このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

名前変換無しの夢小説







「あなたは死にました」
「あ、はい」

 目が覚めて、何もない真っ白な部屋に綺麗な人。そしてかけられた言葉。
 ただそれだけで“解らせ”られた。返事も「あ、はい」ぐらいしか返せない。


 なろう系転生小説で見たことあるやつじゃーん!


 まあ、なろう系だと転生やら召喚やら本当は俺TUEEEが有名ではあるんだけど、転生や転移で書籍化していないのでは間違いで死んでしまった系や神様が困ってて死んだ魂を呼び出して転生系がある。
 それらは総じて知らない空間で知らない綺麗な人と会話して転生特典を貰って転生している。
 うん、なろうサイトでよく読んでる展開だなぁって思いはするけど、なんで私なんだろうか。死んだ記憶が特に無いんですけど。

「言い間違えました」
「え」
「あなたを殺しました」
「……は?」

 よく読んだ展開じゃ無くなったし、よくある設定みたいに普通に心読まれるし。
 え、なんで私殺したし。

「転生させる魂を選別するのが面倒で」
「面倒がらないで」
「こう、どこに当たる分からないダーツを人界に投げてあなたに当たったんです。それであなたの魂をこちらに寄越したので死にました」
「最悪のダー○の旅かよ」
「それで、あなたには転生してもらいます」
「話進めないで」

 そりゃ、進めないとどうしようもないし、進むしかないんだけど私の死が軽すぎる。これ神様は神様でも邪神とかじゃない? 悪魔だったりしない?

「こっちの都合で転生させるので、よくある転生特典とかつけてあげますね」
「私優しいのでって語尾に付きそうな言い方良くないし、させるって拒否権無い奴っすね」

 これどうにもならない奴。転生特典とかお詫びじゃなくて転生するにあたって必要なだけだろ。
 そして邪神だろ、こいつ。

「では転生するにあたってそちらの紙に記入を」

 私の目の前に現れたのは紙とペン。うん、何枚かあるけど一番上にある紙には技能の他にステータスに数字をって……。

「御入り用でしたらダイスもどうぞ」

 ポンッと軽い音がして現れたのは百面ダイス。え、百面ダイスにこのシート。まさか私に探索者にでもなれと? 無理なんだが。

「クトゥルフ神話」
「ではありません。ご自分の能力を決められない方々の為に用意してあるだけです」
「さいですか」

 もしかして私以前に転生させられた人の事だろうか。やったのか、百面ダイス。この邪神が用意したダイスで。
 え、まって。これ数字を記入してってあるけど上限記載ないよ。詳しく知らないけど容姿は最高18とかじゃないの? 下手したらこれ容姿100とかできるけど、100が18相当ってこと?

「100は100ですよ。どう足掻こうと18になり得ない」
「あ、はい」
「面白かったですよ、ダイスを振って90台を出した方。「よっしゃ、約束されしAPP18相当!」なんて仰って。産まれた瞬間に周りが魅入ってしまって呼吸すらやめ、世話する方々が居ないので死にました」
「うわぁ」

 それ、ダイスに干渉して「ませんよ」あ、はい。でも怖いのでダイス使わないです。
 それにしても邪神と思っていても何の反応も無いし、気になったことは答えてくれるから割と良心的な邪神なのでは。いや、私を殺してるから良心的ではないな。
 チラッと見ればにっこり微笑まれた。邪神を否定しないんだよね、なんで? 目を細めて笑みを浮かべられてしまった。これはまさしく邪神の笑み。

「お伺いしても?」
「大丈夫ですよ。あなたが決めるまで時間は止まってますからいくらでもどうぞ」

 獄門疆の中かな? まあ、この邪神が何を司ってるか分からないけど神様だし、人間の私と違う時間軸で生きてる可能性もあるからな。時間について考えるのは止めとこう。

「私が転生するのは?」
「現代ですね」
「ファンタジーじゃないのか」
「世界が違うので異世界転生ですよ」
「普通はファンタジー世界に転生するから異世界転生なんだよなぁ」

