女性審神者の名前です。
桜「僕たちって色んな逸話があったりするんだな」
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~審神者side~
「せーの!」
「よっと」
「おらぁっ!」
…うん、掛け声ね?
みんなが白熱している。何戦かしているというからスムーズだ。薙は初参戦らしいけど、ずっと見ていたからかみんなに負けないくらいリズム良く戦っている。
「す、すまねぇ薙!」
ここで事故発生。同じマスに入った薬研と薙がぶつかってしまった。身長差もあってか、ぶつかったのは顔と胸。
「想定内!」
全く気にしていない薙は(ちょっとは恥じらって?)今度は岩融とぶつかった。これも同じく身長差で薙の顔が当たったのは胸元だ。
「ごめんなさい!」
「がはは、気にすることは…うぉっ!」
それで気が緩んだのか、鬼の陸奥守に捕まる岩融。してやったり、といった陸奥守が次は獅子王を仕留め、少しずつマスが広くなっていく。
「薬研兄さん頑張れー!」
「懐ー!」
…信濃くん?
案の定、一期に咎められている。
「ちっくしょー!」
獅子王、和泉守と続々と脱落して、残るは薬研と薙。
闘争心を燃やす和泉守とは対称的に、薬研と薙は口に出さずとも共同戦線で陸奥守に勝とうと目配せをしつつ軽快に飛んでいる。この場だけで言うなれば、薬研と薙の連携力は高い。一方の陸奥守もそれに気付いている。…けれど。
「参った参った、わしの負けじゃ」
降参した陸奥守の傍で、薬研と薙がハイタッチを交わす。
陸奥守は3ポイント、っと。
始める前に作ったポイント表に数字を書いた。
きっとサドンデス戦になるだろう。その時は参加者でなく、短刀たちが協力してくれることになった。
それからしばらくして。
「今剣よ、すまぬ」
「いいんですよ!ぼくは岩融のそのきもちがうれしいです!」
陸奥守…3ポイント
和泉守…3ポイント
獅子王…4ポイント
岩融…3ポイント
薬研…4ポイント
薙…4ポイント
…という結果に。予想通りサドンデス戦、3振りが短刀たちと戦うことになった。
サドンデス戦協力者は太鼓鐘、乱、厚、後藤、小夜。短刀は機動力が高いからどうなるのか見物だと思う。特に後藤は顕現したばかりだし、どんな動きを見せるのか予想が難しいだろう。
「3振りともまた同じポイントになったりしてね」
「その時はその時。体力勝負ってわけだ」
見学に落ち着いた大和守と清光が予想を始めた。勝ったら茶屋で何かを奢る、と言い出したので「今回は賭け事禁止」と釘を刺しておく。普段から手合わせなどで賭けをしているのは知っているから。
引き続き、もふ丸と一緒に鵺のふわふわを堪能しながらサドンデス戦を見守る。
「惜しかったですね、薙」
1回戦で薙が脱落。参加するまでみんなを良く見ていたから対策は出来ていたけど、上手く実践出来なかったみたいだ。
「ごめんねもふ丸。勝てなかった分、一緒に食べるおやつを買いに行こう」
「はいっ!」
薙はやっぱりもふ丸の為に参加したんだね。
もふ丸が咥えて持って来た手拭いで汗を拭き、私の隣に座った。ふわりと香るシャンプーの匂い。今日はみんな夕餉の前にお風呂に行ってさっぱりしてもらおう。
更にその結果、獅子王と薬研がサドンデス2回戦へと突入した。
「ここで決まるか、見物だな」
参加者の健闘っぷりを見守る男士はいつの間にか増えている。お茶を楽しむ場所をここに変えた三日月と鶯丸、それを肴に既に飲んでいる大太刀兄弟、賑やかさを聞きつけて様子を見に来た石切丸とにっかり、など。各方面から声援を浴びての対戦だった。
「優勝、薬研藤四郎!」
サドンデスは3回戦まで続き、勝者に輝いたのは薬研。それぞれ白熱した戦いにみんなが労いの拍手を送る。
「負けちまったけど、すっげぇ楽しかった!ありがとな、薬研!」
「俺も楽しかったぜ」
それぞれが手拭いや麦茶をもらって一休みする中、一期が体が冷えないうちに、と兄弟たちを風呂へと連れていく。私たちの盛り上がりとは対象的に、気付けば雲がかかっていて気温も少し下がってきている。そういえば端末で見た予報では、明日は天気が崩れると載っていたっけ。
「さ、“リクエスト券”なるものを使わせてもらうぜ、たーいしょ?」
「審神者に二言はないよ」
「はははっ、それは心強いな。…で、頼みたいのはな…」
そう耳打ちしてきたのは、意外なリクエストだった。
「せーの!」
「よっと」
「おらぁっ!」
…うん、掛け声ね?
