女性審神者の名前です。
沈丁花「わしに何が起こったがか教えとーせ…」
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~陸奥守side~
「陸奥守、何と言うか…」
話を聞いたらしゅうて、主が頬をひきつらせながら来た。一緒にフォローしたっちゅう加州と大和守もおる。
「陸奥守ホントごめんっ!」
ぱんっ、と手を合わせて謝る加州。大和守もしゅんとしとる。
「僕たちがちゃんと薙が女性って伝えてれば、こんなことにはならなかったと思うんだよね…」
「伝えなかった私も悪いの。本当にごめんね」
「どうして謝るがか?1番悪いんは部屋を間違えたわしじゃ。確かに驚いたけんど、起こってしもうたものはしゃあないぜよ。それに、わしを驚かしたかったがじゃろう?」
「う、うん…」
これで主と鶴丸のあの表情を浮かべちょった意味が分かった。こがなことやったか。
「さぁて、問題はこれからじゃ。どうしたもんかのぅ…」
「俺たちも一緒に行くからさ、万屋で何か買って謝りに行かない?」
「それじゃったらわし1振りで充分ぜよ」
「ううん、僕たちも行く。また何かあったら二の舞だよ?」
言葉が詰まる。確かに、もうあの平手打ちは喰らいとうない。
「それもそうじゃの…」
幸い長曽祢との一局は終わっちゅう。早速加州と大和守と一緒に万屋へと向かう。
「加州と大和守は、薙が女人の理由は知っちょるがか?」
「うーん、分からないままなんだよねぇ。前の主の影響が俺たちより強く出てるんじゃないかとか色々話してるんだけど、薙が思い出せてないし」
「記憶、なぁ…」
鯰尾や骨喰のように焼身になったがは確からしい、というがは聞いちゅうようや。他にも堀川が何か知っちゅうようやったけんど、教えてくれんかった。
そういうたら、小夜左文字も元は女人が持っちょった刀剣や。その女人が山賊に殺されて息子がその奴らに復讐した、とは聞いちゅうが、そこまで元の主の影響は受けちゃあせん。
「俺たちって幕末の刀じゃん?だからさっぱり分かんないんだよねー」
「薙が顕現した後に旅に出ちょったら、調べることも出来たかもしれんがなぁ」
「難しいよね。薙もどうしたら良いのか悩んでるみたいだし」
ちくちく体調は良うなってきちゅうとはいえ、まだ制限がある。わしらに出来ることは何やろうか。
ひとまずは、薙に謝ることやねぇ…。
「さっ、着いたよ。薙が喜んでくれるものを探そう!」
「おうっ!…それで、薙は何が好きなが?」
「まずは陸奥守が探してみなよ。そしたら俺たちが薙が食べられるものか見るから」
それなら、わしが好きなカステラはどうやろうか。探してみたけんどない。売り切れたがじゃろうか。そこで、女人と聞いて浮かんだがは別のものやった。
「食べ物やないくてもえいのか?」
「一応聞いとく。例えば?」
「女人やったら身だしなみを整えるがが大事やし、櫛はどうじゃ?」
「陸奥守、いきなりそれは重い」
「どうやったらそこに飛ぶの…」
女人に贈り物をする言うたら、そういったきばっかり浮かんでしまう。なんぼ旅に出ちょったとはいえ、そこまでは見ちゃあせん。
「その調子だと、陸奥守と坂本龍馬を誤解されるよ?」
「うっ…」
「普通でいいの。ほら、主への差し入れだと考えてみて」
「そうやねぇ…」
いつもやったら、わしゃ何を選んでいたやろうか。
「駄菓子か!」
「これも一応言っておくけど、旅先で駄菓子をあげるのは相手を下に見てる意味って聞いたよ」
「ほんまか?!主に駄菓子差し入れをしたことがあるけんど、間違うちょったってことか?!」
「主は別。あの人駄菓子大好きだから」
駄菓子を前に無邪気にはしゃぐ主の顔が浮かんだけんど、薙は違うということやろうか。
「清光、陸奥守を困らせすぎ」
「薙の前の主は身分高そうだし、一応伝えただけ」
暫く唸るわしを見兼ねたがか、2振りがわざとらしゅう会話を始めた。そわそわとその様子を横目に見る。
「あー、この間こういうお菓子あげたら喜んでたなー」
「饅頭とか甘いのも煎餅とかしょっぱいのも美味しそうに食べてたね~」
「そうそう、これだったっけなー。今のところお茶請けで苦手なものはなさそうだねー」
そう話しもって駄菓子が並んじゅうとこに歩いていく2振りの後に、こっそりそこへと向かう。抹茶味の和菓子がいくつか並んじょった。
これじゃな!
