私と共に…
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「サヨ、お前はどう思う?」
彼女が用意したケーキを食べ終え、紅茶を飲みながらお互いの情報を交換し合っていると
ふとドレークが意見を求め問いかけてきた
[2人ともよく調べまわってると思うよ?
中には見つけにくい情報まで入ってたし]
「だが、まだ何か足りない気がしてな
集めた情報の理解や把握が出来たとしてもイマイチしっくり来ていない」
[慎重に検討し、最終的な判断を決めていくのはいいことさ
昔から名誉欲しさに作戦なんて二の次な海兵(ヤツラ)ばかりだからねぇ]
ふーっと煙を吹き出しながら考え込んでいるドレークを見やる
その動きとほぼ同時に彼は彼女を見た
「…頼めるか?」
[いい機会だ。コビーくんにも一度見せてやるとするかね]
「何を、ですか?」
キセル置きに持っていたそれを置いた後、ドレークに近寄り[ドリィ、メイスを借りるよ?]といい、頷いた彼から常備している武器を受け取るサヨに問いかけると・・・
[私の力だよ]
といった直後、彼女の髪の毛が静電気を受けたように立っていくのと同時に持っているメイスがゆらゆらと淡い白色の光を放ち始める
「サヨさんとドレーク隊長の武器が!
様子からして見聞色の覇気を使っているように見えるんですが一体・・・?」
「確かに見聞色だがそれだけでなく、もう1つの力も使っている」
「もう1つって、まさか!」
悪魔の実!?
と勢いよくドレークを見ながら言ったコビーに頷き
「そう、サヨは武器や道具など
人が用いる物の気持ちが判る"コソコソの実"の能力者」
そして今は実と覇気・・その2つを強く発動させ、おれがこれから経験するであろう未来を見ているんだ・・・
この説明の間にもまったく口を開かず集中しているサヨを見つめたまま答えた彼の言葉にコビーは唖然としつつも視線を彼女へ向けた
~~~~~~~~~
その光はしばらくして収まり、彼女の髪も何もなかったかのように元のボブに戻った
「・・・どうだ?」
[―――まず今後の行動にいついてだが、ドリィとコビーくんは離れて行動しておいた方がいい
その理由はさっき2人が話してたワノ国へと海賊として赴くドリィに大きな事件が起こり
それと同じ・・いや、下手すればドリィの方よりも大きな騒ぎに巻き込まれことになる]
ドレークの問いかけに一回大きく息を吐き、呼吸を落ち着かせた後、彼女は淡々と助言する
「じ、じゃあ[一緒にいれば確かにすぐ一つの物事はすぐに治まる事だろう・・だが]
その時に2人がそれぞれの場所にいて情報を今日のように分かち合った方がよいだろ?
2人とも、新世界でもすぐにはくたばる事はない肉体と力を持ってるのだから
情報は武器という言葉がある
溢れるほど持ってるモン勝ちだよ
何かを言おうとした自分を遮って柔らかな口調で告げた彼女の言葉に納得したコビーは「はい!」と元気よく返事をした
[ドリィもコビーくんも事件の主犯格となるやつらと戦う事になる
その中で注意すべき点を一つにまとめるとすれば…]
女じゃ!
ビシィッ!!
と効果音が付きそうなほど勢いよく親指で自分を指示しながら言う
「女、ですか…?」
[そう、それぞれ理由は異なるが気を付けるべき点はそこだ
それを忘れていなければコビーは強敵に立ち向かえるし、ドリィも"ああ"なることはない]
「?」
また濁された言葉にコビーは自分の上司を見る
その視線に気づくも彼は何かを隠すように顔を背けた
あまり見ることのない彼の仕草に疑問を抱いていると…
[ドリィは女に弱いからの~
今までも何回か女に関する事件を解決できず部下に上手いこと言いまわして確保させた時があったなぁ♪]
「Σなぜ言うんだ!?」
言わないと思っていたのかコビーから顔を背けた理由を言われ目を見開きながら突っ込みを入れるドレークの顔は恥ずかしさで赤くなっていた
[個人の情報は大事といえど、何もかも隠して隊員くんをずっと戸惑わせていては可哀想だろう?]
「だからといって公開するものがよりによってこれなんだ!」
[私の気まぐれ♪]
「うそつけ!おれの反応を見て絶対楽しんでるだろ!」
「・・・はは」
ドレーク隊長、サヨさんの前では本当に表情が豊かだなぁ♪
と、言い合っている2人を眺めながらどこかほんのりと暖かみを感じたコビーだった
彼女が用意したケーキを食べ終え、紅茶を飲みながらお互いの情報を交換し合っていると
ふとドレークが意見を求め問いかけてきた
[2人ともよく調べまわってると思うよ?
