香穂：わーい！ポーテトー

若葉：何にしよっかなー

詩織：ビックリバーガーＬサイズ、玉ねぎ抜きのレタス増し増しピクルス多めをセットで、あと、ポテトは塩抜きでお願いします。飲み物はサラサラ白ブドウ。それと粉チキンのレットペッパーを一つ

詩織：あ、食べてくんですけど、紙袋一番小さいの一枚もらって良いですか？

美咲：変わんないね〜

香穂：玉ねぎ抜くの？

詩織：まぁね、辛いし

美咲：私はチーズバーガーかなー

香穂：私はスパイシーチョロギアバーガーにする

若葉：食べれんの？！辛そー

香穂：今日の気分はチャレンジャーな気分なんです！

若葉：知らないよー？

香穂：もし無理だったら交換してね

若葉：やだよ！！？？！お腹痛くなるじゃん！結構繊細なんだからね？

美咲：一階ボックス席埋まってたから二階行こう

若葉：何か学生多くね？

美咲：考えることはみーんな同じって事ね

香穂：さて！宴を開くよー！皆のモノ！盃を持て！

美咲：恥ずかしいよ

若葉：いーじゃん、私たちの入学にー？

香穂：カンパーイ！

詩織：はいはーい、乾杯

若葉：ほれ！美咲も乾杯

美咲：ん…かんぱい

詩織：さて！

香穂：え？シオちゃんなにやってんの？！

詩織：何やってんのって紙袋にポテト入れるんだけど？これの方が上手く混ざるんだよね

美咲：香穂ちゃんは、詩織ちゃんと、メックくるの初めて？

若葉：たまーに食べたくなるよね

香穂：そんな！？粉チキのシーズニング粉末をポテトの袋に入れるだと

詩織：そして、ふる！ポテトは塩抜きにしてもらっているから、どうしても揚げたてになる！

詩織：その揚げたての油がいい具合に粉をくっつけて

香穂：きゃー！美味しそう

詩織：食べてみる？

香穂：いいの？アーンんむんむ…美味しいー！やっぱりポテトはメックのが一番だね！

美咲：あ…

若葉：知らない、私たちは知らないから

香穂：何が？

詩織：香穂、確かに…確かに！カリカリサクサクに特化したシューストリングは美味しい！

香穂：しゅ？あ？え？

美咲：シューストリングだよ

若葉：カットの種類だっけ？

詩織：細くて長いシューストリングは面積が小さい分、揚げ上がりまでの時間が早くカリサクが魅力的だ！だが！他にも目を向けてくれ

香穂：ポテトなんてみんな同じじゃん

若葉：こっち見んなよ、私はストレートカット派だな

詩織：バランス型だな？ホクホクもご所望だと

美咲：私はどちらかと言えば、皮がついたさ

香穂：あーあるね！！

詩織：素材本来を楽しみたいと！美咲はウェッジ、若葉はストレート…うんうん、己のポテトをしっかりもってて私は嬉しいな

若葉：どれが美味しいかなんて決めれないけどね

美咲：冷めた後のアレンジとかしやすいしね

香穂：アレンジって？

美咲：ポテトを耐熱皿に入れてトマトソースやホワイトソースとピザチーズを入れたり

香穂：わー！美味しそう

詩織：冷めた…ポテト…だと

若葉：地雷おしたか？ヤバ目か？オコなのか？

詩織：いや、そんなので取り乱したりはしない

詩織：ただ、パーティとかに注文されやすい食べ物は、存在を忘れられやすい…気づいたら見るも無惨なガビガビ状態だった…なんてザラにある

若葉：否定はできないよね…でも、冷めたポテト好きだよ？揚げたてには敵わないけど、違う美味しさがあるよ

詩織：若葉…ありがとう

若葉：え？なんの感謝

詩織：ポテトを好きでちゃんと見てくれているんだな

若葉：誰目線なの？ねぇ、今は誰目線でのセリフなの？！

美咲：なにが好きかは千差万別、人の数だけ好きなポテトは存在する

詩織：その通り…だからな、香穂

香穂：はい…

詩織：メックが美味しいのは否定しないが、他のポテトを食べてから香穂にも己のポテトを極めて欲しい

香穂：う、うん。わ、わかった

若葉：詩織のポテト道は並々ならない何かがあるよねー。語り仲間らもポテトを食べるスピードは変わらないもん

詩織：まぁね、私は揚げたて派だから

香穂：ポテト論争だね

詩織：うん、永遠のポテト論争だよ

美咲：他の人はどうだろうね？自分のポテト持ってるかな？

若葉：どーだろ？みなさんのポテトは何派ですか？