第二部〜愛し合う二人?〜
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「柳娟、明日、私遅くなるからご飯は先に食べててくれる?」
「残業?今そんなに難しい案件やってたっけ?」
「いや、ちょっと帰りに買い物に行こうと思ってて」
「それなら私も一緒に行きたいわ」
「たいした物じゃないから、、、ぱぱっと買ってすぐ帰るから大丈夫だよ」
「なによ、それなら一緒に行っても問題ないじゃない」
「いや、ほら柳娟も疲れてるでしょ?連れ回すの悪いじゃない」
「だから大丈夫だって。それともなぁに、私に言えないようなことでもするの?」
「しないよ!なんでそんなにこだわるの?」
「名前こそ、なんでそんなに嫌がるのよ」
「嫌がってるわけじゃないんだって~」
「じゃあいいじゃない。付いていっても!本当に浮気とかしてるんじゃないでしょうね?」
「何よそれ!そんなことしないよ!!」
名前が怒った
「じゃあ、どうしてそんなに嫌がるのよ」
何だか同じ事を繰り返し口論していて、らちがあかないと思った名前が大きくため息をついた
(これはもう、本当の事を言わないと柳娟は一歩もひかないだろうな)
「下着、、、」
「?」
「新しい下着を買いに行きたいの!!」
「・・・」
真っ赤な顔をして怒り気味に名前が言った
そんな名前を見て柳娟がニコニコと悪い顔になった
「それなら、私も一緒に選びたいわ」
「はぁ?一緒にお店に入るっていうの?そんなの周りのお客さんに迷惑だよ」
「じゃ、女装する。絶対にバレない自信はあるわ」
「そういう事じゃないよ!だって他のお客さんって女性だよ?自分の下着を見られるなんて嫌だよ」
「だから男ってバレなきゃいいんでしょ?」
「だから」
さらに名前が声を大きくする
「他の女性の下着を柳娟が見るのが嫌なの!!!」
「・・・」
珍しく怒った名前の様子にびっくりしていた柳娟だったが、次第に嬉しそうな顔になる
「なぁに?ヤキモチやいてくれてるの?」
そう言って名前をギュッと抱きしめた。
怒りのおさまらない名前は無言のままじっとしている
「そうね、せっかく名前が『私に見せるために』買ってくるって言うんだもの、楽しみに待ってなきゃ」
やたら「私に見せるため」という部分を強調している
「違うし、、、」
「ただ、ただ買い換えのタイミングなだけだもん」
「そ?」
「じゃあ、そういう事にしておきましょ」
そう言って柳娟は上機嫌でご飯の支度をはじめた
ーーー
ーー
るんるんるん♪
魅せましょ、意地と心意気♪
魅せてあの方をゲットいたしましょ♪
上機嫌で歌いながら夜ご飯の支度をする柳娟。
買い物をして帰るという名前のために夕飯を用意して待つことにした
「あらかた用意は終わったわね」
油断するとにやーっと顔がだらしなく緩む
(なんか、私やたらと浮かれてて恥ずかしいかしら、、、)
(でもしょうがないじゃない?彼女が自分のために頑張ってくれてるわけだしさ)
(そうだ、ベッドの注文しておかなくっちゃ)
(ダブルって言ったけど、あまりベッドが大きいと、あれよね)
(やっぱり狭いくらいが密着できていいかしら?)
(でもさすがにシングルで大人2人はね、、、狭いわよね)
(どんなデザインの物にしようかしら。荷物も増えたし収納もあった方が良いわよね)
(でも機能性ばかり考えておしゃれじゃないのも雰囲気出ないわよね)
「これなんか良いわね」「こっちも捨てがたいわ」ブツブツ言いながらスマホを扱っては
「あー幸せ♡」
と呟いた
・
🫣
🎤実況という名の野次馬🎤