弟の夢小説を書きたい
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「脹相何やってんの」
間借りしている高専の寮のベッドに寝そべりスマホで小説を打っていると、テレビを観ていたはずの悠仁が腹の上に乗ってきた。
また重くなったなと内心喜んでいると悠仁がスマホを覗こうとするので、画面をオフにした。
「なに、脹相もエロ画像とか見んの?」
「俺は悠仁だけで充分だ、他に興味はない」
「えーでも、最近ずっとスマホ触ってんじゃん」
「趣味を見つけたんだ」
「何?ソシャゲとかやってんの」
「ソシャ……?いや、小説を描いているんだ」
「え!マジで!?すげえ!読ませ」
「ダメだ」
「え」
「駄目だ、読ませられない」
「一体どんな内容書いてんだよ……」
「ぷ、プライベートなことだから、悠仁には見せられないんだ」
「日記みてえなもの?嫌なら無理にとは言わんけど」
悠仁は俺の上着の裾に手を突っ込むと、「じゃあえっちしよ?」と可愛い顔で強請ってきた。
そんな可愛い顔で言われたらなんでも聞いてやりたくなるじゃないか。
*
シャワーを終えて戻ると先に出ていた悠仁がベッドでスマホを眺めていた。
「悠仁、聞いていいか?」
「なーに?」
「恋人の……アパートに遊びに行って、久しぶりに一晩過ごすなら、恋人が仕事で遅く帰ってきてもやっぱりその……するだろうか……」
「久しぶりならシたいよな、相手の疲れ具合によるかもだけど……どんな小説書いてんの」
「ありがとう、参考にする」
「え、どんな小説書いてんのよ」
なるほど、悠仁はまず相手の体調を慮るのだな……俺は疲れていても応えてしまうから参考にならないしな。やはり悠仁は優しい。
----------♡----------
土曜日の夜、なるべく車を飛ばしたが帰宅が22時近くになってしまった。ほんの少し時間をロスしてコンビニに立ち寄り、悠仁が好きそうな菓子を買ってしまったが、これも愛だ。
駐車場から見える自分の部屋に明かりが付いており、嬉しくなる。合鍵を渡しておいて良かった。
「ただいま」
「おかえり!お疲れ様〜」
エプロン姿の悠仁が玄関からすぐのキッチンで夕飯を温めていた。今から帰ると先に連絡を入れておいたから、わざわざ温め直してくれたのだ。
悠仁は自分よりも少し高い位置にある俺の頭をよしよしと撫でてくれる。抱きついてもっと、と強請りたいが年上の矜恃がギリギリそれを止めた。
黒スーツから部屋着に着替え、悠仁が作ってくれた夕飯を食べる。白米、味噌汁、生姜焼き、サラダ、煮物。
「悠仁の飯はほっとするな」
「そーかな?フツーだよ、フツー。あ、煮物は多めに作ったから平日食べてな」
結婚して欲しい。気が緩むとすぐに出そうになる言葉を飲み込む。いつかこうやって一緒に暮らせたらいい。
悠仁は夕飯は済ませたらしく、俺が買ってきた菓子を頬張っていた。
「脹相さん、今日お疲れ?」
悠仁がポテトチップスを咥えながらこてんと首を傾げた。ああ、これは同衾のお誘いだ。久しぶりの二人きりの逢瀬だが、今日は朝から走り回っていた為クタクタだった。眉を下げ、口を開く俺に、悠仁がぱっと表情を変えて、先程のように頭を撫でてくれた。
「いいよ、いっぱい食っていっぱい寝ようぜ!頑張ったもんな」
----------♡----------
我ながら出来た弟……いや、彼氏だ……悠仁ならこれくらいやってのける。流石だ。
しかし濡れ場を回避してしまったが、読者はやはり濡れ場が欲しいものだろうか……いざ書くとなるとなんだか恥ずかしい。
少し考えよう。
スマホをオフにして隣を見ると悠仁がすやすやと寝息を立てている。寮のベッドはシングルで狭いのに、窮屈な姿勢でも器用に眠ってみせる悠仁。俺の腹に乗った腕の重みが愛おしくて、いつものように抱き寄せて眠りについた。
