女性審神者の名前です。
菜の花「この本丸で俺たちと話すのって違和感ないの?」
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~薙side~
「もうそんなに買い物したの…?」
途中で主様と会った。その言葉に大樹さんが大きな袋を両手に「遥ちゃんも人のこと言えないでしょ…」呟く。完全に荷物持ちだ(主様はそうするつもりはなかったみたいだけど)。
その途中で燭台切さんたちとも会って、一旦車に置きに行って身軽になった私たちは再び買い物に戻る。
今度は燭台切さんと石切丸さんと、私は乱ちゃんと博多くんと小夜くんと一緒にお店を見て回ることになって、再び解散となった。主様は引き続き大樹さんと一緒だ。
「小夜は他に行きたかとこはなか?」
博多くんは兄弟たちへのお土産で“ボードゲーム”などのおもちゃを、乱ちゃんと私もコスメや洋服はもう買っている。
「…植物の種とか、何か良いものがないか“ホームセンター”に行ってみたいです」
「私たちも気に入るものがあるかも。行ってみようか」
「あとさ、ペットショップの店員さんがお外で犬とかと触れ合えるイベントやってるって言ってたよね。そこも行ってみない?」
「…僕なんかが触れてもいいのかな」
不安そうに俯いた小夜くんの頭を撫でた。裕くんと仲良くなれたんだから大丈夫だと思う。それに、小夜くんは花を大切に育てている心優しい子。動物はきっとそれを感じると思う。
それを伝えると博多くんが「行ってみらんと分からんばい」と手を引いた。
その姿が微笑ましい。小夜くんはこの様子なら他の短刀たちとももっと仲良くなれるはず。私の腕には乱ちゃんが絡めてきて、まずはホームセンターへと向かってみる。
「わぁ、種とか苗とかいっぱいある~!」
ここは花屋も兼ねていて美しさが溢れていて、可愛いものが大好きな乱ちゃんが一足先に駆けていく。初めて見る花に興味津々だ。
「こん花、小夜の髪色に似とーね」
博多くんが見つけた花は青の他にもピンクと白があった。
「色合いが江雪さんと宗三さんに似てるね。可愛い」
小夜くんを手招きして、それを見たら小さく笑んだ。首から下げた財布を見て頷いたから、買うと決めたみたいだ。どの苗にするか見極めつつ、花壇に植えるか別の場所に植えるか悩み始めた。
「それなら、小夜くんたちの部屋の近くに植えたらどう?」
「それよかね」
せっかくだからプランターも買いたいところだけど、これだとかさ張ってしまう。それなら本丸に帰ったら手作りしようと、参考になりそうなものを色々と見てみる。
「1つの苗はこれくらいの大きさ」「このサイズは6個植えられる」などとみんなで考えに考えた。プランター作りに必要な木材はあるはずだし、なければ切りに行けばいい。花壇を作れたのだからレンガも調達出来るはずだ。
あまり大きくなければ木材を買うのもありかな。
「便利そうな工具も見てみる?」
「…はい」
さすがホームセンター、何でも揃っている。ショッピングモールに併設されているだけあってお店自体も大きい。物作りが好きな人にはたまらない場所だと思う。
乱ちゃんがカートとカゴを持って来てくれてあれこれと見てみる。
…とはいえ、私たちは初心者。しっかりとタブレットを持って来ていた博多くんがあれこれと調べてくれた。
「俺たちん本丸はこういったのは手作業が多いけん、ちょっとは便利なものがあったっちゃ良かよ」
そう言ってタブレットに表示されている電動ドリルを指す。
なるほど、あるに越したことはないかも。
「ばってん、これもピンキリやね。どれが良かかみんなで見てみよう」
種や苗を探しに来てこうなるとは思わなかったけど、すっごく楽しい。小夜くんは最初は自分の為にこんなに時間を費やしても良いのか戸惑っていたけれど、乱ちゃんの「江雪さんも宗三さんも喜ぶよ!」の一言で気持ちが軽くなったみたいだ。私も「みんなの癒しになるようにやってみよう」と、現世ならではの買い物を楽しんだ。
「やっぱりみんなも来てたんだね」
どれぐらい経っただろう。燭台切さんと石切丸さんもやって来た。なんでも食材に使えるハーブの種を買いに来たみたいだ。
「…とは言っても、バジルだけでも種類が色々あるのだね」
私たちの買い物は落ち着いていたので、先にお会計をして改めて燭台切さんたちのところに行くと、「これはピザに使えるね」などとあれこれ話していた。
「ピザならボクたちさっき食べたよ!」
「美味しかったかい?」
「うん!兄弟たちも絶対気に入ると思う!」
「それじゃあ、これも育ててみようか」
プランターは本丸で作ることなどを話したら私たちの買い物の量に納得いったようで、燭台切さんと石切丸さんも一緒に作ることになった。
種はどれぐらい買えばいいのか、スペースはどれぐらい必要か話し合う。まさかこんなに色々なものを育ててみることになるとは思っていなかったから、本丸の何処で育てるのかもいくつか候補を挙げてみる。
「主は好きに使うてよかって言うやろうし、多めに買うといてもいいっちゃない?」
「それもそうだね」
その様子が目に浮かぶ、といった様子でくすりと笑った燭台切さん。
