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11、絶体絶命※
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3人相手に戦えるわけもなく
なんて言う組なのか知らないけど、組事務所につれて来られてしまったアタシ
神室町からは大分車が走った気がする
一応目隠しはされてた
事務所に着いて直ぐに組長の所へ連れて行かれたけど、アタシはもちろん見たこともない人だったな
はぁ…これどうなるのかな…
きっと兄さんを呼び出すための人質ってところだろーけど
「フン…なかなかいい女じゃねーか」
ニヤニヤしてキモい!
「真島の女か…お前達!でかしたな!」
「はいっ!」
「さて、如何してやろうか…まあ、まず真島に連絡取ってみろ」
「ですが…親父!真島の連絡先なんて知らんのですが…」
「アホかっ!女の携帯でわかるだろーが!」
「あ…はいっ!」
あ…コイツら結構おバカかも…逃げられるかも
携帯電話をカバンの中から漁る
ちょうど着信が入ってきた
♪♪♪〜
「うわぁっ!」
タイミング良すぎて組員さんびっくり!
「おい!これ誰からだ?」
画面を見せてきた
『あ、これは真島さんではないです。友達です』
秋山さん…なんなのよもぅ!
「とりあえず出ろ!」
『はい…もしもし?』
「あ!久美ちゃん!さっきは本当にゴメン!」
『あ、ああ…はい』
「ちゃんと家に着いた?」
チラッと組員の顔を見る
『いいえ…あの…まだです』
「え?だってもう1時間位経ってるよね?」
『ちょっと知り合いと会いまして…それでその…話し込んでしまって…』
「ホントに?久美ちゃん、何かあったんじゃないよね?」
『あ、あの…』言いかけたら電話を奪われて切られてしまった
く、クソぉ…
「誰だ?」
『友達です』
「勘付かれなかっただろうな」
『多分…』
「フン!まあいい」
「早く真島に電話しろ」
「おい!真島にかけろ」
『はい…』
どうしよう…兄さん今絶賛浮気中とかだったら…なんてそんなことあるわけないよね
『あ、あの〜…今真島さん大阪ですのですぐには来られないと思いますけど…』
「あん?それならその間楽しむだけだ!」
ヒッ!楽しむ?何を?誰と?嫌だぁ!
とにかく兄さんに電話をかけてみる
♪♪♪〜
呼び出すけど出ない
いつもならワンコールででも直ぐに出るのに…
まさか…ホントに浮気…?
♪♪♪〜
『出ませんね』
「おい、お前本当に真島の女か?」
『あ…はい…一応…だと思いますが…』
「大阪で他の女とよろしくやってる最中か!グハハハハ!こりゃええ!」
『は…はは…』笑えない…
「おい、ねぇチャン!俺らも楽しむか」
『え…えっとーもう一度かけてみます』
かけようと電話を持ったら着信!
♪♪♪〜
『真島さんです!』
「お、来たな」
「出ろ!」
『もしもし』
「おお!久美ちゃんどないした?なんかあったんか?」
大有りですよ〜兄さん!
『あ、あの…』
話そうとすると電話を奪われる
「おい!真島ぁー!俺が誰だからわかるか?あ?」
「は?誰やねんお前…何で久美ちゃんの携帯で話してんねん!」
「そりゃお前、お前の女と一緒にいるからだ!ガハハハハ!」
「あん?どういうこっちゃ!お前ら久美になんかしようもんなら病院送りじゃすまへんぞ」
「んでも、アンタ今大阪なんだろ?直ぐに助けになんて来れねーよな?あの時の恨み…ま、お前に直接晴らさずともお前の大切なもんを奪っちまうってのもありだなヒヒヒ」
え…まさか殺されちゃうのかな
まさかね…カタギに手は出さないって聞くし…
「お前ら…誰やねん」
「松島組だ」
「ああん?どこやねんそれ!」
「嶋野組内真島組。あの時のカチコミで再起不能にさせられた松島だ!」
「知らんがな!ったく!とにかくワシに恨みがあるならワシに直接来いや!女に手ぇ出すなんざ後々コケにされるだけやぞ」
「そ、そんなことどーでもいいんじゃ!」
「とにかく、お前の可愛い女ボロボロにして送りつけてやるから楽しみに待ってろよ!」
「おい!待てやコラ!」
ピッ
あーあ…もうどうすんのこれ
絶体絶命!