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17、大阪へ
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「久美っ!」
「しっかりしろ!兄さん目が覚めたんだ!」
…え
「兄さん、目が覚めたんだよ」
『ほ…ほん…と?』
「ああ、久美の事探してるぞ」
これ以上ないくらい、大粒の涙が溢れてきた
病室に着くと、緊張して入れないアタシを桐生ちゃんが手を引き扉を開ける
そこには、いつものニヤリと笑う兄さんがいた
『ま…真島さんっ!』
「おぅ!久美」
『生きてるっ!ホントに生きてる?』
「あん?何言っとんねん!こんくらいで死ぬわけないやろ!」
『もう…心配したんだからぁ…』
「泣くなや〜おまえ、ずーっと泣いてたんやろ、目が真っ赤っかや」
『だって、真島さん遠くにどんどん離れて行っちゃうんだもん。手を伸ばしても全然捕まらなくて…』
「なんやそりゃ」
「夢を見てたみたいだな、久美は」
「魘されてましたね。真島さん真島さんって」
ちょ!二人で見てたの?
やめてぇーー!
「アホやな〜久美は。ワシの生命力舐めたらアカン!」
『もう…!』
「良かったな、久美」
『桐生さん…大吾さん…ありがとうございます』
「兄さん、すまなかった」
「やめーや!お前が謝ることやないで」
「いや、油断した…」
「なんや桐生ちゃん…謝ってばっかりやな!」
「久美んときも、今回もお前のせいやない」
『そうですよ、いつも支えてくれて感謝してます!』
「んぁ!あ、ああ…」
兄さんは、ホントは2週間の入院だったのに、退屈で死んでまう!といって1週間後に退院した
結局、騒動のせいで蒼天堀での兄さんの昔なじみと会うというのは叶わなかったけど、「また連れてきてやるからな」と言うことだったので楽しみは次に取っておくことにした。
神室町に帰ってきて柄本医院で治療を続けている
幸い弾は貫通しており、傷の治りも人間とは思えないくらい早い!と太鼓判を押されて今はスッカリ元気にしてる
だけど…
あの時に嬉しさのあまりアタシが甘やかし過ぎて、めっちゃワガママになってる!
「久美〜なぁ〜コッチ来いや」
『今は無理です!』
「ええやろ?な?」
『もー!』
「久美〜好きや」
『はいはい』
「なんや!そないどーでも良さそうな返事しおって!」
『アタシも大好きですよ…真島さん』
「吾郎って呼んでーなぁー」
『え?』
「もうええやん、吾郎って呼びっ!」
『…』
「黙るなっ!」
『ぶっ!』
「笑うなっ!」
『あはははははは!』
本当に、死が二人を分かつまで…
ううん、その後もずーっと一緒に居ようね
吾郎さん
「しっかりしろ!兄さん目が覚めたんだ!」
…え
「兄さん、目が覚めたんだよ」
『ほ…ほん…と?』
「ああ、久美の事探してるぞ」
これ以上ないくらい、大粒の涙が溢れてきた
病室に着くと、緊張して入れないアタシを桐生ちゃんが手を引き扉を開ける
そこには、いつものニヤリと笑う兄さんがいた
『ま…真島さんっ!』
「おぅ!久美」
『生きてるっ!ホントに生きてる?』
「あん?何言っとんねん!こんくらいで死ぬわけないやろ!」
『もう…心配したんだからぁ…』
「泣くなや〜おまえ、ずーっと泣いてたんやろ、目が真っ赤っかや」
『だって、真島さん遠くにどんどん離れて行っちゃうんだもん。手を伸ばしても全然捕まらなくて…』
「なんやそりゃ」
「夢を見てたみたいだな、久美は」
「魘されてましたね。真島さん真島さんって」
ちょ!二人で見てたの?
やめてぇーー!
「アホやな〜久美は。ワシの生命力舐めたらアカン!」
『もう…!』
「良かったな、久美」
『桐生さん…大吾さん…ありがとうございます』
「兄さん、すまなかった」
「やめーや!お前が謝ることやないで」
「いや、油断した…」
「なんや桐生ちゃん…謝ってばっかりやな!」
「久美んときも、今回もお前のせいやない」
『そうですよ、いつも支えてくれて感謝してます!』
「んぁ!あ、ああ…」
兄さんは、ホントは2週間の入院だったのに、退屈で死んでまう!といって1週間後に退院した
結局、騒動のせいで蒼天堀での兄さんの昔なじみと会うというのは叶わなかったけど、「また連れてきてやるからな」と言うことだったので楽しみは次に取っておくことにした。
神室町に帰ってきて柄本医院で治療を続けている
幸い弾は貫通しており、傷の治りも人間とは思えないくらい早い!と太鼓判を押されて今はスッカリ元気にしてる
だけど…
あの時に嬉しさのあまりアタシが甘やかし過ぎて、めっちゃワガママになってる!
「久美〜なぁ〜コッチ来いや」
『今は無理です!』
「ええやろ?な?」
『もー!』
「久美〜好きや」
『はいはい』
「なんや!そないどーでも良さそうな返事しおって!」
『アタシも大好きですよ…真島さん』
「吾郎って呼んでーなぁー」
『え?』
「もうええやん、吾郎って呼びっ!」
『…』
「黙るなっ!」
『ぶっ!』
「笑うなっ!」
『あはははははは!』
本当に、死が二人を分かつまで…
ううん、その後もずーっと一緒に居ようね
吾郎さん