つまりは同棲
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「もうね!本当にね、何者なの?」
その真剣な顔に誤魔化すことはできないと思ったのか、康琳も真剣な顔で名前を見て答えた
ーーーー
ーーー
ーー
「つまりは性別以外は本当ってことね」
「そう、なるわね」
「・・・なんて言うか、、、異世界トリップは本当なのよね」
(それにしてもこんな女子力高い男性いる!?全く疑わなかったんだけど)
「名前は?康琳って女の子のイメージなんだけど、、、」
「それは・・・妹の名前なの」
「後宮に入る時につい名乗っちゃったの?本当の名前は?」
「・・・康琳は、私が10の時から名乗ってるの。本当の名前は柳娟」
「ん?後宮に入ったのはここ1年なのよね?」
「ええ、妹は私が10才の時に死んじゃったのよ」
「・・・」
(だから家族の話をする時は遠い目をしてたのか)
「でも、まあ、ごめんなさいね。女の子の部屋に嘘ついて潜り込んじゃって」
「あ、いや、それは異世界から来てどうしたらいいのか分からなかっただろうし、しょうがない所もあったと思うけど、、、」
(知ってたら色々隠したわよーー!)
文句の一つも言いたい気持ちでもあったが、康琳(?)のいつもと違う様子に何も言えなくなってしまった
「その、、、なるべく早くどうにかしたいと思っているんだけどさ、もうちょっとだけここに居させてくれないかしら?」
「え?なんで?別にいつまで居てもらっても構わないよ?」
あっけらかんとした様子に康琳は深くため息をついた
「あのさ、私が言うのも間違ってるけど、どの口が言ってるんだって話だけど、名前はもうちょっと乙女として危機感を待った方がいいと思うわ!」
「何よそれ!まぁ、今日のは本当に悪かったと思ってるよ!康琳まで危ない目に合わせちゃったし、、、でも、でも、そんな言い方しなくっても」
(ヤバい、泣きそうになってきた。1人で暮らしてて、それなりに気は張って生きてきたつもりだし、気もつけてたつもりなのに、、、そんなに責められると挫けそうになる)
「違うわよ、あんなクズ共の話じゃないわよ。それにあれは名前を1人にした私が悪いのよ」
「ううん、私があんなに酔っぱらわなきゃ良かったんだし、1人だったとしても上手にスルーすれば良かっ
ズンッッッ!!!
おでこに強烈な痛みが走った
「バカ!あんな奴らのせいで名前が傷つくことないの!!」
「でも、、、私のせいで康琳も、、、」
「だ、か、ら!あんなの私の相手でもなんでもないんだってば。今度もし現れたらあれくらいじゃ済まないわよ」
(!!)
一瞬、初めて康琳が男の人に見えて、さっき康琳が言っていた言葉の意味が理解できた
「なんか、、、ごめん、、、」
「だから、そんなに謝るんじゃないの。楽しかったじゃない、水族館も食事も。それをあんなクズ共のために台無しにする必要ないの」
「やっぱり、、、康琳は前向きでポジティブですごいなぁ」
「そ?いわゆる次男らしい奴だとは言われてたわね」
「お兄さんもいるの?」
「頼りない兄がね。よくケンカで泣かされてたから、私が助けに入ってたのよ」
「その光景、今ならリアルに想像できる!」
今日みたいにぶっ飛ばしてたんだろうな、と思うとつい笑ってしまう
「うん、やっと笑ったわね」
優しいその笑顔に
(ドクン)
なんだか胸がキュッとなった
ーーー
ーー
「改めてだけど、色々とルールを決めさせてもらうね」
「もちろん、OKよ」
(はぁ、それにしても、、、やっぱり男の子ってだけで色々と気になっちゃっうかもなぁ)
話が一区切りついたところで、康琳は温かいお茶をすすっている。
その姿はまさに女性そのもので、別のショックが襲ってきた
(女としての自信みたいなものが無くなりそう)
ーーーー
ーーー
ーー
今日は気晴らしに2人で洋服のリサイクルショップを見て回ることにした。もうバレてしまっているので何着てもいいだろうということになったのだ
「これは?これもカッコいいと思う!」
「きゃーこういう可愛いもの似合う!」
男物も女物も着こなす康琳に楽しさが増していった
「名前は?アンタはもうちょっと女性らしい服を着なさいよ」
「そうだよね、つい動きやすさとか洗濯のしやすさで選んじゃってたもんなぁ」
男の子の康琳がこれだけ服に気を使ってるんだもん、自分も少しは頑張らなきゃという気持ちになってきた
「これ素敵じゃない?」
勧められた服を試着して見せてみた
「うん、とっても可愛いわ!」
笑顔で答えてくれる康琳につい赤くなってしまった
「つ、次は康琳ね!」
ユニセックスの上下を勧めてみた
(!これは、かなりカッコいいのでは!?)