中には見つけにくい情報まで入ってたし]
「だが、まだ何か足りない気がしてな
集めた情報の理解や把握が出来たとしてもイマイチしっくり来ていない」
[慎重に検討し、最終的な判断を決めていくのはいいことさ
昔から名誉欲しさに作戦なんて二の次な海兵(ヤツラ)ばかりだからねぇ]
ふーっと煙を吹き出しながら考え込んでいるドレークを見やる
その動きとほぼ同時に彼は彼女を見た
「…頼めるか?」
[いい機会だ。コビーくんにも一度見せてやるとするかね]
「何を、ですか?」
キセル置きに持っていたそれを置いた後、ドレークに近寄り[ドリィ、メイスを借りるよ?]といい、頷いた彼から常備している武器を受け取るサヨに問いかけると・・・
[私の力だよ]
といった直後、彼女の髪の毛が静電気を受けたように立っていくのと同時に持っているメイスがゆらゆらと淡い白色の光を放ち始める
「サヨさんとドレーク隊長の武器が!
様子からして見聞色の覇気を使っているように見えるんですが一体・・・?」
「確かに見聞色だがそれだけでなく、もう1つの力も使っている」
「もう1つって、まさか!」
悪魔の実!?
と勢いよくドレークを見ながら言ったコビーに頷き
「そう、サヨは武器や道具など
人が用いる物の気持ちが判る"コソコソの実"の能力者」
そして今は実と覇気・・その2つを強く発動させ、おれがこれから経験するであろう未来を見ているんだ・・・
この説明の間にもまったく口を開かず集中しているサヨを見つめたまま答えた彼の言葉にコビーは唖然としつつも視線を彼女へ向けた
~~~~~~~~~
その光はしばらくして収まり、彼女の髪も何もなかったかのように元のボブに戻った
「・・・どうだ?」
[―――まず今後の行動にいついてだが、ドリィとコビーくんは離れて行動しておいた方がいい
その理由はさっき2人が話してたワノ国へと海賊として赴くドリィに大きな事件が起こり
それと同じ・・いや、下手すればドリィの方よりも大きな騒ぎに巻き込まれことになる]
ドレークの問いかけに一回大きく息を吐き、呼吸を落ち着かせた後、彼女は淡々と助言する
「じ、じゃあ[一緒にいれば確かにすぐ一つの物事はすぐに治まる事だろう・・だが]
その時に2人がそれぞれの場所にいて情報を今日のように分かち合った方がよいだろ?
2人とも、新世界でもすぐにはくたばる事はない肉体と力を持ってるのだから
情報は武器という言葉がある
溢れるほど持ってるモン勝ちだよ
何かを言おうとした自分を遮って柔らかな口調で告げた彼女の言葉に納得したコビーは「はい!」と元気よく返事をした
[ドリィもコビーくんも事件の主犯格となるやつらと戦う事になる
その中で注意すべき点を一つにまとめるとすれば…]
女じゃ!
ビシィッ!!
と効果音が付きそうなほど勢いよく親指で自分を指示しながら言う
「女、ですか…?」
[そう、それぞれ理由は異なるが気を付けるべき点はそこだ
それを忘れていなければコビーは強敵に立ち向かえるし、ドリィも"ああ"なることはない]
「?」
また濁された言葉にコビーは自分の上司を見る
その視線に気づくも彼は何かを隠すように顔を背けた
あまり見ることのない彼の仕草に疑問を抱いていると…
[ドリィは女に弱いからの~
今までも何回か女に関する事件を解決できず部下に上手いこと言いまわして確保させた時があったなぁ♪]
「Σなぜ言うんだ!?」
言わないと思っていたのかコビーから顔を背けた理由を言われ目を見開きながら突っ込みを入れるドレークの顔は恥ずかしさで赤くなっていた
[個人の情報は大事といえど、何もかも隠して隊員くんをずっと戸惑わせていては可哀想だろう?]
「だからといって公開するものがよりによってこれなんだ!」
[私の気まぐれ♪]
「うそつけ!おれの反応を見て絶対楽しんでるだろ!」
「・・・はは」
ドレーク隊長、サヨさんの前では本当に表情が豊かだなぁ♪
と、言い合っている2人を眺めながらどこかほんのりと暖かみを感じたコビーだった