2月14日♡
夢小説設定
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「あ、あんたねーー!なんつう格好してンのよ」
待ち合わせ場所に来た白蓮の姿を見て柳娟は叫んだ
「や、やっぱり?変、、、だよね?」
その反応を見ておどおどと言う白蓮。いつも勝気な姿からは想像できないくらい恐縮し、両手で服を隠そうとしている
柄物トップスに柄物のスカートとレギンス…
全てのアイテムが主張を譲らない
その着こなしに負けんとばかりの厚化粧
「俊宇なみに全部がうるさい」
「!……だよね、ここに来るまでもすごく見られてるなぁと思ったの」
「なんでそうなったの」
大きくため息を吐きながら、柳娟は自分の着ていたアウターを白蓮の肩にかける
いつもは「大丈夫!」と意地を張って断る白蓮も「ありがとう」と素直に受け取った
「珠玉が…これが今の流行りだからって」
「はぁ?珠玉は流行にはうるさい分、センスはいい方じゃない」
「でしょ?だから私もこれが正解なのかと思って…」
「まあ、いいわ!とりあえず服を買いに行くわよ!!」
「で、でも私、そんなに持ち合わせがないかも」
「アンタあたしを誰だと思ってンのよ」
その場を動こうとしない白蓮の手を引き歩き出す柳娟。「アパレルブランドの次男坊よ。親父のカードで好きなもの買ってあげるわよ」とペロっと舌をだした
「そんなの申し訳ないからッ」
「いいの、いいの、親父は康琳とアンタには甘いんだから」
「でも…」
「ほら!うだうだ言ってないでさっさと歩きなさい!それに、隣で歩いてる私がその格好をやめさせたいのよ」
そこまで言われてしまい、何も言えなくなった白蓮は大人しく柳娟に手をひかれながら歩き出した
(手、繋ぐの小さい時以来かも)
白蓮は小さく呟いた
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