【ワートリ】迅ヒュ【全年齢】
「迅、これを咥えろ」
そうヒュースに言われた瞬間、口に細い棒状のチョコレート菓子が突っ込まれた。
「んんっ!?」
驚いている間もなく、ヒュースの綺麗な顔が近づいて来る。その瞬間、すぐ先の未来が見えた。
あ、食われる……
チョコレート菓子のビスケット部分を咥えたヒュースが、物凄い速さでこちらに迫ったきた。あっという間に口腔内へ舌を突っ込まれて、菓子を全て平らげてしまう。
そのついでいわんばかりに迅の舌に絡みつく。角度を変えて深く交わった。
ヒュースからのディープキスなど珍しい。
迅もヒュースに合わせて舌を絡ませた。
チョコレート菓子を食べたせいか、ヒュースの舌はいつもよりも甘い。
「ふん、オレの勝ちだな……」
そう、得意げに言う恋人に迅は目を瞬かせる。
「勝ちって……これ、おれ以外の人とやってないよね……?」
「なにを言ってる。恋人としかしてはいけないゲームなのだろう? ボーダーのヤツらが言っていた」
途端に顰め面になるヒュースを見て、迅は混乱する。
ヒュースの方から仕掛けてくるなど滅多にない。その上、さらりと『恋人』発言。愛情表現と取っていいだろう。
「間違ってないけど……えっ」
「普通に食べたほうがいいな。この菓子」
ヒュースは何事もなかったかのように、新しいチョコレート菓子を箱から出して食べている。
いつも、こちらから仕掛けた時は耳まで真っ赤になって恥ずかしがる癖に……
「ヒュース」
迅はヒュースに声をかけた。
そして、食べかけのチョコレート菓子ごと唇を奪う。今度は自分が菓子を全て食べてやった。先程、ヒュースがしたことと同じだ。
ヒュースの口の中にあった菓子を二人で溶かして食べた。ついでに彼の弱いところである上顎を擽る。
「ッん──」
艶めかしい吐息がヒュースから漏れた。気を良くした迅は最後にヒュースの下唇を軽く食む。
キスから解放されたヒュースをみれば耳まで真っ赤だった。
恥ずかしそうに手の甲で唇を押さえ、目を釣りあげて迅を睨む。
「なにをする!!」
「なにって……ゲームだよ。二回戦」
「チッ……貴様、卑怯だぞ!」
「ヒュースだって突然始めたでしょ。これであいこね」
「なら三回戦だ。菓子はまだある」
そう言ってチョコレート菓子を突きつけてきたヒュースに迅は内心ほくそ笑んだ。
こんな手があったとは……
ヒュースにこのゲームを教えた隊員に迅は深く感謝するのだった。
そうヒュースに言われた瞬間、口に細い棒状のチョコレート菓子が突っ込まれた。
「んんっ!?」
驚いている間もなく、ヒュースの綺麗な顔が近づいて来る。その瞬間、すぐ先の未来が見えた。
あ、食われる……
チョコレート菓子のビスケット部分を咥えたヒュースが、物凄い速さでこちらに迫ったきた。あっという間に口腔内へ舌を突っ込まれて、菓子を全て平らげてしまう。
そのついでいわんばかりに迅の舌に絡みつく。角度を変えて深く交わった。
ヒュースからのディープキスなど珍しい。
迅もヒュースに合わせて舌を絡ませた。
チョコレート菓子を食べたせいか、ヒュースの舌はいつもよりも甘い。
「ふん、オレの勝ちだな……」
そう、得意げに言う恋人に迅は目を瞬かせる。
「勝ちって……これ、おれ以外の人とやってないよね……?」
「なにを言ってる。恋人としかしてはいけないゲームなのだろう? ボーダーのヤツらが言っていた」
途端に顰め面になるヒュースを見て、迅は混乱する。
ヒュースの方から仕掛けてくるなど滅多にない。その上、さらりと『恋人』発言。愛情表現と取っていいだろう。
「間違ってないけど……えっ」
「普通に食べたほうがいいな。この菓子」
ヒュースは何事もなかったかのように、新しいチョコレート菓子を箱から出して食べている。
いつも、こちらから仕掛けた時は耳まで真っ赤になって恥ずかしがる癖に……
「ヒュース」
迅はヒュースに声をかけた。
そして、食べかけのチョコレート菓子ごと唇を奪う。今度は自分が菓子を全て食べてやった。先程、ヒュースがしたことと同じだ。
ヒュースの口の中にあった菓子を二人で溶かして食べた。ついでに彼の弱いところである上顎を擽る。
「ッん──」
艶めかしい吐息がヒュースから漏れた。気を良くした迅は最後にヒュースの下唇を軽く食む。
キスから解放されたヒュースをみれば耳まで真っ赤だった。
恥ずかしそうに手の甲で唇を押さえ、目を釣りあげて迅を睨む。
「なにをする!!」
「なにって……ゲームだよ。二回戦」
「チッ……貴様、卑怯だぞ!」
「ヒュースだって突然始めたでしょ。これであいこね」
「なら三回戦だ。菓子はまだある」
そう言ってチョコレート菓子を突きつけてきたヒュースに迅は内心ほくそ笑んだ。
こんな手があったとは……
ヒュースにこのゲームを教えた隊員に迅は深く感謝するのだった。
