※ 貴女だけの騎士
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
サンジさんを家の中へと招き入れ、ベッドに2人並んで座っているとサンジさんがふと口を開けた
「サヨちゃん」
[なんですか?]
「さっきの言葉にこの状況となると、俺勘違いしちゃうよ?」
サンジさんの顔を見るとほんのりと頬が赤くなっていて視線はたどたどしくも私に向いている
[・・いいですよ?]
「!」
勘違いしてくれていいです。その勘違いは間違ってませんから・・
そう言い切ると同時に私の視界がぐらつき、気が付けばサンジさんの顔と天井を見る状態になっていた
「君のような女性に好かれるなんて思ってもみなかったよ」
[サンジさん‥]
「大丈夫、痛くはしないから」
そう呟いたサンジさんの顔が近づいてくる
私がゆっくりと目を閉じると唇に柔らかい感触が‥
ああ、私とサンジさん。今キスしてるんだ・・・
とどこからともなく湧いてくる幸福感に浸りながら彼からのキスを受け入れていくと
サンジさんはキスを続けながら私の手を取りベッドに固定させた
「怖い‥?」
ちゅぱっ、と音を立てて口から離れたサンジさんが聞いてくる
私は首を横に振って[大丈夫です]と短く答えた
「そう、なら良かった」
微笑んだサンジさんは顔を首筋に埋めながら私の胸元を指でなぞる
[んひっ!////]
「!?」
反射的に離れたサンジさんが今までに聞いたことがない自分の声に困惑している私を見て顔を笑顔に戻していく
「くすぐったかったのかな?」
[多分、私‥"そういう経験"一度もなくて…]
「なら俺が初めてって事?」
[面倒くさくてごめんな「謝らないで?」あっ////]
「君の初めてに俺がなれるのすごく嬉しいから」
耳元でささやきながら再び胸元に指をなぞらせたかと思うとその手は私の服を片手で器用に脱がしていき、割れ物を扱うかのように胸をもむ
[ぁっ!サンジさっ//ん…っ////]
「サヨちゃん、可愛いよ?」
その声、俺にもっと聞かせて?
触れるたびにビクンビクンと反応する私を見て嬉しそうに笑みを浮かべるサンジさん
「君は後ろも弱いのかな?」
ゴロンと私をうつ伏せにさせて言うので何をされるのかとドキドキしていると
[ぅひゃっ/////]
胸元にやってきたように背中の筋をそうっと撫でてきた
それだけでも感じてしまった事に恥ずかしくなってベッドに顔を埋めた私をみて
「恥ずかしいことないよ?俺に触れてほしい所を言ってごらん?」
[・・触れてほしい所?]
「うん」
[じゃあ・・・]
あの不良達に触れられたところを消毒してほしい
と願った私にサンジさんは「・・・そうだね」と呟いて
[ひゃっ///ぁ、っゃ/////]
「あんな奴らに触れた跡が残らないよう俺が上書きしてあげる」
と僅かに赤くなっているであろう箇所を一つ一つにキスを落としながら触れていくサンジさん
[不思議‥]
「え?」
[サンジさんだと、嫌な感じが全くしないの]
消毒してくれている際に四つん這いになってしまった私が逃げ出さないように押さえつける形になってしまっている状況の中、私が今の感覚を伝えると・・
「自分で言うのも恥ずかしいけど、それほど君が俺を好きでいてくれてるからだと思うよ?」
[そうなの?]
「ああ、好きな人には沢山触れてほしいって思うしね♪」
[そっか‥♪]
ふにゃ
と笑った私にサンジさんも笑い返してくれた後
[っぁん/////]
「だったらなおの事もっと聞かせてほしいな♪」
と弱い所を撫でてきたサンジさん
[っいゃ///この声は、はずかしい////っからぁ‥]
「俺とサヨちゃん以外に誰にも聞かれないから心配いらないよ」
[ゃっ//ぁ!あっ///サンジさ、ん。サンジさんっ/////]
「サヨちゃん、っは//サヨちゃん…っ////」
その後、サンジさんに消毒された後たっぷりと甘い夜を過ごした翌日
[・・・・]
目を開けるとそこに彼の姿はなかった
倦怠感に襲われ重い身体を動かしてリビングに出るとテーブルの上にメモが置いてあってそこには
"「愛しくて可憐な君へ
君の身体に少しばかり無理をさせてしまったから
起こさずに去っていく俺を許してね?
サヨちゃんには黙っていたけど俺は海賊で
翌日の早朝には出港するんだ
目が覚めると傍にいない俺に君は悲しむと思うけど大丈夫
俺の心の中には君がいて君の心の中にも俺がいる
(いてくれると嬉しいな)
それに俺はサヨちゃんの騎士、ピンチの時にはいつでもお呼びください
どんなに離れた場所にいても必ず駆けつけるよ
サンジ」"
と書かれていた
私はそのメモ帳を手に取り
最後まで気遣ってくれてありがとう
でも私はもう大丈夫‥
これからの日々をしっかりと歩いていくよ
2度も私を助けてくれた優しい騎士を乗せた海賊船が
今日も元気よく前へ進んでいくことを
私はここで願ってるね?
