#アオハル
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〜朱雀高校、12月〜
「柳娟、ちょっと相談なんだが…」
いつも寡黙で慎重派で真面目な寿安が、おしゃべりで思ったことは躊躇なく行動してしまう自分に何の相談かと、柳娟が首を傾げた
「私?私でよければ」
OKの返事がもらえた寿安は心なしがホッとした表情で「ん、助かる──」と話始めた
「その、何だ、今月にいわゆる大きなイベントがあるだろう?い、一般的にだな、どんなもんなんだろうなぁ?それは」
「あぁ、クリスマスね。何?少華とのデートプランに悩んでンの?それともプレゼント?」
勤勉なタイプではないが、頭の回転は早い柳娟は相手が求めているだろうことをすぐに解釈した。一方「少華」とすぐに名前が出た寿安は少し戸惑いを見せたが、どうせお見通しなんだろうと「ああ」と一言返した
「まず前提に、好きな男の子からのプレゼントは余程ひどい物でない限り嬉しいものよ」「デートだって2人でいられたらそれだけで幸せ」
「好きな男」という言葉に引っかかった寿安は手を頭の後ろにやり自信なさげに答える
「その、、、女の子というものはやはり星宿様や鬼宿みたいなのが好きなんじゃないのか?」
はあ、と大きくため息をついて柳娟が髪をかき上げた
「あのねぇ、アンタはいい男よ。そりゃ見た目も華やかで優しい星宿様や鬼宿は女の子にとっては素敵だろうけど、少華はアンタのことが好きなのよ」
まだ付き合ってもいない二人の関係を断言し、柳娟は続けた
「それでさ、プレゼントなんだけどやっぱり大き過ぎない物でいつでも持ち歩ける物なんかが嬉しいんじゃない?それこそ学校にも持ってこられるもの、、、アクセサリーは王道だけど学校には難しいわね」「うーん、、、髪飾り?ポーチ?、、、はちょっとアレね」
寿安が1人で買いに行く姿が想像できずにすぐにその選択肢を否定する柳娟
「マフラーとか手袋なんかはどう?買いに行きやすいと思うわよ」「デートはそれこそ2人でゆっくりできれば何だっていいじゃない。医学部目指すアンタの邪魔しないように気を使ってるみたいだしさ」
思った以上の答えが返ってきて満足したのか「ありがとう」と礼を言って寿安は去って行った
「さっさとくっつきなさいよね」
寿安の背中を見ながら、私がお膳立てしようかしらとブツブツ言っていると
「柳娟!いいところにいたぜ、ちょっと相談があってさ」
先ほど名前の出た鬼宿が笑顔でやってくる
「鬼宿まで何よ」
「いやさ、もうすぐクリスマスじゃねえか?だから、その、、、」
「安いのに素敵で、やっすいけれども美朱が喜ぶプレゼントと、雰囲気のあるけど安上がりのレストランを知りたいのね?」
鬼宿に最後まで喋らせずに柳娟が答えた
「そんなに安いを連呼しなくっても、、、」
「何よ、じゃあ高級なものでもいいの?」
「いや、年末年始は弟妹達へのお年玉とかで物入りで、、、」
「大丈夫よ、美朱なら。やっっっすくってもアンタからのプレゼントならなんでも喜ぶわよ」「それこそ可愛いヘアピンとか髪飾りはどう?お手頃だしいつでも身につけられて美朱も喜ぶでしょ」
「ただね、ディナーは少し値段が高くっても食べ放題にしなさい!年を越せなくなるわよ」
「確かに、、、食べ放題の方が抑えられそうだな、、、」ブツブツ言いながら「サンキュー」と手を振って鬼宿は去っていった
「柳娟」
寿安曰く、女の子が好きであろうタイプのもう一人、星宿が声をかける
「星宿様!本日は生徒会の活動はよろしいんですの?」
