ボクの居場所は…
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ゾロア・ピカチュウ・ラティアス…この子達とボクは物心ついた時から一緒にいる
父さんや母さんも同じような生き物がいるのかなと思って見せてしまったのが悪かった・・
全く見た事のない君の悪い生き物といってこの子達を極端に嫌い、一緒にいるボクも距離を置かれた・・
負けず嫌いなゾロアは立ち向かって行こうとしたけど、ボクからお願いをしてやめてもらった
(ボクを嫌ったとしても、2人はボクの父さんと母さんだから‥大切な家族だから・・・)
家を離れゾロア達と生活を始めて何年かたったある日・・
"「俺達、今日から新世界へ行くんだ!
お前らも来ねェか?」"
と何が入ってるのかパンパンになったリュックを背負った男の人がボクらに話しかけて来た
それが、ルフィとボクらの出逢いだった・・・
「珍しい人間もいたもんだな、この世界にいりゃ未知の生物なんて沢山いるだろうによォ」
[父さん達は、あまり外に出る事はなかったから‥よく遊びに出かけてたボクを不思議がる程に‥]
何かを作っているフランキーの少し離れた木箱に座って話をする
「・・寂しくねェか?」
[えっ?]
「親に嫌われ、親と離れて孤独を感じちゃいねェか?」
ふと作っていた手を止めボクの方へ振り向いたフランキーは真剣な顔をしていた
その顔から気遣ってくれている気持ちが伝わってくる・・・
[今はもう大丈夫です
ゾロア達は勿論ですが、あなた達だってついていますので]
「そっか!だが、無理をする事ァねェ
寂しくなったらいつでも来い
話し相手ぐらいにゃなれるだろ」
[はい、ありがとうございます]
ニカッと笑顔を浮かべていってくれたフランキーにペコッと頭を下げながら礼を言った
[あ・・・]
ゾロアの姿が見当たらなくて探していると
この船の剣士である男性の傍で丸くなって眠っていた
「んぁ?お前か‥」
[ゾロアを探してて・・一緒にお昼寝をしてたんですか?]
「いや、最初俺が寝てたらどっかからやって来てこの状態だ」
ボクが近づいた気配に気付いたのか閉じていた目を開けて声をかけてくれた
[・・・・]
「何だ‥?」
[ゾロア、ボク以外の前で眠るなんて全然しないんです
あなたの事、気に入ってるみたいですね♪]
そう答えたボクの言葉にゾロアを見てそうっと頭の毛に触れる
「フワフワだな」
[毛並みが自慢なので]
「・・そういやお前もどっから来た?」
気配をなかなか感じ取れなかったもんでな
と難しい顔をしながらボクを見つめるゾロ
・・・少し顔が近い
[ボクはさっきまでフランキーの所にいて、そのまま甲板にあがってこっちに来ましたよ?]
「・・にしちゃあお前の気がな・・」
[・・・]
「あらゾロさん、サヨさんとお話ですか?私も話に参加し[ボク半分幽霊なんです]へ?」
死産の状態で死亡時刻を告げられる時脈はないが息をしている子が生まれ、それがボクだとある日父さんから聞かされた
話に入ってこようとしたブルックもゾロもボクの言葉に呆気に取られている
「だがよ、脈が動かなきゃ息は出来[聞いてみてください・・]!」
自然と身体が動き、ボクはゾロの手を取って自分の首元に当てさせる
[生まれて17年経った今も、脈の打つ音が聞こえないんです。なのにボクはこうして生きている]
水子のような存在だからミズミズの実に導かれたのかもしれません。不思議ですよね・・
ヘラッと笑って2人に応えたボク
「・・んて顔してんだよ」
[え?Σわっ!]
急にグイッと腕を引っ張られたかと思った時にはボクはゾロの逞しい腕の中にいた
[え、あの・・ゾロさん?]
「辛いなら辛いと言えばいい、なぜ言わねェ」
[へ?]
「サヨさん、今のは誰がどう見ても辛いのを耐えてる人の顔にしか見えませんでしたよ?」
ブルックに言われた言葉にボクは抱きしめられたままで顔を俯かせる・・
「言ったら迷惑になるからなんざ思うなよ?
仲間1人の背負ってるモン代わりに抱えるってンなら重さの内に入らねェ」
「わ、ゾロさんが結構まともなこと言ってます」
「うっせェ!」
[・・き、気持ちは嬉しいんですけどボク]
こういう時の人にお願いする言葉は何て言えばいいのか分からなくて・・・
ボクがずっと触れて来たのはポケモンだから島を出るまで滅多に話す事のなかった人との付き合い方が全く分からない
「・・・ずいぶん寂しい思いをされてきたんですね」
[これが、普通だと思ってたから
親に対しては何も思ってませんでした]
「そうだな・・これで解決するか知らねェが」
俺達には隠し事を一切するな
ゾロは自分の身体からボクを剥がし真っ直ぐ目を見ていう
「嬉しい事もあれば辛ェ事もある
生きてんだ、それが当たり前だ」
「だけど、その思いをずっと隠したままですと意外にも苦しいものなんですよ?」
「今日の出来事だとか何でもいい、それを俺達に吐き出せ」
[・・悪い事も全部?]
