■眞白、中学1年生 & 碧芭、大学4回生…あの日の真相。



本編の【霜月の再会 編】に出てくる眞白と碧芭の会話の中で、
眞白が中学に入ってすぐくらいのときに喧嘩騒ぎがあり、
それを聞きつけた碧芭が助けに入った…というのがありましたが、そのことについてもう少し詳しく語りますφ(・ω・。)かきかき


中学に入って間もなく、目に見えて眞白は荒れていきました。
尖ったナイフといったような比喩表現がありますが、本当にそんな感じで。
仲間とは笑い合って話もしますが、
それ以外の人とはほとんどと言っていいほど、言葉を交わそうとはしませんでした。
反抗期が重なった部分もあったでしょうが、
もちろん、眞白の場合はそれだけではなかったわけで(本編でちらりとそのことも書かせていただいております(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ


あの日は、中学に入った眞白が何かと目立つので、同じ中学の不良グループの先輩たちが嫉妬し、
眞白にとってはあらぬやっかみを受けたせいで、喧嘩が勃発しました。

不良先輩5人 VS 眞白一人…です。

ちなみに、【学園祭 編】で山那を守るために眞白が喧嘩したとき、『こっちは、3人いるんだからな!』と意気込んだ相手側に向けて、
『たったの3人だろーが』と眞白が言い返す場面がありますが、
あれは強がりで言っているわけではなく、実際に5人の不良を相手に一人で喧嘩を繰り広げた経験のある眞白だから言えた言葉だったりします。

不良先輩たちと眞白が対峙する場面を偶然見てしまった生徒は、慌てて学校の先生にそのことを伝えました。
すぐにその場に向かった先生たちでしたが、早々にひと気のない場所に移動した眞白たちの姿はそこにはなく。

先生方は、緊急連絡先の碧芭にすぐに連絡を入れ、碧芭が眞白を必死に探し当てたのでした(これはもう、ブラコンの鋭い嗅覚のなせるワザ!笑

相手は中学3年生が5人、眞白は中学に入って間もない1年生で1人、
人数だけでなく、背丈やガタイも全く違います。

卑怯にも取り囲まれてしまった眞白。
いよいよ一線を交える…というところで、
タイミングよく碧芭が現れ、眞白の前に立ちふさがりました。

実はこのとき、眞白と碧芭の間には、こんな短いやり取りがありまして。

眞白:…碧芭?!…なに来てんだよ!帰れ!
碧芭:嫌だっ、帰るなら、眞白と一緒に帰る!
眞白:…、震えてんじゃん、あぶねーからサッサと――
碧芭:こんな喧嘩したことないんだもん、そりゃ怖いよ!
   でも、僕は、眞白の身に何か起きる方が喧嘩よりも怖いの!
眞白:――

この会話の後、碧芭は、
『僕の弟に手を出すな!』と相手に向けて怒声を上げたのでした。

…が、喧嘩慣れしている相手の回し蹴りを顔に喰らって即効ダウン(これはもう仕方ないです…

碧芭が目の前で崩れ落ちたのを見た眞白…想像に難くない笑
烈火のごとく怒り狂い、それはもう大暴れ(そのときの傷痕が腕にまだ残っています

結果、自分もなかなかの怪我を負いましたが、相手の5人の不良を全て一人で打ち倒したのでした。

しばらくして、眞白の膝の上で目が覚めた碧芭。
心配そうに覗き込んだ眞白の顔が傷だらけで、

「ああああっ…!!王子様のような眞白の顔に酷い怪我がっ…!!」

と、ものすごく動揺してわめき、またもや気を失いそうになりましたが、
その碧芭の額を軽くデコピンした眞白は一言、

「オーバーリアクション過ぎ。恥ずかしいって」

と苦笑いしました。そして、

「俺と一緒に帰るんだろ?…碧芭が目を覚ますの待ってた」

と、小さく微笑みかけたのでした。

『本物の王子様だ…』と、碧芭が内心で弟にきゅんきゅんしたのは言うまでもありません笑


さて、この喧嘩で眞白の強さを知った碧芭ですが、
それでも結構な怪我を眞白も負ったために完治するまでとにかく心配で、あれやこれやと世話を焼き眞白に付き纏いました(ストーカーだよな、もう笑

眞白はそれに懲りて、それからは喧嘩の際にできるだけ怪我をしないように、さらに強くなったとか笑

ちなみに、喧嘩をした5人の不良先輩たちと眞白は、その後仲良くなりまして(男の子ってこういったところが不思議です
彼らもそれぞれ別の高校に通い、
今でも、時々連絡を取り合って遊びに行くこともあるようです(よきかな♪


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