そのた
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のどかな風景と
和やかなBGM、
そしてスカキャラと少女。
暴れん坊の星の勇者が
来ない日は
案外とこんなものなのだ。
平和すぎてむしろ
倦怠感すら覚えそうな
空気を、少女、ねえむの
溜め息が物語っている。
しかし彼女の溜め息は
気だるいからではなかった。
「うあー…、大王様と結婚したい…」
隣に浮かんでいたブロントバートは
苦笑いで返事をする
「ねえむ…
プププランドには病院
ないからとりあえず視力を
補うためにカワサキに
ブルーベリーパイでも
作ってもらえ、な。」
「残念ながら私の視力は
両眼2,0よ」
「ああ、それじゃやっぱ脳か…
本当に残念だ」
一体何故残念がられたのか
わかっていないねえむは
不服そうに何がいけないの、と
ブロントバートの羽を掴んだ
「いだだだ馬鹿千切れる!!
あんなろくでなしに惚れたって
のがあり得ないっつってんの!」
「ろくでなし?誰が。」
「大王だよ!ばかなの!?死ぬの!?
ああ~お前可愛いんだから
絶対他に貰い手いるのに…」
ろくでなし発言は軽くスルーし
お世辞はいいよ、と
照れながらねえむは
近くにあったブロックに
腰掛け直して頬杖をつく。
ぽやん、とした顔で
またブロントバートを不安にさせる
台詞を吐いた。
「はあ…可愛いんなら大王様
お嫁にもらってくれないかなあ…」
「オレの話聞いてた!?」
「だって、ろくでなしっていうけど
欲望に忠実なのは男らしくて
いいことでしょ?
それに力持ちで、逞しいし…
あーっ!グルメレースの
食べ物になりたい…!!」
完全に心酔しているねえむに
ブロントバートは心底心配そうに
お前と大王が出会わないことを
願うよ、と呟いた。
end
和やかなBGM、
そしてスカキャラと少女。
暴れん坊の星の勇者が
来ない日は
案外とこんなものなのだ。
平和すぎてむしろ
倦怠感すら覚えそうな
空気を、少女、ねえむの
溜め息が物語っている。
しかし彼女の溜め息は
気だるいからではなかった。
「うあー…、大王様と結婚したい…」
隣に浮かんでいたブロントバートは
苦笑いで返事をする
「ねえむ…
プププランドには病院
ないからとりあえず視力を
補うためにカワサキに
ブルーベリーパイでも
作ってもらえ、な。」
「残念ながら私の視力は
両眼2,0よ」
「ああ、それじゃやっぱ脳か…
本当に残念だ」
一体何故残念がられたのか
わかっていないねえむは
不服そうに何がいけないの、と
ブロントバートの羽を掴んだ
「いだだだ馬鹿千切れる!!
あんなろくでなしに惚れたって
のがあり得ないっつってんの!」
「ろくでなし?誰が。」
「大王だよ!ばかなの!?死ぬの!?
ああ~お前可愛いんだから
絶対他に貰い手いるのに…」
ろくでなし発言は軽くスルーし
お世辞はいいよ、と
照れながらねえむは
近くにあったブロックに
腰掛け直して頬杖をつく。
ぽやん、とした顔で
またブロントバートを不安にさせる
台詞を吐いた。
「はあ…可愛いんなら大王様
お嫁にもらってくれないかなあ…」
「オレの話聞いてた!?」
「だって、ろくでなしっていうけど
欲望に忠実なのは男らしくて
いいことでしょ?
それに力持ちで、逞しいし…
あーっ!グルメレースの
食べ物になりたい…!!」
完全に心酔しているねえむに
ブロントバートは心底心配そうに
お前と大王が出会わないことを
願うよ、と呟いた。
end
