【魔界之小路】

町で、買い物をしていると道の端で商品を広げている男性がいて、その商品を眺めてみると脈絡のないものばかり。「この商品はどこで仕入れてるんですか？あなた何屋さん？」と聞くと「いやぁ…私実は通販がものすごく下手くそでして。」とにへにへと笑う男性

変な人…赤色の目立つサングラスかけてるし、髪型もあ女性のような感じだし…と思いながら、その日はなんとなく手に取った洗剤が安かったのでもらって帰る。定期的に来ては多種多様な物を売っているので面白くて、よく行くようになり、仲良くなる。
(そういえば、お名前も知らないな…)

たまに近くで買ったお団子を差し入れて一緒に食べたり。昼食食べに行く魔界之先生の店番頼まれたり。でも一度だけ手伝いに来てたドクたまたちを見かけて、(お子さんいるんだ…しかもあんなに沢山)と思い込んで少し距離を取るようになる夢子

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長期任務から帰ると同僚の魔界之が仕事を辞めて今はドクタケ領で忍者の先生をしているという。
ドクタケ忍術教室を訪ねてみると授業中だったので、魔界之の自室らしきところに潜入してみるとからくり屋敷のみたいで楽しい〜とか思いながら色々漁る。

昔デートした時に描いてもらったツーショットの姿絵が出てきてほっこりするくの一。
押入れの隙間から授業を覗いてみる。授業はなかなか楽しそう。
「今日の授業はここまでです。それで？あなたは何か用ですか。」と格好よく窓へ声をかける魔界之に教室がざわつく。

思わずずっこけて「相変わらず抜けてるわね…」と押入れ(反対側)から苦笑いしながら登場するくの一。ずっこけるドクたま。「なんだ貴女でしたか〜」とにこやかに笑う魔界之。
興味津々なドクたまたちに同僚だったくの一ですと紹介して「まあとりあえず私の部屋に行きますか」とくの一の腰に手を回す

明確に恋仲であった訳ではなく、
デートはしたことはあって、
「仕事辞めるなら連絡先置いとくか」
「連絡先くれるなら挨拶ぐらい行っとくか」
という関係な2人。

この後ドクたまたち(主に山ぶ鬼)に、くの一は質問責めにされる。

→続き 魔界之先生の元同僚