mha短編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「どうされましたか?」
私は、小高い山の上にある小さな教会のシスターをしています。
その日は、町への買い出し途中に通り抜ける林道で、蹲る人影を見て声をかけました。
「ヴ……く……」
真っ黒なマントを身に纏い白と赤の半々の髪色が特徴的なその男の人は、近くに行くと酷く真っ青な顔色をしておりました。
「た、大変です。どうしましょう……えっと、そうだ。お水……お水をお飲み下さいませ」
急ぎ持っていた籠の中から水筒を取り出して彼の口に宛てがいましたが、口の端から溢れてしまいました。上質そうなお召し物の首元が濡れてしまい私は更に焦りを覚えましたが、その水の冷たさのせいか、彼は薄らと閉じていた双眸を持ち上げました。
長いまつ毛に縁取られた瞳は、髪と同じく左右で色が違っていました。灰褐色と、鮮やかなブルーの瞳は、私が今まで見たものの何よりも美しくて、思わず息を止めて見惚れてしまいました。
男性に対して美しいと言う感想を持ったのは初めてのことでしたが、本当にまるで絵画の中から飛び出してきたかの様な美しさです。
「ぅ……、シ、スター……?」
掠れるような声に、ハッと意識を取り戻しました。いけません、神にお仕えする身でありながらなんてはしたない。ですが、本当に、今まで見た人の中で一番美しい造形をしております。
「はい。山の上の教会に仕えるシスターでございます。お加減はいかかですか?」
「ハハッ……おかしな…事を……。シスターがこの俺を、助けると……?」
「当然の事でございます。私に出来ることなど限られてはおりますが、出来ることであれば何なりとお申し付け下さいませ」
荒い息遣いで肩を揺らしながら彼は問いかけた。世捨て人なのでしょうか。しかし、そうであろうと悔い改める人を神は見捨てはいたしません。
真っ直ぐに彼の目を見て申しつければ、彼もまた私の目をじっと見つめてからポツリと声を出しました。
「ならば、この奥に俺の小屋がある。ソコまで運んでくれ」
「はい。よろこんで」
パッと声を明るくして答えた私は、急ぎ彼の腕を私の肩に回しました。流石におぶって歩く事は出来なかった為、彼の左腕を私の首に回して私の右腕を彼の腰辺りに回してその大きな身体を支えて差し上げました。
彼の指した方角は林の中でしたので、身体を支えて歩くのは一苦労しました。何度か転びそうになるのを必死に耐えて、シスター服のスカートの裾が破れるのも構わずに必死に歩きました。
彼は未だ具合が優れないようで、私の耳元でハァーッ、ハァーッと熱い吐息を吐き出しておりました。それが耳にかかるたびに何とも言えない心地となり、胸がドキドキと高鳴ってしまいます。
やっとの思いで彼の言う小屋に着いた頃には私は汗だくになっており、彼に負けないくらいに息が上がっていました。その辺りは特に木々が生い茂っていて日の光が届かず薄暗くなっておりました。
どうしようかとチラリと彼の方に目を向けると彼はハッキリと申しつけれました。
「中に入れ」
「はい」
扉には鍵はかかってきませんでした。
古びた扉を開けて中に入ると、何とも不思議なことに、外から見るよりもずっと広く清潔な部屋に入りました。
そうして部屋の奥にありました大きな寝台へ彼の身体を座らせると、私は空にも飛べそうな程身軽になった心地がしました。やはり男性を運ぶのはなかなかに大変でした。
しかし、彼は未だ荒い息遣いのままです。私は彼の前に膝を着き問いかけました。
「何か食べるられるものをお作りしましょうか?」
色違いの双眸が私をジッと見下ろします。本当に、なんと美しい人でしょう。
「いや……いい。それより、ここに座れ」
「え?……ですが……………は、はい」
申しつけられた言葉に戸惑っていると、ジトリと咎める様に見られてしまい、頷きました。
そうして、彼の寝台に浅く腰を下ろしました。それで、一体どうしたらいいのだろうかと思案していますと、彼の手が私の方へと近づいてきました。そして、彼のその白くて美しい手が私の胸元へ触れた瞬間でした。
バチッッッ
「ッッッ!!!!」
「ッ???え、な、なに……???」
白い閃光が彼の手を穿ちました。
それと共に彼が痛みに声を詰まらせました。私は何が起こったのか全く分からず、狼狽えるばかりです。
「チッ、………ロザリオを着けているのか」
「は……はい。勿論です」
「外せ」
睨むようにしながら、強い語気でそう言われて、私はロザリオを服の中から取り出して頭から抜こうとしました。
しかし、その時私の頭の中には神父様のお言葉が思い出されます。
ーーーいいかい。このロザリオは君を悪しき者共から護ってくれるから、決してその身から離してはならないよーーー
「ぁ…………」
ドクンドクンと、心臓が強く脈打ちます。ロザリオをギュッと握ったまま動かない私に、彼は再び強く言いつけました。
「それを外せ」
「ぁ、あの……ですが、これは、外せません……」
「何故だ」
冷たい目が私を射抜きます。
「こ、このロザリオは、悪しき者から身を護って下さるのです。決して離してはならぬと言いつけられております」
「だが、それでは俺を救えないぞ」
「え、え……??」
彼の指が私の頬に触れようとして、離れていきました。その代わりに唇を私の耳元へ寄せて囁きます。ゾク、と背筋が震えました。
「俺を助けてくれるんじゃないのか」
「ぁ、あの……わ、わたし……。でも、」
目を泳がせ戸惑っていた私でしたが、彼の顔が鼻先に触れそうなほど近くにやってきて目を離す事が出来ません。
「お前にしか俺は救えないんだ。俺を助けろ」
あゝ、なんと美しい
まるで、人では無いかのようです
「…………はい」
言われた通りロザリオを首から外しました。手が震えていて少し時間が掛かりましたが、彼は何も言わずじっと見届けていました。
それを外し手の中にギュッと仕舞い込みましたが、彼はそれを赦してくれませんでした。
「床に落とせ」
震える手で神に謝罪しながら其れを落とした瞬間、彼のブーツが其れを思い切り蹴り飛ばしました。
「あ!」
思わず声が出ます。ロザリオを足蹴にするだなんて、なんて言う事を。
しかし、彼の手が私の頭に回されて撫でるように動かされると言葉は出て来ませんでした。
「いい子だ」
低く囁かれるような声にギュウ、と心臓が強く締まります。ドキドキと感じたことの無い心臓の鼓動に戸惑っているとスラリと頰を撫でられました。そして、美しい顔がどんどんと近付いてきて、その紅い唇が私のそれと重なりました。
「ッッッ、」
驚く私の唇に、彼の柔らかなそれが押し当てられます。チュ、チュ、と角度を変えながら何度も何度も重なるそれに目を閉じ口を閉じて身を硬くすることしか出来ません。次第にハムハムと唇を食べられるかのように啄まれ、そして熱い舌がレロリと這いました。
「口を開け」
「で、ですが……」
「開けろ」
彼の目に射抜かれると、どうにも逆らう事が出来ません。彼の言う通りに薄らと口を開くと、ぬらりと熱い舌が入り込んできました。
「んぅッッッ……、ふぁ、……んぁ」
彼の分厚い舌は、私の口の中に入ると何の遠慮もなくあちこちを暴れ回ります。口を合わせているだけだと言うのに、私の身体は言う事を聞かなくなりました。
私の舌を絡め取って、ヌッチャヌッチャと大きな水音を立てられれば、頭がクラクラとします。歯の裏を撫で回されれば、腰がゾクゾクして身体の力が抜けてしまい、気付けばふかふかのベッドに背中を預けていました。そして口の中の天井を舌でスラスラと擦られれば、あられもない高い声が口から溢れて止まらなくなります。
