RKRN夢ネタ置き場
フリー忍者利吉さんを支えるP夢主の話
「お仕事内容が契約と違います!」「違約金をお支払いくださいね!」「うちの利吉くんはこんなにすごい!」「値切ろうだなんて信じられん。おたくのライバル城の仕事格安で請け負ってやる」「ここからは別料金です」「利吉くん今日はお休みの日だよしっかり休んでね。休め」「おっきいお仕事とってきたよ!」「きみならできる」
こういう感じ。
◆利吉くんとP
「利吉くん、きみも年頃だから身を固めることも考える必要がある」
「はあ……」
「ご両親も楽しみにしていらっしゃるのではないだろうか」
「はあ……」
「そこで、公私ともにきみを支える私が」
「えっ」
「いくつかめぼしいお嬢さんを見繕ってきた。どう?」
「ですよね!」
●利吉くん最推し夢主
利吉くんが結婚したらお嫁さんとも仲良くしたい気持ちでいっぱい
お嫁さんも働きたいなら夫婦箱推しさせてもらいまっせ!
推し活に影響するので自分は身を固める気がない
●利吉くん
一瞬ちょっとドキッとした。いまのところ身を固める気はない
夢主さんは駆け出しの利吉くんが雇い主と揉めてたときに取りなしてくれたのが出会い。
「こんなお仕事あるけどやらんか?」って声をかけてくれたのがセカンドインプレッション。
気付いたらそこから雇い主との交渉やら仕事の紹介やらしてくれるようになった。
から、ありがたく厚意を受け取っている利吉くん。夢主さんのことは友達だと思っている。
夢主に一銭も利益が発生していないことを知って横転する伝蔵氏。
夢主さんはシゴデキフリーター。
あちこちで辣腕を奮っていたらちょいちょい「そんなのは忍者に頼んでくれよ」というような依頼がくるようになってしまったため荷が重いナァと思っていたタイミングで利吉くんの笑顔に脳を焼かれて推し活を始めた。
活躍する利吉くんが見たいし利吉くんが正当に評価されないのが許せないだけの人。
ただの推し活なので仲介料なんかは取らない。しかし紹介した仕事のケツモチは断固譲らない。とにかく人脈お化け。
バイト先でお馴染みの女中さんに「アンタいつまでフラフラしてんの?いい加減嫁さんもらって落ち着きなさいよ」なんて冗談を吐かれ「ねえさん、いい子紹介してよ。そうだな芯の強い子がいいな、おおらかならなおよし」なんて応えている女。
笑いながら紹介された娘の中からよさげなのをピックアップして利吉くんに「どう?」した。
自分が利吉くんとどうこうなる発想がない。
利吉くんに友だと言われたら照れくさそうな顔をするし、恋人だと言われたら一所懸命話を合わせる。なんか恋人役が必要な瞬間だったんだね利吉くん!(ペンラ)
利吉くんよりちょいと年上。
年上だけど心の底から「きみはすごいやつだ」「きみを尊敬しているよ」と正面から称賛してくるタイプの人。
利吉くんもこの人とどうこうなる発想がない。でも彼女が結婚して家庭に入るから今までみたいに会えなくなるとかいう発想もない。もしもそう告げられたらおったまげる。
彼女が結婚したら今までみたいに気軽に会って仲良くしたり一緒にどこかに出向いたりはできなくなるな、それは寂しいな、とちょっとアンニュイになってる利吉さんとかいたとしたら伝蔵氏は呆れて「じゃあお前が貰えばいいんじゃないの?」と言ったりするかもしれない。
もしそんなこと言われたら利吉くんは目をカッと見開いて
「父上、そんな!」
「(あ、そういうんじゃないって怒るかね。面倒なヤツだね〜……)」
「そんなこと思いつきもしませんでした! それだ!!」
(ずっこける伝蔵氏)
ってなるかもしれない。
早速ダッシュで会いに行って彼女に話してみたところ目をまん丸に開いて
「そ、その発想はなかった」
「ね」
「うん……」
神妙に頷きあう二人。
暫く真顔で考えた彼女が
「しかし、それでは結局今までのようには……子ができれば思うように動けなくなる。それは困る」
「子? いりますか?」
「他でもないきみの子だ。いなくてもいいが、いたら嬉しい」
思ったよりも想われてんな……となる利吉くん。
首を傾げる書き手(おかしいな。今までと変わらない、名目だけめおとになった二人イエーイになるはずだったのに……)
利吉くんはここまで想われてんのにこの人を大事にしないとかなくない?他に奥さん作ったとして、どっちにも不誠実すぎるだろ、という結論になりそう。
なので今後「私のことを好きすぎるこの人を口説いているところなので他の縁談は遠慮します」という砂を吐きそうな甘い発言が飛び出す可能性がある。
夢主「山田利吉……恐ろしい男……!(両手にうちわ)」
小松田くんにブチギレてる利吉くんを見るとカラカラ笑う。
最近は利吉くん伝で知り合ったきり丸が心配で、やらかす度に余計なお世話な説教をしてる。
「ばかもの、命なくして稼いだ銭をどうする気だ。くれるのか?」
「あげませんけど!?」
「お前が死んだら未練つきの銭を無駄遣いしてやる」
「せめて大事に使ってよ!」
べーっと舌を出す夢主とイーッと歯をむくきり丸。
「お仕事内容が契約と違います!」「違約金をお支払いくださいね!」「うちの利吉くんはこんなにすごい!」「値切ろうだなんて信じられん。おたくのライバル城の仕事格安で請け負ってやる」「ここからは別料金です」「利吉くん今日はお休みの日だよしっかり休んでね。休め」「おっきいお仕事とってきたよ!」「きみならできる」
こういう感じ。
◆利吉くんとP
「利吉くん、きみも年頃だから身を固めることも考える必要がある」
「はあ……」
「ご両親も楽しみにしていらっしゃるのではないだろうか」
「はあ……」
「そこで、公私ともにきみを支える私が」
「えっ」
「いくつかめぼしいお嬢さんを見繕ってきた。どう?」
「ですよね!」
●利吉くん最推し夢主
利吉くんが結婚したらお嫁さんとも仲良くしたい気持ちでいっぱい
お嫁さんも働きたいなら夫婦箱推しさせてもらいまっせ!
