中学生達は逃げていき、私はヒナちゃんにハンカチを渡す





あ「ヒナちゃん、これ使え!女の子に涙は似合わねえぞ!(ﾆｶｯ」






ヒナ「････なみちゃん、ありがと(涙目」






あ「いいって事よ!タケミチ、ボロボロだな(ﾆｶｯ」






タケミチ「うっせ!(涙目」






あ「立てるか？」






私はそういって手を差し出すと、タケミっちはその手を取った






タケミチ「お前!弱えくせに、後先考えないでこんな事すんなよ!(涙目」






ヒナ「!････だってぇ(涙」






あ「タケミチ!女の子はもっと優しく扱え!(殴」






タケミチ「いてっ!?(涙目」






あ「それに、お前も人の事言えねーだろうが!お前がボロボロになって悲しむ奴だっているんだぞ!?ヒナちゃんだってボロボロになっちゃったら、親が悲しむぞ!」






私は2人にお説教していると、2人は泣き出す
流石にやりすぎたと思い、なだめていると、遠くの方で稀咲が見ているのを発見してしまった






あ「(これ私が泣かせてる感じになっちゃってる!?)とっとにかくだ!2人共!正義感の強いのはスゲーと思うけど、何かあってからじゃ遅いんだ!そういう時は逃げるなり、大声で叫ぶなりしろ!いいな!?(汗」






タケミチ・ヒナ「「うっうん/はいっ」」






あ「ほらタケミチ帰るぞ。ヒナちゃんもまたな」






ヒナ「!････なみちゃん!」






あ「ん？」






ヒナ「････ヒナの為に怒ってくれて････ありがとう! ////」






あ「おっおう？」






私はとりあえずタケミっちの手を引いて歩いていった






ヒナ「なみちゃん、カッコいい････ヒナもなみちゃんみたいになりたいな////」






稀咲「････」