弟の夢小説を書きたい
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
----------♡----------
目が覚めると悠仁が枕に頬杖を付いてこちらを眺めていた。
寝起きに恋人の顔が見られるなんて、なんて良い目覚めだろう。俺は手を伸ばして硬くて柔らかい悠仁の髪をくしゃくしゃと撫でた。
「おはよう、何時だ?」
「おはよ、昼前かな。脹相さんよく寝てた。疲れてたんだな」
「人遣いが荒い職場だからな。だが転職したら悠仁と会えなくなる」
「俺が大人になって呪術師として一人前になったら脹相さん囲いに行く」
「人手不足だから伊地知が何と言うか」
「二人で説得しようぜ」
俺達は悪戯を企み笑い合う。やがて悠仁が顔中にキスをしてきて、最後に唇を吸い合っていた。悠仁の手が寝巻きの裾から入ってきて脇腹を撫でられる。ん、と恥ずかしい声が鼻から漏れていよいよそういう空気になってきた。
目を開くと間近の悠仁の目が雄の視線をしていて、今度こそいいか?と問うてくる。
普段の悠仁はこんな顔はしない。大きな猫目をくりくり動かして細め大きな口をめいっぱい開いて人懐っこく笑う。こんな顔をするのは俺の前でだけだ。そう思うと背筋がゾクゾクして、何もかも捧げたくなってしまうのだ。
----------♡----------
俺はスマホから目を離すとふう、とひと息。
食堂で向かい合わせに昼食を摂っていた猪野琢真が箸を止めた。
「何そんな真剣にスマホ眺めてんの」
「お前は悠仁みたいなことを言うな……」
「誰だってそう思うだろ。あ、アレだな株でもやってんだろ?株なら昔の先輩から少し聞いたことあるんだぜ」
「蕪?いや、農作業ではないぞ……俺がやっているのはそうだな……創作活動というやつだ」
「えーハンドメイドってこと?脹相って編物とかしそうだよな、虎杖に手作りのセーターとか作りそう」
「編物……冬になったら挑戦してみてもいいかもな。ふ。感謝する猪野。俺はまた新しい趣味を見つけられそうだ。じゃあそろそろ午後の仕事があるから。飯はゆっくりたくさん噛んで飲み込むんだぞ」
「なんか噛み合わねーけど、あまなんかいっか。気をつけてな!」
俺は猪野の言葉に手を挙げて応え食堂を後にした。補助監督が運転する車に揺られている間も小説の続きを考えた。色々と先人達の創作物を読んでは勉強しているが、BLはフィクションというやつらしいから細かい箇所は省いていいのだと。むしろ心理描写が細かい方が面白いもののようだ。だから主人公の、悠仁に対する心の在り方を描き出せれば、きっといい物になるはずだ。
等と考えていると気がついたら帳の中で呪霊と対峙していた。鳴き声が喧しい奴で、俺の思考を邪魔してくる。ちょこまか動くし段々腹が立ってきた。心理描写……心理描写……。穿血が当たらない。イライラする。心理描写か……そうだな俺は直情型なんだ、細かいのはあまり得意では無いのかもしれない。
呪霊がカナギリ声を上げる。
「ああうるさい奴だな!超新星」
最初からこれをしていれば良かった。
討伐はあっという間に終わってしまった。
俺は帰りの車の中でスマホで猪野にメッセージを送った。
ーーやはり俺には編物は向いていないのかもしれないーー
目が覚めると悠仁が枕に頬杖を付いてこちらを眺めていた。
寝起きに恋人の顔が見られるなんて、なんて良い目覚めだろう。俺は手を伸ばして硬くて柔らかい悠仁の髪をくしゃくしゃと撫でた。
「おはよう、何時だ?」
「おはよ、昼前かな。脹相さんよく寝てた。疲れてたんだな」
「人遣いが荒い職場だからな。だが転職したら悠仁と会えなくなる」
「俺が大人になって呪術師として一人前になったら脹相さん囲いに行く」
「人手不足だから伊地知が何と言うか」
「二人で説得しようぜ」
俺達は悪戯を企み笑い合う。やがて悠仁が顔中にキスをしてきて、最後に唇を吸い合っていた。悠仁の手が寝巻きの裾から入ってきて脇腹を撫でられる。ん、と恥ずかしい声が鼻から漏れていよいよそういう空気になってきた。
目を開くと間近の悠仁の目が雄の視線をしていて、今度こそいいか?と問うてくる。
普段の悠仁はこんな顔はしない。大きな猫目をくりくり動かして細め大きな口をめいっぱい開いて人懐っこく笑う。こんな顔をするのは俺の前でだけだ。そう思うと背筋がゾクゾクして、何もかも捧げたくなってしまうのだ。
----------♡----------
俺はスマホから目を離すとふう、とひと息。
食堂で向かい合わせに昼食を摂っていた猪野琢真が箸を止めた。
「何そんな真剣にスマホ眺めてんの」
「お前は悠仁みたいなことを言うな……」
「誰だってそう思うだろ。あ、アレだな株でもやってんだろ?株なら昔の先輩から少し聞いたことあるんだぜ」
「蕪?いや、農作業ではないぞ……俺がやっているのはそうだな……創作活動というやつだ」
「えーハンドメイドってこと?脹相って編物とかしそうだよな、虎杖に手作りのセーターとか作りそう」
「編物……冬になったら挑戦してみてもいいかもな。ふ。感謝する猪野。俺はまた新しい趣味を見つけられそうだ。じゃあそろそろ午後の仕事があるから。飯はゆっくりたくさん噛んで飲み込むんだぞ」
「なんか噛み合わねーけど、あまなんかいっか。気をつけてな!」
俺は猪野の言葉に手を挙げて応え食堂を後にした。補助監督が運転する車に揺られている間も小説の続きを考えた。色々と先人達の創作物を読んでは勉強しているが、BLはフィクションというやつらしいから細かい箇所は省いていいのだと。むしろ心理描写が細かい方が面白いもののようだ。だから主人公の、悠仁に対する心の在り方を描き出せれば、きっといい物になるはずだ。
等と考えていると気がついたら帳の中で呪霊と対峙していた。鳴き声が喧しい奴で、俺の思考を邪魔してくる。ちょこまか動くし段々腹が立ってきた。心理描写……心理描写……。穿血が当たらない。イライラする。心理描写か……そうだな俺は直情型なんだ、細かいのはあまり得意では無いのかもしれない。
呪霊がカナギリ声を上げる。
「ああうるさい奴だな!超新星」
最初からこれをしていれば良かった。
討伐はあっという間に終わってしまった。
俺は帰りの車の中でスマホで猪野にメッセージを送った。
ーーやはり俺には編物は向いていないのかもしれないーー