女性審神者の名前です。
撫子 太陽の当たる場所
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~“加州清光”side~
「これまた派手にやらかしたなぁ」
とにかくタオルだと、大浴場へと向かうとそこには脱衣所を掃除していた鶴丸と燭台切、大倶利伽羅と太鼓鐘、いわゆる“伊達組”がいた。下着のラインが見えちゃってる薙に大倶利伽羅は微かに目を丸くした後そっと視線を逸らし、太鼓鐘は顔を真っ赤にして手で目を覆った。その姿に燭台切がすぐさま自分のジャージを羽織らせた。
「燭台切さん、ジャージ濡れちゃいますよ?」
「女の子は体を冷やさないようにしないとね。着替えを持って来るよ」
さすが燭台切、動じることもなくスマートで、鶴丸も脱衣場からタオルを持って「ほらよ」と俺たちに渡してくれた。ひとまず俺は顔を拭く。一方の薙はメイクをしているから、顔を拭いてもいいものかとタオルを見つめていた。
「遠慮なく使ってくれ」
「では、お言葉に甘えて…」
ようやく顔にタオルを当てた。案の定、ファンデーションやアイメイクがタオルに付く。
「舞も終わったし、いっか」
潔くスッピンになると決めた薙。そこに「薙ちゃんごめん!」とコーナーを攻める勢いで主がやって来た。
「こんなに濡れちゃって…。ホントごめん」
「綾菜様が謝られることでは…」
鶴丸から受け取ったタオルで解いた髪を優しく拭く主。俺は部屋に戻って体を拭いて着替えればいいだけの話だけど、薙は…。
「うーん、さすがにノーブラはねぇ…」
腰に手を当てて首を傾げる主。
薙の戦装束は上質で生地も厚めだったおかげか、前回は幸いにも下着まで濡れることはなかった。
「主さん、俺たちの前でそんな単語口にしないで!」
「だって薙ちゃん、胸が大きいからあたしのブラは合わないし…」
「だーかーらー!」
更に顔を赤くした太鼓鐘に構わず主が続ける。
「多分燭台切さんは自分のジャージを持って来るんだろうけど、あのインナーって薙ちゃん着れるのかな」
「あー、止めておいた方がいいかもな」
「だよねぇ」
鶴丸が顎に手を当てて、ジャージで身を包む薙を見た。
着れるは着れるだろう。でも燭台切のインナーは胸元がちょっと開いてる。薙の体型だと露出が高めになるのが容易に想像出来た。ジャージのファスナーを上まで閉めちゃえばそれで済むんだろうけど、だいぶ暖かくなってきたしそれだと暑いと思う。主も同じ考えだった。
「それなら、伽羅坊のはどうだ?」
「あ、それだわ」
「伽羅坊、貸してやってくれ」
目を逸らしたままため息をついた大倶利伽羅が、1秒でも早くこの場を後にしたい太鼓鐘に「それしかねぇって!」と引っ張られて一旦部屋へと戻った。燭台切と大倶利伽羅は部屋が隣同士だし、スムーズに用意出来ると思う。
「着替えは解決したとして。下着はドライヤーで乾かすしかないね」
「じゃ、俺は部屋で着替えてくるー」
「ごめんだけどそうして」
巫女服なら洗濯をして乾燥機にもかけられる。本当は俺の内番服を貸したかったけど、「仕方ないか」と追加でタオルをもらって部屋に戻った。
…しばらくして。
「遥ちゃんには帰りがちょっと遅れるかもって伝えとくからね」
大倶利伽羅のシャツと燭台切のジャージを着た薙が、主と一緒に戻って来た。女性の薙が着替えを借りるとなると、問題はお尻周り。それをクリアしても燭台切は背が高ければ手足も長いし、全体的にサイズが合わないのは当然なわけで。ズボンは捲って調整出来ても上はだぼだぼだ。袖は捲らないでいると全く手が見えないし、そのまま手首を曲げれば先がくにゃりと折れる。現世で言う“萌え袖”とは程遠い。ただ「彼氏の服を借りました」感は拭えない。…成り行きといえど、何かズルい。
「ごめんね、僕がもっと早く気付いていれば良かったんだけど」
「すまねぇ、オレが頼み事しなけりゃこんなことにならなかったよな…」
「桑名江さんも愛染さんも謝られることじゃないですよ」
「私が畑を見たいって言ったタイミングが悪かっただけですから」と微笑む薙は本当に優しい。
何度も謝って行った2振りを見送って、巫女服が乾くまで何をしようかと話し合った。
「そーだ!手合わせ見ていかない?」
「楽しそうだね。行ってみたい」
「じゃあ決まり!」
すくっと立ち上がって再び薙の手を取った。
