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11、絶体絶命※
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バァーーーン!!!
え…
扉が蹴破られて入ってきたのは…
『き、桐生…さん?』
「久美っ!無事かっ!!?」
『え?どうして?』
「兄さんから電話を貰った!」
「松島組に久美が攫われたって!」
「兄さんもこっちに向かってる!」
『真島さんが…?』
「お、おい!お前!久美に何してんだっ!」
「ッッッッ!!!」
桐生ちゃんがアタシを見て絶句してる…
やだ!桐生ちゃんに見られちゃった!
こんな時に意外と冷静な気持ちになってる!
「この野郎!」
突然飛びかかって松島をふっとばす桐生ちゃん
馬乗りになってボコボコに殴る
はだけたままで恥ずかしいんだけど…手錠のせいで隠すことも出来ず…
『あ、あの…死んじゃいますよ!それ』
はっ!と我に帰ったような顔をする桐生ちゃん
あ!こっち向かないで!
「久美!」
ちょっとフリーズする桐生ちゃん
ゴクリ…と喉の音が聞こえる
そりゃそうだ。胸は丸見え、ドレスの裾は捲くれ下着も顕になってる
「あ、あの…見ないで下さい…」
せめて脚を折り曲げ小さくなる
「はっ!あ!…すまん…」
ベッドに飛び乗って自分のジャケットをかけてくれる
『あ…ありがとうございます…』
やっと色んな実感が押し寄せて涙が溢れてくる
手錠をぶっ千切って…え?凄っ!
ぶっ倒れてる松島の胸ポケットから鍵を出して
やっと解放された
ちょっと安心したら涙が…
『う…ひっく…うっ!』
「… 久美…もう大丈夫だ…ほら」
『桐生さん…』
桐生ちゃんに抱きしめられた…
「安心しろ、な?兄さんもすぐ来るからな」
『は…はい』
「久美…」
呼びかけられ、桐生ちゃんを見上げる
「久美っ…」
グッと何かを我慢するように眉間にシワを寄せて桐生ちゃんが目を逸らした
「とにかく…東城会の本部へ連れてく」
『は、はい…』
車の中では、ずっと泣き続けるアタシを桐生ちゃんは何も言わず背中を擦ってくれていた
東城会の本部へ着くと直ぐに会長室へと桐生ちゃんに手を引かれて入る
ソファへ導かれて座っていると桐生ちゃんが、温かいコーヒーを持ってきてくれた
ふぅ…
桐生ちゃんは、ため息を一つつくとタバコに火をつける
『あ、あの…アタシにも一本貰っても良いですか?』
「あ?ああ…いいぞ」
落ち着こうとタバコに火をつけ、深く深く吸い込む
タバコを持つ手が震える
ふぅーーー…
「久美、さっき兄さんに電話しておいた。とりあえず無事に保護したと伝えたからな」
『はい…』
「あ…あんまり詳しいことは言ってない」
『あ…はい…』
よくよく思い出したら凄く恥ずかしいんですけど!いや、あのくらいで済んだから恥ずかしいなんて言えるんだけども…
桐生ちゃんに見られちゃった!