「はぅあっ……ンンッッッ………はぁ、んん〜〜〜ッッッ」
こんな事は初めてで、どうすればいいのかわかりません。ボロボロと涙を溢しながら舌の動きに翻弄されていると、ようやく彼が唇を離し身を起こしました。
彼の美しい手が私の首筋をスラリと撫でます。冷たい指先が上がった体温に心地よいです。
あれ、ですが、私のシスター服は首元までしっかりとブラウスがあるはずなのに、どうして彼の手がソコを這うのでしょう。というか、アレ、胸元までなんだかヒンヤリとした空気を感じます。あれ、胸が、丸見えで、あ、彼の手が、私の胸に…………
「あッッッ♡♡」
キュッと、尖った胸の突起を彼の美しい指が摘み上げて甘い声が溢れてしまいます。ゾクゾクと全身に感じたことの無い甘い痺れが襲います。
あぁ、だけど、これは駄目です。
これは、神父さまに駄目といわれたやつです。こんなこと、シスターがしてはいけません。
「あっ、あのっ!ま、まって、くらさい!あぁっ、んんっ……ッ!あのっ、わ、わたしっぁっ、こんな事しちゃ、いけないとっ……アッ……神様に…ぁっ……叱られてしまいま…ッッッんん」
必死になって声をかけますが、彼は両手で私の胸を虐めるのを辞めてくれません。彼の大きな手の動きに合わせて私の柔らかな胸はグニグニと形を変え、ピンク色の突起は触れられる度に大きく腫れ上がっていきます。
お陰で声は途切れ途切れで、甘い声も止まりません。
「ハハッ。なら立ち上がって自分の足で逃げれば良いだろ」
「あんっ!アッ……な、なら、手を、止めて下さいまし……。でないと、力が抜けて立てません……アッ……やぁっ、んぅっ」
「なんだ、まだ毒も入れていないと言うのに淫乱なシスターだな。初モノなのかも疑問だな、もう股を濡らしているんじゃねェのか?」
ギロリと、まるで睨むかのように問われますが、私には彼が何を仰っているのか全く分かりませんでした。
「???はつもの???ぬらす???」
疑問符を浮かべて繰り返すと、彼はその目を意地悪そうな笑みに変えた。そして私の胸を虐める手を更に強くした。
「ひあっ♡あぁっ……おやめッ……くださっ……!あぁっ……あっ」
「神も哀れだな。こんな女がシスターとは」
「あぁっ……神よ、お、おゆるしっ……ッくださっぁあんっ!ひゃあぁっ……!!あ、舐めちゃ、らめっ!あぅ〜ッッッ♡♡」
なんということでしょう。信じられないことに、彼は私の胸を今度は熱い舌で舐め回して来たのです。その瞬間全身を走った強い衝撃に、私は腰をビクビクと跳ね上げて震えさせました。腰のあたりが熱くなって仕方がありません。
「こんなに快楽に弱い女も珍しい。お前は毒を入れる前に犯してやる」
スラリと、散々胸を弄ったその手が今度は暗く長いスカートを捲り上げました。一体何をしようというのか、見当も付きませんが、これがいけないことだということだけは分かります。
お許しください、おやめ下さいと懇願します。すると彼は、
「お前が濡らしていなければ、このまま解放してやろう」
と言ってくださいました。濡らす、というのが何のことかは分かりませんが、解放してくださる気はあるようでホッと胸を撫で下ろしました。
しかし、次の瞬間には彼の手が私のスカートの中の下着を剥ぎ出したのです。
「いやっ!おやめ下さいっ!そこは人の触れていい場所ではありません!」
「あぁ、濡れていなければ触らねェよ。ほら、確かめさせろ」
そう言い強い力で下着を剥ぎ取りました。余りに強い力にとても敵うとは思えませんでした。そしてペロリと赤い舌でその美しい唇を舐めずると、普段は下着の中に隠されている触れてはいけない場所に指を這わせたのです。
ヌチャリ
彼の指に合わせて聞いたことの無い水の音が2人の鼓膜を揺らします。
どうしてそんな場所から水の音がするのか。どうしてソコを指が這うだけで、頭に電気が走ったかのような衝撃が襲うのか。私には何もわかりません。
「やぁっ、なにッッッ、これっ……」
「あぁ、これは酷いな。胸しか触っていないのに、こんなに濡らして……」
「ひぅッッッ!!」
指がソコを這うたびにヌチャヌチャと、粘着質な水の音が辺りに響きます。そして胸を虐められている時よりも更に強い衝撃が身体に走ります。
「やぁっ、ど、どうして、こんな……??」
「分からねェか?お前が神に仕える資格のない、変態だからだ」
「ぁっ、そ、そんな……ッッッ。ちが、ちがいますっそんなはずは……」
彼の言葉は、まるで頭を鈍器で殴られたかのような衝撃でした。今までの自分の人生を全否定されるかのような言葉に、全身の血の気が引いていく思いでした。
「残念だが、そうなんだよ」
彼は楽しそうに口を歪めながら、私の股に置いた手を動かし出しました。ヌチャリヌチャリと音を立てながら触られれば、私の口からは甘い声が止まることなく溢れ出します。
「あっ、やあっ……あぁっ♡だめれすッ、お、ねがっわたしっ……はっ……!」
「ほらみろ、こんなにグチャグチャ音を立てて、アンアン喘いでしまうのは、神に仕える者の姿じゃねぇ。神に身を捧げていればこんなのは耐えられるはずなんだ」
「あぁっ……!やあっ、ひっ、うぅーーーッッッ!!ちが、わたしっわたしっ……あぁっ!!!」
「ほら、触れば触るほど蜜が溢れ出して……いやらしい女だ。お前は神に相応しくない」
「あぁッッッ!いやぁ〜〜〜ッッッ、ゆるひ、お、おゆるひくらさ、やぁ〜ッッッ」
グチャグチャグチャグチャ
ヌチュヌチュヌチュヌチュ
彼の指が速い動きで這い回ります。その位置が少しずつ動き、彼女の尖った突起を指がピンと触れました。その瞬間、今までの刺激は何だったのかと言うほどの衝撃が私を襲いました。
「ひあっ???な、に……??なに、や、……だめえ、そこ、いけません、だめ、」
「自分で触ったこともなさそうな小さなクリトリスだというのに、随分と敏感そうだな。ここでイかせてやる」
舌舐めずりをした彼は、美しい双眸を細めて私を見下ろします。それはまるで一枚の絵画のように美しい姿でした。
その彼の姿に見惚れていると、あっという間に彼の指が敏感な突起を虐め出しました。コリコリと撫でられるだけで信じられないくらいの衝撃が私の身に走ります。
「ひゃあ♡♡やぅ〜〜〜ッッッ♡♡だめ、おゆるしくださっ♡♡とまっひぅうッ♡♡あぁーーーッ♡♡なんか、へん、へんですっ♡♡」
「イけば本当にシスター失格だぞ、我慢しろ」
「やぁあっ♡♡じゃあ、てをとめてくらさっ♡♡あぁあっ、こりこり、だめれすっ♡♡なんかきてっ、ますっ♡♡いやあっっ♡♡」
お股の突起をコリコリと撫で続けられて、人生で感じたことの無い強すぎる刺激に脳が弾け飛びそうになるのを必死に耐えていた私でしたが、彼がその突起を2本の指で挟みグリグリと潰すように捏ね回されてはもう我慢の限界でした。
「ひあ゛ーーーーーッッッ♡♡♡ッッッ♡♡♡ひ、ぅ……♡♡♡」
余りの強い刺激に、腰がビクンと跳ね上がってまるで彼にソコを差し出すかのように足を拡げて震え上がらせてしまいました。
頭の中は感じたことの無い衝撃に真っ白になっています。
「ハッハッハッ……あ、な、なに……なに、これ、」
「あーあ、イッちまったな」
「……イ??」
「今みたいに、胸やマンコ触られて頭の中真っ白になるのを"イク"って言うんだ。心から神に仕えるシスターなら、そんな事にはならねぇ。やっぱりお前はシスター失格だ」
「そ…そんなぁ……」
ボロボロと涙が溢れて止まりません。神にこの身を捧げて生きてきたというのに、私の今までの行いは何だったというのでしょうか。私はこれから一体どうやって生きていけばいいと言うのでしょうか。