そう想いを込めてサンジさんの名前の場所にキスを落とした
END
次ページ・あとがき
「サヨちゃん」
[なんですか?]
「さっきの言葉にこの状況となると、俺勘違いしちゃうよ?」
サンジさんの顔を見るとほんのりと頬が赤くなっていて視線はたどたどしくも私に向いている
[・・いいですよ?]
「!」
勘違いしてくれていいです。その勘違いは間違ってませんから・・
そう言い切ると同時に私の視界がぐらつき、気が付けばサンジさんの顔と天井を見る状態になっていた
「君のような女性に好かれるなんて思ってもみなかったよ」
[サンジさん‥]
「大丈夫、痛くはしないから」
そう呟いたサンジさんの顔が近づいてくる
私がゆっくりと目を閉じると唇に柔らかい感触が‥
ああ、私とサンジさん。今キスしてるんだ・・・
とどこからともなく湧いてくる幸福感に浸りながら彼からのキスを受け入れていくと
サンジさんはキスを続けながら私の手を取りベッドに固定させた
「怖い‥?」
ちゅぱっ、と音を立てて口から離れたサンジさんが聞いてくる
私は首を横に振って[大丈夫です]と短く答えた
「そう、なら良かった」
微笑んだサンジさんは顔を首筋に埋めながら私の胸元を指でなぞる
[んひっ!////]
「!?」
反射的に離れたサンジさんが今までに聞いたことがない自分の声に困惑している私を見て顔を笑顔に戻していく
「くすぐったかったのかな?」
[多分、私‥"そういう経験"一度もなくて…]
「なら俺が初めてって事?」
[面倒くさくてごめんな「謝らないで?」あっ////]
「君の初めてに俺がなれるのすごく嬉しいから」
耳元でささやきながら再び胸元に指をなぞらせたかと思うとその手は私の服を片手で器用に脱がしていき、割れ物を扱うかのように胸をもむ
[ぁっ!サンジさっ//ん…っ////]
「サヨちゃん、可愛いよ?」
その声、俺にもっと聞かせて?
触れるたびにビクンビクンと反応する私を見て嬉しそうに笑みを浮かべるサンジさん
「君は後ろも弱いのかな?」
ゴロンと私をうつ伏せにさせて言うので何をされるのかとドキドキしていると
[ぅひゃっ/////]
胸元にやってきたように背中の筋をそうっと撫でてきた
それだけでも感じてしまった事に恥ずかしくなってベッドに顔を埋めた私をみて
「恥ずかしいことないよ?俺に触れてほしい所を言ってごらん?」
[・・触れてほしい所?]
「うん」
[じゃあ・・・]
あの不良達に触れられたところを消毒してほしい
と願った私にサンジさんは「・・・そうだね」と呟いて
[ひゃっ///ぁ、っゃ/////]
「あんな奴らに触れた跡が残らないよう俺が上書きしてあげる」
と僅かに赤くなっているであろう箇所を一つ一つにキスを落としながら触れていくサンジさん
[不思議‥]
「え?」
[サンジさんだと、嫌な感じが全くしないの]
消毒してくれている際に四つん這いになってしまった私が逃げ出さないように押さえつける形になってしまっている状況の中、私が今の感覚を伝えると・・
「自分で言うのも恥ずかしいけど、それほど君が俺を好きでいてくれてるからだと思うよ?」
[そうなの?]
「ああ、好きな人には沢山触れてほしいって思うしね♪」
[そっか‥♪]
ふにゃ
と笑った私にサンジさんも笑い返してくれた後
[っぁん/////]
「だったらなおの事もっと聞かせてほしいな♪」
と弱い所を撫でてきたサンジさん
[っいゃ///この声は、はずかしい////っからぁ‥]
「俺とサヨちゃん以外に誰にも聞かれないから心配いらないよ」
[ゃっ//ぁ!あっ///サンジさ、ん。サンジさんっ/////]
「サヨちゃん、っは//サヨちゃん…っ////」
その後、サンジさんに消毒された後たっぷりと甘い夜を過ごした翌日
[・・・・]
目を開けるとそこに彼の姿はなかった
倦怠感に襲われ重い身体を動かしてリビングに出るとテーブルの上にメモが置いてあってそこには
"「愛しくて可憐な君へ
君の身体に少しばかり無理をさせてしまったから
起こさずに去っていく俺を許してね?
サヨちゃんには黙っていたけど俺は海賊で
翌日の早朝には出港するんだ
目が覚めると傍にいない俺に君は悲しむと思うけど大丈夫
俺の心の中には君がいて君の心の中にも俺がいる
(いてくれると嬉しいな)
それに俺はサヨちゃんの騎士、ピンチの時にはいつでもお呼びください
どんなに離れた場所にいても必ず駆けつけるよ
サンジ」"
と書かれていた
私はそのメモ帳を手に取り
最後まで気遣ってくれてありがとう
でも私はもう大丈夫‥
これからの日々をしっかりと歩いていくよ
2度も私を助けてくれた優しい騎士を乗せた海賊船が
今日も元気よく前へ進んでいくことを
私はここで願ってるね?
そう想いを込めてサンジさんの名前の場所にキスを落とした
END
次ページ・あとがき