女性審神者の名前です。
菜の花「この本丸で俺たちと話すのって違和感ないの?」
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~石切丸side~
「あ、いたいた」
この日は馬当番。世話も終えてにっかりさんが見守る中、馬たちの健康祈願をしていたところに加州さん、大和守さん、薙さんが私の元にやって来た。加持祈祷を終わるのを待っていてもらった後、どこか楽しそうな様子にどうしたのかと尋ねてみる。
「なるほど、それは良い案だね」
「そろそろ加持祈祷をする頃合いだと思っていたから、是非そうさせてもらえると嬉しいよ」
「良かったです」
「御神刀と神様がコンビを組めば豊作は間違いないね!」と1番楽しみにしている様子の大和守さんにくすりと笑った。
「多く立派に育ちそうだね。…作物のことだよ?」
「もぎたてのきゅうりをかじるの、俺結構好きなんだよねー」
「太く育つのは嬉しいね。…きゅうりのことだよ?」
「トマトも美味しいよね」
もふ丸さんが「トマトゥ…」と呟く。薙さんも苦い顔をしているから、本当にこのふたりはトマトが苦手なのだな、と思う。「克服出来るように祈祷しようか」と提案したら、仲良く首をブンブンと横に振った。
皆で「またね」と馬たちを撫でて本丸に戻る途中、蜂須賀さんの笑い声がしたのでそちらを見やったら、彼がトラクターで新しく畑にする場所を耕していた。長曽祢さんも山伏さんも同田貫さんも手作業で手伝っている。
「加持祈祷をどの辺りでやるか、下見をしようか」
「はい」
「薙はどの辺で場所でやってたか思い出せてる?」
「広々としてたから、田んぼとか畑の真ん中で…やってたと思う」
…なるほど。今までは庭と畑の境目で行っていたけれど、薙さんがそうしていたならば手順が異なるかもしれない。主を含めて打ち合わせが必要になりそうだ。
「僕たちも付き合いたいんだけど、厨当番を手伝いに行くから一緒には行けないや。打ち合わせ頑張ってね」
「あぁ、任せておくれよ」
「よろしく~」
そうして主の部屋に行ってみると、主は既に執務を終えて畑で何を育てるか覚え書きを確認していた。ちょうど良い。
「私も今年からは2振りにお願いしようと思ってたんだ」
話し合いの中で、薙さんの服をどうするか悩んでいた。主は審神者服の色が変わる前に着ていた巫女服と同じ色合いのものは持っているけれど、身長差があるので頼むしかないと、パソコンを見てみる。
「あー、年度末だから発注多いね。かなり時間掛かっちゃう」
「それだったら、誰かの袴を借りるのはどうかな」
「青江さん、それだ!」
祭事に合う色合いの戦装束や内番服が袴の男士たち。皆で選定した結果、当てはまったのは1振り。
「私も一緒に行くからさ、頼みに行こうよ」
皆で頷き合って彼がいるであろう場所へ向かう。厨だ。
「歌仙さーん」
「おやおや、皆してどうしたんだい?」
「豊作祈願は今年から薙にもお願いすることになったの。それで、歌仙さんの服を借りられればと思って」
「ぼ、僕のかい?!」
狼狽する歌仙さんに、主も薙さんもにこにこと笑顔を向けている。私も「是非」と声を掛ければ、「分かった」と了承してくれた。けれど何故か「信じられない」といった様子でいる。
「本当に僕ので良いのかい?神様が執り行う祭事となれば、もっと良い装いがあるのだと思うのだけれど」
「歌仙さんが良いんです」
薙さんの言葉に顔を赤くする歌仙さん。薙さんの隣で主が、その後ろでにっかりさんが吹き出した。
「?」
薙さんは皆が何故そのような反応をしているのか理解出来ていない。燭台切さんの料理姿を見ていた太鼓鐘さんが「やるなぁ」と意味深な笑みを浮かべ、火にかけている鍋の様子を見ていた鶴丸さんも「そういう言い回しをするとは驚きだぜ」と笑っている。野菜の下処理をしていた大倶利伽羅さんも視線をこちらから反らした。
「何でみんな、笑ってるの…?」
これは教えるべきだろうか…。
「薙、言い方がちょっと違います」
それでも意味が分からない様子の薙さんに、燭台切さんが「歌仙くんの何が良いのかをつけようね」と苦笑いしている。
「歌仙さんの、袴…あっ」
意味が分かった途端、薙さんの顔も真っ赤になった。“茹蛸のように顔を赤くする”とはこういうことを言うのか、と1振り冷静に考える。
「違うんです、これはっ…!」
「薙っ、良いんだよ!これ以上は言わなくてもっ…!というか、何も言わないでおくれ…!」
2振りの反応に大笑いする中で(特に主)、「これは、ここだけの話に、して下さいっ…!」と主の後ろに隠れた。
