つまりは同棲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「そのカチューシャめっちゃかわいいじゃん」
「そ、そう?ありがとう」
「康琳ちゃんも似合ってる」
「あら、ありがとう」
(何なのかしらね、これ。お見合いみたいなものなのかしら)
それにしてもさっきまでと違って馴れ馴れしいというか、距離が近いと言うか、、、乗り物でも名前は違う男と乗ってるし、スマホで写真撮る時(自撮りってやつ?)なんか肩を組んでるし、、、
「康琳?疲れちゃった?元気ないね」
「いや、、、別にそんなことはないわよ」
「テーマパーク、楽しくなかった?アトラクション、乗せすぎちゃったかな?」
「ここ自体は楽しいわよ。見たことないものばかりだし、ショーなんかも素敵だったわ」
(ただ、、、なんて言うのかしらね、あの2人が名前と絡んでいるのを見るとイライラしちゃうのよね。特にあっちの男!)
康琳はフリーフォールの後、名前と一緒にペットボトルを買ってきた男を睨みつけた
「何?俺、康琳ちゃんに見つめられてる?」
「え?そうなの?超羨ましいじゃん!」
こちらの気持ちとは裏腹に男2人が盛り上がってる
「あの、、、ごめんね、康琳。康琳は人見知りしない方だと思って安易に合コンきちゃって」
名前が小声で謝ってきた
「いえ、人といるのは全然苦じゃないわよ。私こそごめんなさいね、さ、次はどこに連れて行ってくれるの?」
何だかよく分からない自分の気持ちに名前を振り回す訳にはいかないわねと、康琳は明るく振る舞った
ーーー
ーー
「ねぇ、名前ちゃん。今度さ、個人的にご飯とか行かない?」
その言葉に康琳はピクリと反応した
「え?いや、仕事も忙しいし、難しいかなぁ」
(何でアンタはそう遠回しなのよ!嫌なら嫌って言いなさいよ)
「名前ちゃんに合わせるよ?休みの前の日とか、無理ないところでいいからさ」
(ほら!言い訳から入るから、付け入る隙を与えちゃうんだってば。嫌だって一言ビシっと言えばいいのよ)
「いや、最近遊びすぎて金欠だし、、、」
「大丈夫!そこは奢るから!」
(言わんこっちゃない、こういう男は強く言えば名前を落とせるって思ってるのよ)
康琳のこぶしが震え、持っていたペットボトルがピキピキと音を立ててる
「あ、あの!!私、個人的にあなたと食事することはないかな」
名前がしっかりとした口調で答えた
(よく言ったわ、名前!)
「痛ったぁ!!」
足首を押さえてうずくまってみせた
「康琳!?どうしたの?」
「何だか足を捻っちゃったみたいで」
「えっ大変!歩ける?」
「何とか歩けるけれど、、、これ以上ここにいるのは無理かもしれないわ」
「えっ大丈夫なん?」
「救護室行こうか?」
男2人がやんや言っている
「帰って冷やせば問題ない程度よ。ごめんなさい、、、せっかく楽しんでいるところなのに」
「あ、いや、俺らは問題ないよ」
「そうそう、何なら2人家の近くまで送ろうか?」
「いえ!それは大丈夫。せっかくお金出して遊びに来てるんだもの、2人はまだまだ楽しんで」
「でも、、、」
「いいから!他の方達にも謝っておいてもらえるかしら」
その有無を言わせない康琳の態度を見てか、2人は「分かった」と渋々他の男の子と連絡を取り合っている
「こ、康琳?どうかした?」
不思議そうな顔で名前が私を覗き込んできた
(もう夕方だし、十分合コンとやらの義務は果たしたでしょう)
「んー、、、なんていうかさ、彼らと遊ぶのはもういっかなって」
康琳はペロリと舌をだした
「そ、そっかぁ。でも、いいのかな、、、」
名前は申し訳なさそうな顔をしている
「なぁに?名前はまだ彼らと遊びたかった?」
「いや、それはないかな」
(そこは即答なのね)
「じゃいいじゃない、このまま別れましょうよ」
「分かった。康琳がいいならいいよ」
ーーー
ーー
「ねー、ここに居て、皆に見つからないかなぁ?」
「大丈夫よ。これだけ人がいるんだもの。それに見つかっても、まぁ、いいじゃない」
合コンのメンバーと解散した後「花火を見せたかったなぁ」と呟いた名前の意見が採用され、パークに残ることになった
「それにしてもすごい人混みね、紅南国の星見祭りと同じくらいかしら」
「そんなに大きなお祭りがあるんだね」
「ええ、それこそ花火も上がったりするわよ」
「そうなの?そっちのお祭りも行ってみたいなぁ」
「そうね、名前にも見せたいわ」
日もすっかり暮れ、人の区別も付きにくくなってきた。康琳が言うように、余程運が悪くない限り見つからないだろう
ドンッ!
