素敵な夢になりますように…
先生と、初恋 3
Name change
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「悪いNAME2。遅くなった」
「先生!お疲れ様です。」
放課後、昼間のマスコミ騒動の件で会議が行われることになった。NAME2を一人で帰らせるのはまだ危険だろうと判断し、俺は彼女に教室で待ってるよう指示を出しておいた。
思ったより長引いた会議が終わり、俺は急いで教室へと向かう。教室に入れば、NAME2は自分の席でノートを開いて何やら勉強をしていたようだった。
どこまでも真面目な奴だと微笑ましく思い、思わず口元が緩んでいたらしい。NAME2から、何か良いことでもあったんですか?と問いかけられた。
「なんでもないよ。待たせたな、帰ろう」
「は、はいっ」
わ。わ…!//////帰ろうだって…////…分かってる…、これは致し方ない処置なだけ…でも、でも嬉しぃぃ…/////
まるで恋人のような掛け合いに、NAMEはつい嬉しさが込み上げてしまうがなんとか相澤にそれがバレないよう、努めて平静を装った。
「お前の荷物だが…今度の休みの日にでも取りに行くか。」
「え、あ、そ、そうですね…」
「なんだ、都合が悪いか?」
「あ、いえ!私は全然大丈夫です!…ただ…、」
「?…ただ、なんだ」
「…せ、先生のお家に…余計な物を増やしてしまうので…その、申し訳なくて…」
眉を下げながらそう伝えられた相澤は、なんだそんなことかと一息つき、NAMEの頭をくしゃりと撫でた。
「遠慮するなと言ったろ。変な気を回すな。それに、ひとまずの間だ。校長の言ってた計画が実行になったらまた考える」
「は、はい。ありがとうございます」
NAMEは答えながら撫でられた頭に手を置き、くすぐったい気持ちで話題を変える。
「そ、そうだ先生、今日は夜ご飯どうしましょうか」
「そうだったな…。俺はゼリーでもいいんだが…育ち盛りのお前まで付き合わせるわけにはいかないか」
「先生、毎日あのゼリーなんですか??(だから冷蔵庫にあんなにストックあったのか…)」
「まぁな。」
「だ、だめですよ。ちゃんと食べないと…!あ、先生!先生のお家でお世話になる間は、夜ご飯、私に作らせてください!」
「…それは、願ってもない申し出だが…大変だろ」
「いいえ!いつも自分の作ってるので、1人分も2人分も変わらないですっ!朝はゼリーで良いと言ってましたし、昼もお弁当作りたいですが先生が急にお弁当持ってきたら怪しまれてしまうかもなので…。せめて夜だけでも先生のお役に立ちたいです!」
子供なりに、色々と考えてたんだなと相澤は感心しつつ、有難く厚意を受け取ることにした。
「では!そうと決まれば買い出ししましょうっ!」
「その前にだ。制服着たやつと一緒に買い出しは微妙だ。一度帰って着替えてからだな。」
それもそうか、とNAMEは納得すると同時に、同じマンションに出入りするのを誰かにみられた場合はどうするのかと相澤に問うと、それは校長とも相談済みで、たまたま同じマンションに住んでいたことにしようと伝えた。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「…うまいな」
「ほ、ほんとですか」
買出しから帰ってくると、NAMEは慣れた手つきであっという間に夕食を作り上げた。
その手際の良さにもだが、古風なメニューの味の良さにも相澤は驚き、普段からの経験の賜物だろうと察した。
「ほんとにうまいよ。ありがとうな」
「お、お礼を言うのは私の方です!…でも、お口に合って良かった…」
ほっと胸を撫で下ろすNAMEを見ながら一つ笑みを溢すと、相澤は言葉を続けた。
「お前の個性を整理して考えたんだが、」
「あ、はい!」
「引き続き体力と筋力のトレーニングはやるとして。遠距離からの攻撃を身につけろ」
「遠距離…」
