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10、ピンチ
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ガチャっ
ドアが開いて秋山さんが入ってきた
「久美ちゃん大丈夫?」
『あぁ、大丈夫ですよ。今日はそんなに飲んでないので』
「警戒してるねぇ〜」
『そりゃそうです。未遂が一度ありますからね』
「あ!俺のこと?」
『そうですよ!』
「あの時かぁ〜あれ、惜しかったよな〜」
『は?』
「ホントにあと少しで久美ちゃんの唇奪えたのにさ、良いとこで真島さん来ちゃって」
命知らずですね…秋山さん…
『そういえばあの時、真島さんに殴られたりとかしなかったんですか?』
「ああ、真島さんにめっちゃ脅されたけど…〜まあ、未遂だったからね、上手く誤魔化したんだよ」
『でも、真島さんわかってましたよ』
「だろうね〜普段から鋭い人だけど久美ちゃんの事となったら100倍鋭くなるもんね」
『なのによく今回も誘って来ましたね、バレたら今度こそヤバイと思いますけど…』
「大丈夫大丈夫。上手いこと策を練ったからね」
『へぇ~』
ソファに座ってそんな話をしていたら秋山さんがグッと距離を詰めてきた
『だから!そう言うのやめてくださいって!』
「なーんか、最初の頃の久美ちゃんと違うんだよなぁ…」
そ、そうなの?
「でも、なんか吸い込まれちゃうんだよ…あの頃から… 久美ちゃんには…それに、以前の久美ちゃんよりなんかこう…フレンドリーって感じで余計に近づきたくなっちゃう」
『え?』
「花の蜜に吸い寄せられる蜂の気持ち…かな」
『いやいや、そんな口説き文句通じないですよ!』
「久美ちゃん…」
…っっ!
『ちょ、ちょっと!』
秋山さんがグッとアタシの腰に手を回し引き寄せる
『ホントにやめて下さい!』
「久美ちゃん…辞めたいんだけど…辞められないんだよ…」
ヤバイと思って力の限り秋山さんの胸を押す
立ち上がろうとした時にドレスの裾を踏んづけてしまった
『あ!』
「久美ちゃん!」
転びそうになるのと、秋山さんが覆いかぶさってくるのが同時になってソファに二人で倒れ込んでしまった
やばいやばい!これはヤバーーい!
この体制になると逃げ出すのが大変なのに!
そこは男の力に叶うわけがないのだ
でも、アタシは兄さんを裏切るわけには行かない!
すると顔を近づけてきた秋山さんが
「今頃、真島さんだって…大阪で楽しくやってるよ」
『は?』
なんかムカついた!ムカついて火事場の馬鹿力が、出た!
『離して、っください!』
「久美ちゃん!真島さん今頃どこに行ってるか知りたくない?」
『え?』
「真島さん、大阪に居たのは知ってるよね?そこでキャバクラの手伝いもしてたんだよ。でね、そこのキャストでいた子が今、蒼天堀でスナック経営してるんだ」
『それが何か?』
「その店に行ってるんじゃないかなァー」
『そりゃ昔馴染みの方のお店なんですから行ってても別に不思議はないですけど?』
「その人ね、ユキちゃんって言うんだけど、真島さん凄い可愛がってたみたいだよ」
だから何だっつーの!?
ユキちゃんはもちろん知ってるけどさ
原作では、そんな感じじゃなかったもん
ち、違うよね…
真島さんが大阪で…そんなことないもん!
「ちょっと待っててね」
秋山さんが何処かに電話をかける
「あー、あのちょっといいですか?いやいや、今度みんなで集まろう、って話になってまして、はい」
秋山さんは、突然電話をスピーカーにする
「なんや?そんなこと帰ってからでもエエやろ」
あ、兄さんの声…とともに聞こえてくる女性の声
「ねぇ〜ゴローちゃーん♥誰と話してるの〜」
「ああ?ちょっと待っとれや」
「この後アフター行くんでしょ?ねぇ、私彼処のお寿司食べたーい♪」
「わーったから、黙っとれや」
…。
「あ、すいません!お邪魔しちゃったみたいで!では帰ってきたらまた連絡しますね」
「あん?おお。何やねんな!ったく」
ピッ
は?
