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しゅがしゅがな魔女が好き勝手する話

エ「はっ!ミントお前そのバカでかい杖?はなんだよ!」
ミ「え?だって今日は式典だってきいたから、特別な杖にしたんだけど、なんか文句ある?」
エ「いやいや、めっちゃ目立ってるし!つか杖自体、寮長クラスしかもってないし!」
ミ「目立ってる!?ほんと!?あたしはあんたたちと違ってマジカルペンとかじゃなくて杖で魔法使うんだからしょうがないじゃん」
デ「ミントは本当に目立つのが好きなんだな」
ミ「人生目立ってなんぼでしょ!」
エ「監督生だって困るだろ!」
監「いや、エース、慣れてるから大丈夫だよ」
エ「慣れかよ!!!」
リ「こら!うるさいぞ!なんでお前たちは少しの間も静かにすることができないんだ」
ト「まあまあリドル。おっ、ミントの杖は…なんかすごいな」
ミ「先輩たちこんちは!この杖は特別な時用の杖なんで、今日の式典にぴったりですよね!!!」
ト「あ、ああ」
ミ「ほ~らみたことかエース!お前んとこの副寮長がいいっていってるからいいんだよ!!」
エ「べ、別に悪いとは言ってねーよ!」
ケ「わぁ~ミントちゃんの杖、めっちゃマジカメ映えするじゃん!ねえ、マジカメに載せていい?」
ミ「ケート先輩、それは嫌です。この杖は特別なんでそんなカメラごときじゃあ美しさはみじんも伝わらないので」
ケ「え、そこ?じゃあ美しく撮れたら載せていいの?」
ミ「それは写真次第ですね。背景とか被写体とか世界観を大事にするんで」
ケ「いや、でも式典でめちゃくちゃ注目されてるじゃん…」
ミ「見せびらかしたいけど、特別なものなのでおいそれと人目のつくところに残したくないんです」
エ「そういえばミントの杖って普段使ってるのもいろんな石ついてるけど何なの?」
ミ「何って、宝石だけど」
エ「は?」
ミ「杖自体はいろんな素材があってそれぞれ人に合わせた素材なんだけど、あの宝石は、宝石が持つ力を媒体に使用者の魔法を補助してくれるの。けっこう高いんだからね!あまり人目について盗まれたりしたら…」
エ「したら…」
ミ「ふふっ…」
エ「教えろよ!こえーだろ!」
ミ「そもそも人のものを盗むなって話」
エ「いや、そうだけど!」
ケ「ん~こんどミントちゃんの杖について詳しく聞きたいな~。あとでお茶会に誘うからその時にでも教えてよ!じゃあ俺たちあっちだから」

ばいばーいと手を振ってケイトとトレイは先に進んでたリドルを追いかけていった。

エ「じゃあオレたちも並ぶか~」
デ「そうだな。…しかしどこに並んだらいいんだ?」
監「今日はクラスごとにって書いてあったよ。…こっちだね」
エ「おっ!さっすが監督生頼りになる~」
ミ「エースってやっぱりバカよね。昨日わんちゃん先生が言ってたじゃない」
エ「だれがバカだよ!そしたらデュースだってバカだろ!」
ミ「デュースはちょっと忘れてただけだよ。ね、デュース?」
デ「あ、ああそうだ。思い出した!クルーウェル先生が言ってたな!(本当に忘れていた)」
エ「ぜってー嘘だろ!!」
グ「おめーらよくも飽きずにケンカしてんだゾ…」



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