【primaniacsまるマ】

今回、香水を喜び勇んで見に(香りを試しに？)行ったのは、まるマだからこそというのもある。
忍たまたちが香水つけてるなんて思わないし。多少の生活の匂いはあるだろうけど、それを香水にしてほしいわけじゃないし。
貴族や王城で生活してるからこその香りってあると思うの。それを今日は知れた。

コンラートだって自分で香水をつけるタイプじゃないだろうと思ってるんだけど、彼は血盟城で生活してるんだ。
自分では無頓着でも絶対に彼の匂いってあると思った。それが今回のこの香りだった。好き。

ヴォルフラムは生れながらロイヤルファミリーの末っ子として甘やかされて育った貴族の子の匂いがする。華やかな。艶やかな。
たぶん王城というよりツェリ様の…いや、シュピッツヴェーグかビーレフェルトの家の匂いなんじゃないかな？王城の彼の居室はこの匂いがするはず。

ピリッとスパイシーな香りが混じってるのが、彼の情熱を思わせるような事をお姉さんが言ってくれたけど、ほんともうそれなって気持ち。ありがとう。

陛下に関しては、王城の匂いでもついて少しはロイヤルフレグランスなのでは？いいえそんなはずはございません。自分じゃ香水なんて絶対しません。彼は地球の日本の一般庶民の男子高校生ですよ。という気持ちを肯定してくれる香り。彼の匂いというよりも彼の服の匂い。ジェニファーの洗濯の賜物。

これに汗の匂いが混じったら正しく有利君でしょう、という匂い。風呂上がりの彼に遭遇したらこの香りがする。
たぶんジェニファーさんはもっと華やかななんとかローズとかの香りが好き。旦那や長男は何も言わなかったけど、次男坊だけは年頃になって文句を言いだしたので、シンプルなのに変えました

「ゆーちゃんの為にシンプルな香りに変えてあげたのよ！ママはもっと甘ぁい香りが良かったのに」とぷりぷりしてる
「かちうまくんもしょーちゃんも柔軟剤の香りなんかなぁんにも言わなかったのに。ゆーちゃんだけは色々と拘りが強いみたいなのよねえ〜」と困った子みたいな言い方するジェニファーさん

------------------------------

------------------------------
長男閣下は華やかすぎない。落ち着きがある。おそらく閣下自身が落ち着くためにそういった類の香水を選んで、身につけてるんだと思う。世襲制ではないが魔王陛下の長男だし、貴族フォンヴォルテールだし。身だしなみと同様香りは日常の一部と化している彼が幼い頃に気に入って、そのまま使い続けている

彼が香水をつけてることに違和感を感じさせない安心できる香り。
たぶん、ねこちゃんやわんこちゃんを拾った時にきつくない程度のほのかな香り。すれ違っただけじゃわからない香り。
胸に顔を寄せて始めて知ることができる香りだと思う。

ヨザはお仕事中泥にまみれたりすることが常。だからこそ自分の家(眞魔国)に帰ってきた時は湯浴みをしっかりして、色男の嗜みとして香水もつけてる。
自分好みの、そして自分の派手な容姿に合った少し刺激を含んだこの香りを、自分らしさとして実は結構気に入ってる。

士官学校の頃、小遣い程度の金(生活費の余り)でちょっとお貴族様な幼馴染に憧れて買ってみた香水。学校時代に色々試して、この香りに落ち着いた。生活に余裕のある時だけ購入して極々たまに使ってる。
グリ江ちゃんの時は派手なものを沢山使い分けたりしてるけど、これはヨザックでいる時の彼の香り。