女性審神者の名前です。
菜の花「この本丸で俺たちと話すのって違和感ないの?」
空欄の場合はデフォルト名になります
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~審神者side~
雪が解けて少しずつ春らしい陽気になってきた頃、私は長谷部と清光に見送られて転送装置の前にいた。
「じゃ、行って来るね」
「行ってらっしゃーい」
「お帰りをお待ちしております」
今日は師匠である遊玄 様の本丸を訪れる日。この本丸がバタバタしていたのと、師匠が出陣を引き受けて下さったのもあって何やかんやで予定より1ヶ月以上遅れてしまった。
「多分1杯付き合うことになるだろうから、夕餉はいらないからね」
「分かった、燭台切たちに伝えとく」
「主、どうか飲み過ぎにはご注意下さい」
「ありがとう」
基本的に今回のように他の本丸に伺う時は私1人。私たち審神者はすぐに見分けはつくけれど、他の方々がどちらが自分たちの本丸の男士なのか紛らわしくなるそうなのでそうしている(過去に清光を連れて行ったら、師匠の本丸の大和守様が混乱していた)。
本丸の認識番号を入力してスイッチを押すと、みんなが使う時と同じように光に包まれ、すぐに見慣れた景色に囲まれた。
「良く来たな」
出迎えてくれたのはこの本丸の“始まりの一振り”である山姥切国広様と堀川国広様だった。
「ご無沙汰しております、山姥切様、堀川様」
「遥さん、“様”付けしなくても良いんですよ?」
「そういうわけにはまいりませんので、どうかご容赦を」
これは師匠に教えられたことではなくて、この本丸に弟子入りした際に私が決めたこと。彼らは付喪神なので、自分の本丸以外の男士たちのことはそう呼んだ方が良いと考えているからだ。
「あ、遥さんだ。やっほー」
「来はるんは今日やったか。いらっしゃい」
「蛍丸様、明石様、お邪魔いたします」
「ここにおった時期があったんやから畏まらんでもええのに」「ねー」と言われつつ、更に玄関で出迎えてくれたのはへし切長谷部様だった。私の本丸と同じく主を大事にされているお方だ。連合システムの話を聞きに歴防に行った際、紬 ちゃんを抱っこした時に痛めた肩に湿布を貼ったのもきっと彼だろう。怒られながらそうしている光景が目に浮かぶ。
「ようこそお越し下さいました。主の元へご案内いたします」
「恐れ入ります」
山姥切様と堀川様と長谷部様に加えて、時間があるらしい蛍丸様と明石様と共に師匠のところへ行くと、そこにはコタツに入っていても寒がっている師匠が「来たか」と顔を綻ばせてくれた。
「本当に遊玄様は寒さに弱いですね…」
「先週風邪を引きはってな。病み上がりなんよ」
「それを先に仰って下さい!予定を調整しましたよ?!」
「それはもう目に入れても痛くないほど可愛い愛弟子が来るとなれば、すぐに治したわい。…ぶえっくしょいっ!」
あぁ、言ってるそばから盛大なくしゃみを…。
大事をとってほしかったんだけどな…。
と言っても師匠は聞かないお方だ。苦笑して向かい側に座り、手土産が包まれた風呂敷を置く。この本丸の男士たちの分も用意したので、なかなかの量だ。
「いつもすまんな」
「どうかお気になさらず。皆様方には大変お世話になりましたから」
この本丸の三日月様も鶯丸様も縁側でお茶をするのがお好きな方。早速「いっただきまーす」と蛍丸様が皆様の分を持って行ったから、すぐに配って下さるだろう。少し離れたところから愛染様のお声もしたし、ここは3振りにお任せしよう。
「ひっさしぶりだねぇ、遥ちゃん!」