間借りしている高専の寮のベッドに寝そべりスマホで小説を打っていると、テレビを観ていたはずの悠仁が腹の上に乗ってきた。
また重くなったなと内心喜んでいると悠仁がスマホを覗こうとするので、画面をオフにした。
「なに、脹相もエロ画像とか見んの?」
「俺は悠仁だけで充分だ、他に興味はない」
「えーでも、最近ずっとスマホ触ってんじゃん」
「趣味を見つけたんだ」
「何?ソシャゲとかやってんの」
「ソシャ……?いや、小説を描いているんだ」
「え!マジで!?すげえ!読ませ」
「ダメだ」
「え」
「駄目だ、読ませられない」
「一体どんな内容書いてんだよ……」
「ぷ、プライベートなことだから、悠仁には見せられないんだ」
「日記みてえなもの?嫌なら無理にとは言わんけど」
悠仁は俺の上着の裾に手を突っ込むと、「じゃあえっちしよ?」と可愛い顔で強請ってきた。
そんな可愛い顔で言われたらなんでも聞いてやりたくなるじゃないか。
*
シャワーを終えて戻ると先に出ていた悠仁がベッドでスマホを眺めていた。
「悠仁、聞いていいか?」
「なーに?」
「恋人の……アパートに遊びに行って、久しぶりに一晩過ごすなら、恋人が仕事で遅く帰ってきてもやっぱりその……するだろうか……」
「久しぶりならシたいよな、相手の疲れ具合によるかもだけど……どんな小説書いてんの」
「ありがとう、参考にする」
「え、どんな小説書いてんのよ」
なるほど、悠仁はまず相手の体調を慮るのだな……俺は疲れていても応えてしまうから参考にならないしな。やはり悠仁は優しい。
----------♡----------
土曜日の夜、なるべく車を飛ばしたが帰宅が22時近くになってしまった。ほんの少し時間をロスしてコンビニに立ち寄り、悠仁が好きそうな菓子を買ってしまったが、これも愛だ。
駐車場から見える自分の部屋に明かりが付いており、嬉しくなる。合鍵を渡しておいて良かった。
「ただいま」
「おかえり!お疲れ様〜」
エプロン姿の悠仁が玄関からすぐのキッチンで夕飯を温めていた。今から帰ると先に連絡を入れておいたから、わざわざ温め直してくれたのだ。
悠仁は自分よりも少し高い位置にある俺の頭をよしよしと撫でてくれる。抱きついてもっと、と強請りたいが年上の矜恃がギリギリそれを止めた。
黒スーツから部屋着に着替え、悠仁が作ってくれた夕飯を食べる。白米、味噌汁、生姜焼き、サラダ、煮物。
「悠仁の飯はほっとするな」
「そーかな?フツーだよ、フツー。あ、煮物は多めに作ったから平日食べてな」
結婚して欲しい。気が緩むとすぐに出そうになる言葉を飲み込む。いつかこうやって一緒に暮らせたらいい。
悠仁は夕飯は済ませたらしく、俺が買ってきた菓子を頬張っていた。
「脹相さん、今日お疲れ?」
悠仁がポテトチップスを咥えながらこてんと首を傾げた。ああ、これは同衾のお誘いだ。久しぶりの二人きりの逢瀬だが、今日は朝から走り回っていた為クタクタだった。眉を下げ、口を開く俺に、悠仁がぱっと表情を変えて、先程のように頭を撫でてくれた。
「いいよ、いっぱい食っていっぱい寝ようぜ!頑張ったもんな」
----------♡----------
我ながら出来た弟……いや、彼氏だ……悠仁ならこれくらいやってのける。流石だ。
しかし濡れ場を回避してしまったが、読者はやはり濡れ場が欲しいものだろうか……いざ書くとなるとなんだか恥ずかしい。
少し考えよう。
スマホをオフにして隣を見ると悠仁がすやすやと寝息を立てている。寮のベッドはシングルで狭いのに、窮屈な姿勢でも器用に眠ってみせる悠仁。俺の腹に乗った腕の重みが愛おしくて、いつものように抱き寄せて眠りについた。