「ひっ、ひうっ、うぅ〜ッ」
「まぁそう泣くな。神というのは案外白状な奴なんだ」
「そんなことはありませんっ」
「だがお前は見放されたぞ」
「ッッッ」
ヒュッ、と呼吸が止まるかのような衝撃が走った。絶望で身体がガタガタと震え出した私に、彼は追い討ちをかけるかのように再び指で私の大事な所を虐めだしました。
「ヒッッッ!?!?」
指が動くたびにグチャグチャという音が響きます。こんなに心は冷えているというのに、身体は触られている箇所からどんどんと熱が込み上がってきます。
「ほら、気持ちいいだろ?」
一度高みを知った身体は、貪欲にもそれをまた求めるかのように腰を持ち上げて彼の顔の前で腰を揺らしてしまいます。
「あぁっ、おやめ、おやめくださいっ♡」
「お前のここはやめないでくれと言っている」
「あぁっ♡♡だめ、だめですっ♡♡やぁっ♡♡そこ、くりくりだめっ♡♡くりくりはいけませんっ♡♡」
「そうか、クリトリスが好きなのか。ほら、さっきみたいに摘んでやろうな」
先程高みに登らされたのと同じく、突起を摘みグリュグリュと捏ねくり回されて脚がガタガタと震え出します。
またさっきのが来る。
そう思った瞬間、お腹の中に違和感を感じました。
彼が突起を弄っているのとは反対の指を、私の蜜でグチャグチャの中に差し込んだのです。
「ヒッ♡♡………ッッッ???」
「随分と、キツいな。やはり初モノには違いないようだな。しかし……それにしてはよく濡れている」
「あっ♡♡アッ♡♡???な、なに…???なかに、なに???♡♡♡や、ぬ、ぬいてくらさ、やら……ッアっ!!!あぁあ♡♡♡」
もはや、私には自分の身体に何が起こっているのか理解出来ませんでした。ただ、コリコリに尖ったお股の突起を捏ねくり回されながら、お股の穴の中を指でグチャグチャと掻き回されてしまえば、私が頭を真っ白にさせるのはあっという間のことでした。
「ンあぁあアぁあッッッ♡♡♡♡ヒア゛ッ♡♡♡♡あーーーーッッッ♡♡♡♡」
目は虚に開き、口の端から涎が流れているのが分かります。こんな私が、神に相応しい筈がない。彼の言う通りです。私は何とふしだらで愚かな女なのでしょう。
私が気をやってしまった事に気付いているはずなのに、彼の指は止まる事なく私を虐める続けます。
グチャグチャグチャグチャ
ゴリュゴリュゴリュゴリュ
「あーーー♡♡あっ♡♡あーーー♡♡ごめんなしゃ、ごめんなしゃいっ♡♡あーーーッ♡♡かみしゃまっ、おゆるしっくらさッッッ♡♡あーーーッッッ♡♡♡またっ♡♡またぁあああッッッ♡♡♡」
三度の高みに昇る際、なんと信じられないことに私はお股からおしっこを撒き散らしてしまいました。それが、彼の美しい顔をピシャリと濡らしてしまい、血の気が引く思いをしました。
「あぁっ、ご、ごめんなさいっ、わたしっ、なんて事をっうぅっ、ごめんなさいっごめんなさいっ」
嗚咽しながら泣き出した私の頬を彼の手が這いました。私のお股を弄っていせいで、粘着質のある水でベタベタになった手で、私に触れる彼の手は酷く慈愛に満ちたモノでした。
「構わねぇ。勘違いしてそうだが、これは尿とは別ものだ」
「え?そ、でも」
「これは"潮"だ。女が気持ちよくてめちゃくちゃになると出てくる」
やっぱり、駄目なものじゃないか。再び涙を浮かべる私の唇を彼の唇が犯しました。
ぬちゃぬちゃと舌を絡ませ合うと、何故かさっきまで触られていたお股がキュンキュンと疼き出しました。それにすら自己嫌悪していると、優しい眼差しの彼が低い声で囁きました。
「神は貞淑な女を好むが、俺はそうじゃない」
???彼の言っている言葉の意味が分からず、疑問符が頭の中を飛び交います。そっと彼の目を見れば、真っ直ぐに私を見ていました。
「俺の手で股を濡らすのも、甘い声を上げるのも、直ぐにイクのも。神は許さなくとも、俺は許す」
彼は美しい瞳をギラリと光らせながらそう言い、再び私の身体にその美しい指を這わせ出しました。
「だからお前は今後、神ではなく、俺にその身を捧げろ」
「あぁっ♡♡♡」
先ほどまでとは違い、私の視界には彼の美しい姿は見えません。ただ、私の寝台とは全く違う上質な寝具だけが視界に入ります。
四つん這いの体勢でお尻を彼の顔の前に突き出したまま、大事なお股に彼の指をズボズボと突っ込まれて弄くり回されています。何の抵抗もできず、彼にその身を全て捧げているかのような体勢だというのに、私の胸はドキドキと激しく脈打ちます。
「あぁんッ♡♡らめっ、らめれす♡♡あぁーーーッッッ♡♡♡」
彼の指1本でギチギチに締め付けていた私のお股の穴は、今では指3本を咥え込むようになりました。
今は3本の指を回転させながらズボズボと激しく出し入れされています。当然、一本の時よりも刺激は強くてもう何度も気をやってしまっています。いえ、間違えました。もう何度もイッています。イくというのだと教えていただきました。
出し入れするたびにビシャビシャと蜜がそこかしこに飛び散り、上質な寝具はもうグチャグチャのベトベトになっています。このままではとても眠る事は出来なさそうですが、彼は気に留める素振りも見せません。
彼の指は私の中を隅々まで触ってきました。
お腹の方のザラついた場所をトントンと優しく刺激されて何度も潮を吹きました。指をドリルのように回転させながら抜き差しされて何度もイキました。指を根本までグイグイと押し付けると、何だか大変な場所に、触れそうで触れません。
「この奥に、お前がもっと、気持ちよくなれる場所がある」
耳元で囁かれて、背筋がゾクゾクしてお股の中の指をギュッと締め付けてしまいます。もっと、これ以上の快感が、この世にあると言うのでしょうか。とても信じられない心地です。
グプリと音を立てながら指を引き抜いた彼は、その指を私の口の中に突っ込んできました。私は必死になってその指に舌を這わせて綺麗にします。もう、何が正しくて何が間違っているのか、自分が何をしているのか、分からなくなってきました。
「けど、指じゃあこれで限界だ」
カチャカチャと、金属の当たる音が響きそちらに視線をやります。すると、美しい彼がベルトを外し、下着をずり下ろしている所でした。
ブルン、と勢いよく出てきたソレは、信じられないほど大きく反り返っていました。
男の人のソレを見るのは初めての事ですが、不思議と嫌悪感や恐怖心は感じませんでした。ただ、それが私を今以上に気持ちよくしてくれるのかと思うと、さっきまで彼の指を咥え込んでいたお股の穴がキュンキュンと疼いて仕方がありませんでした。
「コレでお前の奥をもっとグチャグチャに突いて犯してやる」
その一言に、私は天にも昇るような幸福を感じました。それが表情にも表れていたのでしょう。私の顔を見下ろす彼は満足そうに笑いました。
そうして、彼は褒める様に唇を合わせて下さいました。彼と舌を合わせるのは物凄く幸せです。
彼の巧みな舌の動きに必死になって着いていこうとするうちに、あっという間に身体からは力が抜け落ちて背中には寝具が押しつけられていました。お股はもうずっとぐちゅぐちゅのままです。
「いい子だな」
そう告げた彼はその猛々しい肉棒を、私のお股の穴の中に躊躇なく突っ込みました。
「ひイ゛ッッッ!!!!い、痛ッッッ!!!!!」
途端に、身が引き裂かれそうなほどの痛みが襲います。彼に触れられていた場所は全てとても気持ちよかったのに突然襲いかかる痛みに、私は身をガチガチに固めてしまいました。
「ーーーッッッ!!!………おい、少し力を抜け」
「ヒッヒッ………ッッッ!!!あ、ちから……ッッッ、ぬ、ぬいッッッ!!うぅっ、痛っ、うぅ〜〜〜ッッッ」
