素敵な夢になりますように…
go on 20
Name change
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ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「まさかあんなに私達が歓迎されるなんて思わなかったなー!NAMEのおかげだね」
「違いますよ。皆さんが、命がけで戦ってくれたからです」
帰路についた一行は、西に傾きかける太陽の光を浴びながら馬に揺られていた。
ハンジからの言葉に、NAMEは笑顔で応える。
しかし、いつも以上に仏頂面のリヴァイに気付いたペトラが彼に声を掛けた。
「兵長?どうしました?先程からずっとしかめっ面で…」
「え?そう、なんですか?体調、悪いですか?すみません、私の用事にお付き合いさせてしまって…」
「リヴァイのしかめっ面はいつも通りじゃないか。それとも、何か気に食わないことでもあったのかなー?」
ペトラの言葉に、すぐさま後ろを振り返りリヴァイの調子を気にするNAMEに、正反対にニヤニヤと茶化すハンジ。
そしてハンジは思い出したかのように、にやけ顔をさらに歪めて言葉を続けた。
「それよりさ、さっきの、「こいつを誰かのモンにするつもりはねえ」てさ!!あのセリフは一体どーゆー意味だったの?」
「っ!///////////////――、ハンジさん、あの、今は、それは、あの…(確かに気になったけど…!でも今はペトラもいるし…)」
「あー私もそれ気になりましたねぇ」
「え、ええ?ぺ、ペトラ…???」
同じくニヤニヤと笑いながら詮索するペトラに、NAMEは、まさかリヴァイさんの言動がきっかけで修羅場になってしまうのでは…!と気が気でなかった。
しかし、リヴァイはそれぞれの反応に溜息交じりで舌打ちをすると、ゆっくりと口を開く。
「どーもこーもねぇよ。そのままの意味だ」
「へーえ?」
「兵長、ちゃんと分かるように言わないと…」
「そ、そうです!リヴァイさん!誤解を招くような言動はひ、控えてくださいっ」
「あ?」
思わず慌てふためくNAMEに、リヴァイは眉間の皺を深くしながら言葉を続けた。
「おいNAMEよ。…昨日から何を勘違いしてるのか知らねえが、俺は誰とも付き合っちゃいねぇ」
「………え…、だっ、て…、ペトラと、恋人同士、なんじゃ…?」
「え?//////わ、私が兵長と!?ちょ、NAME、何言って…」
「ああ、そうだよ、それ、一体何がどうなってそんな話になってるのさ」
「そ、それは…、その、…あの…、」
「……。俺とペトラが抱き合ってるのを見たと言っている」
「ええええええ!!?そそそっそうなの!?きっ君たち、そそそんな人から見られるような場所でっ、だ、大胆過ぎるよ!!!!」
「えっ///////ええっ、!?…、い、いやちち違いますっ!ハンジ分隊長、抱き合ってって、そそっそういう意味じゃ////////へっ兵長!語弊があります!!」
「…フン、どちらにしろ勘違いだろうが」
「か、勘違いでは…!…ちゃんと、き、聞いてました。…兵長がペトラに好きだと、こ、告白しているところも…」
「NAME、それは…」
「ええええええええ!?そうなのぉ!?そりゃ付き合ってるって思うのが普通だよねえ!」
「チッ、うるせぇな。おいペトラ、ハンジを連れて先に帰れ」
あまりにも騒がしいハンジに舌打ちを溢すと、リヴァイは前を向いたままペトラへ指示を出す。
道を外れどこかへ向かおうとするリヴァイに気付いたペトラは、こちらを見ていないことは分かっていたがコクリと頷き、ハンジに「帰りながら説明しますから」と宥めながら馬を走らせるリヴァイを見送った。
「リ、リヴァイさんどこへ…」
「黙ってろ。舌噛むぞ」
グンっとスピードを上げた馬に、NAMEは口を噤んだ。…そして、それと同時に前にも似たような感覚を体感したことを思い出していた。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「…、やっぱり…、あの時の…」
「間に合ったな」
ある場所に着いた時、NAMEの瞳に懐かしい光景が映っていた。
そこには、いつかリヴァイが連れてきてくれた大きく、そして紅く美しく染まる夕日が目の前に広がっていたから。
「…今度は引っ掛けるなよ」
「わ、分かってます…!」
「ハ。どうだかな。どんくせぇのはそう簡単に治るもんじゃねぇ」
馬から降りたリヴァイがNAMEに手を差し出せば、そう意地悪な言葉と笑みでNAMEを挑発する。
「どうして…ここに…?」
リヴァイの手に掴まり、ゆっくり、慎重に馬から降りたNAMEは改めてリヴァイに問うた。
「…さぁな。……お前の、あの歌がまた聴きてぇと思ったら…ここが思い浮かんだだけだ」
「、…リヴァイ、さん…、あの」
「まずは答えろ」
「…え?」
「お前は、調査兵団に戻らないつもりか?」
「え、なん…」
「あの花屋の次はどこに行く気だった」
