【水軍が懇意にしている刀鍛冶の娘】

職人肌の父親に代わり、商いを行う。「女の売る刀は買えない」とか言う人が一定数いるので、店先にいる時は男装。(一見さんを騙せればいいので、ご近所さんや常連さんは夢子が女性である事を知っている)
口が達者で、褒め上手。
水軍たちは常連なので、軽口もきく。

刀の扱いに関して、若手を叱ったりする。
逆に上の方だと武器の扱いも慣れているので、褒めた上で新しいものを勧めたりする。娘に褒められて別のものや新しいものを勧めてもらえると、若手たちは認められた！みたいな感覚で嬉しくなる。
刃物の買付、打ち直しの時の雑談が楽しみな水軍たちも多い。(一応客商売だし、気分良く帰れるので)

「間切くん、何か余分に油をつけたりした？それとも油分の多い魚に刺したとか？何れにせよ、変に油につけたら、ちゃんとした方法でお手入れしてね」
「え？うーん…いやぁ…はい…(なんかやったかな？)」
網問「これはみんなには内緒なんですけどね！間切、たまーに熊手で髪を梳くんですよ。ニシシ」