いちごいちえ シリーズ
香穂:サクラ咲く麗かなこの日に、私たちは高校生になりました!ありがとう先生!ありがとうお母さん!お父さん!ありがとう自分!!
若葉:バリッバリの葉桜やんけ
美咲:んー、桜が満開になるのが年々、早くなっていってるからね、私たちが入学する時には散ってるよね
香穂:入学式イコール桜のイメージはもう古いのだよ若葉くん
詩織:小3から一緒でクラスも一緒だから高校に上がった感じがしねーもん
香穂:なんて事言うかなー!もう!せっかくの高校入学、綺麗に四人見事な同じクラス!少しは喜ぼうよ
詩織:はいはい、嬉しいわー
香穂:それにしても、桜が咲く時期が早くなったって言っても、いざ入学式の時って小学生の頃も中学生の頃も満開ではなかったよねー
香穂:何で入学は桜なの
若葉:刷り込みじゃね?
美咲:スリコミ?
若葉:桜なんて種類や気候なんかでバラバラなんだから、一概に入学式の時に満開ではないとは言えんけど、イメージってのは強いからさ
若葉:試験合格とかサクラサク一報って言うし
美咲:言うねー、お店とかも入学式コーナーは桜で飾られててピンクだもんね
詩織:気候の変化ってのもあるんじゃん?
香穂:地球温暖化!!
詩織:おーソレ、プラスに緑地減少した上コンクリ地獄、熱は上がってく一方よ
美咲:都市化の影響って事なのかな?
香穂:へぇ〜、ね、じゃあさ、ドンドン熱くなっていって、ほとんどの地面がコンクリートになって熱されて、その内に人間も鉄板で焼かれるお肉みたいにならないのかな?
美咲:えー?
詩織:ま、未来はまだ分からんわなー
美咲:私たちは、今年は凄く暑いねで済んでても何十年後は分かんないもんね
若葉:つっても、もしかしたら人間進化して、徐々に徐々にって暑くなっていけば、今の私たちからしたら死ぬような温度でも、今と同じように今年は暑いねーって言ってるかもよ?
詩織:ふふっ人間の進化論(笑)
香穂:人間スゴ!!
若葉:カモのはなしな!?
美咲:で、でもさ、そんな事になる前に人間側が自ら緑を増やしたりして対処するんじゃない?
詩織:私が生きている間にならなさそうだから大丈夫でーす
香穂:確かに!!地球温暖化による気温の上がりに人間は耐えられるのかの問題!!
美咲:桜の話がなくなっちゃったよー
香穂:………あっ
若葉:また変ないこと考えてるな?
香穂:じゃあさ、何で入学は四月なの?
詩織:あ?何で?新年度の始まりだからじゃん
香穂:違う、違う!だって明けましておめでとうって言うのは一月じゃん?
香穂:年の初めは一月!なのに新年度は何故!四月なのか!!
詩織:えー?
若葉:面倒くさー
香穂:そこ!面倒臭がらない!
美咲:最初は入学式なんて無かったみたいよ?
美咲:個々で勉強の進みって違うでしょう?
若葉:個人の能力次第で学年が上がったり下がったりするから?
美咲:そう、でもやっぱりそれじゃあ駄目だなぁって区切りを付けたんだって、それでも8月9月だったの…でも
若葉:お?所がおっと話か?
美咲:ふふ、まーね、国で会計年度ってのが始まってそれが四月締めだから、国が統一しましょうって学校の年度も四月にしたんだって
詩織:じゃあ会計年度が何故に四月問題が浮かびますがそれは如何に?
美咲:えーっっとぉー
若葉:納税が一月とかに間に合わなかったんだよ
詩織:おぉ!
若葉:日本の主産業は米だったんだよ、大河ドラマでも、お殿様にお納めする税は米だろ?
詩織:え?イメージない
若葉:ドラマを見ろよーイメージあるだろ?お殿様に渡す税で精一杯でオラたちの口にはおまんまがはいらなんだーって
詩織:おん…伝えたい事は分からんでもない
若葉:まぁ、主な税金収入源がお米なわけで、秋に米を収穫してお金に換えて納税して予算を編成したりしてたらやっぱり一月には間に合わなかったんだよ
美咲:だから四月になったんだね
詩織:若葉……
若葉:なに
詩織:賢かったんだな
若葉:なんだと!!?
美咲:歴史系は強いよね(笑)
詩織:んで、さっきから黙ってるけど香穂は理解できたのか?
香穂:ほぁ〜〜
若葉:駄目です!思考の放棄してやがる
美咲:少し難しい話したもんね
詩織:自分から話し振ったのにこのヤロ
香穂:フガ!?鼻はやめてー摘まないで
香穂:とりあえず皆んな一緒に入学できておめでとうってことだね!
詩織:それで締まってると思ってんのか!この
香穂:や!やだ!わ!わーー!!
若葉:ほんじゃ、ま、このままお昼とか、ど?
美咲:いいね、お腹空いちゃった
美咲:明日は、荷物多くなると思うし身軽な今がチャンスだもんね!
香穂:私も行くーー!!