ボロボロと痛みに涙を流す私を見下ろしたまま、彼は眉間に皺を寄せて顎に手を当てました。あぁ、本当に、なんて美しいのでしょう。
「アレだけ解してもまだ痛みがあるのか」
「は、ふっ、ご、ごめんなさっ、」
「構わねぇよ。お前が誰にも許していなかった証しだろ」
頭を撫でながらそう仰って下さる彼は、なんという器の大きさでしょう。
「けど、これじゃ動きづらいな」
「う、ごく??……あ、構いません。どうぞお好きに動いてくださいませ」
「ん……なら少し耐えろ」
「〜〜〜ッッッ、ひっいぃい゛ッ」
ほんの少し彼がその身を動かすだけで、繋がっている場所に信じられない様な痛みが走ります。
挿入り込んだ肉棒を何度か抜き差しするが、その度に泣きそうな声を止めることが出来ない私に、その動きをすぐに止めてしまいました。
「ふん……やはり、そんなに痛そうにされると面白くないな」
「す、すみませんっ、わたしっ、もっと上手くやりますので」
神に見放された私を受け入れてくださった彼に、見放されたくありません。私は必死になって声を荒げますが、彼はご自身と私の繋がった箇所をじっと見つめてソコに触れました。美しい手を、私の溢れ出した蜜と血が汚しています。
それを、レロリと真っ赤な舌が舐め上げました。そして長く息を吐き、私に告げました。
「褒美だ。お前の血を吸ってやる」
ニヤリと笑った彼の美しい唇からは、鋭利に尖った牙が煌めいていました。
あぁ、何と言う事でしょう。人間離れした美しさを放っていた彼は、事実、人間では無かったのです。ガタガタと、全身が震え上がります。
神父様から散々聞かされ続けた悪しき存在、吸血鬼が、私の首筋に舌を這わせました。そうして震える私の肩にその牙を躊躇なく突き刺しました。
「ッッッ〜〜〜ッッッ!!!!!」
ブツリ、という嫌な音がしたかと思えば、ジュルジュルと音を立てて血を啜られます。クラクラと眩暈がする様な心地ですが、不思議と痛みは感じません。
「ひ、う〜〜〜ッ。ふっ、ぁっ……???」
ソレどころか、全身が沸々と熱く燃え上がる様な心地がします。そしてソレは、次第に全身から、身体の1箇所に収束していきます。
それは、そう。彼の剛直を咥え込んだままの腹の中です。
「んあっ♡♡あッッッ♡♡な、に??♡♡なんれ、あぁっ♡♡」
あんなに痛くて仕方がなかったのに、痛みは全く感じません。ただただ、甘い疼きだけがお腹に響きます。
「お前の血は甘いな。最高だよ」
「ひあッッッ♡♡あ、あぁっ♡♡うごいちゃっ♡♡あっ、らめっ♡♡あぁんっ♡♡♡」
彼が腰をゆっくりと動かし出しました。途端に、信じられない様な快楽の波が襲います。
「吸血鬼は吸血の際に快楽を感じる毒を与えるんだ。俺の毒を喰らってはもう二度と戻れない。ほら、頭が焼けそうなほどに気持ちがいいだろう」
先ほど指でトントンと刺激されて潮をたくさん吹いた箇所を、今度はその硬くて逞しい肉棒で突かれてあっという間にイッてしまいます。
「あぁああ゛ッッッ♡♡らめ、あっ♡♡ま、いくっ♡♡いっちゃいます♡♡あ、あぁあーーーッッッ♡♡♡」
「あ゛ーーー………いい具合だ。よく締まる。いい子だな、もっとイケ」
「ヒア゛ッッッ♡♡♡まっ♡♡♡まら、イッテ♡♡♡あぁあッッッ♡♡♡らめらめらめっ♡♡♡あぁああぁぁあッッッ♡♡♡ッッッ♡♡♡ッッッ♡♡♡」
ビクンビクンと魚のように跳ね上げて絶頂する私に構う事なく、彼は更に腰を振り続けます。私は絶頂からずっと戻ってくることが出来ず、お股からブシャッと潮が飛びました。
「可哀想になぁ。神父は教えてくれなかったのか?吸血鬼にだけは捕まるなと」
「あっ♡♡♡あ゛ぁーーーッッッ♡♡あぁっ♡♡しんぷさまっ♡♡しんぷしゃまッッッ♡♡♡」
彼はコリコリとピンク色の乳首をこねくり回しながら、その長い肉棒を抜け落ちそうになる一歩手前まで引き抜いていきます。
そうして入り口あたりを弄くっている間に、私の奥がじゅんじゅんと疼き出したのが、彼には分かっていたのでしょうか。思い切り根本まで剛直を押し込んできました。
奥まで入ると、潮を飛び散らしながらイッてしまいました。そしてそのまま長いストロークのピストンが何度も続きます。
「ヒあぁっ♡♡〜〜〜ッッッ♡♡♡あ゛ッッッ♡♡♡
アッ♡♡しんぷしゃま♡♡ごめんな、しゃ♡♡あぁっ♡♡いくっ♡♡かみしゃま、ぁっ♡♡ーーーッいくッッッ♡♡♡ア゛ーーー、しんぶざまっらすけてッッッ♡♡♡ひうぅー♡♡♡あぁあっ♡♡♡きもちいいっ♡♡♡きもちっ♡♡♡」
ばちゅんばちゅんと強く腰を打ちつけられるたびに、イッてしまっていました。もはや頭の中はめちゃくちゃで、まともな思考など出来ていません。
ただ、吸血鬼から与えられる強すぎる快楽と、神や神父を裏切ってしまった背徳感だけがこの身を襲います。
しかしこんな時にも関わらず、冷たい双眸で私を見下ろしているその彫刻のような美しさに心を奪われら私もいるのです。
「はははっ、こんなに淫れるシスターがいるとはな。恥ずかしくねぇのかよ。毎日祈ってた神や神父を裏切ってこんな事してるくせに」
「ああう゛ーーーッッッ♡♡♡ごめ、ごめんなしゃ♡♡♡ごめんなしゃいっ♡♡♡はあ゛ッッッ♡♡♡いくう♡♡♡ごめんなしゃ、いっちゃうううッッッ♡♡♡」
ビクンビクンッッッと、まるで陸に打ち上げられた魚のように身体が跳ね上がります。
休まず打ち付けられていた腰が止まり、ズルリと抜かれました。
はふ、はふ、と荒い呼吸を繰り返しながらようやく終わるのかと胸を撫で下ろしました。
しかし、彼は荒々しい手付きで私の身体をひっくり返して四つん這いにさせると、今度は後ろからその剛直をぶち込んだのです。
「ア゛うッッッ♡♡♡あ、も、おゆるしくらさ♡♡♡もおたえられませんッ♡♡♡おゆるしっ♡♡♡あぁっ♡♡♡いくう♡♡♡」
潮を撒き散らしながらイク私のことなどお構いなしに、奥の奥にある頭が真っ白になってしまう箇所をゴリュゴリュと強く刺激されてしまい、高いところから降りてくることが出来ません。
「ヒア゛〜〜〜ッッッ♡♡♡イッ♡♡♡イッてゆ♡♡♡あぁああっ♡♡♡いく♡♡♡」
あまりの刺激の強さに、全身が強く震え上がって止まりません。腕を支えることが出来ず、彼の手で掴まれている腰だけを突き出した情けない格好でブルブル震える様は、とてもシスターとは思えません。
「このエロシスターが。ずっとイッてるじゃねぇか」
「はう゛〜〜〜ッッッ♡♡♡いくの、とまらにゃ♡♡♡ずっと、いっれます♡♡♡いくぅ♡♡♡あううう♡♡♡」
だって、奥の気持ちいいところを刺激されながらクリトリスをクリクリと摘まれれば、そんなのイッてしまいます。
気持ちいいきもちいいきもちい♡♡♡
ゴチュゴチュと強すぎるピストンで私の中を虐め続ける彼と、イキ続ける私のその行為は、私が意識を失うまで続けられました。
私が意識を取り戻した頃には、月明かりが小屋に入ってきていました。
彼は、ベッドで倒れ込んだ私を座らせると、真正面から告げました。
「誓え」
私の唇に、彼の美しい親指が這います。
「神ではなく、この俺に、お前の身も心も全て捧げると」
彼の指も、髪も、瞳も、唇も、その全てが。なんと美しいのでしょう
「はい。ち、ちかいます……。わたしは、あ、貴方に…………」
言葉を止めてチラリ、と伺う様に顔を見れば欲しい言葉を頂けました。
「ショートだ」
「しょーと、ショートさま、ショート様……」
名前を呼ばせていただく幸福に、涙が溢れそうなほどです。
「ショート様」
あゝ、なんということでしょう
「私はロザリオを捨てて、今後はただ一人、ショート様だけに、この身と心の全て捧げることを」