薙の本丸もいつも稽古場が活発だと聞いてるし、この本丸もそうだ。「薙ってどんな戦い方をするんだろ」と思いつつ、そこへと向かった。
「これまた派手にやらかしたなぁ」
とにかくタオルだと、大浴場へと向かうとそこには脱衣所を掃除していた鶴丸と燭台切、大倶利伽羅と太鼓鐘、いわゆる“伊達組”がいた。下着のラインが見えちゃってる薙に大倶利伽羅は微かに目を丸くした後そっと視線を逸らし、太鼓鐘は顔を真っ赤にして手で目を覆った。その姿に燭台切がすぐさま自分のジャージを羽織らせた。
「燭台切さん、ジャージ濡れちゃいますよ?」
「女の子は体を冷やさないようにしないとね。着替えを持って来るよ」
さすが燭台切、動じることもなくスマートで、鶴丸も脱衣場からタオルを持って「ほらよ」と俺たちに渡してくれた。ひとまず俺は顔を拭く。一方の薙はメイクをしているから、顔を拭いてもいいものかとタオルを見つめていた。
「遠慮なく使ってくれ」
「では、お言葉に甘えて…」
ようやく顔にタオルを当てた。案の定、ファンデーションやアイメイクがタオルに付く。
「舞も終わったし、いっか」
潔くスッピンになると決めた薙。そこに「薙ちゃんごめん!」とコーナーを攻める勢いで主がやって来た。
「こんなに濡れちゃって…。ホントごめん」
「綾菜様が謝られることでは…」
鶴丸から受け取ったタオルで解いた髪を優しく拭く主。俺は部屋に戻って体を拭いて着替えればいいだけの話だけど、薙は…。
「うーん、さすがにノーブラはねぇ…」
腰に手を当てて首を傾げる主。
薙の戦装束は上質で生地も厚めだったおかげか、前回は幸いにも下着まで濡れることはなかった。
「主さん、俺たちの前でそんな単語口にしないで!」
「だって薙ちゃん、胸が大きいからあたしのブラは合わないし…」
「だーかーらー!」
更に顔を赤くした太鼓鐘に構わず主が続ける。
「多分燭台切さんは自分のジャージを持って来るんだろうけど、あのインナーって薙ちゃん着れるのかな」
「あー、止めておいた方がいいかもな」
「だよねぇ」
鶴丸が顎に手を当てて、ジャージで身を包む薙を見た。
着れるは着れるだろう。でも燭台切のインナーは胸元がちょっと開いてる。薙の体型だと露出が高めになるのが容易に想像出来た。ジャージのファスナーを上まで閉めちゃえばそれで済むんだろうけど、だいぶ暖かくなってきたしそれだと暑いと思う。主も同じ考えだった。
「それなら、伽羅坊のはどうだ?」
「あ、それだわ」
「伽羅坊、貸してやってくれ」
目を逸らしたままため息をついた大倶利伽羅が、1秒でも早くこの場を後にしたい太鼓鐘に「それしかねぇって!」と引っ張られて一旦部屋へと戻った。燭台切と大倶利伽羅は部屋が隣同士だし、スムーズに用意出来ると思う。
「着替えは解決したとして。下着はドライヤーで乾かすしかないね」
「じゃ、俺は部屋で着替えてくるー」
「ごめんだけどそうして」
巫女服なら洗濯をして乾燥機にもかけられる。本当は俺の内番服を貸したかったけど、「仕方ないか」と追加でタオルをもらって部屋に戻った。
…しばらくして。
「遥ちゃんには帰りがちょっと遅れるかもって伝えとくからね」
大倶利伽羅のシャツと燭台切のジャージを着た薙が、主と一緒に戻って来た。女性の薙が着替えを借りるとなると、問題はお尻周り。それをクリアしても燭台切は背が高ければ手足も長いし、全体的にサイズが合わないのは当然なわけで。ズボンは捲って調整出来ても上はだぼだぼだ。袖は捲らないでいると全く手が見えないし、そのまま手首を曲げれば先がくにゃりと折れる。現世で言う“萌え袖”とは程遠い。ただ「彼氏の服を借りました」感は拭えない。…成り行きといえど、何かズルい。
「ごめんね、僕がもっと早く気付いていれば良かったんだけど」
「すまねぇ、オレが頼み事しなけりゃこんなことにならなかったよな…」
「桑名江さんも愛染さんも謝られることじゃないですよ」
「私が畑を見たいって言ったタイミングが悪かっただけですから」と微笑む薙は本当に優しい。
何度も謝って行った2振りを見送って、巫女服が乾くまで何をしようかと話し合った。
「そーだ!手合わせ見ていかない?」
「楽しそうだね。行ってみたい」
「じゃあ決まり!」
すくっと立ち上がって再び薙の手を取った。
薙の本丸もいつも稽古場が活発だと聞いてるし、この本丸もそうだ。「薙ってどんな戦い方をするんだろ」と思いつつ、そこへと向かった。