詩織:これまた三年間、面倒見ていかなきゃならんのか
美咲:それでも一緒で嬉しい事には変わりないからね
若葉:んふふ、違いない
END
若葉:バリッバリの葉桜やんけ
美咲:んー、桜が満開になるのが年々、早くなっていってるからね、私たちが入学する時には散ってるよね
香穂:入学式イコール桜のイメージはもう古いのだよ若葉くん
詩織:小3から一緒でクラスも一緒だから高校に上がった感じがしねーもん
香穂:なんて事言うかなー!もう!せっかくの高校入学、綺麗に四人見事な同じクラス!少しは喜ぼうよ
詩織:はいはい、嬉しいわー
香穂:それにしても、桜が咲く時期が早くなったって言っても、いざ入学式の時って小学生の頃も中学生の頃も満開ではなかったよねー
香穂:何で入学は桜なの
若葉:刷り込みじゃね?
美咲:スリコミ?
若葉:桜なんて種類や気候なんかでバラバラなんだから、一概に入学式の時に満開ではないとは言えんけど、イメージってのは強いからさ
若葉:試験合格とかサクラサク一報って言うし
美咲:言うねー、お店とかも入学式コーナーは桜で飾られててピンクだもんね
詩織:気候の変化ってのもあるんじゃん?
香穂:地球温暖化!!
詩織:おーソレ、プラスに緑地減少した上コンクリ地獄、熱は上がってく一方よ
美咲:都市化の影響って事なのかな?
香穂:へぇ〜、ね、じゃあさ、ドンドン熱くなっていって、ほとんどの地面がコンクリートになって熱されて、その内に人間も鉄板で焼かれるお肉みたいにならないのかな?
美咲:えー?
詩織:ま、未来はまだ分からんわなー
美咲:私たちは、今年は凄く暑いねで済んでても何十年後は分かんないもんね
若葉:つっても、もしかしたら人間進化して、徐々に徐々にって暑くなっていけば、今の私たちからしたら死ぬような温度でも、今と同じように今年は暑いねーって言ってるかもよ?
詩織:ふふっ人間の進化論(笑)
香穂:人間スゴ!!
若葉:カモのはなしな!?
美咲:で、でもさ、そんな事になる前に人間側が自ら緑を増やしたりして対処するんじゃない?
詩織:私が生きている間にならなさそうだから大丈夫でーす
香穂:確かに!!地球温暖化による気温の上がりに人間は耐えられるのかの問題!!
美咲:桜の話がなくなっちゃったよー
香穂:………あっ
若葉:また変ないこと考えてるな?
香穂:じゃあさ、何で入学は四月なの?
詩織:あ?何で?新年度の始まりだからじゃん
香穂:違う、違う!だって明けましておめでとうって言うのは一月じゃん?
香穂:年の初めは一月!なのに新年度は何故!四月なのか!!
詩織:えー?
若葉:面倒くさー
香穂:そこ!面倒臭がらない!
美咲:最初は入学式なんて無かったみたいよ?
美咲:個々で勉強の進みって違うでしょう?
若葉:個人の能力次第で学年が上がったり下がったりするから?
美咲:そう、でもやっぱりそれじゃあ駄目だなぁって区切りを付けたんだって、それでも8月9月だったの…でも
若葉:お?所がおっと話か?
美咲:ふふ、まーね、国で会計年度ってのが始まってそれが四月締めだから、国が統一しましょうって学校の年度も四月にしたんだって
詩織:じゃあ会計年度が何故に四月問題が浮かびますがそれは如何に?
美咲:えーっっとぉー
若葉:納税が一月とかに間に合わなかったんだよ
詩織:おぉ!
若葉:日本の主産業は米だったんだよ、大河ドラマでも、お殿様にお納めする税は米だろ?
詩織:え?イメージない
若葉:ドラマを見ろよーイメージあるだろ?お殿様に渡す税で精一杯でオラたちの口にはおまんまがはいらなんだーって
詩織:おん…伝えたい事は分からんでもない
若葉:まぁ、主な税金収入源がお米なわけで、秋に米を収穫してお金に換えて納税して予算を編成したりしてたらやっぱり一月には間に合わなかったんだよ
美咲:だから四月になったんだね
詩織:若葉……
若葉:なに
詩織:賢かったんだな
若葉:なんだと!!?
美咲:歴史系は強いよね(笑)
詩織:んで、さっきから黙ってるけど香穂は理解できたのか?
香穂:ほぁ〜〜
若葉:駄目です!思考の放棄してやがる
美咲:少し難しい話したもんね
詩織:自分から話し振ったのにこのヤロ
香穂:フガ!?鼻はやめてー摘まないで
香穂:とりあえず皆んな一緒に入学できておめでとうってことだね!
詩織:それで締まってると思ってんのか!この
香穂:や!やだ!わ!わーー!!
若葉:ほんじゃ、ま、このままお昼とか、ど?
美咲:いいね、お腹空いちゃった
美咲:明日は、荷物多くなると思うし身軽な今がチャンスだもんね!
香穂:私も行くーー!!
詩織:これまた三年間、面倒見ていかなきゃならんのか
美咲:それでも一緒で嬉しい事には変わりないからね
若葉:んふふ、違いない
END
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