【浦風藤内】

藤内と一年生くのたま。
道に迷ったところを腕を引いてくれたり、生首フィギュアの貸し出しでお世話になったり、何かと縁があって頼りになる先輩に片想い中。
パパになる予習をしていたと小耳に挟む。学園中を走り回って藤内を探す。やっと見つけて、何事もなかった様にすれ違う様に装い声をかける。

先輩、良いパパになりたいんですよね？その前に良い旦那様になるための予習をすべきなのでは？「そっかぁ！それもそうだな。ありがとう、夢ちゃん！」とにっこりと笑って去ろうとする藤内。せ、先輩！私も良い奥さんになりたいんです。予習に付き合ってください！咄嗟で裏返った声で言ってしまう。

「ほんとぉ！？じゃ、来週末に一緒に街に出かけよう」しっかり予習しなくちゃ…と呟く藤内。次会う事自体が予習では？と首を傾げると「デートだろ？素敵なデートになる様に予習をするから、期待しててくれ」と肩に触れて目線を合わせにっこり笑顔。藤内が去った方を見つめて呆然とするくのたま。

この後上機嫌で教室まで帰る藤内
スパァーンと扉を開けて、予習に付き合ってくれと数馬に詰め寄る藤内
毎日放課後に予習に付き合わされる数馬
当日途中まで大丈夫だったのに、予想外の展開でテンパる藤内
でも楽しかった！とくのたまに言われて、上機嫌で帰る藤内
復習に付き合わされる数馬

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藤内のおかげで助かったよ、と思わずナデナデしてしまい、ハッ…12歳の男の子撫でたりしたら怒っちゃうのでは！？と思ったけれど、くすぐったそうな嬉しそうな顔してたから、もうグリグリ撫で回すしかないじゃないですか！
でも後日立花くんに撫でられて「こ、子ども扱いしないでくださいっ！」って遠慮気味に噛み付いてるのを見てびっくりしちゃった

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健康器具を部屋に転がしといたら、「夢さんこんなの使ってるんですね！どうですか？僕、まだ肩こりとかは大丈夫なんですけど、今後上級生になるに連れてストレスも増えるだろうから予習しておきたいし、何より夢さんの肩こりの解消に少しでも役立たてるなら…」って藤内が言ってくるから途中で抱きしめる。