彼こそが、私の神様だったのです
「誓います」
私は、小高い山の上にある小さな教会のシスターをしています。
その日は、町への買い出し途中に通り抜ける林道で、蹲る人影を見て声をかけました。
「ヴ……く……」
真っ黒なマントを身に纏い白と赤の半々の髪色が特徴的なその男の人は、近くに行くと酷く真っ青な顔色をしておりました。
「た、大変です。どうしましょう……えっと、そうだ。お水……お水をお飲み下さいませ」
急ぎ持っていた籠の中から水筒を取り出して彼の口に宛てがいましたが、口の端から溢れてしまいました。上質そうなお召し物の首元が濡れてしまい私は更に焦りを覚えましたが、その水の冷たさのせいか、彼は薄らと閉じていた双眸を持ち上げました。
長いまつ毛に縁取られた瞳は、髪と同じく左右で色が違っていました。灰褐色と、鮮やかなブルーの瞳は、私が今まで見たものの何よりも美しくて、思わず息を止めて見惚れてしまいました。
男性に対して美しいと言う感想を持ったのは初めてのことでしたが、本当にまるで絵画の中から飛び出してきたかの様な美しさです。
「ぅ……、シ、スター……?」
掠れるような声に、ハッと意識を取り戻しました。いけません、神にお仕えする身でありながらなんてはしたない。ですが、本当に、今まで見た人の中で一番美しい造形をしております。
「はい。山の上の教会に仕えるシスターでございます。お加減はいかかですか?」
「ハハッ……おかしな…事を……。シスターがこの俺を、助けると……?」
「当然の事でございます。私に出来ることなど限られてはおりますが、出来ることであれば何なりとお申し付け下さいませ」
荒い息遣いで肩を揺らしながら彼は問いかけた。世捨て人なのでしょうか。しかし、そうであろうと悔い改める人を神は見捨てはいたしません。
真っ直ぐに彼の目を見て申しつければ、彼もまた私の目をじっと見つめてからポツリと声を出しました。
「ならば、この奥に俺の小屋がある。ソコまで運んでくれ」
「はい。よろこんで」
パッと声を明るくして答えた私は、急ぎ彼の腕を私の肩に回しました。流石におぶって歩く事は出来なかった為、彼の左腕を私の首に回して私の右腕を彼の腰辺りに回してその大きな身体を支えて差し上げました。
彼の指した方角は林の中でしたので、身体を支えて歩くのは一苦労しました。何度か転びそうになるのを必死に耐えて、シスター服のスカートの裾が破れるのも構わずに必死に歩きました。
彼は未だ具合が優れないようで、私の耳元でハァーッ、ハァーッと熱い吐息を吐き出しておりました。それが耳にかかるたびに何とも言えない心地となり、胸がドキドキと高鳴ってしまいます。
やっとの思いで彼の言う小屋に着いた頃には私は汗だくになっており、彼に負けないくらいに息が上がっていました。その辺りは特に木々が生い茂っていて日の光が届かず薄暗くなっておりました。
どうしようかとチラリと彼の方に目を向けると彼はハッキリと申しつけれました。
「中に入れ」
「はい」
扉には鍵はかかってきませんでした。
古びた扉を開けて中に入ると、何とも不思議なことに、外から見るよりもずっと広く清潔な部屋に入りました。
そうして部屋の奥にありました大きな寝台へ彼の身体を座らせると、私は空にも飛べそうな程身軽になった心地がしました。やはり男性を運ぶのはなかなかに大変でした。
しかし、彼は未だ荒い息遣いのままです。私は彼の前に膝を着き問いかけました。
「何か食べるられるものをお作りしましょうか?」
色違いの双眸が私をジッと見下ろします。本当に、なんと美しい人でしょう。
「いや……いい。それより、ここに座れ」
「え?……ですが……………は、はい」
申しつけられた言葉に戸惑っていると、ジトリと咎める様に見られてしまい、頷きました。
そうして、彼の寝台に浅く腰を下ろしました。それで、一体どうしたらいいのだろうかと思案していますと、彼の手が私の方へと近づいてきました。そして、彼のその白くて美しい手が私の胸元へ触れた瞬間でした。
バチッッッ
「ッッッ!!!!」
「ッ???え、な、なに……???」
白い閃光が彼の手を穿ちました。
それと共に彼が痛みに声を詰まらせました。私は何が起こったのか全く分からず、狼狽えるばかりです。
「チッ、………ロザリオを着けているのか」
「は……はい。勿論です」
「外せ」
睨むようにしながら、強い語気でそう言われて、私はロザリオを服の中から取り出して頭から抜こうとしました。
しかし、その時私の頭の中には神父様のお言葉が思い出されます。
ーーーいいかい。このロザリオは君を悪しき者共から護ってくれるから、決してその身から離してはならないよーーー
「ぁ…………」
ドクンドクンと、心臓が強く脈打ちます。ロザリオをギュッと握ったまま動かない私に、彼は再び強く言いつけました。
「それを外せ」
「ぁ、あの……ですが、これは、外せません……」
「何故だ」
冷たい目が私を射抜きます。
「こ、このロザリオは、悪しき者から身を護って下さるのです。決して離してはならぬと言いつけられております」
「だが、それでは俺を救えないぞ」
「え、え……??」
彼の指が私の頬に触れようとして、離れていきました。その代わりに唇を私の耳元へ寄せて囁きます。ゾク、と背筋が震えました。
「俺を助けてくれるんじゃないのか」
「ぁ、あの……わ、わたし……。でも、」
目を泳がせ戸惑っていた私でしたが、彼の顔が鼻先に触れそうなほど近くにやってきて目を離す事が出来ません。
「お前にしか俺は救えないんだ。俺を助けろ」
あゝ、なんと美しい
まるで、人では無いかのようです
「…………はい」
言われた通りロザリオを首から外しました。手が震えていて少し時間が掛かりましたが、彼は何も言わずじっと見届けていました。
それを外し手の中にギュッと仕舞い込みましたが、彼はそれを赦してくれませんでした。
「床に落とせ」
震える手で神に謝罪しながら其れを落とした瞬間、彼のブーツが其れを思い切り蹴り飛ばしました。
「あ!」
思わず声が出ます。ロザリオを足蹴にするだなんて、なんて言う事を。
しかし、彼の手が私の頭に回されて撫でるように動かされると言葉は出て来ませんでした。
「いい子だ」
低く囁かれるような声にギュウ、と心臓が強く締まります。ドキドキと感じたことの無い心臓の鼓動に戸惑っているとスラリと頰を撫でられました。そして、美しい顔がどんどんと近付いてきて、その紅い唇が私のそれと重なりました。
「ッッッ、」
驚く私の唇に、彼の柔らかなそれが押し当てられます。チュ、チュ、と角度を変えながら何度も何度も重なるそれに目を閉じ口を閉じて身を硬くすることしか出来ません。次第にハムハムと唇を食べられるかのように啄まれ、そして熱い舌がレロリと這いました。
「口を開け」
「で、ですが……」
「開けろ」
彼の目に射抜かれると、どうにも逆らう事が出来ません。彼の言う通りに薄らと口を開くと、ぬらりと熱い舌が入り込んできました。
「んぅッッッ……、ふぁ、……んぁ」
彼の分厚い舌は、私の口の中に入ると何の遠慮もなくあちこちを暴れ回ります。口を合わせているだけだと言うのに、私の身体は言う事を聞かなくなりました。
私の舌を絡め取って、ヌッチャヌッチャと大きな水音を立てられれば、頭がクラクラとします。歯の裏を撫で回されれば、腰がゾクゾクして身体の力が抜けてしまい、気付けばふかふかのベッドに背中を預けていました。そして口の中の天井を舌でスラスラと擦られれば、あられもない高い声が口から溢れて止まらなくなります。
