つまりは同棲
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「合コン?」
久々の友だちからの電話で何事かと思えば合コンのお誘いだった
「そう!!女の子側がね、2人、感染症になっちゃって。少しでも安くなればと思って前売り券を買ってしまってたからさ」
「うーん、、、でも、、、」
「明日で急だしみんな都合がつかなくって!半額でいいし、テーマパークだから遊び目的の合コンだよ、誰か誘って来られない?」
「半額かぁ」
チラリと横を見ると康琳は食後のお茶をすすってる
(康琳を連れて行ったら楽しいだろうなぁ。半額だし。最近は出かけても近所を散歩するとか、公園とかだし)
「あ、あのさ、もう1人の友達なんだけど、、、こう、性別は男性なんだけどね、見た目も仕草も女の子で、、、なんなら私より女性らしい子なんだけど、どうかな?」
「ぜんぜんOKだよー!ってか、私が会ってみたいくらい。じゃ、いいのね?助かったー詳しい時間はラインするね!」
ーーーー
ーーー
ーー
「マジで男の子なの!?」
「めっちゃ美人!」
「俺知らなかったら街で絶対声かけてるわ」
「んなこと言って、声かける勇気お前ないじゃん」
「確かにww」
今日は4人対4人の合コンと言いつつも、テーマパークが大好きな人たちが集まって遊ぶ感じらしい
「すごい、、、これはまた別の異世界ね」
メンバーの注目を集めている康琳だが、当の本人はやはりと言うべきか、施設に夢中である
「康琳、乗り物大丈夫かな?」
「電車とかバスとか平気よ?」
「ふふふ、そんなレベルじゃないんだよなぁ。しっかり楽しもうね、康琳」
「?」
初めてのテーマパークでどんな表情を見せてくれるか楽しみで名前はニヤニヤが止まらない
ーーー
ーー
ー
「うぎゃーーーー」
何かをしめ殺したような叫び声がとどろいた。ジェットコースター系、回転系と難なくこなし、どちらかと言うと楽しんでいた康琳だったが、フリーフォールは苦手だったようで、、、何とも美しくない悲鳴をあげてしまっていた
「苦手、、、だったかな??」
「はぁはぁ」
肩で息をしたまま、涙目になって名前を睨んでいる
「ちょっと休憩しようか?私、飲み物買ってくる」
康琳の様子にビビってしまった名前は康琳をベンチに座らせて売店へと向かった
(目の前で買うと怒られそうだから、今のうちに写真買っとこう)
落ちる瞬間の写真。いつも綺麗にしている康琳の「すんごい表情」は珍しいから購入することにした
「持てる?」
写真を買った後、自動販売機で飲み物を買っていると、参加している男の子の1人がいた
「あ、はい。ペットボトルだし」
「そ、俺もなんか喉乾いちゃって」
自然と2人で並んで戻ることになった
「友達、面白い子だね」
「はい。それに料理も掃除も洗濯も完璧で。さらにはあの美貌だもん」
(って、あれ、康琳狙いだったりするのかな、、、)
名前はなんだかモヤモヤした
「うーん、確かに完璧だけどさ、俺は名前ちゃんみたいな素朴な子の方が好きだな」
見上げるとニコニコした顔でこちらを見ている
「あ、ありがとうございます」
(・・・何だろう悪気はないし、好意を示してくれてるんだろうけど、なんか違う気がする)
〔名前ってさー。モラ男ホイホイな所があるよね〕
不意に昔、友だちから言われたセリフを思い出した
(俺が引っ張ってやるから、黙って付いて来いみたいな雰囲気出されるんだよな)
せっかくのテーマパークなのでそれ以上深くは考えず楽しむことにした
ーーー
ーー
ー
「で、どう?素敵だなって思った男の子いる?」
一度、男女別れてお茶をすることになり、合コンに誘ってくれた友だち2人が尋ねた
「いやぁ、まだ会ったばかりだし」
「星宿様よりいい男なんていないわぁ」
「ほとほり、、、?変わった名前だね?まさかホストとか!?」