 現代に転生って事は、日本とかそういった世界なんだろうな。危険は無いのかな?
 現代の日本ってことは危険があるなら、なんだろう。どんな現代に転生するのか。それとも転生先は日本なのか。

「地球の日本で時代は、まぁ、平成ですね」
「よし、生活水準高めが確約された」
「さらに言えば人気漫画の世界です」
「………………どれだ」

 人気漫画の現代が舞台な奴多いんだけど。下手したら派生した漫画とかあるじゃない。優しい鬼退治の話とか。原作じゃないから危険無いから良いけど。
 しかし鬼退治の話じゃなくて良かった。あの時代だったら本当にチート転生特典を貰わなければ生きていけなかった。
 しかし人気の漫画。それって今人気なのか前人気だったのか、平成だったら幅が広いんだよ。
 真実はいつもの一つの世界だったら死亡フラグがどこにあるか分からない。でもあんまり理不尽な殺害理由は無かったような気がする。あるとすれば風物詩の爆弾に巻き込まれる可能性。引きこもれば…………親に殺されそうだな。在宅仕事すればいいのか?
 あとはなんだっけ、ちょっと見たけど世界の引き金的なタイトルの漫画。モブだったらなんとかなるのでは? 特殊な能力無ければ大丈夫なんじゃないかな。
 テニヌも平成。これはテニヌしなければ平和。
 基本的にスポーツ漫画系は平和だから置いとこう。
 他だとバトル漫画なんだけど、主要キャラ以外の場所で大きな出来事起こらな…………霊界探偵ぃぃぃい!!! あれ、妖怪の被害普通に出てるっぽいんだけど。最終回近くで被害が小さくなるんだよな。一般人は気付けない感じだった。これは知らないモブであれば普通に生活出来るのでは? 死ぬ時は死ぬし、今の私みたいに。
 もうバトル漫画とかの危険性を考えるの止めよう。戦う度胸も無いし、原作に突っ込んでいく度胸も無い。死ぬ時は死ぬ。
 で、結局のところどんな漫画に転生なの?

「人気キャラがお笑い芸人していましたよ」
「どれだよ」

 人気キャラがお笑い芸人? マイクで戦うあれは平成じゃないし、なによりあれはコミックあるけど原作は漫画じゃないし。
 どれだ? 一番はテニヌの大阪? でも芸人じゃないし。人気キャラがお笑い芸人ってかなり限定されてるのでは? 私が読んでない作品なのかな?

「本当に平成に転生?」
「そうですよ」
「えぇ~…………」

 ヒントなんもくれないじゃん。平成でお笑い芸人しかないじゃん。
 いや、よく考えると私が転生して成長するとなると平成に転生するのは普通なのでは? これで令和に転生ですって言われても困るわ。
 原作軸だとどの辺りの年齢になるんだ、私。おばあちゃんとかになるの?

「人気キャラと同い年の予定ですね。多少の上下はあるかもしれませんが」
「人気キャラがご老人の可能性は?」

 にっこりされてしまった。答える気はないってやつですね。
 もう深く気にするのは止めよう。強制転生されるの決まってるんだからさっさと決めて転生しよう。
 二枚目からはなんか、昔流行ったプロフィール帳みたいな紙になってるんだけど。聞かれてるのが数字じゃないだけでキャラシートみたいな内容だけど。
 取り敢えず穴埋め問題を解くようにせっせと文字を書いていく。

 えっと、名前は転生先の両親が付けるから無記名で、性別は女。記憶は物心つく頃に思い出す、と。特殊能力は、無しで。目をつけられたく無いんですよ。
 もういいよ、基本的に能力値は今の私と同じくらいで。普通の女性ぐらいの能力値な筈だし。