「久美?顔が紅いぞ?」
『いや…だって…桐生さん…見たでしょ?』
「な、なにをだ!」
『え…色々と…』
「んん…見てない…とは言えない…すまん」
『あ、いいえ…あの助けて貰えて本当に良かったです』
桐生ちゃんも顔が赤くなる
「しかし、久美。お前あんな格好で歩いてたから変なのに絡まれたんだろ?なんであんな格好で歩いてたんだ?」
『あ…はい』
やばい…そうだった
秋山さんの事とか話さないと不味いのかな
『あの…実は…』
一通りの流れを桐生ちゃんに話す
「ホントかそれ?そりゃやべぇな…兄さんが知ったら…」
『ですよね…だから秋山さんの事は言わないほうが良いかなと…』
「いや、兄さんはめちゃくちゃ勘が鋭いからな…下手に黙ってると秋山を庇ってると思って二人の関係を疑うかもな」
はっ!なるほど…確かに
『で、でも…秋山さんになんかしたりしないですかね、真島さん』
「そりゃな…でも秋山も兄さんに殴られても仕方ないだろ?そんなことして」
桐生ちゃん…ちょっと怒ってる
『でも、ちゃんと断れなかったアタシも悪いですし…』
「と、とりあえず…今はゆっくり休め。兄さんが此方に着くのにはもう少しかかるだろうからな」
と言って桐生ちゃんに頭を撫でられた
そしたらまた、ブァっと涙が溢れる
「久美…無事で良かった…」
見上げると桐生ちゃんが辛そうな悲しそうなそれでいてホッとしたような顔をしていた
思い出した恐怖と疲れでアタシはそのまま会長室のソファで泣き疲れて眠ってしまっていた
兄さんが着くにはまだ時間があるな… 久美の様子を見に行くか…
毛布を持って
部屋を除くと俺のジャケットを掛けたままスヤスヤとソファで丸くなって寝ている久美。
近づいて見ると、さっきの組長に無理やり脱がされたからなのか肩紐が引きちぎられたドレス…
隙間から胸の谷間が…
「ッッグ…!」
さっきの久美の姿が目に焼き付いてる
久美の胸…捲れ上がったドレスから伸びた太もも…
「いかん…」
桐生は、自身が熱くなってくるのをなんとか抑えようとする。
しかし、熱を帯びた気持ちは止むどころかどんどん激しく鼓動を打つ
「くっ…」
すると久美が寝返りをうった、俺のジャケットがバサっと落ちる
『う…ん』
心臓がありえないほど脈打つ
動いた久美のドレスの肩紐が解けて下着が見える
「………」
そっと手を伸ばす…
ツツーと胸の谷間に指を走らせると
『んん…』
「久美…」
柔らかく胸を触る
ドレスの裾をゆっくり捲り、太ももを撫でる
『ん…』
「久美…」
だ、駄目だ!これ以上は。止まらなくなる!
それに、あんな目に合ってきたって言うのに、俺は何してんだっ!
なんとか自分を抑えようと久美から顔を逸らすが、どうにも抑制出来ない欲が湧き上がる
寝顔の久美を見つめ…優しく唇にキスをした
これくらいは許してくれよな… 久美
そして、静かに部屋を出た
『ん…』
少し目が覚めると
毛布がかけてあった、暖かかった。桐生ちゃん…かな。
毛布に包まって、また瞼を閉じた…
え…
扉が蹴破られて入ってきたのは…
『き、桐生…さん?』
「久美っ!無事かっ!!?」
『え?どうして?』
「兄さんから電話を貰った!」
「松島組に久美が攫われたって!」
「兄さんもこっちに向かってる!」
『真島さんが…?』
「お、おい!お前!久美に何してんだっ!」
「ッッッッ!!!」
桐生ちゃんがアタシを見て絶句してる…
やだ!桐生ちゃんに見られちゃった!
こんな時に意外と冷静な気持ちになってる!
「この野郎!」
突然飛びかかって松島をふっとばす桐生ちゃん
馬乗りになってボコボコに殴る
はだけたままで恥ずかしいんだけど…手錠のせいで隠すことも出来ず…
『あ、あの…死んじゃいますよ!それ』
はっ!と我に帰ったような顔をする桐生ちゃん
あ!こっち向かないで!
「久美!」
ちょっとフリーズする桐生ちゃん
ゴクリ…と喉の音が聞こえる
そりゃそうだ。胸は丸見え、ドレスの裾は捲くれ下着も顕になってる
「あ、あの…見ないで下さい…」
せめて脚を折り曲げ小さくなる
「はっ!あ!…すまん…」
ベッドに飛び乗って自分のジャケットをかけてくれる
『あ…ありがとうございます…』
やっと色んな実感が押し寄せて涙が溢れてくる
手錠をぶっ千切って…え?凄っ!