先ほどの二人とは違って幾分声のトーンも上がってお淑やかになる柳娟
「ああ。そなた鳳綺とは仲良いであろう、ちょっと相談なのだが、、、」
「高校生のクリスマスプレゼントにダイヤのネックレスはやり過ぎですわよ」
「何故分かった!?」
「星宿様、この前の誕生日に誕生石のついたおっ高いイヤリング送ったでしょう?鳳綺、自分には高価すぎて付けられないって困っていましたもの」
「そんなことはないぞ。その場で私がつけてあげたのだがそれはもう、よく似合っていたぞ」
「そうでしょうけど、、、鳳綺みたいな普通の高校生に宝石は早いです」
「ま、私は別ですけど」
そう言ってオホホと手を口にあてたが笑いする柳娟
「私は宝石を霞ませてしまわないか心配だかな」
星宿も負けじと鏡を取り出して自分を見ている
「とにかく、鳳綺は私に似ていて美しいですから。今はまだ宝石で飾らずとももっとこう、、、普段から星宿様を感じられて持ち運べるものはどうでしょう?」
そう言って考え込む柳娟。ふと星宿の持っている手鏡が目に入ると「それは?手鏡なんかはいかがです?」
「これか?」
「そう、せっかくならばお揃いはいかがでしょう?」
「そうか、では今から職人に言って作らせよう」
そう言って星宿は去っていき、柳娟は「装飾はほどほどにですよ」と手を振った
「な、なぁ柳娟。ちょっとええか?」
「あ゛!なによ、何か用でもあんの?」
「ちょお、さっきの星宿とえらい態度の違いやんけ!!」
「そりゃそうよ。だってアンタ俊宇じゃない」
「なんでオレやとそうなんねん!」
「なーんで私がアンタに愛想をふりむかないといけないのよ」
「はぁホンマ、女、、、じゃないオカマは怖いのぉ」
「何よ、アンタはケンカ売りにきたの?」
袖をまくりこちらに近く柳娟。そう言われてハッとした俊宇が「ちゃうねん!」と否定した
「そのな、ほら今、星宿とも話してたんやんか?ク、クリスマスのプレゼント?ってやつ」
「・・・何のこと?」
「だから、さっき色々アドバイスしてたやんか!」
「知らなーい」
そう言ってぷいっと踵を返してその場を去ろうとする柳娟。その背中に向かって「薄情もん!」と怒鳴る俊宇
「大丈夫よ〜誰もアンタの考えたプレゼントに期待してないから。何だって喜ぶでしょ麗玲なら」
「はぁ??なんでそこで麗玲の名前が出んねん!」
「ちなみに女子の間では◯◯っていうメーカーが流行ってるわよ、あんたにお店に入る勇気があったらね〜」と言って柳娟はその場を去った
「どいつもこいつも。私だって自分のことで手いっぱいなのよ、、、」独り言を言いながら歩いていると、誰かと肩がぶつかった。「あ、ごめんなさい」「いやオイラこそ」とお互いの顔を見る
「なんだ、芳准だったのね。ごめんね、ちょっと考え事していて」
「いろんな子のプレゼントを考えるのも大変なのだ」
「あら──どこから見てたの?」
「マフラーのくだりから」
「最初からじゃない、、、ってまさか──」
「あ、オイラは大丈夫なのだ」
そう言って芳准は手を前に出しNOのジェスチャーをする
「そ、まあ、アンタ達は婚約までしているものね。大丈夫でしょ」
そんな会話をしながら歩いていると道煇と未依耶が教室に残っている姿が見えた。机を向い合わせにして課題でもしているのだろうか、時折道煇が未依耶のテキストを覗き込んでいる
「あそこはあそこで早く付き合っちゃえばいいのにって思うけど、、、今の2人を見てると何だか微笑ましくなっちゃうのよね」
「そんなこと言って、柳娟こそどうなのだ?」