「はぅあっ……ンンッッッ………はぁ、んん〜〜〜ッッッ」
こんな事は初めてで、どうすればいいのかわかりません。ボロボロと涙を溢しながら舌の動きに翻弄されていると、ようやく彼が唇を離し身を起こしました。
彼の美しい手が私の首筋をスラリと撫でます。冷たい指先が上がった体温に心地よいです。
あれ、ですが、私のシスター服は首元までしっかりとブラウスがあるはずなのに、どうして彼の手がソコを這うのでしょう。というか、アレ、胸元までなんだかヒンヤリとした空気を感じます。あれ、胸が、丸見えで、あ、彼の手が、私の胸に…………
「あッッッ♡♡」
キュッと、尖った胸の突起を彼の美しい指が摘み上げて甘い声が溢れてしまいます。ゾクゾクと全身に感じたことの無い甘い痺れが襲います。
あぁ、だけど、これは駄目です。
これは、神父さまに駄目といわれたやつです。こんなこと、シスターがしてはいけません。
「あっ、あのっ!ま、まって、くらさい!あぁっ、んんっ……ッ!あのっ、わ、わたしっぁっ、こんな事しちゃ、いけないとっ……アッ……神様に…ぁっ……叱られてしまいま…ッッッんん」
必死になって声をかけますが、彼は両手で私の胸を虐めるのを辞めてくれません。彼の大きな手の動きに合わせて私の柔らかな胸はグニグニと形を変え、ピンク色の突起は触れられる度に大きく腫れ上がっていきます。
お陰で声は途切れ途切れで、甘い声も止まりません。
「ハハッ。なら立ち上がって自分の足で逃げれば良いだろ」
「あんっ!アッ……な、なら、手を、止めて下さいまし……。でないと、力が抜けて立てません……アッ……やぁっ、んぅっ」
「なんだ、まだ毒も入れていないと言うのに淫乱なシスターだな。初モノなのかも疑問だな、もう股を濡らしているんじゃねェのか?」
ギロリと、まるで睨むかのように問われますが、私には彼が何を仰っているのか全く分かりませんでした。
「???はつもの???ぬらす???」
疑問符を浮かべて繰り返すと、彼はその目を意地悪そうな笑みに変えた。そして私の胸を虐める手を更に強くした。
「ひあっ♡あぁっ……おやめッ……くださっ……!あぁっ……あっ」
「神も哀れだな。こんな女がシスターとは」
「あぁっ……神よ、お、おゆるしっ……ッくださっぁあんっ!ひゃあぁっ……!!あ、舐めちゃ、らめっ!あぅ〜ッッッ♡♡」
なんということでしょう。信じられないことに、彼は私の胸を今度は熱い舌で舐め回して来たのです。その瞬間全身を走った強い衝撃に、私は腰をビクビクと跳ね上げて震えさせました。腰のあたりが熱くなって仕方がありません。
「こんなに快楽に弱い女も珍しい。お前は毒を入れる前に犯してやる」
スラリと、散々胸を弄ったその手が今度は暗く長いスカートを捲り上げました。一体何をしようというのか、見当も付きませんが、これがいけないことだということだけは分かります。
お許しください、おやめ下さいと懇願します。すると彼は、
「お前が濡らしていなければ、このまま解放してやろう」
と言ってくださいました。濡らす、というのが何のことかは分かりませんが、解放してくださる気はあるようでホッと胸を撫で下ろしました。
しかし、次の瞬間には彼の手が私のスカートの中の下着を剥ぎ出したのです。
「いやっ!おやめ下さいっ!そこは人の触れていい場所ではありません!」
「あぁ、濡れていなければ触らねェよ。ほら、確かめさせろ」
そう言い強い力で下着を剥ぎ取りました。余りに強い力にとても敵うとは思えませんでした。そしてペロリと赤い舌でその美しい唇を舐めずると、普段は下着の中に隠されている触れてはいけない場所に指を這わせたのです。
ヌチャリ
彼の指に合わせて聞いたことの無い水の音が2人の鼓膜を揺らします。
どうしてそんな場所から水の音がするのか。どうしてソコを指が這うだけで、頭に電気が走ったかのような衝撃が襲うのか。私には何もわかりません。
「やぁっ、なにッッッ、これっ……」
「あぁ、これは酷いな。胸しか触っていないのに、こんなに濡らして……」
「ひぅッッッ!!」
指がソコを這うたびにヌチャヌチャと、粘着質な水の音が辺りに響きます。そして胸を虐められている時よりも更に強い衝撃が身体に走ります。
「やぁっ、ど、どうして、こんな……??」
「分からねェか?お前が神に仕える資格のない、変態だからだ」
「ぁっ、そ、そんな……ッッッ。ちが、ちがいますっそんなはずは……」
彼の言葉は、まるで頭を鈍器で殴られたかのような衝撃でした。今までの自分の人生を全否定されるかのような言葉に、全身の血の気が引いていく思いでした。
「残念だが、そうなんだよ」
彼は楽しそうに口を歪めながら、私の股に置いた手を動かし出しました。ヌチャリヌチャリと音を立てながら触られれば、私の口からは甘い声が止まることなく溢れ出します。
「あっ、やあっ……あぁっ♡だめれすッ、お、ねがっわたしっ……はっ……!」
「ほらみろ、こんなにグチャグチャ音を立てて、アンアン喘いでしまうのは、神に仕える者の姿じゃねぇ。神に身を捧げていればこんなのは耐えられるはずなんだ」
「あぁっ……!やあっ、ひっ、うぅーーーッッッ!!ちが、わたしっわたしっ……あぁっ!!!」
「ほら、触れば触るほど蜜が溢れ出して……いやらしい女だ。お前は神に相応しくない」
「あぁッッッ!いやぁ〜〜〜ッッッ、ゆるひ、お、おゆるひくらさ、やぁ〜ッッッ」
グチャグチャグチャグチャ
ヌチュヌチュヌチュヌチュ
彼の指が速い動きで這い回ります。その位置が少しずつ動き、彼女の尖った突起を指がピンと触れました。その瞬間、今までの刺激は何だったのかと言うほどの衝撃が私を襲いました。
「ひあっ???な、に……??なに、や、……だめえ、そこ、いけません、だめ、」
「自分で触ったこともなさそうな小さなクリトリスだというのに、随分と敏感そうだな。ここでイかせてやる」
舌舐めずりをした彼は、美しい双眸を細めて私を見下ろします。それはまるで一枚の絵画のように美しい姿でした。
その彼の姿に見惚れていると、あっという間に彼の指が敏感な突起を虐め出しました。コリコリと撫でられるだけで信じられないくらいの衝撃が私の身に走ります。
「ひゃあ♡♡やぅ〜〜〜ッッッ♡♡だめ、おゆるしくださっ♡♡とまっひぅうッ♡♡あぁーーーッ♡♡なんか、へん、へんですっ♡♡」
「イけば本当にシスター失格だぞ、我慢しろ」
「やぁあっ♡♡じゃあ、てをとめてくらさっ♡♡あぁあっ、こりこり、だめれすっ♡♡なんかきてっ、ますっ♡♡いやあっっ♡♡」
お股の突起をコリコリと撫で続けられて、人生で感じたことの無い強すぎる刺激に脳が弾け飛びそうになるのを必死に耐えていた私でしたが、彼がその突起を2本の指で挟みグリグリと潰すように捏ね回されてはもう我慢の限界でした。
「ひあ゛ーーーーーッッッ♡♡♡ッッッ♡♡♡ひ、ぅ……♡♡♡」
余りの強い刺激に、腰がビクンと跳ね上がってまるで彼にソコを差し出すかのように足を拡げて震え上がらせてしまいました。
頭の中は感じたことの無い衝撃に真っ白になっています。
「ハッハッハッ……あ、な、なに……なに、これ、」
「あーあ、イッちまったな」
「……イ??」
「今みたいに、胸やマンコ触られて頭の中真っ白になるのを"イク"って言うんだ。心から神に仕えるシスターなら、そんな事にはならねぇ。やっぱりお前はシスター失格だ」
「そ…そんなぁ……」
ボロボロと涙が溢れて止まりません。神にこの身を捧げて生きてきたというのに、私の今までの行いは何だったというのでしょうか。私はこれから一体どうやって生きていけばいいと言うのでしょうか。
「ひっ、ひうっ、うぅ〜ッ」