推し活に影響するので自分は身を固める気がない
●利吉くん
一瞬ちょっとドキッとした。いまのところ身を固める気はない
夢主さんは駆け出しの利吉くんが雇い主と揉めてたときに取りなしてくれたのが出会い。
「こんなお仕事あるけどやらんか?」って声をかけてくれたのがセカンドインプレッション。
気付いたらそこから雇い主との交渉やら仕事の紹介やらしてくれるようになった。
から、ありがたく厚意を受け取っている利吉くん。夢主さんのことは友達だと思っている。
夢主に一銭も利益が発生していないことを知って横転する伝蔵氏。
夢主さんはシゴデキフリーター。
あちこちで辣腕を奮っていたらちょいちょい「そんなのは忍者に頼んでくれよ」というような依頼がくるようになってしまったため荷が重いナァと思っていたタイミングで利吉くんの笑顔に脳を焼かれて推し活を始めた。
活躍する利吉くんが見たいし利吉くんが正当に評価されないのが許せないだけの人。
ただの推し活なので仲介料なんかは取らない。しかし紹介した仕事のケツモチは断固譲らない。とにかく人脈お化け。
バイト先でお馴染みの女中さんに「アンタいつまでフラフラしてんの?いい加減嫁さんもらって落ち着きなさいよ」なんて冗談を吐かれ「ねえさん、いい子紹介してよ。そうだな芯の強い子がいいな、おおらかならなおよし」なんて応えている女。
笑いながら紹介された娘の中からよさげなのをピックアップして利吉くんに「どう?」した。
自分が利吉くんとどうこうなる発想がない。
利吉くんに友だと言われたら照れくさそうな顔をするし、恋人だと言われたら一所懸命話を合わせる。なんか恋人役が必要な瞬間だったんだね利吉くん!(ペンラ)
利吉くんよりちょいと年上。
年上だけど心の底から「きみはすごいやつだ」「きみを尊敬しているよ」と正面から称賛してくるタイプの人。
利吉くんもこの人とどうこうなる発想がない。でも彼女が結婚して家庭に入るから今までみたいに会えなくなるとかいう発想もない。もしもそう告げられたらおったまげる。
彼女が結婚したら今までみたいに気軽に会って仲良くしたり一緒にどこかに出向いたりはできなくなるな、それは寂しいな、とちょっとアンニュイになってる利吉さんとかいたとしたら伝蔵氏は呆れて「じゃあお前が貰えばいいんじゃないの?」と言ったりするかもしれない。
もしそんなこと言われたら利吉くんは目をカッと見開いて
「父上、そんな!」
「(あ、そういうんじゃないって怒るかね。面倒なヤツだね〜……)」
「そんなこと思いつきもしませんでした! それだ!!」
(ずっこける伝蔵氏)
ってなるかもしれない。
早速ダッシュで会いに行って彼女に話してみたところ目をまん丸に開いて
「そ、その発想はなかった」
「ね」
「うん……」
神妙に頷きあう二人。
暫く真顔で考えた彼女が
「しかし、それでは結局今までのようには……子ができれば思うように動けなくなる。それは困る」
「子? いりますか?」
「他でもないきみの子だ。いなくてもいいが、いたら嬉しい」
思ったよりも想われてんな……となる利吉くん。
首を傾げる書き手(おかしいな。今までと変わらない、名目だけめおとになった二人イエーイになるはずだったのに……)
利吉くんはここまで想われてんのにこの人を大事にしないとかなくない?他に奥さん作ったとして、どっちにも不誠実すぎるだろ、という結論になりそう。
なので今後「私のことを好きすぎるこの人を口説いているところなので他の縁談は遠慮します」という砂を吐きそうな甘い発言が飛び出す可能性がある。
夢主「山田利吉……恐ろしい男……!(両手にうちわ)」
小松田くんにブチギレてる利吉くんを見るとカラカラ笑う。
最近は利吉くん伝で知り合ったきり丸が心配で、やらかす度に余計なお世話な説教をしてる。
「ばかもの、命なくして稼いだ銭をどうする気だ。くれるのか?」
「あげませんけど!?」
「お前が死んだら未練つきの銭を無駄遣いしてやる」
「せめて大事に使ってよ!」
べーっと舌を出す夢主とイーッと歯をむくきり丸。
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