2月14日♡
夢小説設定
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「珠玉!ねえ、白蓮にあんなヘンテコな格好させてどういうつもり?」
次の日学校で珠玉に問いただす柳娟
「なんのこと?」
「とぼけないでよ!あれ絶対にわざとでしょ?」
「あんな変な格好の子と私を歩かせるつもりだったの?」とブツブツ文句を言う柳娟
そんな柳娟に睨みをきかせ──
「で、その後2人でショッピングデートしたんやろ?」
すくっと立ち上がり見下ろした
「はあ?」といぶかしげに顔を傾ける
「せやから、2人で服買いもんして、アンタがプレゼント。そうやなぁ…その後メイクも直してあげたんとちゃう?」
「な、なんでそれを…」
ジリっと後ずさった柳娟を、珠玉は逃すまいとずいっと詰め寄った
「誰のおかげでデートができたんと思うん?前も言うたけどな、男のアンタはウチの好みやねん。フラフラされとったらウチのか弱い硝子のハートが粉々になんねん」
「!」
言葉が出ない柳娟がさらに後ずさると壁にぶつかり後がなくなる。珠玉は容赦なく詰め寄り、壁に手を当て迫力のある声で言った
「男なら覚悟決めぇ」
「はいッ」
珠玉の気迫に押され、柳娟は条件反射のような形で返事をした
「やーん、か弱くってかわいそうなウチを慰めてくれる王子様が現れへんかなぁ」
一変して両手を頬にあてなよなよとする珠玉
冷や汗とも、なんとも言えない汗が、柳娟の頬を伝い落ちた
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