「まぁそう泣くな。神というのは案外白状な奴なんだ」
「そんなことはありませんっ」
「だがお前は見放されたぞ」
「ッッッ」
ヒュッ、と呼吸が止まるかのような衝撃が走った。絶望で身体がガタガタと震え出した私に、彼は追い討ちをかけるかのように再び指で私の大事な所を虐めだしました。
「ヒッッッ!?!?」
指が動くたびにグチャグチャという音が響きます。こんなに心は冷えているというのに、身体は触られている箇所からどんどんと熱が込み上がってきます。
「ほら、気持ちいいだろ?」
一度高みを知った身体は、貪欲にもそれをまた求めるかのように腰を持ち上げて彼の顔の前で腰を揺らしてしまいます。
「あぁっ、おやめ、おやめくださいっ♡」
「お前のここはやめないでくれと言っている」
「あぁっ♡♡だめ、だめですっ♡♡やぁっ♡♡そこ、くりくりだめっ♡♡くりくりはいけませんっ♡♡」
「そうか、クリトリスが好きなのか。ほら、さっきみたいに摘んでやろうな」
先程高みに登らされたのと同じく、突起を摘みグリュグリュと捏ねくり回されて脚がガタガタと震え出します。
またさっきのが来る。
そう思った瞬間、お腹の中に違和感を感じました。
彼が突起を弄っているのとは反対の指を、私の蜜でグチャグチャの中に差し込んだのです。
「ヒッ♡♡………ッッッ???」
「随分と、キツいな。やはり初モノには違いないようだな。しかし……それにしてはよく濡れている」
「あっ♡♡アッ♡♡???な、なに…???なかに、なに???♡♡♡や、ぬ、ぬいてくらさ、やら……ッアっ!!!あぁあ♡♡♡」
もはや、私には自分の身体に何が起こっているのか理解出来ませんでした。ただ、コリコリに尖ったお股の突起を捏ねくり回されながら、お股の穴の中を指でグチャグチャと掻き回されてしまえば、私が頭を真っ白にさせるのはあっという間のことでした。
「ンあぁあアぁあッッッ♡♡♡♡ヒア゛ッ♡♡♡♡あーーーーッッッ♡♡♡♡」
目は虚に開き、口の端から涎が流れているのが分かります。こんな私が、神に相応しい筈がない。彼の言う通りです。私は何とふしだらで愚かな女なのでしょう。
私が気をやってしまった事に気付いているはずなのに、彼の指は止まる事なく私を虐める続けます。
グチャグチャグチャグチャ
ゴリュゴリュゴリュゴリュ
「あーーー♡♡あっ♡♡あーーー♡♡ごめんなしゃ、ごめんなしゃいっ♡♡あーーーッ♡♡かみしゃまっ、おゆるしっくらさッッッ♡♡あーーーッッッ♡♡♡またっ♡♡またぁあああッッッ♡♡♡」
三度の高みに昇る際、なんと信じられないことに私はお股からおしっこを撒き散らしてしまいました。それが、彼の美しい顔をピシャリと濡らしてしまい、血の気が引く思いをしました。
「あぁっ、ご、ごめんなさいっ、わたしっ、なんて事をっうぅっ、ごめんなさいっごめんなさいっ」
嗚咽しながら泣き出した私の頬を彼の手が這いました。私のお股を弄っていせいで、粘着質のある水でベタベタになった手で、私に触れる彼の手は酷く慈愛に満ちたモノでした。
「構わねぇ。勘違いしてそうだが、これは尿とは別ものだ」
「え?そ、でも」
「これは"潮"だ。女が気持ちよくてめちゃくちゃになると出てくる」
やっぱり、駄目なものじゃないか。再び涙を浮かべる私の唇を彼の唇が犯しました。
ぬちゃぬちゃと舌を絡ませ合うと、何故かさっきまで触られていたお股がキュンキュンと疼き出しました。それにすら自己嫌悪していると、優しい眼差しの彼が低い声で囁きました。
「神は貞淑な女を好むが、俺はそうじゃない」
???彼の言っている言葉の意味が分からず、疑問符が頭の中を飛び交います。そっと彼の目を見れば、真っ直ぐに私を見ていました。
「俺の手で股を濡らすのも、甘い声を上げるのも、直ぐにイクのも。神は許さなくとも、俺は許す」
彼は美しい瞳をギラリと光らせながらそう言い、再び私の身体にその美しい指を這わせ出しました。
「だからお前は今後、神ではなく、俺にその身を捧げろ」
「あぁっ♡♡♡」
先ほどまでとは違い、私の視界には彼の美しい姿は見えません。ただ、私の寝台とは全く違う上質な寝具だけが視界に入ります。
四つん這いの体勢でお尻を彼の顔の前に突き出したまま、大事なお股に彼の指をズボズボと突っ込まれて弄くり回されています。何の抵抗もできず、彼にその身を全て捧げているかのような体勢だというのに、私の胸はドキドキと激しく脈打ちます。
「あぁんッ♡♡らめっ、らめれす♡♡あぁーーーッッッ♡♡♡」
彼の指1本でギチギチに締め付けていた私のお股の穴は、今では指3本を咥え込むようになりました。
今は3本の指を回転させながらズボズボと激しく出し入れされています。当然、一本の時よりも刺激は強くてもう何度も気をやってしまっています。いえ、間違えました。もう何度もイッています。イくというのだと教えていただきました。
出し入れするたびにビシャビシャと蜜がそこかしこに飛び散り、上質な寝具はもうグチャグチャのベトベトになっています。このままではとても眠る事は出来なさそうですが、彼は気に留める素振りも見せません。
彼の指は私の中を隅々まで触ってきました。
お腹の方のザラついた場所をトントンと優しく刺激されて何度も潮を吹きました。指をドリルのように回転させながら抜き差しされて何度もイキました。指を根本までグイグイと押し付けると、何だか大変な場所に、触れそうで触れません。
「この奥に、お前がもっと、気持ちよくなれる場所がある」
耳元で囁かれて、背筋がゾクゾクしてお股の中の指をギュッと締め付けてしまいます。もっと、これ以上の快感が、この世にあると言うのでしょうか。とても信じられない心地です。
グプリと音を立てながら指を引き抜いた彼は、その指を私の口の中に突っ込んできました。私は必死になってその指に舌を這わせて綺麗にします。もう、何が正しくて何が間違っているのか、自分が何をしているのか、分からなくなってきました。
「けど、指じゃあこれで限界だ」
カチャカチャと、金属の当たる音が響きそちらに視線をやります。すると、美しい彼がベルトを外し、下着をずり下ろしている所でした。
ブルン、と勢いよく出てきたソレは、信じられないほど大きく反り返っていました。
男の人のソレを見るのは初めての事ですが、不思議と嫌悪感や恐怖心は感じませんでした。ただ、それが私を今以上に気持ちよくしてくれるのかと思うと、さっきまで彼の指を咥え込んでいたお股の穴がキュンキュンと疼いて仕方がありませんでした。
「コレでお前の奥をもっとグチャグチャに突いて犯してやる」
その一言に、私は天にも昇るような幸福を感じました。それが表情にも表れていたのでしょう。私の顔を見下ろす彼は満足そうに笑いました。
そうして、彼は褒める様に唇を合わせて下さいました。彼と舌を合わせるのは物凄く幸せです。
彼の巧みな舌の動きに必死になって着いていこうとするうちに、あっという間に身体からは力が抜け落ちて背中には寝具が押しつけられていました。お股はもうずっとぐちゅぐちゅのままです。
「いい子だな」
そう告げた彼はその猛々しい肉棒を、私のお股の穴の中に躊躇なく突っ込みました。
「ひイ゛ッッッ!!!!い、痛ッッッ!!!!!」
途端に、身が引き裂かれそうなほどの痛みが襲います。彼に触れられていた場所は全てとても気持ちよかったのに突然襲いかかる痛みに、私は身をガチガチに固めてしまいました。
「ーーーッッッ!!!………おい、少し力を抜け」
「ヒッヒッ………ッッッ!!!あ、ちから……ッッッ、ぬ、ぬいッッッ!!うぅっ、痛っ、うぅ〜〜〜ッッッ」