「いやいや、康琳の出身の国の偉い人のことなんだよ」
「あー中国の地方の部族だっけ?偉い人って、王族とか?」
「王族というか、皇帝陛下よ」
「やば!本当にいるんだ!?めっちゃエモい」
今日康琳と初めて会う2人がキャッキャと盛り上がってる
(2人が、疑り深くなく、素直な子たちで助かった〜)
「名前は?今、好きな人とかいないの?れんとは切れたんだっけ?」
(う!痛いところをついてくる、、、同窓会で会ったばかりだから心臓がえぐられるなぁ)
「う、うん、とっくに切れてる。ってか、無かったことにしたいくらいだよw」
「あー、アイツ名前に対して謎の上から目線だったもんね」
「そうそう、名前がいい企業の内定もらってからは余計に酷かったよね」
「女が上にいる状況?みたいなのが嫌なんじゃん?」
(うッ、、、周りからはそう見えてたのかぁ。しかも当たってるというか、他人の方が冷静に分析しててツライ、、、)
チラリと康琳の方を見てみる。特に興味もなさそうに出されたジュースを飲んでいる。というか、女子トークに違和感なく参加してるし
(後宮にいたし、慣れてるのかな?)
「お!ライン来てる。今からペアで行動しない?だってよ?」
「え!今日は遊びが中心って話じゃないの?」
「そうなんだよねー。どうする?断ろうか?」
名前がうん!と言いかけた時、、、
「私!◯◯君とまわりたいんだけど、ダメかな?」
もう1人の子が手をあげた
名前は返事をするタイミングを逃してしまった
「そっか、私は誰っていないから好きに組んでくれていいよ」
「ほんと!?名前ありがとう!」
手を上げた女の子が名前の手を握り喜んでる
(もともとが合コンだしね、、、あと、半額だし;)
「私は名前と離れたくないわ」
「康琳ちゃんはテーマパーク自体が初めてだもんね、了解!!男子には伝えとく!」
康琳の提案が通って、何より名前がほっとした
久々の友だちからの電話で何事かと思えば合コンのお誘いだった
「そう!!女の子側がね、2人、感染症になっちゃって。少しでも安くなればと思って前売り券を買ってしまってたからさ」
「うーん、、、でも、、、」
「明日で急だしみんな都合がつかなくって!半額でいいし、テーマパークだから遊び目的の合コンだよ、誰か誘って来られない?」
「半額かぁ」
チラリと横を見ると康琳は食後のお茶をすすってる
(康琳を連れて行ったら楽しいだろうなぁ。半額だし。最近は出かけても近所を散歩するとか、公園とかだし)
「あ、あのさ、もう1人の友達なんだけど、、、こう、性別は男性なんだけどね、見た目も仕草も女の子で、、、なんなら私より女性らしい子なんだけど、どうかな?」
「ぜんぜんOKだよー!ってか、私が会ってみたいくらい。じゃ、いいのね?助かったー詳しい時間はラインするね!」
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「マジで男の子なの!?」
「めっちゃ美人!」
「俺知らなかったら街で絶対声かけてるわ」
「んなこと言って、声かける勇気お前ないじゃん」
「確かにww」
今日は4人対4人の合コンと言いつつも、テーマパークが大好きな人たちが集まって遊ぶ感じらしい
「すごい、、、これはまた別の異世界ね」
メンバーの注目を集めている康琳だが、当の本人はやはりと言うべきか、施設に夢中である
「康琳、乗り物大丈夫かな?」
「電車とかバスとか平気よ?」
「ふふふ、そんなレベルじゃないんだよなぁ。しっかり楽しもうね、康琳」
「?」
初めてのテーマパークでどんな表情を見せてくれるか楽しみで名前はニヤニヤが止まらない
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「うぎゃーーーー」
何かをしめ殺したような叫び声がとどろいた。ジェットコースター系、回転系と難なくこなし、どちらかと言うと楽しんでいた康琳だったが、フリーフォールは苦手だったようで、、、何とも美しくない悲鳴をあげてしまっていた