「容姿はどうするんですか?」
「クラスで三番目ぐらいの容姿で」
「ああ、運命のザビぐらいですね」
「あれ程はいらない」

 あれはクラスに学校で一番と二番の容姿が居る場合のクラスで三番目だ。あんな美少女がクラスで三番目ぐらいな訳無いだろ!
 取り敢えず紙に記入。ザビ未満でクラスで三番目ぐらいの容姿。確実に死んだ私よりも容姿はいい。
 あとは、料理が上手になりたい。スキルレベルMAXぐらいの勢いで。別にお店やりたくないから料理の見た目はちょっと失敗したぐらいに必ずなるデメリット付きで。クッキーとか必ずちょっと焦がしちゃうやつ。
 人間生きていくのに必要な食欲を自分で満たしたい。美味しいものずっと食べていたい。
 このぐらいかな、備考欄にがっつり記入したぞ。

「うんうん、ちゃんと記入をしましたね」
「転生バッチコーイ!」
「それじゃあ、呪術廻戦の世界に行っておいで」
「は?」

 は????? じゅじゅつかいせんのせかいにいっておいで???? あなたは何を言っているのですか?

「待って待って待って待って!!! え、足元光ってるけど待って、人気キャラがお笑い芸人って奴は!??!?!」
「祓本」
「略すなっ! そしてそれは原作じゃないっ!!!」
「ふふっ、行ってらっしゃい」

 最期の最期に邪神の笑み浮かべやがったぞ! え、呪術廻戦の世界に行くなら料理とか捨てて呪霊と関わらない能力をピンポイントで貰うんだけど!!! しかも今の私と同じくらいの能力だからどう足掻いても呪力なんて無いから呪霊見えないから危険な場所も分からないやーつー!!!!
 邪神この野郎! 人気漫画だったら青い監獄でも良かっただろ! 私はそれだと思って料理にしたんだぞ!!

「大丈夫、2023年6月末だけど数日したら二期スタートして呪術廻戦人気第二波が来るはずだから」
「優しい鬼退治は二期やっても既に熱上がりきって二波なかったでしょ!」

 無かったよね? 一期で上がりきってオタク達は二期までに原作読みきって落ち着いてたよね? 人気がさらに上がるって言うか上がりきっててのびしろが無かったタイプ。呪術廻戦も二期来ても落ち着いてる可能性あるよね?

「言えることはただ一つだよ」
「なんだよ邪神」

 それはそれは美しい、人を騙すのに適している容姿が優しげな笑みを浮かべて中性的な人を狂わせるような甘い声で宣言する。



「五条悟の顔を信じなさい」



 それ仮にも神であるあんたが言うんかい!






 まあ、なんて言うか記憶取り戻して転生する時のやり取りを思い出したけど、どうしようも無いよね。
 呪霊は見えないし、人間死ぬ時は死ぬもんだ。天災だろうと人災だろうと呪霊だろうと、予測なんて出来ないんだから気にしないことにした。私はこの世界で、出来る限りの自衛(肝試しに行かないとか)して生きていくことにした。
 諦めが肝心だよね。

「それにしてもなぁ」

 ジャッジャッとフライパンで細切りにした牛蒡と人参を炒めて味付けをする。ちょっとピリ辛にしたいので一味唐辛子をパラリと。調味料の水分が無くなった所で、最後にゴマを入れてあえる。
 なかなかの量になっているきんぴらを見て頷く。

「本当に能力通りにしてくれてると思わなかったよなぁ」

 出来上がったきんぴらはちょっとだけ炒め過ぎたように人参が軽く焼き目が付いている。色も醤油か砂糖が焦げたのか少しだけ彩度が低く見える。これがイラストだったら彩度調整で彩度上げてるぞ。
 それでもお店では出せないけど、家庭では普通に出てくるような料理。怒る程のものではないけど、誰かに上げたりするような出来ではない。本当に親しくなったら気にしないタイプの見た目をしてる。
 味見としてきんぴらを口にすれば甘辛い味なんだけど、一味のお陰でピリッとした辛みが口内の余韻を引き締めてくれる。次の一口へと手を伸ばしやすくしている。今回は野菜だけだったけど牛肉入れても良いな。
 何回か自分が作った料理を口にしてるから周りからの評価は聞いたことないから分からないけど、めっちゃ自分の料理上手いんだよね。味付けとか失敗しない。必要な調味料とか、分量とかが分かると言うか、某ロボット乗りみたいにキュピーンと閃くんだよね。めっちゃ便利。味付け失敗しないの大事。あと食が満たされると、なんか嫌なことあっても大概我慢できる。