「あたし?」
「兄にも妹にも好かれるなんて、君くらいのものなのだ」
「────……何のこと?」
「みんな自分のこととなるとどうしようもなくなるのだぁ」
最後は声色も高くなり、おちゃらけた様子で笑った
「じゃオイラは帰るのだ」
脱兎の如くその場から去る芳准
ちょっと!言いかけた瞬間、後ろから「柳娟?」と声をかけられる
そこには兄の天文と妹の白蓮が2人仲良く帰宅している姿があった
「あら、2人仲良く今から帰宅?というかどうせ白蓮が待ち伏せしてたんでしょ」
なんだか芳准が呼び寄せたのではないかというタイミングで現れた兄妹。柳娟は一学年下の妹、白蓮に向かって悪態をついた
「そんなんじゃないよ!たまたま!偶然!昇降口で会っただけだもん」
「どうだかね、ブラコン」
「何よ、柳娟こそ超が付くほどのシスコンじゃない」
「兄を追っかけて同じ学校に入るほどじゃないわよ」
「柳娟こそ康琳を男の子がいる学校に入れたくなくって女子校に行かせたくせに」
「康琳はガサツな奴が多いこんな学校より女子校の方が合ってるからいいの!」
「そんなこと言ってるけど、康琳だって今ごろ他校の男子と合コンとかしてるかもよ?」
「はぁ!?康琳をアンタと一緒にしないでよ」
「私は合コンなんて行かないもん!」
「そうだったわ、超がつく程のブラコンだものねー」
「2人とも本当に仲がいいんだね」
「「どこがよ!!」」
あっかんべーとジェスチャーを交えながら白蓮をからかう柳娟。柳娟にムキになって突っかかる白蓮。2人の側でニコニコと見守る天文
そんな3人の様子を遠くから芳准が見つめる
(あそこはあそこで早く付き合っちゃえばいいのにって思うけど、、、今の2人を見てると何だか微笑ましくなっちゃうのよね)
「そっくりそのまま返すのだ」
・
「柳娟、ちょっと相談なんだが…」
いつも寡黙で慎重派で真面目な寿安が、おしゃべりで思ったことは躊躇なく行動してしまう自分に何の相談かと、柳娟が首を傾げた
「私?私でよければ」
OKの返事がもらえた寿安は心なしがホッとした表情で「ん、助かる──」と話始めた
「その、何だ、今月にいわゆる大きなイベントがあるだろう?い、一般的にだな、どんなもんなんだろうなぁ?それは」
「あぁ、クリスマスね。何?少華とのデートプランに悩んでンの?それともプレゼント?」
勤勉なタイプではないが、頭の回転は早い柳娟は相手が求めているだろうことをすぐに解釈した。一方「少華」とすぐに名前が出た寿安は少し戸惑いを見せたが、どうせお見通しなんだろうと「ああ」と一言返した
「まず前提に、好きな男の子からのプレゼントは余程ひどい物でない限り嬉しいものよ」「デートだって2人でいられたらそれだけで幸せ」
「好きな男」という言葉に引っかかった寿安は手を頭の後ろにやり自信なさげに答える
「その、、、女の子というものはやはり星宿様や鬼宿みたいなのが好きなんじゃないのか?」
はあ、と大きくため息をついて柳娟が髪をかき上げた
「あのねぇ、アンタはいい男よ。そりゃ見た目も華やかで優しい星宿様や鬼宿は女の子にとっては素敵だろうけど、少華はアンタのことが好きなのよ」
まだ付き合ってもいない二人の関係を断言し、柳娟は続けた
「それでさ、プレゼントなんだけどやっぱり大き過ぎない物でいつでも持ち歩ける物なんかが嬉しいんじゃない?それこそ学校にも持ってこられるもの、、、アクセサリーは王道だけど学校には難しいわね」「うーん、、、髪飾り?ポーチ?、、、はちょっとアレね」
寿安が1人で買いに行く姿が想像できずにすぐにその選択肢を否定する柳娟