「お前の個性は戦いの中で必要になってくる。それはヴィラン側も然りだ。奪われないよう自衛の意味も含めて、なるべく相手と対峙しないようする必要がある」
「なるほど…。…、そ、それなら!私、弓使えます!!」
「ああ。経歴見たぞ。中学は弓道部だったな。成績も悪くない。…明日、サポート科に頼んでアイテムを検討してもらうか」
「はいっ!」
自分の戦い方が現実味を帯びて嬉しく思い、また戦う術を自分の為に考えてくれた相澤に対しても感謝の気持ちが溢れる。
「先生、私、もっと強くなれるよう頑張ります!」
「ああ。…明日から、朝練だけ復活しよう」
「はいっ!」
そんな会話をしながら、NAMEはもちろんのこと、相澤も、こうして誰かと一緒に暮らして食卓を囲むという状況に、こういうのも悪くないなと感じた。
しかし、時間が少し経ち、相澤はその考えを早くも撤回したくなっていた。
「…落ち着いて考えても…やっぱまずいだろ、色々と…」
ボソリとため息混じりで呟いたのは、ほんの数分前の出来事のせいだ。
ー数分前…。
風呂上がりのNAMEが礼を言いながら相澤の前を横切った際、あろうことか相澤の足元にショーツを落としてしまった。
何か落としたぞ。と言う相澤は、その時目が乾燥していた所為でそれが何なのかはすぐに気付いていなかったのだが。そんなこととはつゆ知らず、それを拾い上げようとする相澤を止めんとNAMEが大慌てで取り戻しにきたのだ。
それがいけなかった。
慌て過ぎて足がもつれてしまったNAMEはそのままの勢いで転倒しそうになり、プロヒーロー故の反射神経で屈んだ状態からも彼女を受け止めようとした相澤の手が、床スレスレで彼女の身体をキャッチした。
…のだが。
ームニュッ「んァッ//////ーっわぶっ」
「っ…すまん」
肩と身体を支えるつもりが、相澤の手がほんの少しズレ、事もあろうにNAMEの胸を掴んでしまったのだ。
相澤の大きな手で、見た目よりも少し大きめの胸を不意に揉まれたNAMEは咄嗟に声が出てしまい、その感触と声に相澤も驚き思わず手を離す。
急に支えがなくなったNAMEはそのまま床に顔から落ちていった。
「だ、大丈夫か?」
「は、はひっ!こ、こちらこそ、す、すみません!」
「悪い…、これは俺が拾っちゃいけないやつだな」
ーハッ「あっ、ごめんなさいっ/////」
転倒した所為で、タオルと一緒に余計に散らかってしまったブラやショーツに気付き、相澤はふいと視線を外す。NAMEもそれに気付き、慌てて拾い集めた。
「せ、先生っ!シャワーは明日の朝にするって言ってましたよね!?」
「あ?あぁ…」
「今日は、先生がベッド使ってください!私がソファをお借りします!」
「いや、俺がソファでいいからお前が」
「いいえ!お願いですっ寝室へどうぞ!」
「お、おいNAME2」
「お、おやすみなさいっ!」
バタン!と、半ば無理やり相澤を寝室へと押し込んだNAMEは、はぁー、と息を吐いて拾い集めた物を片付けた。
そして相澤も、同じく寝室で深いため息をつきながら、先程のセリフへと戻る…。
相澤はベッドに腰掛け片手で顔を覆い、もう片方の手を指の隙間から見つめた。
「…っ、嘘だろ…。欲求不満のガキじゃあるまいし…」
先程、不可抗力とはいえTシャツごしに揉んでしまったNAMEの胸。大きさも形も、手の感触からつい想像をしてしまう。
そして、思った以上の柔らかさだったと思わず考えてしまい、相澤の股間に熱が篭る。少しずつ硬さを帯びるのを感じ、信じられないといった表情で、相澤はもう一つ大きなため息を吐いた。
「…寝よう」
相澤は、今日ばかりはNAMEと押し問答をする気になれず、そのままベッドへと潜り込んだ。
その頃、NAMEもNAMEでソファに寝そべり、相澤が昨日使うはずだったのであろう掛け布団(寝袋)を頭から被り悶えていた。
あああ…もう、最悪だ…!先生に下着見られちゃうし…、む、胸も触られちゃったし…、へ、変な声も出ちゃったし…!…いやらしい女だと思われてたらどうしよう…。。。
わーん!!!もう〜私のバカバカアホぉ〜!