「そうだ」
ポフッ
"お前はコイツらを信じてやれ
サヨにとっての悪い人間なんてオレがやっつけてやるゾ"
[ゾロア‥]
「一気にやれとは言わねェ少しずつでいいからな?」
「そうすれば変わっていけるかもしれませんよ?」
[うん、そうだね・・・]
ありがとう・・みんな
とボクはこの船に乗って初めて敬語を外した
父さんや母さんも同じような生き物がいるのかなと思って見せてしまったのが悪かった・・
全く見た事のない君の悪い生き物といってこの子達を極端に嫌い、一緒にいるボクも距離を置かれた・・
負けず嫌いなゾロアは立ち向かって行こうとしたけど、ボクからお願いをしてやめてもらった
(ボクを嫌ったとしても、2人はボクの父さんと母さんだから‥大切な家族だから・・・)
家を離れゾロア達と生活を始めて何年かたったある日・・
"「俺達、今日から新世界へ行くんだ!
お前らも来ねェか?」"
と何が入ってるのかパンパンになったリュックを背負った男の人がボクらに話しかけて来た
それが、ルフィとボクらの出逢いだった・・・
「珍しい人間もいたもんだな、この世界にいりゃ未知の生物なんて沢山いるだろうによォ」
[父さん達は、あまり外に出る事はなかったから‥よく遊びに出かけてたボクを不思議がる程に‥]
何かを作っているフランキーの少し離れた木箱に座って話をする
「・・寂しくねェか?」
[えっ?]
「親に嫌われ、親と離れて孤独を感じちゃいねェか?」
ふと作っていた手を止めボクの方へ振り向いたフランキーは真剣な顔をしていた
その顔から気遣ってくれている気持ちが伝わってくる・・・
[今はもう大丈夫です
ゾロア達は勿論ですが、あなた達だってついていますので]
「そっか!だが、無理をする事ァねェ
寂しくなったらいつでも来い
話し相手ぐらいにゃなれるだろ」
[はい、ありがとうございます]
ニカッと笑顔を浮かべていってくれたフランキーにペコッと頭を下げながら礼を言った
[あ・・・]
ゾロアの姿が見当たらなくて探していると
この船の剣士である男性の傍で丸くなって眠っていた
「んぁ?お前か‥」
[ゾロアを探してて・・一緒にお昼寝をしてたんですか?]
「いや、最初俺が寝てたらどっかからやって来てこの状態だ」
ボクが近づいた気配に気付いたのか閉じていた目を開けて声をかけてくれた
[・・・・]
「何だ‥?」
[ゾロア、ボク以外の前で眠るなんて全然しないんです
あなたの事、気に入ってるみたいですね♪]
そう答えたボクの言葉にゾロアを見てそうっと頭の毛に触れる
「フワフワだな」
[毛並みが自慢なので]
「・・そういやお前もどっから来た?」
気配をなかなか感じ取れなかったもんでな
と難しい顔をしながらボクを見つめるゾロ
・・・少し顔が近い
[ボクはさっきまでフランキーの所にいて、そのまま甲板にあがってこっちに来ましたよ?]
「・・にしちゃあお前の気がな・・」
[・・・]
「あらゾロさん、サヨさんとお話ですか?私も話に参加し[ボク半分幽霊なんです]へ?」
死産の状態で死亡時刻を告げられる時脈はないが息をしている子が生まれ、それがボクだとある日父さんから聞かされた
話に入ってこようとしたブルックもゾロもボクの言葉に呆気に取られている
「だがよ、脈が動かなきゃ息は出来[聞いてみてください・・]!」
自然と身体が動き、ボクはゾロの手を取って自分の首元に当てさせる
[生まれて17年経った今も、脈の打つ音が聞こえないんです。なのにボクはこうして生きている]
水子のような存在だからミズミズの実に導かれたのかもしれません。不思議ですよね・・
ヘラッと笑って2人に応えたボク
「・・んて顔してんだよ」
[え?Σわっ!]
急にグイッと腕を引っ張られたかと思った時にはボクはゾロの逞しい腕の中にいた
[え、あの・・ゾロさん?]
「辛いなら辛いと言えばいい、なぜ言わねェ」
[へ?]
「サヨさん、今のは誰がどう見ても辛いのを耐えてる人の顔にしか見えませんでしたよ?」
ブルックに言われた言葉にボクは抱きしめられたままで顔を俯かせる・・
「言ったら迷惑になるからなんざ思うなよ?
仲間1人の背負ってるモン代わりに抱えるってンなら重さの内に入らねェ」
「わ、ゾロさんが結構まともなこと言ってます」
「うっせェ!」
[・・き、気持ちは嬉しいんですけどボク]
こういう時の人にお願いする言葉は何て言えばいいのか分からなくて・・・
ボクがずっと触れて来たのはポケモンだから島を出るまで滅多に話す事のなかった人との付き合い方が全く分からない
「・・・ずいぶん寂しい思いをされてきたんですね」
[これが、普通だと思ってたから
親に対しては何も思ってませんでした]
「そうだな・・これで解決するか知らねェが」
俺達には隠し事を一切するな
ゾロは自分の身体からボクを剥がし真っ直ぐ目を見ていう
「嬉しい事もあれば辛ェ事もある
生きてんだ、それが当たり前だ」
「だけど、その思いをずっと隠したままですと意外にも苦しいものなんですよ?」
「今日の出来事だとか何でもいい、それを俺達に吐き出せ」
[・・悪い事も全部?]
「そうだ」
ポフッ
"お前はコイツらを信じてやれ
サヨにとっての悪い人間なんてオレがやっつけてやるゾ"
[ゾロア‥]
「一気にやれとは言わねェ少しずつでいいからな?」
「そうすれば変わっていけるかもしれませんよ?」
[うん、そうだね・・・]
ありがとう・・みんな
とボクはこの船に乗って初めて敬語を外した