「マフラーとか手袋なんかはどう?買いに行きやすいと思うわよ」「デートはそれこそ2人でゆっくりできれば何だっていいじゃない。医学部目指すアンタの邪魔しないように気を使ってるみたいだしさ」
思った以上の答えが返ってきて満足したのか「ありがとう」と礼を言って寿安は去って行った
「さっさとくっつきなさいよね」
寿安の背中を見ながら、私がお膳立てしようかしらとブツブツ言っていると
「柳娟!いいところにいたぜ、ちょっと相談があってさ」
先ほど名前の出た鬼宿が笑顔でやってくる
「鬼宿まで何よ」
「いやさ、もうすぐクリスマスじゃねえか?だから、その、、、」
「安いのに素敵で、やっすいけれども美朱が喜ぶプレゼントと、雰囲気のあるけど安上がりのレストランを知りたいのね?」
鬼宿に最後まで喋らせずに柳娟が答えた
「そんなに安いを連呼しなくっても、、、」
「何よ、じゃあ高級なものでもいいの?」
「いや、年末年始は弟妹達へのお年玉とかで物入りで、、、」
「大丈夫よ、美朱なら。やっっっすくってもアンタからのプレゼントならなんでも喜ぶわよ」「それこそ可愛いヘアピンとか髪飾りはどう?お手頃だしいつでも身につけられて美朱も喜ぶでしょ」
「ただね、ディナーは少し値段が高くっても食べ放題にしなさい!年を越せなくなるわよ」
「確かに、、、食べ放題の方が抑えられそうだな、、、」ブツブツ言いながら「サンキュー」と手を振って鬼宿は去っていった
「柳娟」
寿安曰く、女の子が好きであろうタイプのもう一人、星宿が声をかける
「星宿様!本日は生徒会の活動はよろしいんですの?」
先ほどの二人とは違って幾分声のトーンも上がってお淑やかになる柳娟
「ああ。そなた鳳綺とは仲良いであろう、ちょっと相談なのだが、、、」
「高校生のクリスマスプレゼントにダイヤのネックレスはやり過ぎですわよ」
「何故分かった!?」
「星宿様、この前の誕生日に誕生石のついたおっ高いイヤリング送ったでしょう?鳳綺、自分には高価すぎて付けられないって困っていましたもの」
「そんなことはないぞ。その場で私がつけてあげたのだがそれはもう、よく似合っていたぞ」
「そうでしょうけど、、、鳳綺みたいな普通の高校生に宝石は早いです」
「ま、私は別ですけど」
そう言ってオホホと手を口にあてたが笑いする柳娟
「私は宝石を霞ませてしまわないか心配だかな」
星宿も負けじと鏡を取り出して自分を見ている
「とにかく、鳳綺は私に似ていて美しいですから。今はまだ宝石で飾らずとももっとこう、、、普段から星宿様を感じられて持ち運べるものはどうでしょう?」
そう言って考え込む柳娟。ふと星宿の持っている手鏡が目に入ると「それは?手鏡なんかはいかがです?」
「これか?」
「そう、せっかくならばお揃いはいかがでしょう?」
「そうか、では今から職人に言って作らせよう」
そう言って星宿は去っていき、柳娟は「装飾はほどほどにですよ」と手を振った
「な、なぁ柳娟。ちょっとええか?」
「あ゛!なによ、何か用でもあんの?」
「ちょお、さっきの星宿とえらい態度の違いやんけ!!」
「そりゃそうよ。だってアンタ俊宇じゃない」
「なんでオレやとそうなんねん!」
「なーんで私がアンタに愛想をふりむかないといけないのよ」
「はぁホンマ、女、、、じゃないオカマは怖いのぉ」
「何よ、アンタはケンカ売りにきたの?」
袖をまくりこちらに近く柳娟。そう言われてハッとした俊宇が「ちゃうねん!」と否定した