抹茶の大福を手にして、ついでに自分の分も何か買おうとそこを離れると、大和守がにこにことわしを見よった。これでえいようや。
自分用に煎餅を選んで万屋を出る頃には昼餉の時間になっちょった。
「こんなに時間が掛かるなんて思ってなかったよ…」
「加州、大和守、すまん…」
「ま、このタイミングならおやつにいいかもね。昼餉の後に行ってみようよ」
「そうじゃな」
薙は喜んでくれるろうか。
「陸奥守、何と言うか…」
話を聞いたらしゅうて、主が頬をひきつらせながら来た。一緒にフォローしたっちゅう加州と大和守もおる。
「陸奥守ホントごめんっ!」
ぱんっ、と手を合わせて謝る加州。大和守もしゅんとしとる。
「僕たちがちゃんと薙が女性って伝えてれば、こんなことにはならなかったと思うんだよね…」
「伝えなかった私も悪いの。本当にごめんね」
「どうして謝るがか?1番悪いんは部屋を間違えたわしじゃ。確かに驚いたけんど、起こってしもうたものはしゃあないぜよ。それに、わしを驚かしたかったがじゃろう?」
「う、うん…」
これで主と鶴丸のあの表情を浮かべちょった意味が分かった。こがなことやったか。
「さぁて、問題はこれからじゃ。どうしたもんかのぅ…」
「俺たちも一緒に行くからさ、万屋で何か買って謝りに行かない?」
「それじゃったらわし1振りで充分ぜよ」
「ううん、僕たちも行く。また何かあったら二の舞だよ?」
言葉が詰まる。確かに、もうあの平手打ちは喰らいとうない。
「それもそうじゃの…」
幸い長曽祢との一局は終わっちゅう。早速加州と大和守と一緒に万屋へと向かう。
「加州と大和守は、薙が女人の理由は知っちょるがか?」
「うーん、分からないままなんだよねぇ。前の主の影響が俺たちより強く出てるんじゃないかとか色々話してるんだけど、薙が思い出せてないし」
「記憶、なぁ…」
鯰尾や骨喰のように焼身になったがは確からしい、というがは聞いちゅうようや。他にも堀川が何か知っちゅうようやったけんど、教えてくれんかった。
そういうたら、小夜左文字も元は女人が持っちょった刀剣や。その女人が山賊に殺されて息子がその奴らに復讐した、とは聞いちゅうが、そこまで元の主の影響は受けちゃあせん。
「俺たちって幕末の刀じゃん?だからさっぱり分かんないんだよねー」
「薙が顕現した後に旅に出ちょったら、調べることも出来たかもしれんがなぁ」
「難しいよね。薙もどうしたら良いのか悩んでるみたいだし」
ちくちく体調は良うなってきちゅうとはいえ、まだ制限がある。わしらに出来ることは何やろうか。
ひとまずは、薙に謝ることやねぇ…。
「さっ、着いたよ。薙が喜んでくれるものを探そう!」
「おうっ!…それで、薙は何が好きなが?」
「まずは陸奥守が探してみなよ。そしたら俺たちが薙が食べられるものか見るから」
それなら、わしが好きなカステラはどうやろうか。探してみたけんどない。売り切れたがじゃろうか。そこで、女人と聞いて浮かんだがは別のものやった。
「食べ物やないくてもえいのか?」
「一応聞いとく。例えば?」
「女人やったら身だしなみを整えるがが大事やし、櫛はどうじゃ?」
「陸奥守、いきなりそれは重い」
「どうやったらそこに飛ぶの…」
女人に贈り物をする言うたら、そういったきばっかり浮かんでしまう。なんぼ旅に出ちょったとはいえ、そこまでは見ちゃあせん。
「その調子だと、陸奥守と坂本龍馬を誤解されるよ?」
「うっ…」
「普通でいいの。ほら、主への差し入れだと考えてみて」
「そうやねぇ…」
いつもやったら、わしゃ何を選んでいたやろうか。
「駄菓子か!」
「これも一応言っておくけど、旅先で駄菓子をあげるのは相手を下に見てる意味って聞いたよ」
「ほんまか?!主に駄菓子差し入れをしたことがあるけんど、間違うちょったってことか?!」
「主は別。あの人駄菓子大好きだから」
駄菓子を前に無邪気にはしゃぐ主の顔が浮かんだけんど、薙は違うということやろうか。
「清光、陸奥守を困らせすぎ」
「薙の前の主は身分高そうだし、一応伝えただけ」
暫く唸るわしを見兼ねたがか、2振りがわざとらしゅう会話を始めた。そわそわとその様子を横目に見る。
「あー、この間こういうお菓子あげたら喜んでたなー」
「饅頭とか甘いのも煎餅とかしょっぱいのも美味しそうに食べてたね~」
「そうそう、これだったっけなー。今のところお茶請けで苦手なものはなさそうだねー」
そう話しもって駄菓子が並んじゅうとこに歩いていく2振りの後に、こっそりそこへと向かう。抹茶味の和菓子がいくつか並んじょった。
これじゃな!
抹茶の大福を手にして、ついでに自分の分も何か買おうとそこを離れると、大和守がにこにことわしを見よった。これでえいようや。
自分用に煎餅を選んで万屋を出る頃には昼餉の時間になっちょった。
「こんなに時間が掛かるなんて思ってなかったよ…」
「加州、大和守、すまん…」
「ま、このタイミングならおやつにいいかもね。昼餉の後に行ってみようよ」
「そうじゃな」
薙は喜んでくれるろうか。
