素敵な夢になりますように…
先生と、初恋 11
Name change
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「わ…ぁ!先生!すごいですね!日本最大級ってCMで言ってたとおり…!」
「あぁ、ほんとだな。…、つーかあれだ、ここで先生ってのは伏せてくれるか。」
「あ、そうですよね、ごめんなさい、、…えと…じゃ、じゃあ…、しょ、消太、さん…」
「……(そっちか…)」
「?…、…消太さん?」
「いや、なんでもない。入るか。」
ここは県外に新しくオープンした日本最大級と謳われる水族館。
そこへNAMEは相澤と二人きりで訪れていた。
―やっぱりこれって…デートみたい、だよね…。
先生と、デート…。。。//////////////////
遡ること1週間前。
クラスのみんなでショッピングモールへ出掛けようという話が出た際、NAMEは先日のヴィランの件もあり今回は遠慮しておくと断ったのだが、それを見ていた相澤が期末のお疲れ様会でもしてやろうという気持ちで、どこかに出掛けるかと提案したのだった。
「マイクも誘った方がお前も楽しめていいだろ?」
「え?あ、そ、そうですね。……、あ、で、でも、マイク先生は…、」
「?どうかしたか?」
「い、いえ。すみません、なんでもないです。」
「?」
少し挙動不審なNAME2に違和感を感じつつ、俺はマイクに声を掛けた。…が、変なのはコッチもだった。
「おー!いいじゃん。行って来いよ!」
「いや、だからお前も誘ってんだよ」
「悪いけど、今月俺、かーなり忙しいのよ。
しかぁし!NAMEちゃん期末かなり頑張ったし、夏休みも合宿まではきっとどこも行けねぇだろうしさ、ご褒美に楽しい所に連れてってやれよ~?」
いつもなら、絶対に二つ返事で乗ってくる奴がこの返事。
NAME2にもマイクが来れないことを伝えると、一瞬見せたホッとした表情を俺は見逃さなかった。
「…マイクと何かあったか?」
「へぁっ!?/////////え、な、な、な、なんっなんにも!なんにもないですっ!」
「……あったんだな。なんだ、何があった」
「いっいいいいいえ!ほんとに、何も…!!」
「セクハラでもされたか」
「セっ、セクハラだなんてそ、そそそんな!!あれは違くて…」
「あれは…?まさかマイクの奴ほんとに」
「えっ//////あっ、ちち違うんです!」
「だとすると期末ん時か…。お前、婆さんの代わりに保健室行ってたな」
「っ、////////////せ、先生、あのっ」
「やっぱりそうか…、…おい、それで?あいつはお前に何を」
「ち、違うんです!///////////////ほ、ほんとに、そうじゃ、なくて…あの…、、」
とことん嘘がつけず分かりやすい反応をするNAMEは相澤にどんどんと追い詰められていく。
実際に何があったかまでは分からないが、何かがあったのは明白だった。
「……俺に、言えないことか」
「っ、、………はぃ…」
「……わかったよ。…ま、とりあえずどこ行きたいか考えておけ」
「あ、は、はいっ」
…何があったか分からないとはいえ、何故か無性に面白くない気分だった。
顔を赤らめ、狼狽するこいつの表情が、何故だか、無性に…
…いや、もしかしたら、良い事があったのかもしれない
俺のことが好きだと言ってたのもただの10代特有の勘違いで、今は山田のことを良く思ってきて期末後に仲が縮まるようなことがあったとか、そんなところだろう。
10代の恋心なんてたかが知れてて。
そんな移ろいやすい感情にいちいち振り回されてどうする。
俺はかぶりを振り、途中だった夕食に戻った。
「…す、水族館、」
「ん?」
「水族館に、い、行きたいです」
一旦箸を置いたNAME2がポツリと言葉を発した。
「△県に新しく出来たって、この前ニュースでやってて」
「ああ。…いいんじゃないか。県外なら知り合いにも早々会わないだろうし、涼しいしな」
そう答えてやれば、NAME2の顔はパァと明るくなる。
そんなことで、俺も自然と頬が緩んだ。
「じゃ、そこで決まりだな。来週の日曜行こう」
「ありがとうございますっ!ふふ、楽しみだな」
本当に嬉しそうに笑うその表情を見て、何故か安心したような気持になった相澤は、自分自身に疑問を感じた。
…なにを…、俺はホッとしてる。
まさか…、こいつが、まだ俺のことを好いているかもとでも思って安心してんのか…?
………は。自分に呆れるな、全く。合理的じゃねえ。
そんなことを思いながら、相澤は箸を進めた。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
「…!マイク先生」
「!、NAMEちゃん」
数日後、校舎の廊下で見かけたマイクに、NAMEは走ってマイクの腕を掴んだ。
「ど、どうしたァ?授業でなんか分かんないとこでも…」
「先生、…私のこと…避けてますよね…?」
「う”…」
腕を掴んだまま自分を睨み上げてくるNAMEに対し、マイクは図星をつかれ目が泳ぎ出す。
「あー、いや、そのな、…(~~そりゃそうだろっ、あんなことしといて、一体どの面下げて会えば…)」
「私、のこと…、嫌いになったとか、どうでもよくなったとか、…そういう理由で会いたくないなら仕方な」
「んなわけ!!」
「……」
「//////、、sorry…。んなわけ、ないって」
「…、なら、よかったです…。もし私に遠慮して避けてるなら、それはやめてほしいなって…言いたくて。」
ゆっくりと手を離し、NAMEは見上げていた顔を俯かせて言葉を続けた。
「あれから、お家にも来ないので相澤先生が心配してました。…私の所為でお二人の関係が悪くなっちゃうのは絶対嫌で…。だから、あの…」
「あァ、悪かったな、逆に心配かけちまって」
「先生…」
ポン、と頭に手を置かれ、NAMEがもう一度顔を上げると、そこには、ようやく目が合ったマイクがにこりと微笑んでいた。
「悪いのは俺なのによ。…気ィ遣わせて悪かった。ごめんなさい」
「い、いえ、、そんな」
「NAMEちゃんに合わす顔がねぇと思ったのもほんとだけどな、忙しかったのもほんとよ。夏休み入ったらラジオの仕事が増えるからな。その準備!」
「…そう、でしたか。…忙しいのに、責めるようなこと言って、私こそごめんなさい。」
「いんや!話しに来てくれてサンキューな。落ち着いたらまた行くからyo!NAMEちゃんのご飯が恋しいぜ!」
「…ふふっ、はいっ!私も楽しみにしてます」
「…」
上の階の廊下からNAMEとマイクの姿を見かけた相澤は、とても楽しそうに話す2人を目に映し、そして無表情のまま顔を背けて歩みを進めた。
「それはそうと、NAMEちゃん、今度の日曜消太とデートだろ?」
「デッ…⁉︎////////」
急に小声で囁かれたそのワードに、NAMEは思わず過剰に反応してしまう。
「ちっ、違いますっ//////デートなんかじゃ」
「ノンノンノン、そんなんじゃダメだぜNAMEちゃん。2人っきりで水族館…、デート以外のなにものでもねぇーだろぉ!」
「そ、そんな///////…あ、相澤先生もそんなつもり…」
「アイツは確かにそんなつもりねぇだろうけどよ、せっかく出掛けるんだ、楽しまなくっちゃな!」
ニカッと笑って親指を立てるマイクに、NAMEは確かに…、と思いながら気合いを入れてハイ!と答えた。
1/2ページ