「うーん、私としてはもっと飾りがあってもいい気がするんだけど、、、」
「いや!それがいい!!他のも買っても良いけどさ、これはこれで買おうよ」
「そう?」
お会計を済ませて、早速その場で着替えてもらい店を出た
ーー
ー
〔ね、あの子かっこよくない?〕
〔ってか、女の子じゃない?〕
〔どっちにしてもめっちゃキレイじゃん〕
今まで康琳と歩くと男性からの視線を感じていたが(もちろん自分ではなく康琳に)、今の格好だと女の子たちからの視線も強い。本人は慣れてるのかどこ吹く風といった感じで気にも留めてない。
生まれながらの美人は違うな、と僻む気持ちがないとは言えないが、今は康琳の横にいることを誇らしく思う気持ちの方が強い
「今さらだけど、ほんっと康琳は美人だねー」
「まあね、でもさ名前も可愛いじゃない」
「わ、私は【まあね】なんては言えないよッ」
「それがわっかんないのよねー。可愛くって仕事もして1人で家も構えてさ、もっと自信持ってもいいんじゃない?」
「で、でもそれって普通のことだし」
「そう?ま、道をちょっと外した私が言うことじゃないけどさ」
「康琳こそ、外したなんて言わないでよ!自分を持っててすっごいカッコいいよ!?」
「///・・・かっこいい、は、初めて言われたかしらね」
(おっ!たまにでる押しの弱さ)
「やっぱり撤回!今の康琳はお子ちゃまみたいで可愛いよッ」
「ちょっ、ちょっと!この私をからかってるの!?」
「へへーこれでも私の方が年上だもん」
「なんかムカつくーー」
(男の子って分かってちょっと緊張しちゃったけど、やっぱり康琳といるとすっごく楽しい!)
・
その真剣な顔に誤魔化すことはできないと思ったのか、康琳も真剣な顔で名前を見て答えた
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「つまりは性別以外は本当ってことね」
「そう、なるわね」
「・・・なんて言うか、、、異世界トリップは本当なのよね」
(それにしてもこんな女子力高い男性いる!?全く疑わなかったんだけど)
「名前は?康琳って女の子のイメージなんだけど、、、」
「それは・・・妹の名前なの」
「後宮に入る時につい名乗っちゃったの?本当の名前は?」
「・・・康琳は、私が10の時から名乗ってるの。本当の名前は柳娟」
「ん?後宮に入ったのはここ1年なのよね?」
「ええ、妹は私が10才の時に死んじゃったのよ」
「・・・」
(だから家族の話をする時は遠い目をしてたのか)
「でも、まあ、ごめんなさいね。女の子の部屋に嘘ついて潜り込んじゃって」
「あ、いや、それは異世界から来てどうしたらいいのか分からなかっただろうし、しょうがない所もあったと思うけど、、、」
(知ってたら色々隠したわよーー!)
文句の一つも言いたい気持ちでもあったが、康琳(?)のいつもと違う様子に何も言えなくなってしまった
「その、、、なるべく早くどうにかしたいと思っているんだけどさ、もうちょっとだけここに居させてくれないかしら?」
「え?なんで?別にいつまで居てもらっても構わないよ?」
あっけらかんとした様子に康琳は深くため息をついた
「あのさ、私が言うのも間違ってるけど、どの口が言ってるんだって話だけど、名前はもうちょっと乙女として危機感を待った方がいいと思うわ!」
「何よそれ!まぁ、今日のは本当に悪かったと思ってるよ!康琳まで危ない目に合わせちゃったし、、、でも、でも、そんな言い方しなくっても」
(ヤバい、泣きそうになってきた。1人で暮らしてて、それなりに気は張って生きてきたつもりだし、気もつけてたつもりなのに、、、そんなに責められると挫けそうになる)
「違うわよ、あんなクズ共の話じゃないわよ。それにあれは名前を1人にした私が悪いのよ」
「ううん、私があんなに酔っぱらわなきゃ良かったんだし、1人だったとしても上手にスルーすれば良かっ
ズンッッッ!!!
