【夜のために寝る！(ドクササコ)】

「今日は久しぶりに夜の任務だぞ。今のうちに寝ておけ。」と言う凄腕さんに被せるようにドす部下が「ヒューー！！！忍者っぽー⤴︎いー⤴︎」と両手の指を鉄砲のようにして言いながら凄腕さんを指し「はーい！寝て来まーす！」とさっさと長屋に歩いていくのを眺めるただの部下になりたい。



去っていくドす部下を無言で見送って、振り返ると下を向いて長いため息をつくお頭がいるので、ギョッとして「どどどどうしたんですか！？お腹痛い！？」とか的外れな心配をして「お前は…お前はいいやつなんだがなぁ…お前もおつむが足りないよなぁ…」と半泣きで呆れられる女部下。