラッと俺を見た
『あ、はい!』
「んじゃ、後でなぁ〜」
なんでこうもみんな簡単に誘えるんだ?
いや、誘うどころか俺はすっ飛ばしてキスなんてしちまったんだが…
兄さんは、ルンルンでスキップしながら本部へ入っていった
それ以来、久美はよく兄さんと飯を食いに行ったり飲みに行ったりしてる
焦ってきてる…
ここの所よく、久美と目が合う
何か言いたげなその瞳はフルフルと揺れている
「久美…今日ちょっと付き合ってくれないか?」
『は、はい!』
「仕事終わったら、会長室に来てくれ」
『わかりました!』
なんつー笑顔するんだ…
期待しちまう