罪花罰
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「ひな、そんなに落ち込まないでよ」
水菓子と友達になれると
思ったのに、あやつも果物好きすぎる
変態だったなんて…
「うっさいわ性的理論主張者が!
ひなは普通の友達が欲しかったんじゃ…」
「普通って、何なの?」
傷心のわらわにねえむは
問いかける。
普通は普通じゃろが。
「普通にコスメとか恋の話ができて
変な性癖がなくて普通に並んで
恥ずかしくも気まずくもない
ようなそんな、」
「性癖がない人なんていると
思ってんの?」
「は?」
しまった、と思ったときにはもう
遅かった。性的理論主張者のねえむは
自分の持つ性的な知識の持論を
マシンガントークで撃ちだし始める。
「人間の三大欲求は何か知ってる?
食欲、睡眠欲、性欲よ!!誰しもに備わってるってこと!
エロに限定しなくたって嗜好は様々だわ
『男の人の指っていいよね』とか聞いた
ことあるでしょその指をどうしたい
と思ってんの握ったり絡めたり
しゃぶったりあまつ突っ込んだり
したいんでしょう!?」
「それはエロにつながっておる
ではないかこのクズ!!」
こいつ馬鹿じゃ!!
「あっ、ごめん☆
でも性癖って本当にあるもの
だと思うし、それを表に出せるのは
すごい勇気がいることじゃない?
ひなは周りにすごい人が多いんだよ。」
急に冷静になってそんなことを
言われたものだから、拍子抜けした。
ねえむもやはり天才と
馬鹿の間じゃの。
「まあ、確かに天才とナントカは
紙一重っていうからな、」
「普通がいいなら、私が性癖隠して
一緒にお出掛けするよ?」
「えっ、」
だけど、それは
演技してるねえむってことは
ひなに気を遣ってるねえむは、
本当のねえむじゃない。
「…よいのじゃ。」
「え?」
「ひなにもいつか普通の友達が
出来るじゃろう、今はまだなだけじゃ!
仕方ないからお前ら変態の面倒でも
見ててやるわ!」
フン、と鼻をならして顔を反らす。
するとねえむが爽やかな
笑顔でのたまう。
「ひな…
類友って言葉もあるんだよ。」
「ひなは変態ではなーい!!」
こうして言い合うことが
楽しいと思うひなも、
ねえむのいうとおり、
普通とは遠い場所にいるのかも
しれない、悔しいがそう感じた。
end
水菓子と友達になれると
思ったのに、あやつも果物好きすぎる
変態だったなんて…
「うっさいわ性的理論主張者が!
ひなは普通の友達が欲しかったんじゃ…」
「普通って、何なの?」
傷心のわらわにねえむは
問いかける。
普通は普通じゃろが。
「普通にコスメとか恋の話ができて
変な性癖がなくて普通に並んで
恥ずかしくも気まずくもない
ようなそんな、」
「性癖がない人なんていると
思ってんの?」
「は?」
しまった、と思ったときにはもう
遅かった。性的理論主張者のねえむは
自分の持つ性的な知識の持論を
マシンガントークで撃ちだし始める。
「人間の三大欲求は何か知ってる?
食欲、睡眠欲、性欲よ!!誰しもに備わってるってこと!
エロに限定しなくたって嗜好は様々だわ
『男の人の指っていいよね』とか聞いた
ことあるでしょその指をどうしたい
と思ってんの握ったり絡めたり
しゃぶったりあまつ突っ込んだり
したいんでしょう!?」
「それはエロにつながっておる
ではないかこのクズ!!」
こいつ馬鹿じゃ!!
「あっ、ごめん☆
でも性癖って本当にあるもの
だと思うし、それを表に出せるのは
すごい勇気がいることじゃない?
ひなは周りにすごい人が多いんだよ。」
急に冷静になってそんなことを
言われたものだから、拍子抜けした。
ねえむもやはり天才と
馬鹿の間じゃの。
「まあ、確かに天才とナントカは
紙一重っていうからな、」
「普通がいいなら、私が性癖隠して
一緒にお出掛けするよ?」
「えっ、」
だけど、それは
演技してるねえむってことは
ひなに気を遣ってるねえむは、
本当のねえむじゃない。
「…よいのじゃ。」
「え?」
「ひなにもいつか普通の友達が
出来るじゃろう、今はまだなだけじゃ!
仕方ないからお前ら変態の面倒でも
見ててやるわ!」
フン、と鼻をならして顔を反らす。
するとねえむが爽やかな
笑顔でのたまう。
「ひな…
類友って言葉もあるんだよ。」
「ひなは変態ではなーい!!」
こうして言い合うことが
楽しいと思うひなも、
ねえむのいうとおり、
普通とは遠い場所にいるのかも
しれない、悔しいがそう感じた。
end