「すみません!」
「いえ、大丈夫です」
花火があがる時間が近づき、人が多くなってきた
(はぐれちゃわないようにしないと、、、康琳はスマホもないし)
「ほら」
「?」
「はぐれる訳にはいかないでしょ?」
康琳が手を差し出して言った
「そ、そうだね。はぐれたら困るもんね」
何だか言い訳じみたことを言って康琳の手を握る
(汗かいてたらどうしよう)
以前にも手は繋いだことはあるのに、今回は特別緊張する。
(場所とか、雰囲気のせいよねきっと、、、)
(この見た目に家事も完璧。どう見ても女の子じゃない、、、)
(康琳は、男性の、しかも皇帝陛下を好きなんであって、、、)
(でも、困ったときは力になってくれて、助けてくれて、、、)
(なにより、その辺の男の子より強いんだよね、、、)
(、、、周りからみたら、恋人同士に見えてたりするのかな)
康琳の顔を見上げてみた
まっすぐ夜空を見つめている横顔
(きれいで、、、それでいてかっこいい、、、)
ひゅ~バァーン!!
花火が上がりはじめた
花火の光を受けて康琳の顔がキラキラと光っている
【名前は今、好きな人とかいるの?】
友だちの言葉が頭に浮かぶ
(どうしよう)
(私)
(康琳のこと好きになってる)
「こっちの世界の花火もきれいだわ」
「うん」
・
《アトガキ》
私、もう、いい年なんですよ
突然何かというとですね、若い子のセリフが難しい。そして、標準語が分かんない。
ちょいちょい「ん?」と思うことがあっても皆様なりに変換してお楽しみください
そして、ようやく柳宿がけっこう男の子っぽくなってくれましたー!!洋服とかさ、主人公じゃないけど着せたいのあるよね。私に画力があったらなぁ、、、
あと、1ページ目の
「次男らしいと言われてた」
というセリフ。ネット情報ではありますが
【次男の特徴】
・自由人・甘えるのが上手い・平和主義・頼られるのが好き・行動力がある・負けず嫌い・社交的で人当たりが良い・要領よく物事をこなす・物怖じしない・大らかでゆとりがある・観察眼が鋭い・考えを素直に口にする・忍耐強い
ってあってですね!けっこう柳宿じゃないですか??
「そ、そう?ありがとう」
「康琳ちゃんも似合ってる」
「あら、ありがとう」
(何なのかしらね、これ。お見合いみたいなものなのかしら)
それにしてもさっきまでと違って馴れ馴れしいというか、距離が近いと言うか、、、乗り物でも名前は違う男と乗ってるし、スマホで写真撮る時(自撮りってやつ?)なんか肩を組んでるし、、、
「康琳?疲れちゃった?元気ないね」
「いや、、、別にそんなことはないわよ」
「テーマパーク、楽しくなかった?アトラクション、乗せすぎちゃったかな?」
「ここ自体は楽しいわよ。見たことないものばかりだし、ショーなんかも素敵だったわ」
(ただ、、、なんて言うのかしらね、あの2人が名前と絡んでいるのを見るとイライラしちゃうのよね。特にあっちの男!)
康琳はフリーフォールの後、名前と一緒にペットボトルを買ってきた男を睨みつけた
「何?俺、康琳ちゃんに見つめられてる?」
「え?そうなの?超羨ましいじゃん!」
こちらの気持ちとは裏腹に男2人が盛り上がってる
「あの、、、ごめんね、康琳。康琳は人見知りしない方だと思って安易に合コンきちゃって」
名前が小声で謝ってきた
「いえ、人といるのは全然苦じゃないわよ。私こそごめんなさいね、さ、次はどこに連れて行ってくれるの?」
何だかよく分からない自分の気持ちに名前を振り回す訳にはいかないわねと、康琳は明るく振る舞った
ーーー
ーー
「ねぇ、名前ちゃん。今度さ、個人的にご飯とか行かない?」
その言葉に康琳はピクリと反応した
「え?いや、仕事も忙しいし、難しいかなぁ」
(何でアンタはそう遠回しなのよ!嫌なら嫌って言いなさいよ)
「名前ちゃんに合わせるよ?休みの前の日とか、無理ないところでいいからさ」
(ほら!言い訳から入るから、付け入る隙を与えちゃうんだってば。嫌だって一言ビシっと言えばいいのよ)
「いや、最近遊びすぎて金欠だし、、、」
「大丈夫!そこは奢るから!」
(言わんこっちゃない、こういう男は強く言えば名前を落とせるって思ってるのよ)
康琳のこぶしが震え、持っていたペットボトルがピキピキと音を立ててる
「あ、あの!!私、個人的にあなたと食事することはないかな」
名前がしっかりとした口調で答えた
(よく言ったわ、名前!)