いや、キャバクラっぽいし女性の声もしたけども…ただ遊んでるだけというか付き合いで行ってるとかでしょ?
「ね?真島さんも楽しんでるでしょ?キャバクラ行くなんて言ってた?久美ちゃんにユキちゃんの話したことあるのかな〜?」
『無いですけど…別にそんなこと言うことでもないですよ!』
「真島さん、カッコイイからな〜モテモテだろうな〜」
『何が言いたいんですか!』
っ!
また秋山さんが距離を詰めてくる
今度は逃げられないようにガシっと!
少しだけ心のどこかに不安が渦巻いてたアタシは一瞬隙が出来てしまった
『あ、ちょっ、』
「久美ちゃん…」
んんっ!
後頭部を押えられ唇を塞がれた
んんんーーっ!
唇が離れる
『はぁ…はぁ』
「久美ちゃん…俺、止められない」
『いや、ちょっと!ホントに辞めてくださいってば!』
秋山さんがアタシのドレスの肩紐を下げようとする
『ちょっと!ホントに駄目ですってば!』
ああ…もうなんでこうなる!
力では叶わないけど、ここは大声を出すしかない!
『やめてぇーーーー!!!!』
「ちょ!久美ちゃん!」
流石にヤバイと思ったのか一瞬怯んだ隙に逃げ出す事ができた
『あの…秋山さん』
『無理やりこんなことしても、アタシの気持ちは変わらないですよ?せっかく素敵な秋山さんなのにこんなことしたら取り返しのつかないことになっちゃいますよ?』
「フッ… 久美ちゃん…男はさ、欲しいものは絶対に手に入れたいものなんだよ」
狩人っ!?
『とにかく、帰ります』
「この事、真島さんに言う?」
『言える訳ありません!』
「だよね…はは」
「でも、真島さんも大阪で何してるかなんてわからないよね」
まだ言うか!こいつめ!
『真島さんは、そんなことしません!』
啖呵切って飛び出して来た
モテモテかぁ…
真島さん…モテるだろうな〜
なんか泣きたくなってきたわ…
ドアが開いて秋山さんが入ってきた
「久美ちゃん大丈夫?」
『あぁ、大丈夫ですよ。今日はそんなに飲んでないので』
「警戒してるねぇ〜」
『そりゃそうです。未遂が一度ありますからね』
「あ!俺のこと?」
『そうですよ!』
「あの時かぁ〜あれ、惜しかったよな〜」
『は?』
「ホントにあと少しで久美ちゃんの唇奪えたのにさ、良いとこで真島さん来ちゃって」
命知らずですね…秋山さん…
『そういえばあの時、真島さんに殴られたりとかしなかったんですか?』
「ああ、真島さんにめっちゃ脅されたけど…〜まあ、未遂だったからね、上手く誤魔化したんだよ」
『でも、真島さんわかってましたよ』
「だろうね〜普段から鋭い人だけど久美ちゃんの事となったら100倍鋭くなるもんね」
『なのによく今回も誘って来ましたね、バレたら今度こそヤバイと思いますけど…』
「大丈夫大丈夫。上手いこと策を練ったからね」
『へぇ~』
ソファに座ってそんな話をしていたら秋山さんがグッと距離を詰めてきた
『だから!そう言うのやめてくださいって!』
「なーんか、最初の頃の久美ちゃんと違うんだよなぁ…」
そ、そうなの?
「でも、なんか吸い込まれちゃうんだよ…あの頃から… 久美ちゃんには…それに、以前の久美ちゃんよりなんかこう…フレンドリーって感じで余計に近づきたくなっちゃう」
『え?』
「花の蜜に吸い寄せられる蜂の気持ち…かな」
『いやいや、そんな口説き文句通じないですよ!』
「久美ちゃん…」
…っっ!
『ちょ、ちょっと!』
秋山さんがグッとアタシの腰に手を回し引き寄せる
『ホントにやめて下さい!』
「久美ちゃん…辞めたいんだけど…辞められないんだよ…」
ヤバイと思って力の限り秋山さんの胸を押す
立ち上がろうとした時にドレスの裾を踏んづけてしまった
『あ!』
「久美ちゃん!」
転びそうになるのと、秋山さんが覆いかぶさってくるのが同時になってソファに二人で倒れ込んでしまった
やばいやばい!これはヤバーーい!