「そのな、ほら今、星宿とも話してたんやんか?ク、クリスマスのプレゼント?ってやつ」
「・・・何のこと?」
「だから、さっき色々アドバイスしてたやんか!」
「知らなーい」
そう言ってぷいっと踵を返してその場を去ろうとする柳娟。その背中に向かって「薄情もん!」と怒鳴る俊宇
「大丈夫よ〜誰もアンタの考えたプレゼントに期待してないから。何だって喜ぶでしょ麗玲なら」
「はぁ??なんでそこで麗玲の名前が出んねん!」
「ちなみに女子の間では◯◯っていうメーカーが流行ってるわよ、あんたにお店に入る勇気があったらね〜」と言って柳娟はその場を去った
「どいつもこいつも。私だって自分のことで手いっぱいなのよ、、、」独り言を言いながら歩いていると、誰かと肩がぶつかった。「あ、ごめんなさい」「いやオイラこそ」とお互いの顔を見る
「なんだ、芳准だったのね。ごめんね、ちょっと考え事していて」
「いろんな子のプレゼントを考えるのも大変なのだ」
「あら──どこから見てたの?」
「マフラーのくだりから」
「最初からじゃない、、、ってまさか──」
「あ、オイラは大丈夫なのだ」
そう言って芳准は手を前に出しNOのジェスチャーをする
「そ、まあ、アンタ達は婚約までしているものね。大丈夫でしょ」
そんな会話をしながら歩いていると道煇と未依耶が教室に残っている姿が見えた。机を向い合わせにして課題でもしているのだろうか、時折道煇が未依耶のテキストを覗き込んでいる
「あそこはあそこで早く付き合っちゃえばいいのにって思うけど、、、今の2人を見てると何だか微笑ましくなっちゃうのよね」
「そんなこと言って、柳娟こそどうなのだ?」
「あたし?」
「兄にも妹にも好かれるなんて、君くらいのものなのだ」
「────……何のこと?」
「みんな自分のこととなるとどうしようもなくなるのだぁ」
最後は声色も高くなり、おちゃらけた様子で笑った
「じゃオイラは帰るのだ」
脱兎の如くその場から去る芳准
ちょっと!言いかけた瞬間、後ろから「柳娟?」と声をかけられる
そこには兄の天文と妹の白蓮が2人仲良く帰宅している姿があった
「あら、2人仲良く今から帰宅?というかどうせ白蓮が待ち伏せしてたんでしょ」
なんだか芳准が呼び寄せたのではないかというタイミングで現れた兄妹。柳娟は一学年下の妹、白蓮に向かって悪態をついた
「そんなんじゃないよ!たまたま!偶然!昇降口で会っただけだもん」
「どうだかね、ブラコン」
「何よ、柳娟こそ超が付くほどのシスコンじゃない」
「兄を追っかけて同じ学校に入るほどじゃないわよ」
「柳娟こそ康琳を男の子がいる学校に入れたくなくって女子校に行かせたくせに」
「康琳はガサツな奴が多いこんな学校より女子校の方が合ってるからいいの!」
「そんなこと言ってるけど、康琳だって今ごろ他校の男子と合コンとかしてるかもよ?」
「はぁ!?康琳をアンタと一緒にしないでよ」
「私は合コンなんて行かないもん!」
「そうだったわ、超がつく程のブラコンだものねー」
「2人とも本当に仲がいいんだね」
「「どこがよ!!」」
あっかんべーとジェスチャーを交えながら白蓮をからかう柳娟。柳娟にムキになって突っかかる白蓮。2人の側でニコニコと見守る天文
そんな3人の様子を遠くから芳准が見つめる
(あそこはあそこで早く付き合っちゃえばいいのにって思うけど、、、今の2人を見てると何だか微笑ましくなっちゃうのよね)
「そっくりそのまま返すのだ」
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