「痛ったぁ!!」
足首を押さえてうずくまってみせた
「康琳!?どうしたの?」
「何だか足を捻っちゃったみたいで」
「えっ大変!歩ける?」
「何とか歩けるけれど、、、これ以上ここにいるのは無理かもしれないわ」
「えっ大丈夫なん?」
「救護室行こうか?」
男2人がやんや言っている
「帰って冷やせば問題ない程度よ。ごめんなさい、、、せっかく楽しんでいるところなのに」
「あ、いや、俺らは問題ないよ」
「そうそう、何なら2人家の近くまで送ろうか?」
「いえ!それは大丈夫。せっかくお金出して遊びに来てるんだもの、2人はまだまだ楽しんで」
「でも、、、」
「いいから!他の方達にも謝っておいてもらえるかしら」
その有無を言わせない康琳の態度を見てか、2人は「分かった」と渋々他の男の子と連絡を取り合っている
「こ、康琳?どうかした?」
不思議そうな顔で名前が私を覗き込んできた
(もう夕方だし、十分合コンとやらの義務は果たしたでしょう)
「んー、、、なんていうかさ、彼らと遊ぶのはもういっかなって」
康琳はペロリと舌をだした
「そ、そっかぁ。でも、いいのかな、、、」
名前は申し訳なさそうな顔をしている
「なぁに?名前はまだ彼らと遊びたかった?」
「いや、それはないかな」
(そこは即答なのね)
「じゃいいじゃない、このまま別れましょうよ」
「分かった。康琳がいいならいいよ」
ーーー
ーー
「ねー、ここに居て、皆に見つからないかなぁ?」
「大丈夫よ。これだけ人がいるんだもの。それに見つかっても、まぁ、いいじゃない」
合コンのメンバーと解散した後「花火を見せたかったなぁ」と呟いた名前の意見が採用され、パークに残ることになった
「それにしてもすごい人混みね、紅南国の星見祭りと同じくらいかしら」
「そんなに大きなお祭りがあるんだね」
「ええ、それこそ花火も上がったりするわよ」
「そうなの?そっちのお祭りも行ってみたいなぁ」
「そうね、名前にも見せたいわ」
日もすっかり暮れ、人の区別も付きにくくなってきた。康琳が言うように、余程運が悪くない限り見つからないだろう
ドンッ!
「すみません!」
「いえ、大丈夫です」
花火があがる時間が近づき、人が多くなってきた
(はぐれちゃわないようにしないと、、、康琳はスマホもないし)
「ほら」
「?」
「はぐれる訳にはいかないでしょ?」
康琳が手を差し出して言った
「そ、そうだね。はぐれたら困るもんね」
何だか言い訳じみたことを言って康琳の手を握る
(汗かいてたらどうしよう)
以前にも手は繋いだことはあるのに、今回は特別緊張する。
(場所とか、雰囲気のせいよねきっと、、、)
(この見た目に家事も完璧。どう見ても女の子じゃない、、、)
(康琳は、男性の、しかも皇帝陛下を好きなんであって、、、)
(でも、困ったときは力になってくれて、助けてくれて、、、)
(なにより、その辺の男の子より強いんだよね、、、)
(、、、周りからみたら、恋人同士に見えてたりするのかな)
康琳の顔を見上げてみた
まっすぐ夜空を見つめている横顔
(きれいで、、、それでいてかっこいい、、、)
ひゅ~バァーン!!
花火が上がりはじめた
花火の光を受けて康琳の顔がキラキラと光っている
【名前は今、好きな人とかいるの?】
友だちの言葉が頭に浮かぶ
(どうしよう)
(私)
(康琳のこと好きになってる)
「こっちの世界の花火もきれいだわ」
「うん」
・
《アトガキ》
私、もう、いい年なんですよ
突然何かというとですね、若い子のセリフが難しい。そして、標準語が分かんない。
ちょいちょい「ん?」と思うことがあっても皆様なりに変換してお楽しみください
そして、ようやく柳宿がけっこう男の子っぽくなってくれましたー!!洋服とかさ、主人公じゃないけど着せたいのあるよね。私に画力があったらなぁ、、、
あと、1ページ目の
「次男らしいと言われてた」
というセリフ。ネット情報ではありますが
【次男の特徴】
・自由人・甘えるのが上手い・平和主義・頼られるのが好き・行動力がある・負けず嫌い・社交的で人当たりが良い・要領よく物事をこなす・物怖じしない・大らかでゆとりがある・観察眼が鋭い・考えを素直に口にする・忍耐強い
ってあってですね!けっこう柳宿じゃないですか??