みんなが白熱している。何戦かしているというからスムーズだ。薙は初参戦らしいけど、ずっと見ていたからかみんなに負けないくらいリズム良く戦っている。
「す、すまねぇ薙!」
ここで事故発生。同じマスに入った薬研と薙がぶつかってしまった。身長差もあってか、ぶつかったのは顔と胸。
「想定内!」
全く気にしていない薙は(ちょっとは恥じらって?)今度は岩融とぶつかった。これも同じく身長差で薙の顔が当たったのは胸元だ。
「ごめんなさい!」
「がはは、気にすることは…うぉっ!」
それで気が緩んだのか、鬼の陸奥守に捕まる岩融。してやったり、といった陸奥守が次は獅子王を仕留め、少しずつマスが広くなっていく。
「薬研兄さん頑張れー!」
「懐ー!」
…信濃くん?
案の定、一期に咎められている。
「ちっくしょー!」
獅子王、和泉守と続々と脱落して、残るは薬研と薙。
闘争心を燃やす和泉守とは対称的に、薬研と薙は口に出さずとも共同戦線で陸奥守に勝とうと目配せをしつつ軽快に飛んでいる。この場だけで言うなれば、薬研と薙の連携力は高い。一方の陸奥守もそれに気付いている。…けれど。
「参った参った、わしの負けじゃ」
降参した陸奥守の傍で、薬研と薙がハイタッチを交わす。
陸奥守は3ポイント、っと。
始める前に作ったポイント表に数字を書いた。
きっとサドンデス戦になるだろう。その時は参加者でなく、短刀たちが協力してくれることになった。
それからしばらくして。
「今剣よ、すまぬ」
「いいんですよ!ぼくは岩融のそのきもちがうれしいです!」
陸奥守…3ポイント
和泉守…3ポイント
獅子王…4ポイント
岩融…3ポイント
薬研…4ポイント
薙…4ポイント
…という結果に。予想通りサドンデス戦、3振りが短刀たちと戦うことになった。
サドンデス戦協力者は太鼓鐘、乱、厚、後藤、小夜。短刀は機動力が高いからどうなるのか見物だと思う。特に後藤は顕現したばかりだし、どんな動きを見せるのか予想が難しいだろう。
「3振りともまた同じポイントになったりしてね」
「その時はその時。体力勝負ってわけだ」
見学に落ち着いた大和守と清光が予想を始めた。勝ったら茶屋で何かを奢る、と言い出したので「今回は賭け事禁止」と釘を刺しておく。普段から手合わせなどで賭けをしているのは知っているから。
引き続き、もふ丸と一緒に鵺のふわふわを堪能しながらサドンデス戦を見守る。
「惜しかったですね、薙」
1回戦で薙が脱落。参加するまでみんなを良く見ていたから対策は出来ていたけど、上手く実践出来なかったみたいだ。
「ごめんねもふ丸。勝てなかった分、一緒に食べるおやつを買いに行こう」
「はいっ!」
薙はやっぱりもふ丸の為に参加したんだね。
もふ丸が咥えて持って来た手拭いで汗を拭き、私の隣に座った。ふわりと香るシャンプーの匂い。今日はみんな夕餉の前にお風呂に行ってさっぱりしてもらおう。
更にその結果、獅子王と薬研がサドンデス2回戦へと突入した。
「ここで決まるか、見物だな」
参加者の健闘っぷりを見守る男士はいつの間にか増えている。お茶を楽しむ場所をここに変えた三日月と鶯丸、それを肴に既に飲んでいる大太刀兄弟、賑やかさを聞きつけて様子を見に来た石切丸とにっかり、など。各方面から声援を浴びての対戦だった。
「優勝、薬研藤四郎!」
サドンデスは3回戦まで続き、勝者に輝いたのは薬研。それぞれ白熱した戦いにみんなが労いの拍手を送る。
「負けちまったけど、すっげぇ楽しかった!ありがとな、薬研!」
「俺も楽しかったぜ」
それぞれが手拭いや麦茶をもらって一休みする中、一期が体が冷えないうちに、と兄弟たちを風呂へと連れていく。私たちの盛り上がりとは対象的に、気付けば雲がかかっていて気温も少し下がってきている。そういえば端末で見た予報では、明日は天気が崩れると載っていたっけ。
「さ、“リクエスト券”なるものを使わせてもらうぜ、たーいしょ?」
「審神者に二言はないよ」
「はははっ、それは心強いな。…で、頼みたいのはな…」
そう耳打ちしてきたのは、意外なリクエストだった。
