女性審神者の名前です。
菜の花「この本丸で俺たちと話すのって違和感ないの?」
空欄の場合はデフォルト名になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~五虎退side~
今日も、兄さんたちと稽古をしました。僕は厚兄さんと手合わせをした時に木刀が腕に当たって痛かったのですが、こんなことで音を上げていられません。いち兄には僕たちが強くなった姿を見て安心してほしいんです。いち兄がこの本丸に帰って来るその日まで、僕たちは頑張ります。
この日、お昼ご飯が終わってからみんなでお庭で遊んでいました。暖かくなってきて、僕たちを見守りながら三日月さんや石切丸さんなどが縁側でお茶をする。これがいつもの光景です。
そこには薙さんもいて、お姉さんのように面倒を見てくれます。こうやって遊んでいる時はもちろん、朝は僕たちを起こして洗面所に連れて行ってくれたり(特に骨喰兄さんは朝が弱いです)、お昼は僕たちと一緒に食べてくれます。夜はお布団を敷くのを手伝ってくれたり、のめりがちな博多兄さんの投資を程良いところで止めてくれたりと、僕たちの面倒を見てくれる薬研兄さんや鯰尾兄さんと協力してくれます。
陸奥守さんもトランプや折り紙で一緒に遊んでくれる時もあります。前には薙さんと陸奥守さん、鶴丸さんと御手杵さんがトランプで白熱したこともありました(ちょっと怖かったです)。
もふ丸くんも虎くんたちとすっかり仲良くなって、薙さんもある程度話せるようになりましたし、虎くんたちと一緒に別のところで遊んでいることもあります。
「こんな日がいつまでも続くと良いのに」と思っていることはみんなには内緒です。僕たちは刀剣、時には出陣しなければならないことはちゃんと分かっています。だからこそ、僕はこういった時間を大切にしたいのです。
「次はかくれんぼがしたいです!」
秋田兄さんの提案にみんなもやりたいとなって、じゃんけんをしたら鬼は僕になってしまいました。虎くんたちと一緒だと反則になってしまうので、虎くんたちは薙さんたちに預かってもらって数を数えました。
みんなは何処かな。
兄さんたちが隠れたところを知っている三日月さんたちはにこにこと僕を見ています。
確か、向こう側へ走って行く足音が聞こえたような…。
あの足音は厚兄さんか乱兄さんだと思います。
きょろきょろと辺りを見回していると、近くの木ががさがさと動いているのを見つけました。僕はビックリしてしまったのですが、すぐに声がしました。
「乱っ、もうちょっとそっち行けよっ」
「これ以上は無理だよ~」
…何をしているのでしょうか。
「厚兄さん、乱兄さん、見つけました」
「あーっ、木の上に隠れるって結構いい筋いってたと思うんだけどな~!」
「あと乱兄さんの髪で分かりやすかったです」
「やっぱりボクの髪色って目立っちゃうかぁ」
兄さんたちはとっても身軽です。難なく木から降りて最初のところに向かっていきました。
それからお馬さんにあげる草の後ろに隠れていた秋田兄さん、数珠丸さんの後ろに隠れていた信濃兄さん、岩融さんと今剣さんに匿ってもらっていた平野兄さんと、どんどん見つけていきました。でも、薬研兄さんがまるで蜘蛛のように馬小屋の天井の角に隠れていたのはちょっと意味が分からなかったです。
あとは…。
まだ全振り見つけられていません。ちょっと泣きそうになっていた僕を見兼ねて、雑草を抜いていた長谷部さんがヒントを教えて下さって、何とか全員見つけられました。
そうして最初のところに戻った時、僕は気が緩んでしまったのでしょう。転んでしまいました。そうしたら、薙さんが光の速さで助けに来てくれました。
僕の膝は砂だらけになってしまって、血も出てしまっています。薙さんは大急ぎでホースがあるところに連れて行ってくれて、砂だらけになった膝をキレイにしてくれました。
「消毒、しようね」
強くなりたいから、僕は頑張って1振りで歩こうとしたのですが、上手く歩けなくて結局薙さんに抱っこしてもらって薬研兄さんの調合室で手当てをしてもらうことになりました。薙さんが消毒しようとガーゼを膝にあてたその時です。
「あれ?」
「えっ…?」
薙さんが僕の膝に触れた途端、傷が治ったんです。見間違いじゃないかとみんなでじっくり膝を確認しましたが、やっぱり傷はきれいに治っています。びっくりしました。
「すまない薬研、消毒液を貸してくれないか」
そこに、雑草を抜いていて少し腕を切ってしまった長谷部さんが来ました。まさかと思って薙さんが長谷部さんの手当てをしようと触れたら、やっぱり傷はすぐに治ったんです。
僕たちは何故こうなるのか話し合いを始めました。僕は良く分からないのですが、薙さんは白山兄さんと同じく神様のところにいた刀剣です。白山兄さんもすぐに体力を回復させられるそうなので、きっと薙さんもそうなのだと結論に至りました。
「薙、もっと応急処置を覚えてみないか?そうすればいざという時に役立つかもしれん」
「…うん、教えて」
本当は人の身を得た僕たちは、ある程度の怪我や病気は自然に治した方が良いといち兄から聞きました。自然治癒力というもので、それがないと怪我や病気の治りが遅くなってしまうそうです。けれど、万が一の時は薙さんが力を貸してくれれば、どんなに痛くても戦い続けることが出来るはずです。もちろんずっと薙さんに頼り続けるわけではありません。僕は、もっと強くなります。