現世遠征は今日が最後。明日の朝に本丸に戻る。最後の買い物だとみんなで張り切った。
「もうそんなに買い物したの…?」
途中で主様と会った。その言葉に大樹さんが大きな袋を両手に「遥ちゃんも人のこと言えないでしょ…」呟く。完全に荷物持ちだ(主様はそうするつもりはなかったみたいだけど)。
その途中で燭台切さんたちとも会って、一旦車に置きに行って身軽になった私たちは再び買い物に戻る。
今度は燭台切さんと石切丸さんと、私は乱ちゃんと博多くんと小夜くんと一緒にお店を見て回ることになって、再び解散となった。主様は引き続き大樹さんと一緒だ。
「小夜は他に行きたかとこはなか?」
博多くんは兄弟たちへのお土産で“ボードゲーム”などのおもちゃを、乱ちゃんと私もコスメや洋服はもう買っている。
「…植物の種とか、何か良いものがないか“ホームセンター”に行ってみたいです」
「私たちも気に入るものがあるかも。行ってみようか」
「あとさ、ペットショップの店員さんがお外で犬とかと触れ合えるイベントやってるって言ってたよね。そこも行ってみない?」
「…僕なんかが触れてもいいのかな」
不安そうに俯いた小夜くんの頭を撫でた。裕くんと仲良くなれたんだから大丈夫だと思う。それに、小夜くんは花を大切に育てている心優しい子。動物はきっとそれを感じると思う。
それを伝えると博多くんが「行ってみらんと分からんばい」と手を引いた。
その姿が微笑ましい。小夜くんはこの様子なら他の短刀たちとももっと仲良くなれるはず。私の腕には乱ちゃんが絡めてきて、まずはホームセンターへと向かってみる。
「わぁ、種とか苗とかいっぱいある~!」
ここは花屋も兼ねていて美しさが溢れていて、可愛いものが大好きな乱ちゃんが一足先に駆けていく。初めて見る花に興味津々だ。
「こん花、小夜の髪色に似とーね」
博多くんが見つけた花は青の他にもピンクと白があった。
「色合いが江雪さんと宗三さんに似てるね。可愛い」
小夜くんを手招きして、それを見たら小さく笑んだ。首から下げた財布を見て頷いたから、買うと決めたみたいだ。どの苗にするか見極めつつ、花壇に植えるか別の場所に植えるか悩み始めた。
「それなら、小夜くんたちの部屋の近くに植えたらどう?」
「それよかね」
せっかくだからプランターも買いたいところだけど、これだとかさ張ってしまう。それなら本丸に帰ったら手作りしようと、参考になりそうなものを色々と見てみる。
「1つの苗はこれくらいの大きさ」「このサイズは6個植えられる」などとみんなで考えに考えた。プランター作りに必要な木材はあるはずだし、なければ切りに行けばいい。花壇を作れたのだからレンガも調達出来るはずだ。
あまり大きくなければ木材を買うのもありかな。
「便利そうな工具も見てみる?」
「…はい」
さすがホームセンター、何でも揃っている。ショッピングモールに併設されているだけあってお店自体も大きい。物作りが好きな人にはたまらない場所だと思う。
乱ちゃんがカートとカゴを持って来てくれてあれこれと見てみる。
…とはいえ、私たちは初心者。しっかりとタブレットを持って来ていた博多くんがあれこれと調べてくれた。
「俺たちん本丸はこういったのは手作業が多いけん、ちょっとは便利なものがあったっちゃ良かよ」
そう言ってタブレットに表示されている電動ドリルを指す。
なるほど、あるに越したことはないかも。
「ばってん、これもピンキリやね。どれが良かかみんなで見てみよう」
種や苗を探しに来てこうなるとは思わなかったけど、すっごく楽しい。小夜くんは最初は自分の為にこんなに時間を費やしても良いのか戸惑っていたけれど、乱ちゃんの「江雪さんも宗三さんも喜ぶよ!」の一言で気持ちが軽くなったみたいだ。私も「みんなの癒しになるようにやってみよう」と、現世ならではの買い物を楽しんだ。
「やっぱりみんなも来てたんだね」
どれぐらい経っただろう。燭台切さんと石切丸さんもやって来た。なんでも食材に使えるハーブの種を買いに来たみたいだ。
「…とは言っても、バジルだけでも種類が色々あるのだね」
私たちの買い物は落ち着いていたので、先にお会計をして改めて燭台切さんたちのところに行くと、「これはピザに使えるね」などとあれこれ話していた。
「ピザならボクたちさっき食べたよ!」
「美味しかったかい?」
「うん!兄弟たちも絶対気に入ると思う!」
「それじゃあ、これも育ててみようか」
プランターは本丸で作ることなどを話したら私たちの買い物の量に納得いったようで、燭台切さんと石切丸さんも一緒に作ることになった。
種はどれぐらい買えばいいのか、スペースはどれぐらい必要か話し合う。まさかこんなに色々なものを育ててみることになるとは思っていなかったから、本丸の何処で育てるのかもいくつか候補を挙げてみる。
「主は好きに使うてよかって言うやろうし、多めに買うといてもいいっちゃない?」
「それもそうだね」
その様子が目に浮かぶ、といった様子でくすりと笑った燭台切さん。
現世遠征は今日が最後。明日の朝に本丸に戻る。最後の買い物だとみんなで張り切った。