しばらく歌仙さんと薙さんがぎくしゃくしていたのは仕方のないことかな。
「あ、いたいた」
この日は馬当番。世話も終えてにっかりさんが見守る中、馬たちの健康祈願をしていたところに加州さん、大和守さん、薙さんが私の元にやって来た。加持祈祷を終わるのを待っていてもらった後、どこか楽しそうな様子にどうしたのかと尋ねてみる。
「なるほど、それは良い案だね」
「そろそろ加持祈祷をする頃合いだと思っていたから、是非そうさせてもらえると嬉しいよ」
「良かったです」
「御神刀と神様がコンビを組めば豊作は間違いないね!」と1番楽しみにしている様子の大和守さんにくすりと笑った。
「多く立派に育ちそうだね。…作物のことだよ?」
「もぎたてのきゅうりをかじるの、俺結構好きなんだよねー」
「太く育つのは嬉しいね。…きゅうりのことだよ?」
「トマトも美味しいよね」
もふ丸さんが「トマトゥ…」と呟く。薙さんも苦い顔をしているから、本当にこのふたりはトマトが苦手なのだな、と思う。「克服出来るように祈祷しようか」と提案したら、仲良く首をブンブンと横に振った。
皆で「またね」と馬たちを撫でて本丸に戻る途中、蜂須賀さんの笑い声がしたのでそちらを見やったら、彼がトラクターで新しく畑にする場所を耕していた。長曽祢さんも山伏さんも同田貫さんも手作業で手伝っている。
「加持祈祷をどの辺りでやるか、下見をしようか」
「はい」
「薙はどの辺で場所でやってたか思い出せてる?」
「広々としてたから、田んぼとか畑の真ん中で…やってたと思う」
…なるほど。今までは庭と畑の境目で行っていたけれど、薙さんがそうしていたならば手順が異なるかもしれない。主を含めて打ち合わせが必要になりそうだ。
「僕たちも付き合いたいんだけど、厨当番を手伝いに行くから一緒には行けないや。打ち合わせ頑張ってね」
「あぁ、任せておくれよ」
「よろしく~」
そうして主の部屋に行ってみると、主は既に執務を終えて畑で何を育てるか覚え書きを確認していた。ちょうど良い。
「私も今年からは2振りにお願いしようと思ってたんだ」
話し合いの中で、薙さんの服をどうするか悩んでいた。主は審神者服の色が変わる前に着ていた巫女服と同じ色合いのものは持っているけれど、身長差があるので頼むしかないと、パソコンを見てみる。
「あー、年度末だから発注多いね。かなり時間掛かっちゃう」
「それだったら、誰かの袴を借りるのはどうかな」
「青江さん、それだ!」
祭事に合う色合いの戦装束や内番服が袴の男士たち。皆で選定した結果、当てはまったのは1振り。
「私も一緒に行くからさ、頼みに行こうよ」
皆で頷き合って彼がいるであろう場所へ向かう。厨だ。
「歌仙さーん」
「おやおや、皆してどうしたんだい?」
「豊作祈願は今年から薙にもお願いすることになったの。それで、歌仙さんの服を借りられればと思って」
「ぼ、僕のかい?!」
狼狽する歌仙さんに、主も薙さんもにこにこと笑顔を向けている。私も「是非」と声を掛ければ、「分かった」と了承してくれた。けれど何故か「信じられない」といった様子でいる。
「本当に僕ので良いのかい?神様が執り行う祭事となれば、もっと良い装いがあるのだと思うのだけれど」
「歌仙さんが良いんです」
薙さんの言葉に顔を赤くする歌仙さん。薙さんの隣で主が、その後ろでにっかりさんが吹き出した。
「?」
薙さんは皆が何故そのような反応をしているのか理解出来ていない。燭台切さんの料理姿を見ていた太鼓鐘さんが「やるなぁ」と意味深な笑みを浮かべ、火にかけている鍋の様子を見ていた鶴丸さんも「そういう言い回しをするとは驚きだぜ」と笑っている。野菜の下処理をしていた大倶利伽羅さんも視線をこちらから反らした。
「何でみんな、笑ってるの…?」
これは教えるべきだろうか…。
「薙、言い方がちょっと違います」
それでも意味が分からない様子の薙さんに、燭台切さんが「歌仙くんの何が良いのかをつけようね」と苦笑いしている。
「歌仙さんの、袴…あっ」
意味が分かった途端、薙さんの顔も真っ赤になった。“茹蛸のように顔を赤くする”とはこういうことを言うのか、と1振り冷静に考える。
「違うんです、これはっ…!」
「薙っ、良いんだよ!これ以上は言わなくてもっ…!というか、何も言わないでおくれ…!」
2振りの反応に大笑いする中で(特に主)、「これは、ここだけの話に、して下さいっ…!」と主の後ろに隠れた。
しばらく歌仙さんと薙さんがぎくしゃくしていたのは仕方のないことかな。
