第二部〜愛し合う二人?〜
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「定時になってしまった」
お疲れ様ですと掛け合いながら帰っていく人々。こういう時に限って特に問題もなくすんなり帰れてしまう
(いや喜ばしいことなんだけど、、、)
(とうとう週末、特に「いつ」とは言ってはないけど、、、ないけど、まぁこの三日間のうちのどこかだよね)
新しく購入した下着はちゃんとつけてはいる
(意識し過ぎてもどうなんだろうよ)
(でも意識しないように過ごせるものなのみんな)
「お疲れ様です」と言って帰ろうとする同期。声をかけようかと急いで立ち上がる
(待って、私ったら何を聞こうとしてんのよ)
(「これから彼と(しかも社内恋愛)いたそうと思うんだけどどうしたらいい?」って、、、聞けるか!)
(はぁ、とりあえず帰ろう)
遅くなってしまったら機嫌悪くなりそうだしな
ーーー
ーー
同じ会社から同じ家に帰るので、部署が違ってもだいたいの帰宅時間は同じである。
そこから2人で夕飯を作るのが定番となっている。はじめはあれやこれやと言いながら作業をしていたが、今は相手のしたい事が何となく分かってスムーズにご飯ができていく。
ご飯を食べていても、柳娟の唇や手の動きに目がいってしまったり、お風呂を済ませた後はなおさらどうしていいのか分からなくなった。
何だか緊張しすぎて変な疲れが出てしまった名前がテーブルでぐったりしていると
「名前〜〜」
後ろから抱きしめられる
「ねぇねぇ、今日帰ってからずっと様子がおかしかったけど緊張してる?」
耳元でたぶん(絶対?)わざと息をかけながら柳娟が聞いてくる
ごまかしてもどうしようもないと思った名前はコクンと頷いた
「心の準備とやらは整ったのかしら?」
「いつまでたっても整う気はしないけど、、、覚悟は決めてるのは決めてる」
「そう」
嬉しそうに返事をし、名前の顔をのぞき込んでキスをする
一度唇を離し見つめ合う二人
「ね、ベッドに連れていってもいい?」
「うん」
消え入りそうな声で、でも確かに頷いて答えた
名前の腰に手を回し体を持ち上げる柳娟。名前も柳娟の首元に両手を回したその時、、、
~~~♪~♪
名前の着信音が部屋に響いた
画面には「お父さん」とある
「ご、ごめん!父からの電話は珍しくって、出てもいいかな?」
「もちろんよ」
ちょっと離れた所で話す名前。「はぁ!!ちょっと本当に!?」そう言って慌てはじめた。最後は大きなため息をついて「分かった」と答える
「ごめん、柳娟。私、いったん帰らなきゃ」
「えっ?」
「妹がこっちに来てるみたいで、、、」そう言いながら帰る準備をはじめてる
「とりあえず3日分の服と化粧品があれば大丈夫かな」
「あの子のことだから1週間は居たりするのかなぁ」
「はぁ、いっつも急なんだから」
ブツブツ言いながらも手早く準備していく名前。
その様子を柳娟は黙って見るしかできず、、、
「本当にごめん。まだ同棲の事を実家には言ってなくって」
「そう、それはしょうがないけど」
「また連絡するね!」
バタン
ドアが閉まる音がした
「嘘でしょう」
・
🫣
🎤実況という名の野次馬🎤