「、あの、リヴァイさん、なにを」
「もう、どこにも行くな」
「……え…」
詰められてるかと思った途端、急に真剣な眼差しで自分を射抜いてくるリヴァイから目が離せなくなる。
「もうお前を、目の届かないところに行かせるつもりはねえ」
「…?/////、リヴァイ、さん、それはどういう…」
「そのままの意味だ」
「そ、……、リヴァイさん、さっきも言いましたが…ご、誤解を招くような言い方は、や、やめて、ください」
「誤解?どんなだ」
「ど、どんなって…、…リヴァイさんはモテるからっ、そ、そうやって女の人を勘違いさせてしまってるんじゃ、ないんですか?」
「ほう…NAMEよ、ならお前は今勘違いをしてるということか?」
「し、しそうになる、という話です!だから、そういう発言はむやみに…っ!?///////」
リヴァイは、視線を外し抗議をするNAMEの身体をぐいと引き寄せると、反対の手で彼女の顎を掬い自分の視線と強制的に絡ませる。
NAMEはあまりにも近いその距離に顔を背けたくなるが、リヴァイの手がそれを許さない。
「どんな勘違いだ。答えろ」
「~~~~///////っ、リ、リヴァイさんがっ、…わ、私のことを好き、なんじゃないかって…!…そ、そんなの、あ、ありえるわけ、ないのに…」
「…何も勘違いなんかじゃねぇ。」
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「え?NAMEの勘違い?」
「はい。確かに、私と兵長は抱き合って…、だ、抱きしめ合っていましたが、それはまた違う意味で…、」
一方その頃、ハンジと共に帰っていたペトラは、事の顛末をどうしても聞きたいという上司に、恥ずかしさもありながらも一から説明を始めた。
――20時間前…
「兵長が、好きです。ずっと、あなたの背中を追ってきました。これからも兵長のおそばに居たいんです」
「…ペトラ」
「…、兵長に、好きな人がいるのは分かってます。…ただ、私の気持ちを知っていてほしかったんです。」
「……」
「……ふー、やっと言えてちょっと気持ちが楽になりました。…兵長、聞いてくれてありがとうございます」
「…そうか」
「兵長、NAMEのことが、好きなんですよね…?私、兵長の恋が実ること、本当に願ってますから」
「ハッ。よせ、そんなんじゃねぇよ」
「…兵長って意外と嘘が下手ですよね」
「…そうかよ」
「兵長………、最後に、2つだけ…お願いが、あります…」
さっきまで笑顔だったペトラの瞳に、大粒の涙が溜まってるのをリヴァイは視界に捉え、思わずたじろいだ。
「…言ってみろ」
「…だ、抱きしめて…ほしい、です」
「………………………わかった」
振り絞るように願いを伝えるペトラに、リヴァイはゆっくりと近付きその自分よりも小柄な身体に腕を回して優しく抱きしめる。
「…兵長…、」
「……なんだ」
「…ちゃんと、好きだって…言ってほしいです。…好きなんですよね…?」
ペトラのその言葉に、リヴァイは一瞬息を詰まらせるも、すぐに吐き出し落ち着いたトーンで言葉を続けた。
「…………ああ。……………、好きだ」
「…、ふふっ…。やっと、言ってくれた…。兵長、ありがとう。…………うん、これでキッパリ諦められますっ」
「フン」
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「はーっ、そう!そんなやり取りがあったわけか。…しかし、順を追って聞いてりゃ何も勘違いすることなさそうだけどなぁ」
「きっと、大事なとこだけ聞き逃してたんだと思いますけど…。ちゃんと誤解解けてるといいですね…」
「まあ、さすがにリヴァイがちゃんとやるさ。きっとね」
そう言ってニカっと笑う上司につられ、ペトラも「そうですね」とニコッと笑顔を返すのだった。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「わかったか。お前の早合点だ」
「…、え…そ、それ、じゃ、、え、…リ、リヴァイさんが…す、好きなの、って…」
「ああ、どうやら俺はお前に惚れてるらしい。…だから勘違いじゃねぇと言ったろ」
「////////////そ、んな、あ、ああああり、えないです…リヴァイさん、が、私、なんか」
「…お前が調査兵団を出ていったと聞かされた時は、心臓が締め付けられる思いだった」
「…へ?」
「俺のことを憎んでも仕方がねえとは思った。だが…まさかお前が出ていくとは思ってなかった」
「リ、リヴァイさん、あの…さっきから出ていくって、何のことですか?」
「…あ?お前が手紙を残したんだろうが」
意味が分からないというような顔をするNAMEに、リヴァイは眉間に皺を寄せる。
「あ、え、ああ、あの手紙は、さすがに何も言わずに行くのは申し訳ないと思いまして…。でも一人で旧本部へ向かうのは出来ませんでしたし。
それに、エルヴィン団長からも許可はいただいていたので…。」
