女性審神者の名前です。
菜の花「この本丸で俺たちと話すのって違和感ないの?」
空欄の場合はデフォルト名になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~審神者side~
「兄さん、久しぶり」
「おぉ、元気そうだな」
車の音がして迎えに行くと、兄さんは息子の裕 をチャイルドシートから降ろしていたところだった。前回帰省したのは去年の秋。随分と大きくなっていて、子どもの成長には本当に驚かせられる。
「おねーちゃ、パトカ」
「お、パトカーが好きなの?」
「うん」と私の首に小さな腕を回す。抱っこしてあげると肩に顔を寄せてすりすりと頬ずりした。義姉さんが出張で家を空けているせいか、甘えん坊モードに入っている。
あー、可愛い。めっちゃ可愛い。
目に入れても痛くないとはまさにこのこと。私も裕の頭に頬を寄せて、久々に子ども特有の柔らかい香りをすんすん嗅ぎつつみんなにお披露目する。
「じゃーんっ、甥っ子の裕でーす」
みんなからわぁっと声が上がって、あっという間に囲まれた。裕はみんなを見回した後、ぽかんとして乱ちゃんを指す。
「おんなのこ?」
「ふふーん、こう見えてもボクは男の子だよ~」
目を丸くした後、身を乗り出して乱に腕を伸ばす。乱も「おいで~」とにこにこと抱っこした。荷物を持って少し遅れた兄さんが「すみません」と謝ったけど「大丈夫だよ~」と人の子どもを堪能している。その横で博多が小さい手を「愛らしか~」と握った。
「初めまして、僕は燭台切光忠っていうんだ。ヨロシクね」
「う…」
屈んだ燭台切を怖がる裕。みんなを見てどんな反応をするんだろうと気になってはいたけれど、予想は当たってしまった。燭台切がずーんと落ち込むのも当たってしまった。小夜が焦ってフォローしている。
「私も背が高いから、怖がってしまうかな?」
同じく屈んで笑った石切丸にはにこーっと笑った。今度は石切丸に腕を伸ばして抱っこをねだる。「おやおや」と裕を抱っこした姿はまさに…
「パパだねぇ…」
仕事帰りに幼稚園にお迎えに来た姿を妄想…いや、想像してしまった。他にも想像出来るシチュエーションはあるだろうに、妙にその光景が浮かんでしまう。
「薙、石切丸さんの隣に立ってみて」
私に言われるがままに薙がそこに立つと…
「普通に家族じゃん」
今度は薙と石切丸がそれぞれ裕と手を繋いで、公園を散歩している姿が浮かぶ。
これまで遠征する度にみんなが裕を抱っこしてきたけれど、1番様になっている(ちなみに一期は保育士みたいだった)。
「裕くんは何歳かな?」
「4さい」
私と兄さんは少し歳が離れているから、年齢の割に裕は比較的大きい。友人たちは最近甥っ子や姪っ子が生まれた、これから生まれる子ばかりだ。
こういった光景は毎回のことなので、母さんと兄さんはすっかり裕を私たちに任せて寿司の到着を待っている。
「うちの破壊神は今回は大人しいな」
「言い方ね」
「石切丸さんと薙さんの雰囲気のおかげか?」
母さんが書いたノートと皆を照らし合わせて「なるほど、だからか」と納得している。
「さ、あとは小夜くんだよ」
「ぼ、僕なんかが触れてもいいのかな…」
「やってみないと分からないよ。…裕、小夜くんだよ」
私の後ろに隠れてしまった小夜がゆっくりと顔を出す。“いないいないばあ”に見えたのか、裕は笑っている。まさかの反応にビックリしたんだろう。小夜がまた隠れてこっそり顔を出すと、やっぱり笑っている。大丈夫なようだ。
「…えっと、チョコレートを買って来たから、後で君も食べる…?」
「たべるー!」
「小夜くん、良かったね…」
微妙に立ち直れていない燭台切は、いつの間にか私たちから距離を置いていた。「本当にすみません…」と謝った兄さんに「今回来た刀剣はね…」とノートに書かれた名前を指して現実逃避の如く教え始めた。ちなみに母さんはイケメン直々の指導に10歳くらい若返ったかのように話を聞いている。
そこに父さんが帰って来た。不規則なシフトで働いてどんなに疲れていても、孫の顔を見ればそれは吹っ飛ぶ。まさにそんな顔をしていた。けれど今は石切丸がお気に入りなのであまり構ってもらえず、ちょっとしょげながら着替えに行った。
「何か…ごめんよ」
申し訳なさそうにする彼に「御神刀だから仕方ない」と烏龍茶を飲む兄さん。こんな台詞は審神者の家でもあまり聞かないだろう。ちょっと笑ってしまった。
そこに、インターホンが鳴る。寿司だ。