ぶっ倒れてる松島の胸ポケットから鍵を出して
やっと解放された
ちょっと安心したら涙が…
『う…ひっく…うっ!』
「… 久美…もう大丈夫だ…ほら」
『桐生さん…』
桐生ちゃんに抱きしめられた…
「安心しろ、な?兄さんもすぐ来るからな」
『は…はい』
「久美…」
呼びかけられ、桐生ちゃんを見上げる
「久美っ…」
グッと何かを我慢するように眉間にシワを寄せて桐生ちゃんが目を逸らした
「とにかく…東城会の本部へ連れてく」
『は、はい…』
車の中では、ずっと泣き続けるアタシを桐生ちゃんは何も言わず背中を擦ってくれていた
東城会の本部へ着くと直ぐに会長室へと桐生ちゃんに手を引かれて入る
ソファへ導かれて座っていると桐生ちゃんが、温かいコーヒーを持ってきてくれた
ふぅ…
桐生ちゃんは、ため息を一つつくとタバコに火をつける
『あ、あの…アタシにも一本貰っても良いですか?』
「あ?ああ…いいぞ」
落ち着こうとタバコに火をつけ、深く深く吸い込む
タバコを持つ手が震える
ふぅーーー…
「久美、さっき兄さんに電話しておいた。とりあえず無事に保護したと伝えたからな」
『はい…』
「あ…あんまり詳しいことは言ってない」
『あ…はい…』
よくよく思い出したら凄く恥ずかしいんですけど!いや、あのくらいで済んだから恥ずかしいなんて言えるんだけども…
桐生ちゃんに見られちゃった!
「久美?顔が紅いぞ?」
『いや…だって…桐生さん…見たでしょ?』
「な、なにをだ!」
『え…色々と…』
「んん…見てない…とは言えない…すまん」
『あ、いいえ…あの助けて貰えて本当に良かったです』
桐生ちゃんも顔が赤くなる
「しかし、久美。お前あんな格好で歩いてたから変なのに絡まれたんだろ?なんであんな格好で歩いてたんだ?」
『あ…はい』
やばい…そうだった
秋山さんの事とか話さないと不味いのかな
『あの…実は…』
一通りの流れを桐生ちゃんに話す
「ホントかそれ?そりゃやべぇな…兄さんが知ったら…」
『ですよね…だから秋山さんの事は言わないほうが良いかなと…』
「いや、兄さんはめちゃくちゃ勘が鋭いからな…下手に黙ってると秋山を庇ってると思って二人の関係を疑うかもな」
はっ!なるほど…確かに
『で、でも…秋山さんになんかしたりしないですかね、真島さん』
「そりゃな…でも秋山も兄さんに殴られても仕方ないだろ?そんなことして」
桐生ちゃん…ちょっと怒ってる
『でも、ちゃんと断れなかったアタシも悪いですし…』
「と、とりあえず…今はゆっくり休め。兄さんが此方に着くのにはもう少しかかるだろうからな」
と言って桐生ちゃんに頭を撫でられた
そしたらまた、ブァっと涙が溢れる
「久美…無事で良かった…」
見上げると桐生ちゃんが辛そうな悲しそうなそれでいてホッとしたような顔をしていた
思い出した恐怖と疲れでアタシはそのまま会長室のソファで泣き疲れて眠ってしまっていた
兄さんが着くにはまだ時間があるな… 久美の様子を見に行くか…
毛布を持って
部屋を除くと俺のジャケットを掛けたままスヤスヤとソファで丸くなって寝ている久美。
近づいて見ると、さっきの組長に無理やり脱がされたからなのか肩紐が引きちぎられたドレス…
隙間から胸の谷間が…
「ッッグ…!」
さっきの久美の姿が目に焼き付いてる
久美の胸…捲れ上がったドレスから伸びた太もも…
「いかん…」
桐生は、自身が熱くなってくるのをなんとか抑えようとする。
しかし、熱を帯びた気持ちは止むどころかどんどん激しく鼓動を打つ
「くっ…」
すると久美が寝返りをうった、俺のジャケットがバサっと落ちる
『う…ん』
心臓がありえないほど脈打つ
動いた久美のドレスの肩紐が解けて下着が見える
「………」
そっと手を伸ばす…
ツツーと胸の谷間に指を走らせると
『んん…』
「久美…」
柔らかく胸を触る
ドレスの裾をゆっくり捲り、太ももを撫でる
『ん…』
「久美…」
だ、駄目だ!これ以上は。止まらなくなる!
それに、あんな目に合ってきたって言うのに、俺は何してんだっ!
なんとか自分を抑えようと久美から顔を逸らすが、どうにも抑制出来ない欲が湧き上がる
寝顔の久美を見つめ…優しく唇にキスをした
これくらいは許してくれよな… 久美
そして、静かに部屋を出た
『ん…』
少し目が覚めると
毛布がかけてあった、暖かかった。桐生ちゃん…かな。
毛布に包まって、また瞼を閉じた…