櫂琉：良いか、よく聞いておけ。《カップラーメンに粉末スープを入れる時だけは絶対に扇風機を切れ》。俺に今出来るアドバイスはそれだけだ──






悠人「俺、好きなんだよ…俺の事」
彩流「僕も…僕が好き」

櫂琉「何してんのあいつら」
翼「知るか」






櫂琉「今日変な夢見た」
翼「どんな」
櫂琉「プリキュアになって活躍してる夢」
翼「悪夢だな」
櫂琉「いや、翼が」
翼「悪夢だな」






悠人：ついさっき翼から「今度イルミネーションでも見に行くか」ってラインが来た。どういう風の吹き回しだよと思ってたらすぐに次のラインが来て「送る奴間違えた。お前は蛍光灯でも見てろ」って。蛍光灯綺麗だなあ。






瑛牙「葉稀先輩ってシャンプー何使ってんすか？」
葉稀「…多分、メリッサかな」
悠人「(きーみのってっでーｗｗｗｗｗｗｗ)」
櫂琉「(きーりさっいってーｗｗｗｗｗｗｗｗ)」






彩流「もー、何でそうやっていっつも自分の事は棚に…棚に、…棚に…よいしょって…」
櫂琉「棚に上げて？」
彩流「…それ」






悠人「視力検査の時、櫂琉が自信満々に「C！！！」って答えてて滅茶苦茶笑った」






瑛牙：よそ見しながら歩いてたら予想外の段差につまづいて転んだ。それは良いんだけど、痛みに悶える俺を見て隣に居た悠人先輩が「その段差何のためにあるか分かんないよな」って言った。その反応嫌いじゃない。






翼「筆記試験の時は鉛筆は3本持ってけ。1本はメインに使うやつ、1本は周囲の動揺を誘うために開始の合図でへし折るやつ、もう1本は予備だ」






櫂琉：もし「チキンナ」ってポケモンが居たら、サトシは「チキンナ ゲットだぜ！」って言うのかな。なんて考えてたら午前の授業終わってた。






彩流「翼遅いね…何かあったのかな」
悠人「あ、翼からライン来た」
櫂琉「何て？」
悠人「『あと15年遅れる』だって」
櫂琉「斬新な遅刻の連絡だな」