ボロボロと痛みに涙を流す私を見下ろしたまま、彼は眉間に皺を寄せて顎に手を当てました。あぁ、本当に、なんて美しいのでしょう。
「アレだけ解してもまだ痛みがあるのか」
「は、ふっ、ご、ごめんなさっ、」
「構わねぇよ。お前が誰にも許していなかった証しだろ」
頭を撫でながらそう仰って下さる彼は、なんという器の大きさでしょう。
「けど、これじゃ動きづらいな」
「う、ごく??……あ、構いません。どうぞお好きに動いてくださいませ」
「ん……なら少し耐えろ」
「〜〜〜ッッッ、ひっいぃい゛ッ」
ほんの少し彼がその身を動かすだけで、繋がっている場所に信じられない様な痛みが走ります。
挿入り込んだ肉棒を何度か抜き差しするが、その度に泣きそうな声を止めることが出来ない私に、その動きをすぐに止めてしまいました。
「ふん……やはり、そんなに痛そうにされると面白くないな」
「す、すみませんっ、わたしっ、もっと上手くやりますので」
神に見放された私を受け入れてくださった彼に、見放されたくありません。私は必死になって声を荒げますが、彼はご自身と私の繋がった箇所をじっと見つめてソコに触れました。美しい手を、私の溢れ出した蜜と血が汚しています。
それを、レロリと真っ赤な舌が舐め上げました。そして長く息を吐き、私に告げました。
「褒美だ。お前の血を吸ってやる」
ニヤリと笑った彼の美しい唇からは、鋭利に尖った牙が煌めいていました。
あぁ、何と言う事でしょう。人間離れした美しさを放っていた彼は、事実、人間では無かったのです。ガタガタと、全身が震え上がります。
神父様から散々聞かされ続けた悪しき存在、吸血鬼が、私の首筋に舌を這わせました。そうして震える私の肩にその牙を躊躇なく突き刺しました。
「ッッッ〜〜〜ッッッ!!!!!」
ブツリ、という嫌な音がしたかと思えば、ジュルジュルと音を立てて血を啜られます。クラクラと眩暈がする様な心地ですが、不思議と痛みは感じません。
「ひ、う〜〜〜ッ。ふっ、ぁっ……???」
ソレどころか、全身が沸々と熱く燃え上がる様な心地がします。そしてソレは、次第に全身から、身体の1箇所に収束していきます。
それは、そう。彼の剛直を咥え込んだままの腹の中です。
「んあっ♡♡あッッッ♡♡な、に??♡♡なんれ、あぁっ♡♡」
あんなに痛くて仕方がなかったのに、痛みは全く感じません。ただただ、甘い疼きだけがお腹に響きます。
「お前の血は甘いな。最高だよ」
「ひあッッッ♡♡あ、あぁっ♡♡うごいちゃっ♡♡あっ、らめっ♡♡あぁんっ♡♡♡」
彼が腰をゆっくりと動かし出しました。途端に、信じられない様な快楽の波が襲います。
「吸血鬼は吸血の際に快楽を感じる毒を与えるんだ。俺の毒を喰らってはもう二度と戻れない。ほら、頭が焼けそうなほどに気持ちがいいだろう」
先ほど指でトントンと刺激されて潮をたくさん吹いた箇所を、今度はその硬くて逞しい肉棒で突かれてあっという間にイッてしまいます。
「あぁああ゛ッッッ♡♡らめ、あっ♡♡ま、いくっ♡♡いっちゃいます♡♡あ、あぁあーーーッッッ♡♡♡」
「あ゛ーーー………いい具合だ。よく締まる。いい子だな、もっとイケ」
「ヒア゛ッッッ♡♡♡まっ♡♡♡まら、イッテ♡♡♡あぁあッッッ♡♡♡らめらめらめっ♡♡♡あぁああぁぁあッッッ♡♡♡ッッッ♡♡♡ッッッ♡♡♡」
ビクンビクンと魚のように跳ね上げて絶頂する私に構う事なく、彼は更に腰を振り続けます。私は絶頂からずっと戻ってくることが出来ず、お股からブシャッと潮が飛びました。
「可哀想になぁ。神父は教えてくれなかったのか?吸血鬼にだけは捕まるなと」
「あっ♡♡♡あ゛ぁーーーッッッ♡♡あぁっ♡♡しんぷさまっ♡♡しんぷしゃまッッッ♡♡♡」
彼はコリコリとピンク色の乳首をこねくり回しながら、その長い肉棒を抜け落ちそうになる一歩手前まで引き抜いていきます。
そうして入り口あたりを弄くっている間に、私の奥がじゅんじゅんと疼き出したのが、彼には分かっていたのでしょうか。思い切り根本まで剛直を押し込んできました。
奥まで入ると、潮を飛び散らしながらイッてしまいました。そしてそのまま長いストロークのピストンが何度も続きます。
「ヒあぁっ♡♡〜〜〜ッッッ♡♡♡あ゛ッッッ♡♡♡
アッ♡♡しんぷしゃま♡♡ごめんな、しゃ♡♡あぁっ♡♡いくっ♡♡かみしゃま、ぁっ♡♡ーーーッいくッッッ♡♡♡ア゛ーーー、しんぶざまっらすけてッッッ♡♡♡ひうぅー♡♡♡あぁあっ♡♡♡きもちいいっ♡♡♡きもちっ♡♡♡」
ばちゅんばちゅんと強く腰を打ちつけられるたびに、イッてしまっていました。もはや頭の中はめちゃくちゃで、まともな思考など出来ていません。
ただ、吸血鬼から与えられる強すぎる快楽と、神や神父を裏切ってしまった背徳感だけがこの身を襲います。
しかしこんな時にも関わらず、冷たい双眸で私を見下ろしているその彫刻のような美しさに心を奪われら私もいるのです。
「はははっ、こんなに淫れるシスターがいるとはな。恥ずかしくねぇのかよ。毎日祈ってた神や神父を裏切ってこんな事してるくせに」
「ああう゛ーーーッッッ♡♡♡ごめ、ごめんなしゃ♡♡♡ごめんなしゃいっ♡♡♡はあ゛ッッッ♡♡♡いくう♡♡♡ごめんなしゃ、いっちゃうううッッッ♡♡♡」
ビクンビクンッッッと、まるで陸に打ち上げられた魚のように身体が跳ね上がります。
休まず打ち付けられていた腰が止まり、ズルリと抜かれました。
はふ、はふ、と荒い呼吸を繰り返しながらようやく終わるのかと胸を撫で下ろしました。
しかし、彼は荒々しい手付きで私の身体をひっくり返して四つん這いにさせると、今度は後ろからその剛直をぶち込んだのです。
「ア゛うッッッ♡♡♡あ、も、おゆるしくらさ♡♡♡もおたえられませんッ♡♡♡おゆるしっ♡♡♡あぁっ♡♡♡いくう♡♡♡」
潮を撒き散らしながらイク私のことなどお構いなしに、奥の奥にある頭が真っ白になってしまう箇所をゴリュゴリュと強く刺激されてしまい、高いところから降りてくることが出来ません。
「ヒア゛〜〜〜ッッッ♡♡♡イッ♡♡♡イッてゆ♡♡♡あぁああっ♡♡♡いく♡♡♡」
あまりの刺激の強さに、全身が強く震え上がって止まりません。腕を支えることが出来ず、彼の手で掴まれている腰だけを突き出した情けない格好でブルブル震える様は、とてもシスターとは思えません。
「このエロシスターが。ずっとイッてるじゃねぇか」
「はう゛〜〜〜ッッッ♡♡♡いくの、とまらにゃ♡♡♡ずっと、いっれます♡♡♡いくぅ♡♡♡あううう♡♡♡」
だって、奥の気持ちいいところを刺激されながらクリトリスをクリクリと摘まれれば、そんなのイッてしまいます。
気持ちいいきもちいいきもちい♡♡♡
ゴチュゴチュと強すぎるピストンで私の中を虐め続ける彼と、イキ続ける私のその行為は、私が意識を失うまで続けられました。
私が意識を取り戻した頃には、月明かりが小屋に入ってきていました。
彼は、ベッドで倒れ込んだ私を座らせると、真正面から告げました。
「誓え」
私の唇に、彼の美しい親指が這います。
「神ではなく、この俺に、お前の身も心も全て捧げると」
彼の指も、髪も、瞳も、唇も、その全てが。なんと美しいのでしょう
「はい。ち、ちかいます……。わたしは、あ、貴方に…………」
言葉を止めてチラリ、と伺う様に顔を見れば欲しい言葉を頂けました。
「ショートだ」
「しょーと、ショートさま、ショート様……」
名前を呼ばせていただく幸福に、涙が溢れそうなほどです。
「ショート様」
あゝ、なんということでしょう
「私はロザリオを捨てて、今後はただ一人、ショート様だけに、この身と心の全て捧げることを」
彼こそが、私の神様だったのです
「誓います」