素敵な夢になりますように…
先生と、初恋 8
Name change
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「(チッ…次から次へと…!)NAME2、待て。こっちだ」
「えっ、あ、いざわせんっ、わっ!」
ーパタン
急に後ろから腕を掴まれたNAMEは、そのまま腕を引かれすぐ横の部屋へと連れ込まれた。
「あ、相澤先生…?」
「…っ、すまん…少しでいい、我慢してくれ」
「は、はぃ…!」
…????////////な、なんでこんなことに…??私…なんで先生と、こ、こ、こんな密着してるの…?///////
NAMEが連れ込まれた部屋は、用具室だった。
授業で使う体育用具やら、すぐに使えそうな掃除用具やらが所狭しと並んでいる。
この狭く薄暗い部屋の中で、NAMEは扉に背を預けた相澤の胸の中に収まっていた。
ど、どうしよう。。心臓の鼓動…伝わっちゃわないかな…/////
((ーっ、NAME2、動くな))
((ご、ごめんなさい///////))
自分の身体と相澤の身体の間に手を挟んでおきたいNAMEだったが、相澤の言葉によりそれは叶わなかった。
また相澤が小声で伝えてきたのもあり、今は静かにしていなければいけないのだと理解したNAMEは、ドキドキとうるさい心臓を落ち着かせるようにゆっくりと息を吐いた。
すると、廊下から聞き覚えのある声が聞こえてきて、NAMEはさらに息を殺して耳を澄ませた。
《Oh〜!お前んとこの鉄哲はフォーカスカインドか!…ぽいな!》
《ああ、アイツらしい選択だ。》
…マイク先生…と、…ブラド、先生かな…?…相澤先生、マイク先生達に会いたくなかったのかな…?
《あん?なんか廊下濡れてんなァ》
《…ほんとだな。雨降ってきたようだったから誰か打たれたんじゃないか?》
《…お。A組の峰田&上鳴じゃん!さてはこの廊下、お前らだな!しっかしびしょ濡れだなァ》
…⁉︎峰田くんと上鳴くん…?
《あ!マイク先生にブラド先生!すげー雨ッスよ!!ゲリラ豪雨!》
《お前ら帰ったんじゃなかったのか》
《そうだったんすけどね》
《聞いてくださいよ、上鳴のやつ、オイラが貸したヒーロー写真集を教室に忘れてきやがったんですよ》
《ヒーロー写真集??》
《オイラとっておきの…》
《あー!まあ、そう、忘れ物っす忘れ物!!》
《ったく、とにかく急いで帰れよ!》
《《ハーイ!!》》
そんな会話が繰り広げられ、ようやく声の主達が立ち去るだろうと安堵の息を漏らした時だった。
《この廊下、拭いた方が良さそうだな、滑ると危ない》
《あー、モップならその用具室にあったよな?》
ーギクリ
((せ、先生…!))
((…、大丈夫だ。黙ってろ))
そう言いながらも、身体をギュウ、と抱き締められたNAMEは更にドキンと胸が鳴りつつ、こんな時に違う意味のドキドキを感じて動揺していた。
《いや、これはあの2人にやらせようぜ!どうせアイツらあの様子じゃあのまま教室も行ってそうだしな!》
《……。確かにそうだな。…じゃあ帰る前にアイツらに伝えておくか》
《yeah!そうしようぜ!しかも、峰田の言ってた写真集、チョット気になってたんだよなァ!》
《マイク…》
そんな、遠くなっていく会話に耳を澄ませ、今度こそホッ、とNAMEは息を漏らす。
「…行ったな」
「は、はい…。き、緊張しました。でも先生?なんでここに隠れたんですか?」
「あ?それは…、っ!?」
「、?…せんせ?」
NAMEと目が合った瞬間、相澤は急に体を強張らせ、ガタッ、と扉から音が出た。
NAMEは、さらに不思議そうに相澤を見遣る。
「っ、出るぞ。お前は更衣室へ行け。着替えたら正面玄関で待ってろ」
「???は、はい、分かりました。あ、でも廊下の掃除…」
「それは峰田と上鳴にやらせる。学校で無駄な貸し借りした罰だ」
「あ、はい!」
NAMEは疑問符を浮かべながらも、相澤の指示通りに更衣室へと向かった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ーside:相澤
「あ、相澤先生…?」
「…っ、すまん…少しでいい、我慢してくれ」
「は、はぃ…!」
…、しまった…。よりによってこんな狭い部屋に…。これこそバレたらシャレにならんだろ…
用具室へと入ったはいいものの、大人2人分のスペースはほぼ無く、どうしても密着せざるを得ない状況に相澤はすでに後悔していた。
さらに、この状況に戸惑っているNAMEが身じろぐのも仕方がないのだが、NAMEの手が自分の身体を触り、相澤は思わずビクリと反応してしまう。
また申し訳ないのか、おずおずと動くその手が余計にくすぐったさを増加させる。
((ーっ、NAME2、動くな))
((ご、ごめんなさい///////))
ああ、クソ…まじで失敗した。俺は一体何をしてる…!
だが…NAME2のこんな姿をアイツら(特に峰田とマイク)に見せるわけには…
…。いや、…別に…俺がそこまでしてやる義理はないんだが…、やはり担任として…
いやいやいや、アホか。俺は一体誰に対してこんな言い訳がましいことを…
あー!クソ。らしくねぇ。不合理極まりない…!
すぐ外でマイク達のやり取りが繰り広げられている間、相澤は相澤で頭の中の自分と葛藤していた。
そんな時…。
《この廊下、拭いた方が良さそうだな、滑ると危ない》
《あー、モップならその用具室にあったよな?》
ーギクリ
((せ、先生…!))
((…、大丈夫だ。黙ってろ))
いや、マイクのことだ。どうせあいつは…
《いや、これはあの2人にやらせようぜ!どうせアイツらあの様子じゃあのまま教室も行ってそうだしな!》
《……。確かにそうだな。…じゃあ帰る前にアイツらに伝えておくか》
《yeah!そうしようぜ!しかも、峰田の言ってた写真集、チョット気になってたんだよなァ!》
《マイク…》
「(…思った通りだな…まぁ、お陰で助かった)…行ったな」
「は、はい…。き、緊張しました。でも先生?なんでここに隠れたんですか?」
「あ?それは…、っ!?」
「、?…せんせ?」
事なきを得てNAMEの方に目を向ければ、それはもう、視覚的にとんでもないことになっていた。
自分の所為ではあるが、ギュッと押し付けられた胸が濡れた体操服にピッタリと張り付き、攻撃的なほどに主張していて。
さらに追い討ちをかけるように、上目遣いの瞳、顔に張り付く濡れた髪、薄く開いた紅色の唇。
まるで情事を彷彿とさせるそのアングルに、さすがの相澤も思わず外に動揺が出てしまう。
「っ、出るぞ。お前は更衣室へ行け。着替えたら正面玄関で待ってろ」
「???は、はい、分かりました。あ、でも廊下の掃除…」
「それは峰田と上鳴にやらせる。学校で無駄な貸し借りした罰だ」
「あ、はい!」
改めて更衣室へと向かうNAMEの姿が見えなくなると、相澤はその場にガクッと力を失ったようにしゃがみ込み片手で頭を掻きむしった。
「…っ、どうかしてる…。」
信じられないくらいドクドクと胸を叩いてくる心臓に、相澤は「勘弁してくれ…」と独りごちた。
to be continued...
2023.4.13
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