スパーンッと障子を勢い良く開け、お茶と黒ごまのおはぎが乗ったお盆を持って来て下さったのは燭台切様。年末の挨拶に伺った時以来なので、このおはぎを堪能するのは約3ヶ月振りになる。やっぱりどの本丸の燭台切様は料理の腕前は確か。その度に美味しいお茶菓子などをご馳走になっている。
この部屋に残ったのは山姥切様と長谷部様。まずはお互いの本丸の近況報告から話は始まった。
雪が解けて少しずつ春らしい陽気になってきた頃、私は長谷部と清光に見送られて転送装置の前にいた。
「じゃ、行って来るね」
「行ってらっしゃーい」
「お帰りをお待ちしております」
今日は師匠である
「多分1杯付き合うことになるだろうから、夕餉はいらないからね」
「分かった、燭台切たちに伝えとく」
「主、どうか飲み過ぎにはご注意下さい」
「ありがとう」
基本的に今回のように他の本丸に伺う時は私1人。私たち審神者はすぐに見分けはつくけれど、他の方々がどちらが自分たちの本丸の男士なのか紛らわしくなるそうなのでそうしている(過去に清光を連れて行ったら、師匠の本丸の大和守様が混乱していた)。
本丸の認識番号を入力してスイッチを押すと、みんなが使う時と同じように光に包まれ、すぐに見慣れた景色に囲まれた。
「良く来たな」
出迎えてくれたのはこの本丸の“始まりの一振り”である山姥切国広様と堀川国広様だった。
「ご無沙汰しております、山姥切様、堀川様」
「遥さん、“様”付けしなくても良いんですよ?」
「そういうわけにはまいりませんので、どうかご容赦を」
これは師匠に教えられたことではなくて、この本丸に弟子入りした際に私が決めたこと。彼らは付喪神なので、自分の本丸以外の男士たちのことはそう呼んだ方が良いと考えているからだ。
「あ、遥さんだ。やっほー」
「来はるんは今日やったか。いらっしゃい」
「蛍丸様、明石様、お邪魔いたします」
「ここにおった時期があったんやから畏まらんでもええのに」「ねー」と言われつつ、更に玄関で出迎えてくれたのはへし切長谷部様だった。私の本丸と同じく主を大事にされているお方だ。連合システムの話を聞きに歴防に行った際、
「ようこそお越し下さいました。主の元へご案内いたします」
「恐れ入ります」
山姥切様と堀川様と長谷部様に加えて、時間があるらしい蛍丸様と明石様と共に師匠のところへ行くと、そこにはコタツに入っていても寒がっている師匠が「来たか」と顔を綻ばせてくれた。
「本当に遊玄様は寒さに弱いですね…」
「先週風邪を引きはってな。病み上がりなんよ」
「それを先に仰って下さい!予定を調整しましたよ?!」
「それはもう目に入れても痛くないほど可愛い愛弟子が来るとなれば、すぐに治したわい。…ぶえっくしょいっ!」
あぁ、言ってるそばから盛大なくしゃみを…。
大事をとってほしかったんだけどな…。
と言っても師匠は聞かないお方だ。苦笑して向かい側に座り、手土産が包まれた風呂敷を置く。この本丸の男士たちの分も用意したので、なかなかの量だ。
「いつもすまんな」
「どうかお気になさらず。皆様方には大変お世話になりましたから」
この本丸の三日月様も鶯丸様も縁側でお茶をするのがお好きな方。早速「いっただきまーす」と蛍丸様が皆様の分を持って行ったから、すぐに配って下さるだろう。少し離れたところから愛染様のお声もしたし、ここは3振りにお任せしよう。
「ひっさしぶりだねぇ、遥ちゃん!」
スパーンッと障子を勢い良く開け、お茶と黒ごまのおはぎが乗ったお盆を持って来て下さったのは燭台切様。年末の挨拶に伺った時以来なので、このおはぎを堪能するのは約3ヶ月振りになる。やっぱりどの本丸の燭台切様は料理の腕前は確か。その度に美味しいお茶菓子などをご馳走になっている。
この部屋に残ったのは山姥切様と長谷部様。まずはお互いの本丸の近況報告から話は始まった。