おでこに強烈な痛みが走った
「バカ!あんな奴らのせいで名前が傷つくことないの!!」
「でも、、、私のせいで康琳も、、、」
「だ、か、ら!あんなの私の相手でもなんでもないんだってば。今度もし現れたらあれくらいじゃ済まないわよ」
(!!)
一瞬、初めて康琳が男の人に見えて、さっき康琳が言っていた言葉の意味が理解できた
「なんか、、、ごめん、、、」
「だから、そんなに謝るんじゃないの。楽しかったじゃない、水族館も食事も。それをあんなクズ共のために台無しにする必要ないの」
「やっぱり、、、康琳は前向きでポジティブですごいなぁ」
「そ?いわゆる次男らしい奴だとは言われてたわね」
「お兄さんもいるの?」
「頼りない兄がね。よくケンカで泣かされてたから、私が助けに入ってたのよ」
「その光景、今ならリアルに想像できる!」
今日みたいにぶっ飛ばしてたんだろうな、と思うとつい笑ってしまう
「うん、やっと笑ったわね」
優しいその笑顔に
(ドクン)
なんだか胸がキュッとなった
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「改めてだけど、色々とルールを決めさせてもらうね」
「もちろん、OKよ」
(はぁ、それにしても、、、やっぱり男の子ってだけで色々と気になっちゃっうかもなぁ)
話が一区切りついたところで、康琳は温かいお茶をすすっている。
その姿はまさに女性そのもので、別のショックが襲ってきた
(女としての自信みたいなものが無くなりそう)
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今日は気晴らしに2人で洋服のリサイクルショップを見て回ることにした。もうバレてしまっているので何着てもいいだろうということになったのだ
「これは?これもカッコいいと思う!」
「きゃーこういう可愛いもの似合う!」
男物も女物も着こなす康琳に楽しさが増していった
「名前は?アンタはもうちょっと女性らしい服を着なさいよ」
「そうだよね、つい動きやすさとか洗濯のしやすさで選んじゃってたもんなぁ」
男の子の康琳がこれだけ服に気を使ってるんだもん、自分も少しは頑張らなきゃという気持ちになってきた
「これ素敵じゃない?」
勧められた服を試着して見せてみた
「うん、とっても可愛いわ!」
笑顔で答えてくれる康琳につい赤くなってしまった
「つ、次は康琳ね!」
ユニセックスの上下を勧めてみた
(!これは、かなりカッコいいのでは!?)
「うーん、私としてはもっと飾りがあってもいい気がするんだけど、、、」
「いや!それがいい!!他のも買っても良いけどさ、これはこれで買おうよ」
「そう?」
お会計を済ませて、早速その場で着替えてもらい店を出た
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〔ね、あの子かっこよくない?〕
〔ってか、女の子じゃない?〕
〔どっちにしてもめっちゃキレイじゃん〕
今まで康琳と歩くと男性からの視線を感じていたが(もちろん自分ではなく康琳に)、今の格好だと女の子たちからの視線も強い。本人は慣れてるのかどこ吹く風といった感じで気にも留めてない。
生まれながらの美人は違うな、と僻む気持ちがないとは言えないが、今は康琳の横にいることを誇らしく思う気持ちの方が強い
「今さらだけど、ほんっと康琳は美人だねー」
「まあね、でもさ名前も可愛いじゃない」
「わ、私は【まあね】なんては言えないよッ」
「それがわっかんないのよねー。可愛くって仕事もして1人で家も構えてさ、もっと自信持ってもいいんじゃない?」
「で、でもそれって普通のことだし」
「そう?ま、道をちょっと外した私が言うことじゃないけどさ」
「康琳こそ、外したなんて言わないでよ!自分を持っててすっごいカッコいいよ!?」
「///・・・かっこいい、は、初めて言われたかしらね」
(おっ!たまにでる押しの弱さ)
「やっぱり撤回!今の康琳はお子ちゃまみたいで可愛いよッ」
「ちょっ、ちょっと!この私をからかってるの!?」
「へへーこれでも私の方が年上だもん」
「なんかムカつくーー」
(男の子って分かってちょっと緊張しちゃったけど、やっぱり康琳といるとすっごく楽しい!)
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