この体制になると逃げ出すのが大変なのに!
そこは男の力に叶うわけがないのだ
でも、アタシは兄さんを裏切るわけには行かない!
すると顔を近づけてきた秋山さんが
「今頃、真島さんだって…大阪で楽しくやってるよ」
『は?』
なんかムカついた!ムカついて火事場の馬鹿力が、出た!
『離して、っください!』
「久美ちゃん!真島さん今頃どこに行ってるか知りたくない?」
『え?』
「真島さん、大阪に居たのは知ってるよね?そこでキャバクラの手伝いもしてたんだよ。でね、そこのキャストでいた子が今、蒼天堀でスナック経営してるんだ」
『それが何か?』
「その店に行ってるんじゃないかなァー」
『そりゃ昔馴染みの方のお店なんですから行ってても別に不思議はないですけど?』
「その人ね、ユキちゃんって言うんだけど、真島さん凄い可愛がってたみたいだよ」
だから何だっつーの!?
ユキちゃんはもちろん知ってるけどさ
原作では、そんな感じじゃなかったもん
ち、違うよね…
真島さんが大阪で…そんなことないもん!
「ちょっと待っててね」
秋山さんが何処かに電話をかける
「あー、あのちょっといいですか?いやいや、今度みんなで集まろう、って話になってまして、はい」
秋山さんは、突然電話をスピーカーにする
「なんや?そんなこと帰ってからでもエエやろ」
あ、兄さんの声…とともに聞こえてくる女性の声
「ねぇ〜ゴローちゃーん♥誰と話してるの〜」
「ああ?ちょっと待っとれや」
「この後アフター行くんでしょ?ねぇ、私彼処のお寿司食べたーい♪」
「わーったから、黙っとれや」
…。
「あ、すいません!お邪魔しちゃったみたいで!では帰ってきたらまた連絡しますね」
「あん?おお。何やねんな!ったく」
ピッ
は?
いや、キャバクラっぽいし女性の声もしたけども…ただ遊んでるだけというか付き合いで行ってるとかでしょ?
「ね?真島さんも楽しんでるでしょ?キャバクラ行くなんて言ってた?久美ちゃんにユキちゃんの話したことあるのかな〜?」
『無いですけど…別にそんなこと言うことでもないですよ!』
「真島さん、カッコイイからな〜モテモテだろうな〜」
『何が言いたいんですか!』
っ!
また秋山さんが距離を詰めてくる
今度は逃げられないようにガシっと!
少しだけ心のどこかに不安が渦巻いてたアタシは一瞬隙が出来てしまった
『あ、ちょっ、』
「久美ちゃん…」
んんっ!
後頭部を押えられ唇を塞がれた
んんんーーっ!
唇が離れる
『はぁ…はぁ』
「久美ちゃん…俺、止められない」
『いや、ちょっと!ホントに辞めてくださいってば!』
秋山さんがアタシのドレスの肩紐を下げようとする
『ちょっと!ホントに駄目ですってば!』
ああ…もうなんでこうなる!
力では叶わないけど、ここは大声を出すしかない!
『やめてぇーーーー!!!!』
「ちょ!久美ちゃん!」
流石にヤバイと思ったのか一瞬怯んだ隙に逃げ出す事ができた
『あの…秋山さん』
『無理やりこんなことしても、アタシの気持ちは変わらないですよ?せっかく素敵な秋山さんなのにこんなことしたら取り返しのつかないことになっちゃいますよ?』
「フッ… 久美ちゃん…男はさ、欲しいものは絶対に手に入れたいものなんだよ」
狩人っ!?
『とにかく、帰ります』
「この事、真島さんに言う?」
『言える訳ありません!』
「だよね…はは」
「でも、真島さんも大阪で何してるかなんてわからないよね」
まだ言うか!こいつめ!
『真島さんは、そんなことしません!』
啖呵切って飛び出して来た
モテモテかぁ…
真島さん…モテるだろうな〜
なんか泣きたくなってきたわ…