泣きそう、どころか半ベソをかきながら、明日から朝練だから早く寝なくては。と現実的なことも考えつつ呼吸を落ち着かせるが、結局悶々としてしまいNAMEは中々眠りにつくことが出来なかった。
お陰で昨日の事件のことは頭から抜けていたようだが、今日のこの出来事の所為で、また新たな事件が起きてしまうとは夢にも思っていなかった。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
シャワーを浴びる為に早めに起床した相澤は、リビングを抜けて静かに浴室へと向かった。その際ソファを確認すると、布団を頭まで被って見えはしないが、NAMEはグッスリと寝ているようだった。
昨日は疲れが溜まっていた為、そして今日は昨日の件で考え過ぎて朝方まで全く眠れなかった為…。
相澤はこの2日の様子で、NAMEは一度寝たら中々起きない奴、というどうでもいい考えに至り、シャワーのコックを捻った。
そんな時だった。
「グッモーニン!!イレイザー!ちっと早いが迎えに来たぜぇ!」
まさかのマイクが、相澤もいつ渡したかなんて覚えてない合鍵を使って部屋に上がってきてしまった。
「あん?珍しぃーな、まだ寝てんのかー?今日もNAME2と特訓じゃねぇの?」
勝手知ったる、といった風に、マイクは冷蔵庫からゼリーを取って口に含みながら窓を開け、空気の入れ替えもしろよーなどと自由に動く。
普段からソファで寝る相澤を知っているマイクは、こちらも普段から相澤が愛用している寝袋を被ってそのソファで寝ている人物がいれば、それは間違いなく相澤だと思い込んでしまうもの。
そして、珍しく起きない相澤に妙案を思いついたマイクは、ニヤリと口角を上げてその布団に忍び込んだ。
マイクは布団に潜り込むと、自分側に背を向けているNAMEに抱きつき、耳元に口を寄せた。
「ダーリン♡お・き・てっ。フゥー」
ービクッ「んっ…」
「おぉ…んだよ、可愛い声出んだな⁉︎てか、お前ずいぶん身体細くなったなァー!筋肉も落ちてねぇか?」
「う…ん…(だ、れ…?なんか…身体、誰かに…)せ、せんせ…?」
「あん?…(ちょっと待てよ…この体つき…明らかに消太じゃ、ねえ、よな…これ、これはどう考えても…お、おっぱい…⁉︎)」
「ん、ッ…」
「ッ!/////(お、女…!!し、消太のやつ、いつの間に女作って連れ込んで…!)ってヤベェ!こんなとこ見られたら俺っち殺され…」
ーバサッ「おい、何を一人で騒いでんだ。起きたんなら支度を…」
「んげっ!!!」
「…」
「ほぇ…?」
烏の行水の如く風呂から出た相澤が布団をひっぺがえすと、そこには寝惚けているNAMEの胸を後ろからガッツリ触っているマイクの姿があった。
それを目にした瞬間、マイクが思いきり蹴り飛ばされたのは言うまでもない。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「なるほどなぁ、そーいうわけね。あーいてて。」
「マ、マイク先生ごめんなさい…」
「ノンノン!リスナーの所為じゃねえって!イレイザーが加減を考えねえのが悪ぃのよ!」
「お前の自業自得だろ。…とにかく、これは内密に頼むぞ」
「わぁーってるって!それに、これからは俺も協力するぜえ!プロヒーロー2人に守られりゃ安心だもんな!」
「マイク先生…!ありがとうございますっ!!」
「!おっおお!」
喜びのあまり抱きついてきたNAMEに、マイクはデレっと鼻の下を伸ばしながら、いいってことよー!とヘラヘラと笑う。相澤は、調子乗んな。と、マイクの頭に拳を振り下ろした。
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