「苦手、、、だったかな??」
「はぁはぁ」
肩で息をしたまま、涙目になって名前を睨んでいる
「ちょっと休憩しようか?私、飲み物買ってくる」
康琳の様子にビビってしまった名前は康琳をベンチに座らせて売店へと向かった
(目の前で買うと怒られそうだから、今のうちに写真買っとこう)
落ちる瞬間の写真。いつも綺麗にしている康琳の「すんごい表情」は珍しいから購入することにした
「持てる?」
写真を買った後、自動販売機で飲み物を買っていると、参加している男の子の1人がいた
「あ、はい。ペットボトルだし」
「そ、俺もなんか喉乾いちゃって」
自然と2人で並んで戻ることになった
「友達、面白い子だね」
「はい。それに料理も掃除も洗濯も完璧で。さらにはあの美貌だもん」
(って、あれ、康琳狙いだったりするのかな、、、)
名前はなんだかモヤモヤした
「うーん、確かに完璧だけどさ、俺は名前ちゃんみたいな素朴な子の方が好きだな」
見上げるとニコニコした顔でこちらを見ている
「あ、ありがとうございます」
(・・・何だろう悪気はないし、好意を示してくれてるんだろうけど、なんか違う気がする)
〔名前ってさー。モラ男ホイホイな所があるよね〕
不意に昔、友だちから言われたセリフを思い出した
(俺が引っ張ってやるから、黙って付いて来いみたいな雰囲気出されるんだよな)
せっかくのテーマパークなのでそれ以上深くは考えず楽しむことにした
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「で、どう?素敵だなって思った男の子いる?」
一度、男女別れてお茶をすることになり、合コンに誘ってくれた友だち2人が尋ねた
「いやぁ、まだ会ったばかりだし」
「星宿様よりいい男なんていないわぁ」
「ほとほり、、、?変わった名前だね?まさかホストとか!?」
「いやいや、康琳の出身の国の偉い人のことなんだよ」
「あー中国の地方の部族だっけ?偉い人って、王族とか?」
「王族というか、皇帝陛下よ」
「やば!本当にいるんだ!?めっちゃエモい」
今日康琳と初めて会う2人がキャッキャと盛り上がってる
(2人が、疑り深くなく、素直な子たちで助かった〜)
「名前は?今、好きな人とかいないの?れんとは切れたんだっけ?」
(う!痛いところをついてくる、、、同窓会で会ったばかりだから心臓がえぐられるなぁ)
「う、うん、とっくに切れてる。ってか、無かったことにしたいくらいだよw」
「あー、アイツ名前に対して謎の上から目線だったもんね」
「そうそう、名前がいい企業の内定もらってからは余計に酷かったよね」
「女が上にいる状況?みたいなのが嫌なんじゃん?」
(うッ、、、周りからはそう見えてたのかぁ。しかも当たってるというか、他人の方が冷静に分析しててツライ、、、)
チラリと康琳の方を見てみる。特に興味もなさそうに出されたジュースを飲んでいる。というか、女子トークに違和感なく参加してるし
(後宮にいたし、慣れてるのかな?)
「お!ライン来てる。今からペアで行動しない?だってよ?」
「え!今日は遊びが中心って話じゃないの?」
「そうなんだよねー。どうする?断ろうか?」
名前がうん!と言いかけた時、、、
「私!◯◯君とまわりたいんだけど、ダメかな?」
もう1人の子が手をあげた
名前は返事をするタイミングを逃してしまった
「そっか、私は誰っていないから好きに組んでくれていいよ」
「ほんと!?名前ありがとう!」
手を上げた女の子が名前の手を握り喜んでる
(もともとが合コンだしね、、、あと、半額だし;)
「私は名前と離れたくないわ」
「康琳ちゃんはテーマパーク自体が初めてだもんね、了解!!男子には伝えとく!」
康琳の提案が通って、何より名前がほっとした