「よぉ」
「いや、不法侵入ぅ」

 例えばアパートの二階である窓から不法侵入する成人男性とか。ちゃんと靴脱いでくれるから土足では無いけど。

「あなたのお家はお隣でしょ」
「今日嫁居ないんだよ」
「だからって家に来る理由無いよね」

 用意してあった耐熱のタッパーに半量のきんぴらを入れながら対応する。すっかり慣れたもんで、こんな風に不法侵入されようが呆れしか出なくなってしまった。二階の窓から侵入とか可笑しいって言う常識を捨ててしまったのだ。
 まだ冷めていないのできんぴらに蓋はせずに放置。冷蔵庫の扉を開けてポテトサラダが大量に入ったタッパーと煮込みハンバーグが大量に入ったタッパー2つを取り出して重ねる。でっかいタッパーだから結構な重さだけど私は気にしない。何故なら私が持つものじゃないから!

「お、上手いな」
「ちょっと、勝手にきんぴら摘まみ食いしな…………おいこら、タッパーから摘まみ食いしろっ!」
「そっち食ったら俺が食う分減るだろ」
「フライパンのは私の食べる分減るじゃん!」
「いつでも作りゃ食えるだろ」

 そう、タッパー入りはお隣さん用なんだ。嫁さんに作って貰えよって思いはするけど、お嫁さんは何か精神的にちょっと不安定な部分があるのか儚げなんだよね。うっかりおかずを作って差し入れしてしまったら、夫婦共々なつかれてしまった。そしてでかいタッパー渡されてしまった。
 まあ、一応食費を貰ってるから良いけど。良いんだけど、ちょっと餌付けってワードが過ってしまった。これからはおいそれと料理を誰かにあげにくくなってしまった。

「今日の飯は?」
「は? たかるの止めてください。ポテサラとハンバーグ渡すから家帰って」
「だから嫁居ねぇんだよ」
「なんで?」
「夜勤だとよ。食費ーって叫んでた」
「あ、夜勤だとちょっと手取り上がるんだ」

 それよりも儚げだったお嫁さんどうした。食費って何だ? 別に困ってないよね。私が初めて渡された食費は帯付きの万札だったぞ。ぽいって渡されてちょっと唖然としたよね。お嫁さんも唖然としてたけど。
 その万札渡してきたのが旦那さんなんだけど、何の仕事してるのかよく分からない。嘘、知ってる。
 口の端にある切り傷に切れ長の目、整った顔立ちだけど実は一族似た顔が多い。
 はぁぁぁぁぁぁ。(くそでか溜め息)


 伏黒さん家の甚爾くんやーん。


 そりゃ、帯付の万札ぽーいってするわ。依頼料の平均いくらなんですか?
 いや、それよりも原作キャラと仲良くしたくなかったんだけど。だって私は特殊能力も無ければ度胸も無い。救済なんて出来ない。むしろ仲良くすることで私が巻き込まれて死ぬ確率上がるのでは? 呪霊見えないから狙われてもわかんないけど。
 それにしても邪神さま、人気キャラと同い年予定だけど多少上下するとは聞いてましたがこれは多少と言えないので?

「甚爾さん、暇ならちょっと荷物端に寄せといて下さい」
「はいよ」

 冷めてきたのできんぴらのタッパーに蓋をして重ねたタッパーにさらに重ねる。重そう。
 甚爾さんを顎で使ってる私はなかなかに強いのでは? となるが胃袋掴んだから上位なだけで、さらに言えば私に抵抗するのもどうなのかって感じだからだろう。
 全くもって甚爾さんに似合わない赤いランドセルを持って端に置いてる姿を見て、神様って本当に時間よく分かってねぇなって思った。



