二人暮らし
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カチャカチャと聞き慣れない音。軽いお布団、なのに暖かい、、、。目を開けると見慣れない天井が見えた
「おはよう!目、覚めた?」
「・・・名前、おはよう」
珍しく寝過ごしたみたい。日が高くなり始めている。
昨日はあれから一組の布団でどうやって眠ろうかと議論になり、結局一緒に寝ることになったのだ。
(私は床で大丈夫って言ったんだけどね。さすがに寝付けなかったわ、、、)
思わず頭に手をやる
「二日酔い?ご飯食べられる?」
ぐっすり眠ったのか晴れやかな顔の名前にのぞき込まれる
「ありがとう、いただくわ」
とりあえず起きて顔を洗うことにした
ーー
ー
「今日はね、絶対美味しいご飯だからね!」
「甘い・・・いい香りね」
「ホットケーキっていうの!まぁまぁ、まずはいつものベーコンと目玉焼きとで食べてみて」
「美味しい!カリカリに焼かれたベーコンとふわふわの『ほっとけえき』がまた何ともいいわね」
「でしょー!そしてホットケーキの凄いところがコレ!」
ドンとテーブルに置かれた琥珀色の液体
「メープルシロップでーす!康琳絶対に好きだよー」
とろりとした液体につけると甘さが増して何とも言えない。ホットケーキの甘い香りとは別の、メープルシロップの芳ばしさがたまらない
「ん~~、美味しい~~」
「でしょ!主食にもなる、デザートにもなる、ホットケーキ作った人は天才だよ本当に」
ニコニコと頬張る名前
(あの子が生きてたらこんなんだったかしら)
ふと亡き妹の顔が浮かぶ。
「亡き」、か。分かってはいるのよね。分かってはいるんだけど、それと「認める」ということは違うのよ
「康琳?お腹いっぱい?それともやっぱり飲み過ぎちゃった?」
「いえっ、違うのよ、ちょっと色々思い出しちゃって」
「そっか、そうだよね。いきなり知らない世界に来ちゃったんだし、色々と戸惑っちゃうよね」
(心配かけちゃってる)
「違うの、ここでの生活は本当に楽しいわよ、名前のおかげだわ」
満面の笑みで答えると、名前の顔が少し笑顔になった
「んじゃ、今日はお洋服でも買いに行こうか!康琳とはサイズが違うしさ。って言っても、、、前も言った通りお給料、そんなに高くないから中古で申し訳ないんだけど」
「助かるわ、ありがとう」
「ただ下着は新品を買うからね、安心してね」
(まずい・・・いつか言われるんじゃないかと薄々思ってはいたのよね)
「あ、いやぁ下着はいつものがいいし?とりあえず洗って使うから大丈夫よ?」
(お風呂場に干してあるアレよね、やっぱり。なんとなーく形からして用途は分かる気はするのよ、するんだけど肝心の中身がね、、、どうしたものかしら)
「いや、無理でしょ?乾かしている間、ノーパンじゃない!こっちの下着の付け方が分からなかったら教えてあげるからさ」
(教えられるのが1番困るのよー)
「わ、分かったわ。でも1人で大丈夫だから」
「図々しくってサバサバしてるのに、そういう所は恥ずかしがるのよね」
名前は腰に手を当てふんっといった態度になっている
「乙女は恥じらいを忘れちゃダメなのよ!」
・・・とりあえず、、、真顔で言ってみた
「ふーんそういうものか。ま、育った環境ってか、世界が違うもんね、無理強いはダメだよね」
(・・・なんとか乗り切った、、、かしら?)
・
「おはよう!目、覚めた?」
「・・・名前、おはよう」
珍しく寝過ごしたみたい。日が高くなり始めている。
昨日はあれから一組の布団でどうやって眠ろうかと議論になり、結局一緒に寝ることになったのだ。
(私は床で大丈夫って言ったんだけどね。さすがに寝付けなかったわ、、、)
思わず頭に手をやる
「二日酔い?ご飯食べられる?」
ぐっすり眠ったのか晴れやかな顔の名前にのぞき込まれる
「ありがとう、いただくわ」
とりあえず起きて顔を洗うことにした
ーー
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「今日はね、絶対美味しいご飯だからね!」
「甘い・・・いい香りね」
「ホットケーキっていうの!まぁまぁ、まずはいつものベーコンと目玉焼きとで食べてみて」
「美味しい!カリカリに焼かれたベーコンとふわふわの『ほっとけえき』がまた何ともいいわね」
「でしょー!そしてホットケーキの凄いところがコレ!」
ドンとテーブルに置かれた琥珀色の液体
「メープルシロップでーす!康琳絶対に好きだよー」
とろりとした液体につけると甘さが増して何とも言えない。ホットケーキの甘い香りとは別の、メープルシロップの芳ばしさがたまらない
「ん~~、美味しい~~」
「でしょ!主食にもなる、デザートにもなる、ホットケーキ作った人は天才だよ本当に」
ニコニコと頬張る名前
(あの子が生きてたらこんなんだったかしら)
ふと亡き妹の顔が浮かぶ。
「亡き」、か。分かってはいるのよね。分かってはいるんだけど、それと「認める」ということは違うのよ
「康琳?お腹いっぱい?それともやっぱり飲み過ぎちゃった?」
「いえっ、違うのよ、ちょっと色々思い出しちゃって」
「そっか、そうだよね。いきなり知らない世界に来ちゃったんだし、色々と戸惑っちゃうよね」
(心配かけちゃってる)
「違うの、ここでの生活は本当に楽しいわよ、名前のおかげだわ」
満面の笑みで答えると、名前の顔が少し笑顔になった
「んじゃ、今日はお洋服でも買いに行こうか!康琳とはサイズが違うしさ。って言っても、、、前も言った通りお給料、そんなに高くないから中古で申し訳ないんだけど」
「助かるわ、ありがとう」
「ただ下着は新品を買うからね、安心してね」
(まずい・・・いつか言われるんじゃないかと薄々思ってはいたのよね)
「あ、いやぁ下着はいつものがいいし?とりあえず洗って使うから大丈夫よ?」
(お風呂場に干してあるアレよね、やっぱり。なんとなーく形からして用途は分かる気はするのよ、するんだけど肝心の中身がね、、、どうしたものかしら)
「いや、無理でしょ?乾かしている間、ノーパンじゃない!こっちの下着の付け方が分からなかったら教えてあげるからさ」
(教えられるのが1番困るのよー)
「わ、分かったわ。でも1人で大丈夫だから」
「図々しくってサバサバしてるのに、そういう所は恥ずかしがるのよね」
名前は腰に手を当てふんっといった態度になっている
「乙女は恥じらいを忘れちゃダメなのよ!」
・・・とりあえず、、、真顔で言ってみた
「ふーんそういうものか。ま、育った環境ってか、世界が違うもんね、無理強いはダメだよね」
(・・・なんとか乗り切った、、、かしら?)
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