「許可だと…?」
「は、はい。あの時は私もかなり落ち込んではいたので、何か私が人の役に立てることはないかって考えていたら、街であのおばさまのお店のことを知って…。
それでエルヴィン団長に相談をしたところ、「もう君が憲兵のスパイや我々の敵ではないことは充分分かっている。」と言ってくれて…。それで、あのおばさまの腰が良くなるまでの間ってことで契約して…」
「…紛らわしい手紙よこしやがって。ビビったじゃねえか」
「すみません…!……けど…、そんなに気にしてくれたなんて…、う、嬉しいです」
「…フン、イイ度胸だな。…お前、この状況で俺を手玉に取ったつもりか?」
「そ、そんなつもりは…!」
「言ってたよな?NAMEよ。お前、俺のことばかり考えちまうそうじゃねえか」
「っ!?///////////////や、やっぱりあの時聞こえて…!///////////////」
「仕事中でも邪なことばっか妄想しちまうらしいな」
「っ、や/////////それは、違くて…!///////////」
「あ?何が違う?…俺は言ったぞ。NAME、お前が好きだ。……お前はどうなんだ」
顎を掬われ真っ赤に染まる顔を隠すことも出来ないまま、NAMEは至近距離のリヴァイを見つめワナワナと震えながら口を開いた。
「〜〜〜〜////////////、リヴァイ、さん、か、顔が、ち、近過ぎ、ます…っ//////////」
「早く言わねぇと…口塞いじまうぞ」
「ん、っ、も、もう、ほとんど、塞いで、る…っ、//////////」
「…悪いな。タイムリミットだ」
「んぅっ////////////!?」
ほんの少し申し訳なさそうに、そして、ほんの少し意地悪そうに微笑んだリヴァイは、もうすでに喋る度に触れ合っていたNAMEの唇に噛み付くように自分のそれを重ねた。
「っ、んん…、はぁ…っ、、/////////」
「ハ。…随分イイ顔しやがって」
貪るようなキスの合間に唇を離せば、お互いの間から銀糸が伸びた。
紅く染まるだけでなく、だらしなく口を開いたまま上気し、瞳を潤ませ、物欲しそうにこちらを見上げるNAMEの姿に、リヴァイの欲がムラ、と湧き上がる。
「…、リヴァイ、さん…、ほ、ほんと、に…?」
「同じことを何度も言わすな」
「で、でも…まだ、その…実感が…////////////」
「…なら、実感が湧くまで一生言ってやる。お前が好きだとな」
「っ///////////////////////」
「…それで?…お前は言わねえつもりか」
「~~~~/////////////////、ず、ずるいです、…し、知ってる、くせに…///////////」
恥ずかしそうに視線を外すNAMEに、リヴァイは思わず口角が上がる。
「お前の口から聞きてぇんだよ」
「リヴァイさん…、―っん、////////、あ、っ、ま…、まって、っ、んっ」
「…は、…、…、ム。」
「っ、ハァ、…ま、待って、くだ、さい…//////////////」
性急なその口づけに、NAMEは両手でリヴァイの唇を押さえ、問答無用でその行為をストップさせた。
「そ、そんな、に…口を塞がれては、…い、言いたくても、言えません///////////」
全く怖くない下からの睨みに、リヴァイは口を押さえられたまま微笑んだ。
「///////…、好き。…あなたが、…好き、です」
「……、ああ、知ってる」
ニヤリと笑いながら答えるリヴァイに、NAMEは「ほら!」と言わんばかりの表情でプクっと頬を膨らます。
「…わ、私と…ずっと、、一緒に、いて、ください…」
「…言ったな。…俺はお前を一生手放す気はねえ。嫌だと言っても逃がさねえからな」
「、…ふふ、漫画みたいなセリフ、ですね/////////」
「あ?まんが?」
「いえ、なんでも…ぅわっ!?」
すっかり日も暮れてしまった空を背景に、リヴァイはNAMEひょいと担ぎ上げると、そのまま愛馬へと軽やかに跨り自分の前にすとんと降ろした。
「そうやって余裕ぶっこいてられるのも今のうちだ。帰ったら、覚悟しておけ」
「か、か、覚悟…!?」
「…今夜はイイ夜になりそうだな」
「!!??///////////////////////////」
耳元で囁かれたNAMEの顔は、みるみる赤みを帯びていく。
「歌はまた今度だな」とさらに囁かれ、NAMEの心臓は痛いくらいにドクドクと胸を叩いていた。
―、、リ、リヴァイさんって…、こ、こんなに、肉食系だったの…??///////////も、もっと淡泊で、草食系かと…//////////
うぅぅ~~~~//////////ど、どうしよう。。心臓、も、もたないんじゃ…!?
まあまあ距離が長い帰り道ではあったが、NAMEには一瞬にも思える時間で到着してしまうのであった。
to be continued...
2025.9.29
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