 しかし私は知らなかったのだ。
 初めてあった漫画のキャラが伏黒甚爾だからそれに合わせようとしたんだろう、と勘違いしたのを。
 胃袋を掴んだせいで、食欲が満たされたのか多少ギャンブルがマイルドになった伏黒甚爾になるのも。お嫁さんもちょっと長生きして甚爾さんとお話して、ちゃんとシングルファザーとして生活していくのも。
 そんなシングルファザーな伏黒甚爾にずっと付きまとわれるのも知らないのだ。


 さらに行ってしまえば、最期の邪神さまの言葉を深く考え無かったせいで本当は五条悟と同い年予定だったことに気付くのは、最強コンビと出会うまで知らないのだ。





「だってこれ、一応五条悟夢予定だからね」


 
 どこかで邪神さまの呟きがあったのも、何の能力も無い私は知らないのだ。






※※※※※※※
人物紹介



夢主
 原作前の時空に転生(当たり前)した最悪なダー○の旅が大当たりした人物。
 前世は隠れオタしてた成人済み女性。
 三大欲求で一番食欲が強い。前世は普通の腕前。
 容姿は前世は中の中の下ぐらい。今世は上の中の上。邪神さまがザビ(1ミクロン)以下にしたせいです。そしてそれについて夢主は気付いてる。
 現在アパートでシングルマザーにネグレクトされてる小学生。物心付いた時には記憶有ったので母の財布から金取ってガスや電気代払ってるし必要な生活費払ってる。必要だから仕方ないね。
 別に善人では無い。
 ちなみに五条悟より3つ下。


伏黒さん家の甚爾くん
 一族に似た顔が産まれる率高すぎる家出身。結婚済み。
 嫁さんが貰ったおかずを食べて胃袋掴まれた。え、うまっ。これが家庭の味…………と勘違いしたが嫁さんに貰ったおかずが激ウマだと教えられる。
 多分高級な食材使ってんだろって思って束をやったら引かれた。なんでだ?
 依頼で高級店で飯食ったけど隣のやつがくれる飯よりちょっと劣るな、とか思ってる。外食は外食でウマイけど隣のやつのがうまいな、ってなってる。
 隣の家庭事情は分かってる。どうにかして家に拐えねぇかなって思ってる。
 シングルファザーになったら囲いに行くのを今は知らない。


伏黒さん家のお嫁さん
 ちょっとメンタルが凹んで不安定だったお嫁さん。仕方ないね、呪霊見えるから。
 結婚して幸せだったけど、やっぱりそれだけではメンタルが完全な立て直し出来なかったけどお隣さんから貰ったおかずが激ウマ過ぎてメンタルが安定した。食は大事。
 あまりにも美味しすぎて汁物と主食以外は毎回お隣さんのおかず。美味しくてご飯が夫婦で進む。
 甚爾くんの万札事件で食費は私が出すって気持ちが強いので食費稼ぐ為に手取りが良い夜勤によく入る。
 隣の光熱費も家が出すべきでは? と冷蔵庫にあるタッパー群を見て思ってるし、甚爾くんと話し合いしてるし可決した。
 原作よりちょっと長生きするぐらいにはメンタルが回復してる。それで原作が変わることをお嫁さんも夢主も知らない。



邪神さまなのかなんなのかよく分からない奴
 オタク文化に詳しい。推しは実はパンダ。
 高次元生命体なので神様と言えば神様だし、邪神と言えば邪神。悪魔と言えば悪魔。人間の物差しで計れるものではないのは確か。
 綺麗な人の形をしているがそれしか分からないし、そんな洗脳されてる可能性がある。
 「五条悟の顔を信じなさい」って言いたかっただけ。でも言葉にしたから夢主と五条悟との縁がそれだけで強固に結ばれてしまった。次元の違う生命体の言霊だから仕方ないね。
 それで五条悟の顔でまた流行くるんですかね、邪神さま。



顔に絶大な信頼がある五条さん家の悟くん
 出番無かった。どっかで出会う。
 メインのお相手予定なのに出会いがどこになるのか作者も分からない。
 高級料理食って、「マッッッズ」ってそのうち言う。
 顔がいい。


 
10/10ページ