裕の椅子を準備する兄さんと、寿司を受け取りに行った母さんと私がぱたぱたと動く横で、すぐに戻って来た父さんがやっと裕を抱っこした。
「さ、食べよう」
みんなで乾杯して、早速たくさん並んだ寿司を頬張る。前回の帰省振りに食べた寿司はすっごく美味しかった。
「兄さん、久しぶり」
「おぉ、元気そうだな」
車の音がして迎えに行くと、兄さんは息子の
「おねーちゃ、パトカ」
「お、パトカーが好きなの?」
「うん」と私の首に小さな腕を回す。抱っこしてあげると肩に顔を寄せてすりすりと頬ずりした。義姉さんが出張で家を空けているせいか、甘えん坊モードに入っている。
あー、可愛い。めっちゃ可愛い。
目に入れても痛くないとはまさにこのこと。私も裕の頭に頬を寄せて、久々に子ども特有の柔らかい香りをすんすん嗅ぎつつみんなにお披露目する。
「じゃーんっ、甥っ子の裕でーす」
みんなからわぁっと声が上がって、あっという間に囲まれた。裕はみんなを見回した後、ぽかんとして乱ちゃんを指す。
「おんなのこ?」
「ふふーん、こう見えてもボクは男の子だよ~」
目を丸くした後、身を乗り出して乱に腕を伸ばす。乱も「おいで~」とにこにこと抱っこした。荷物を持って少し遅れた兄さんが「すみません」と謝ったけど「大丈夫だよ~」と人の子どもを堪能している。その横で博多が小さい手を「愛らしか~」と握った。
「初めまして、僕は燭台切光忠っていうんだ。ヨロシクね」
「う…」
屈んだ燭台切を怖がる裕。みんなを見てどんな反応をするんだろうと気になってはいたけれど、予想は当たってしまった。燭台切がずーんと落ち込むのも当たってしまった。小夜が焦ってフォローしている。
「私も背が高いから、怖がってしまうかな?」
同じく屈んで笑った石切丸にはにこーっと笑った。今度は石切丸に腕を伸ばして抱っこをねだる。「おやおや」と裕を抱っこした姿はまさに…
「パパだねぇ…」
仕事帰りに幼稚園にお迎えに来た姿を妄想…いや、想像してしまった。他にも想像出来るシチュエーションはあるだろうに、妙にその光景が浮かんでしまう。
「薙、石切丸さんの隣に立ってみて」
私に言われるがままに薙がそこに立つと…
「普通に家族じゃん」
今度は薙と石切丸がそれぞれ裕と手を繋いで、公園を散歩している姿が浮かぶ。
これまで遠征する度にみんなが裕を抱っこしてきたけれど、1番様になっている(ちなみに一期は保育士みたいだった)。
「裕くんは何歳かな?」
「4さい」
私と兄さんは少し歳が離れているから、年齢の割に裕は比較的大きい。友人たちは最近甥っ子や姪っ子が生まれた、これから生まれる子ばかりだ。
こういった光景は毎回のことなので、母さんと兄さんはすっかり裕を私たちに任せて寿司の到着を待っている。
「うちの破壊神は今回は大人しいな」
「言い方ね」
「石切丸さんと薙さんの雰囲気のおかげか?」
母さんが書いたノートと皆を照らし合わせて「なるほど、だからか」と納得している。
「さ、あとは小夜くんだよ」
「ぼ、僕なんかが触れてもいいのかな…」
「やってみないと分からないよ。…裕、小夜くんだよ」
私の後ろに隠れてしまった小夜がゆっくりと顔を出す。“いないいないばあ”に見えたのか、裕は笑っている。まさかの反応にビックリしたんだろう。小夜がまた隠れてこっそり顔を出すと、やっぱり笑っている。大丈夫なようだ。
「…えっと、チョコレートを買って来たから、後で君も食べる…?」
「たべるー!」
「小夜くん、良かったね…」
微妙に立ち直れていない燭台切は、いつの間にか私たちから距離を置いていた。「本当にすみません…」と謝った兄さんに「今回来た刀剣はね…」とノートに書かれた名前を指して現実逃避の如く教え始めた。ちなみに母さんはイケメン直々の指導に10歳くらい若返ったかのように話を聞いている。
そこに父さんが帰って来た。不規則なシフトで働いてどんなに疲れていても、孫の顔を見ればそれは吹っ飛ぶ。まさにそんな顔をしていた。けれど今は石切丸がお気に入りなのであまり構ってもらえず、ちょっとしょげながら着替えに行った。
「何か…ごめんよ」
申し訳なさそうにする彼に「御神刀だから仕方ない」と烏龍茶を飲む兄さん。こんな台詞は審神者の家でもあまり聞かないだろう。ちょっと笑ってしまった。
そこに、インターホンが鳴る。寿司だ。
裕の椅子を準備する兄さんと、寿司を受け取りに行った母さんと私がぱたぱたと動く横で、すぐに戻って来た父さんがやっと裕を抱っこした。
「さ、食べよう」
みんなで乾杯して、早速たくさん並んだ寿司を頬張る。前回の帰省振りに食べた寿司はすっごく美味しかった。