いつも優しい薙さん、これからも僕たちを見守っていて下さい。
今日も、兄さんたちと稽古をしました。僕は厚兄さんと手合わせをした時に木刀が腕に当たって痛かったのですが、こんなことで音を上げていられません。いち兄には僕たちが強くなった姿を見て安心してほしいんです。いち兄がこの本丸に帰って来るその日まで、僕たちは頑張ります。
この日、お昼ご飯が終わってからみんなでお庭で遊んでいました。暖かくなってきて、僕たちを見守りながら三日月さんや石切丸さんなどが縁側でお茶をする。これがいつもの光景です。
そこには薙さんもいて、お姉さんのように面倒を見てくれます。こうやって遊んでいる時はもちろん、朝は僕たちを起こして洗面所に連れて行ってくれたり(特に骨喰兄さんは朝が弱いです)、お昼は僕たちと一緒に食べてくれます。夜はお布団を敷くのを手伝ってくれたり、のめりがちな博多兄さんの投資を程良いところで止めてくれたりと、僕たちの面倒を見てくれる薬研兄さんや鯰尾兄さんと協力してくれます。
陸奥守さんもトランプや折り紙で一緒に遊んでくれる時もあります。前には薙さんと陸奥守さん、鶴丸さんと御手杵さんがトランプで白熱したこともありました(ちょっと怖かったです)。
もふ丸くんも虎くんたちとすっかり仲良くなって、薙さんもある程度話せるようになりましたし、虎くんたちと一緒に別のところで遊んでいることもあります。
「こんな日がいつまでも続くと良いのに」と思っていることはみんなには内緒です。僕たちは刀剣、時には出陣しなければならないことはちゃんと分かっています。だからこそ、僕はこういった時間を大切にしたいのです。
「次はかくれんぼがしたいです!」
秋田兄さんの提案にみんなもやりたいとなって、じゃんけんをしたら鬼は僕になってしまいました。虎くんたちと一緒だと反則になってしまうので、虎くんたちは薙さんたちに預かってもらって数を数えました。
みんなは何処かな。
兄さんたちが隠れたところを知っている三日月さんたちはにこにこと僕を見ています。
確か、向こう側へ走って行く足音が聞こえたような…。
あの足音は厚兄さんか乱兄さんだと思います。
きょろきょろと辺りを見回していると、近くの木ががさがさと動いているのを見つけました。僕はビックリしてしまったのですが、すぐに声がしました。
「乱っ、もうちょっとそっち行けよっ」
「これ以上は無理だよ~」
…何をしているのでしょうか。
「厚兄さん、乱兄さん、見つけました」
「あーっ、木の上に隠れるって結構いい筋いってたと思うんだけどな~!」
「あと乱兄さんの髪で分かりやすかったです」
「やっぱりボクの髪色って目立っちゃうかぁ」
兄さんたちはとっても身軽です。難なく木から降りて最初のところに向かっていきました。
それからお馬さんにあげる草の後ろに隠れていた秋田兄さん、数珠丸さんの後ろに隠れていた信濃兄さん、岩融さんと今剣さんに匿ってもらっていた平野兄さんと、どんどん見つけていきました。でも、薬研兄さんがまるで蜘蛛のように馬小屋の天井の角に隠れていたのはちょっと意味が分からなかったです。
あとは…。
まだ全振り見つけられていません。ちょっと泣きそうになっていた僕を見兼ねて、雑草を抜いていた長谷部さんがヒントを教えて下さって、何とか全員見つけられました。
そうして最初のところに戻った時、僕は気が緩んでしまったのでしょう。転んでしまいました。そうしたら、薙さんが光の速さで助けに来てくれました。
僕の膝は砂だらけになってしまって、血も出てしまっています。薙さんは大急ぎでホースがあるところに連れて行ってくれて、砂だらけになった膝をキレイにしてくれました。
「消毒、しようね」
強くなりたいから、僕は頑張って1振りで歩こうとしたのですが、上手く歩けなくて結局薙さんに抱っこしてもらって薬研兄さんの調合室で手当てをしてもらうことになりました。薙さんが消毒しようとガーゼを膝にあてたその時です。
「あれ?」
「えっ…?」
薙さんが僕の膝に触れた途端、傷が治ったんです。見間違いじゃないかとみんなでじっくり膝を確認しましたが、やっぱり傷はきれいに治っています。びっくりしました。
「すまない薬研、消毒液を貸してくれないか」
そこに、雑草を抜いていて少し腕を切ってしまった長谷部さんが来ました。まさかと思って薙さんが長谷部さんの手当てをしようと触れたら、やっぱり傷はすぐに治ったんです。
僕たちは何故こうなるのか話し合いを始めました。僕は良く分からないのですが、薙さんは白山兄さんと同じく神様のところにいた刀剣です。白山兄さんもすぐに体力を回復させられるそうなので、きっと薙さんもそうなのだと結論に至りました。
「薙、もっと応急処置を覚えてみないか?そうすればいざという時に役立つかもしれん」
「…うん、教えて」
本当は人の身を得た僕たちは、ある程度の怪我や病気は自然に治した方が良いといち兄から聞きました。自然治癒力というもので、それがないと怪我や病気の治りが遅くなってしまうそうです。けれど、万が一の時は薙さんが力を貸してくれれば、どんなに痛くても戦い続けることが出来るはずです。もちろんずっと薙さんに頼り続けるわけではありません。僕は、もっと強くなります。
いつも優しい薙さん、これからも僕たちを見守っていて下さい。
